皆さま、おはようございます!
旅先で訪れた全国各地の駅。
その様子を出来るだけ多くブログにアップしたいと思っていたんですけど、
ふと、気づいたことがあったにですよ。
「このペースでやってたら死ぬまで終わらない」と。
余談ですが自分、
60歳で死んでも良いぐらいの人生で考えてました。
その先も生きていたら儲けもんぐらいの気持ちで。
ブログを後で見返した時に
再び旅した気持ちになれるのでブログアップしておりましたが、
しばらくは駅ネタの連投が続きますので
どうぞお付き合いくださいませ。
今朝は今年の4月に訪れた宗谷本線の駅からです。
宗谷本線・蘭留(らんる)駅です!
この駅名を最初に聞いた時に自分、
「らんらんるんるん♪」と鼻歌混じりでスキップを楽しむ
ランバ・ラルを思い浮かべてました。
いつかランバ・ラルのような素敵なおじさまになりたい…
と思ってましたけど大尉、自分よりも12歳も歳下だったんですね。
もう手遅れですわ。
ちなみに駅名は
アイヌ語の「ラン=ル(下り道)」が由来だそうですよ。
蘭留駅は明治31年に開業した駅で、
現在の駅舎は無人駅化後の昭和63年に建て替えされたものです。
駅舎にはつい先日までストーブが備えられてた形跡がありましたけど、
無人駅の蘭留駅、どなたが火の元を管理されてるんでしょうかね?
駅前には商店らしきものはなく、
常に駅舎に気配りしてくれそうな方がいそうな雰囲気はないのですが…
蘭留駅は旭川駅からも遠くないために運行される列車の本数も多く、
一部の快速「なよろ」を含めて1日に9往復の列車が停車する駅でした。
宗谷本線は蘭留駅から稚内方面に向かうと、
塩狩峠の連続する上り勾配区間に突入します。
そのために、蒸気機関車が現役だった時代は
蘭留駅で補助機関車の付け替えが行われており、
広い構内はその当時の名残りだったようですね。
駅舎の旭川駅寄りには補助機関車が留置されていた側線が
今でも残っておりましたよ。
その他にも、機関車や除雪車を方向転換させていた転車台が
駅の南側にあったんですって。
昭和52年に撮影された航空写真にその姿が写し出されてました。
転車台はこの鉄道防雪林奥辺りにあったはず。
無類の転車台跡好きとしては
現在の様子が気になって仕方がありませんの。
そこで、転車台があった場所に回ってみることにしました。
駅の構内から駅裏には、直接は出ることが出来ませんので
まともに歩くと20分程度はかかりそうです。
レンタカーで動いていて本当に良かったですよ。
車で移動すること約8分、蘭留駅の駅裏にやって来ました。
防雪林の内側が蘭留駅の構内です。
転車台があった場所は確かこの辺りのはずですけど…
って、跡地が道路になってるじゃないのよ!
蘭留駅構内に架かるのは旭川紋別自動車道です。
平成16年に開通した自動車道でしたが、
転車台の跡地を利用して道路が架けられたようですね、残念!
昨年訪れた夕張線登川支線跡もそうでしたが、
鉄道用地が自動車道に転用される事例が
道内では結構多く見られます。
宗谷本線や平成18年に廃止されたふるさと銀河線沿線では
今後も、高速道路の整備計画が進められているようですし…
駅趣味は時間との勝負なのかもしれませんね。
(↑旭川駅方面)
蘭留駅(平成28年4月5日)
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