皆さま、こんにちは!
鉄橋が跨線橋になちゃったシリーズ~!!!
…とか勝手に言っちゃってますが、
道内には用済みになった鉄橋(プレートガーター橋)を
跨線橋の転用した駅があり、
宗谷本線ではこれまで
そしてもうひとつ、
駅舎から見ると、跨線橋の手前側に自由通路が架けられていて
ちょっと見づらいかな?
反対側から見た、この向きならどうだ!
近くから見る。
ねっ、間違いなくプレートガーター橋でしょ?
こちらの跨線橋がある駅は、
明治36年に風連町(現在は名寄市に合併)の玄関口として設けられた
宗谷本線・風連(ふうれん)駅でした。
風連駅の駅舎は見るからに近代的ですけど、
窓口業務が廃止された直後の平成元年に建て替えされたモノらしい。
どおりで出札窓口らしきモノが見当たらなかったわけです。
雪国の駅舎らしく待合室は二重構造。
これでしたら、扉の開け閉めのたびに寒い思いを
することはありませんよね。
奥にはお座敷スペースもありましたよ。
列車の待ち時間が長い時にこれがあるとホントに助ります。
単に横になれるってだけですけど。
ここで話は逸れますけど
扉の開け閉めついでに鉄道車両のドアボタンについて。
わが地元の東北地方では、運用されてる鉄道車両のほとんどに
ドアボタン(扉を開閉させるボタン)が付いており、
気温が低い冬期は車内保温のために
ドアを使用した人が閉めるという暗黙のルールがありますの。
ワンマン運転率が高く、
駅にちょい長めに停車することが多い東北地方では
ドアの開けっ放しは重罪なのですよ。
ところが、外の写真を撮りたいためか、
駅に着くたびに毎回ドアを開ける人がいるのですよね。
すぐにドアを閉めればいいのですが、
毎回開けっ放しで席に戻る方が度々いまして。
青春18きっぷシーズンなると多く見かける光景ですが、
そのことにブチ切れたおっさんとの衝突もしょっちゅうだったり。
無駄なトラブルに巻き込まれぬよう、
ドアの扱いにはご注意くださいませ。
風連駅とはまったく関係のない話ですけど。
風連駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造でした。
2本のホームを結ぶ跨線橋の内部。
鉄橋を転用した部材で間違いなしっすよね。
跨線橋の竣工年はおそらく、比布駅や剣淵駅と一緒の昭和30年。
それ以前に廃止や付け替えで用途廃止された鉄橋となると…
単線化された夕張線で使われていたモノとかだったら
すっごく面白い話なのですが。
最後は駅の南北を結ぶ自由通路の写真で〆ます。
入口のこのヒラヒラを見ると、昭和のモーテルを思い出す自分。
今の子たちにゃわかんない話だろうなぁ。
そんなことを考えながらニヤつき、
痴漢に間違われることがないよう注意しよっと。
(↑旭川駅方面)
風連駅(平成28年4月5日)
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