皆さま、こんにちは!
今日は、宗谷本線で最も新しい駅舎を持つ
南比布(みなみぴっぷ)駅の探訪記をいっちゃいますよ。
さて、その最新の駅舎とは…
うん、確かに見た目も新しい。
南比布駅は昭和30年に開業した仮乗降場が前身で、
昭和34年に駅に昇格し、正式に駅になったそうです。
以前はちっちゃな駅舎(というか待合室)があったそうですが、
老朽化のため、1年半前に現在のモノに取り替えられたとか。
ちなみにこの待合室、扉を開けて気付いたのですが…
床は無く砂利敷のまま。
待合室は建ってるというより
置かれていると言った方が正しいかもしれませんね。
南比布駅は国道40号線の高架橋のすぐ脇にありました。
仮乗降場開業当時、国道40号線とは平面交差しておりまして、
駅のすぐ脇には宗谷本線の他の棒線駅同様に踏切があったようです。
国道が高架化される以前の昭和23年に撮影された航空写真です。
緑○印の地点が、のちに南比布駅が置かれた場所ですよ。
踏切は廃止、歩道は高架橋上に移動したためか否かはわかりませんが、
その後、利用者は減少を続け、
今年3月に公開されたJR北海道のプレスによれば
1日の利用者は10人に満たない状況だそうですよ。
一部の普通列車が通過し
1日6往復の列車しか停車しないのも
理由のひとつかもしれませんね。
人が乗らないから列車が停まらないのか
それとも列車が停まらないから人が乗らないのか、毎度悩みますな。
待合室のすぐそばのスロープからホームにイン。
ホームは単式、宗谷本線内ではよく見かける木製のホームです。
南比布駅は田んぼのど真ん中にある駅ですが
秘境感はまったくなし。
国道40号線の高架橋のせいだな。
以上、待合室が新しくなった南比布駅でした。
待合室が建て替えされて、面白味はちょっぴり減ってしまいましたけど、
これにより、南比布駅は今後の活躍が約束されたわけです。
南比布駅に栄光あれ!
いや、待合室はポン付けだから約束までは出来ないか。
(↑旭川駅方面)
南比布駅(平成28年4月5日)
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