皆さま、こんにちは!
昨日、無事に北海道から帰ってきました。
今日からまたマイペースで、駅巡りのこと書いちゃいます。
釜石線・洞泉(どうせん)駅です!
今年の1月、ポケモントレイン釜石 に乗車した際に、
知り合った地元の鉄道ファンの方が
「夏になると広場で盆踊りがあるよ」と教えてくれた駅でした。
実はこの空地、駅の開業から使用していた駅舎や
行き違いのための線路を撤去して出来たものでして、
かつて島式だったホームの名残が今でもバッチリ残ってるんですの。
まずは、ホームの入り口に階段があるのですが、
線路横断の際の注意喚起のための、左右確認のサインまで残ってます。
もちろん、今はホーム手前を列車が通過することはありませんので、
かつては釜石鉱山からの鉱物輸送で賑わった釜石線ですが、
平成11年に貨物輸送が終了すると、
多くの駅が、洞泉駅のような駅舎の無い
簡素な無人駅に改装されちゃったんですよね。
淋しい~!
そんなことで、現在は単式ホーム1本だけとなった洞泉駅ですが…
駅の下を国道283号線が走ってまして、
ではなぜ、こんな高台に釜石線が作られたかですが…
すみません、この先ちょっとだけ憶測で書いちゃいます。
この地に釜石線(当時は釜石東線)が開通したのは
昭和19年のことで、その際に設けられた信号場が
翌、昭和29年に昇格して開業したのが洞泉駅なのです。
実は銅山駅開業当時、この地には既に鉄道線が通っておりまして、
釜石製鉄駅‐大橋駅を結んだ釜石鉱山鉄道がそれでしたの。
ちなみに釜石鉱山鉄道、開通年は明治13年で
釜石鉱山鉄道の線路は国道の駅寄りにあったのかな?
国道283号線に沿うように延びていた釜石鉱山鉄道ですが、
(というか、鉄道に沿って国道が作られた…が正しいか)
昭和40年の鉄道廃止後は、国道拡張のために用地が転用されたらしい。
釜石鉱山鉄道と国道はこの先、陸中大橋駅寄りで合流しますが、
なお、釜石鉱山鉄道にも洞泉駅があったようです。
上の地図の赤〇地点が駅の跡地らしく。
その箇所だけ国道用地が広く取られてるみたい!
これってひょっとして、
昭和40年に廃止された釜石鉱山鉄道・洞泉駅跡じゃないです?
前回の訪問時は、釜石鉱山鉄道はノーマークでしたけど、
今月末に釜石に行く機会がありますので
しっかりとチェックしときますぜ☆
洞泉駅のエスペラント標記はツェルヴォイ[鹿]ですか。
この辺り、鹿が多くいるんすかね?
5年前、自分の友達も仕事で釜石に向かう途中に鹿がダイブしてきて、
ハイエースを御釈迦にしちゃったんですけど。
☆追 記☆
(平成27年8月28日)
釜石鉱山鉄道の洞泉駅があったと思われる場所に行ってきました。
もうひとつの洞泉駅は間違いなくこの場所だと確信しましたが…
こちらもチェックくださいね。
昭和40年に廃止された釜石鉱山鉄道・洞泉駅跡?に行ってみた(平成27年6月30日)
↑(花巻駅方面)
宮守駅(平成26年11月30日) ・新駅舎(平成29年3月14日)
洞泉駅(平成26年11月30日)
↓(釜石駅方面)
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