皆さま、おはようございます!

 

宮守駅の駅舎が解体され、

釜石線に残る木造駅舎もいよいよ小佐野駅だけになってしまいましたが、

木造ではないレトロな駅舎が残る駅があるんですよ。

こちらでした。f02221/釜石線・青笹駅

釜石線・青笹(あおざさ)駅です!

 

一見すると、煉瓦調のオサレな雰囲気の駅舎ですけど、

よ~く見てください。”調”じゃないんですよ、”調”じゃ。f02225/釜石線・青笹駅

本物の煉瓦造りなんですよ!

青笹駅が開業したのは

釜石線の前身である岩手軽便鉄道が開通した翌年の大正3年のことです。

当時から単式ホーム1本だけの停留所タイプの駅で

大きな駅舎が不要だったために、

こんなモダンな造りの駅舎になったんでしょうね。

 

あまりにも内外装がキレイな駅舎でしたので

ホンモノの煉瓦造りだとは思わなかったですけど、

国鉄時代の古い写真には、

そのままの姿の青笹駅が残されておりました。f02222/釜石線・青笹駅

中は板がキレイに貼られていて断熱性も抜群でした。

お花が飾られていたりして、

地域からも愛されている無人駅なんでしょうね。

 

んでもってもうひとつ、

青笹駅が個性的なポイントがこちらでした。

ホームの位置に注目ですよ。f02220/釜石線・青笹駅

駅舎の近くにホームがない?

 

…と言いますか青笹駅、

駅舎とホームの間を市道が走る、変わった造りの駅だったんですよ。f02227/釜石線・青笹駅

駅舎とホームが離れている場合、

専用の通路が設けられること(奥羽本線・南出羽駅 など)が多いのですが、

道路を横断しなければホームに入れない駅は珍しく、

ユニークな駅として青笹駅が紹介されることもあったようですぜ。

 

先にも書いた通り、青笹駅は単式ホーム1面1線構造で、

ホームと市道の間はフェンスで遮られてました。f02224/釜石線・青笹駅f02223/釜石線・青笹駅

 

なお、釜石線特有の駅名標のエスペラント表記ですが…f02226/釜石線・青笹駅

青笹駅はKapao:カパーオ[カッパ]でした。

 

そういえば、お隣の遠野駅にある交番もカッパ仕様でしたっけ。e12014/釜石線

青笹駅の近くにいれば、カッパさんに会えるのかしら?

ちなみに自分は

今までカッパさんをリアルに見たのは1度しかありません。

 

大宮駅のコンコースで。06291

 

 

訪問駅リスト(JR線)

釜石線

 

↑(花巻駅方面)

似内駅(平成26年11月30日)

新花巻駅(平成26年11月30日)

小山田駅(平成26年11月30日)

土沢駅(平成26年11月30日)

晴山駅(平成26年11月30日)

岩根橋駅(平成26年11月30日)

宮守駅(平成26年11月30日)新駅舎(平成29年3月14日)

柏木平駅(平成26年11月30日)

鱒沢駅(平成26年11月30日)

荒谷前駅(平成26年11月30日)

岩手二日町駅(平成26年11月30日)

綾織駅(平成26年11月30日)

遠野駅(平成26年11月30日)

青笹駅(平成26年11月30日)

岩手上郷駅(平成26年11月30日)

平倉駅(平成26年11月30日)

足ヶ瀬駅(平成26年11月30日)

上有住駅(平成26年11月30日)

陸中大橋駅(平成26年11月30日)

洞泉駅(平成26年11月30日)

松倉駅(平成27年6月29日)

小佐野駅(平成27年3月3日)

↓(釜石駅方面)

 

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