皆さま、おはようございます!
今から2年半前のことですが、
とある駅に大変化が起きるとのことで、釜石線沿線に行って来ました。
目的地はこちら、木造駅舎が残る宮守(みやもり)駅です。
釜石線と言えば、
前身は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルにもなった岩手軽便鉄道。
宮守駅は軽便鉄道時代の大正4年に開業した駅で、
木造駅舎は軽便鉄道時代のモノか?
なんて期待しちゃいましたけど、
国有化後の改軌(762ミリ→1,067ミリ)に合わせ、
昭和18年に建て替えされたモノだったみたいですね。
さっそく、駅舎の中をチェックしようとしたのですけど…
ん?入口の鍵が閉まってる?
これは完全に予想外でした。
自分が宮守駅に訪れたのは平成26年11月で、
この年の春に無人駅に変ってしまったらしく。
駅舎が閉鎖されたのには、他にも大きな理由がありましたが…
その理由は後ほど触れますね。
駅舎が閉鎖されてますので、
ホームに入る際は、脇にある自転車置き場を抜けてゆきます。
駅舎の裏側に出れば、ホームの通路が見えてきますよ。
こちらは通路のテッペンに掲げられていた注意喚起の看板です。
これって、相当昔に作られたモノじゃないかしら?
宮守駅は築堤上にホームがあるために地下通路を潜って進入します。
最近はバリアフリーの問題もあり、
この手の構造の駅も少なくなってきましたね。
小デブな自分はゼーゼー言いながらホームにイン。
宮守駅は列車の行き違いが可能な、島式ホーム1面2線構造でした。
宮守駅は、釜石線内では数少ない列車交換が可能な駅のために、
快速「はまゆり」同士の行き違いも設定されてます。
キハ110系リクライニングシート車同士の交換も見れて、
稀少車好きな自分も大満足!
中でも貴重なキハ110系量産先行車(キハ110 1~3)は、ここでしか見れませんぜ☆
さてさて、自分が宮守駅にやって来た理由は
「咲-Saki-」の聖地巡礼に訪れたわけではなくて、
冒頭に書いた宮守駅の大変化を見届けるためです。
実はこの時期、宮守駅の駅舎が建て替えられることが
プレスで公表されてまして、
間もなく解体される駅舎を見に来たのでした。
駅舎が閉鎖されてたのも、これが理由だったみたいですね。
ホームの上から駅舎を眺めたり…
舐めるように、いやらしい目つきで、
これでもかっていうくらい木造駅舎を見回してきましたわ。
そんな日から間もなく2年半が経過…
駅舎は予定通りに平成25年1月に解体され、
同年4月には新駅舎が竣工しましたが、
先週末、ようやく新築された駅舎を見ることが出来たのですよ。
まさか宮守駅がこんな風に変っちゃうとは。
新駅舎の様子は次回のブログに続きます。
(こちらもぜひチェックくださいね)
平成27年4月に建て替えされた宮守駅に行ってきた。(平成29年3月14日)
↑(花巻駅方面)
宮守駅(平成26年11月30日) ・新駅舎(平成29年3月14日)
↓(釜石駅方面)
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