昨日から引き続き パレンケ遺跡の碑銘の神殿について 

ピラミッドから王墓の入り口が見つかったのは1949年。
石などを取り除き 棺のある墓室にたどり着いたのは1952年。
多数のヒスイの副葬品もすばらしいが
棺の側面や蓋に描かれた美しい図像と碑銘は芸術の域!

こんな風に 蓋を開けると 人型にくりぬかれた中に王の遺体が・・・
ヒスイの仮面をかぶっていたそうだ・・。まるでマヤのツタンカーメンです。

そして これが非常に有名な 棺の蓋の模様です。
王から世界樹が伸び 天界に向かう様子が描かれています。
この絵 見方によっては王が宇宙船を操縦しているように見える。
そんなこんなで
マヤ人=宇宙人 説 が出たりするわけです。

←天の鳥ケツァル



←十字の世界樹



←双頭の蛇



←パカルくん


←日没の太陽
  (死の象徴)

←冥界のあごが
パカル君を食べる

さてさて 碑銘の神殿なんですが 現在登れません(┬┬_┬┬)
ということは 頂上に入り口がある玄室も 見れません(┬┬_┬┬)

ちょっと前までは見れたんですが・・・・。でも悪い外人は登っていた
いけない奴らだ!そんなことしちゃいけないぞゴルァッ!

でも私も連れて行ってください・・・ ||li_●/ ̄|_il||l

ちなみに この棺のレプリカは メキシコシティーの国立人類学博物館
にあります。棺の中の王がかぶっていたヒスイの仮面と一緒にね。

しかしマヤのフロアーの有名な展示品は 
しょっちゅう海外出張しております (┬┬_┬┬)
現地で出会えたら 貴方はラッキー♪

私は現地で会えず 日本に出張されている時に これらの品々とあうことができました。なんでしょう 非常に複雑な気分です・・・。



★過去記事はこちら★
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パレンケ1


今日は メキシコにある パレンケ遺跡のお話。
パレンケについては パレンケを見なきゃだめだ で書きましたが・・・
本当に美しい遺跡です。 今日は 中でも 碑銘の神殿 と呼ばれるピラミッドをご紹介します。

なぜ碑銘の神殿と呼ばれてるの?
ピラミッドの最上部で王の功績を称える碑文の石板が発見されたから

マヤ文明の重要なピラミッド?
とても重要です。1949年にピラミッドからパカル王の墳墓が発見されました。
それまでマヤ文明のピラミッドは神殿であり 内部に墓を持たないという通説を覆えしたからです。


この神殿はパレンケ最盛期の675年にパカル王が着工し、
王の死後の692年に息子のチャン・パームルが完成させました。
実際はマヤらしくこんな風に紅く塗られていたらしいです。

次回は パカル王のとっても不思議な棺を お送りします。

★過去記事はこちら★  
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この画像は 
1999年にパレンケ遺跡の
XIXテンプルで発見された
「アカル・モ・ナブ」王の
王座の前面パネルの一部分。

王様の顔の一部分ですが
非常に力強いですね。

そもそも19号神殿自体ANNAは この辺という位置はわかるものの どの瓦礫なんだか?
すべてがジャングルに埋もれているのでわからない。

パレンケはまだまだ発掘が終わっていない
「お宝じゃんじゃんほります!」状態の遺跡。

結構研究しているチームがデジタルデータをNET上においているので それを見るのもまた夢が膨らみます。

全体がどんな絵か見たい人は こちらで確認してね
←クリックすると少し大きく画像が見れます

マヤを語る上でパレンケははずせません!絶対後悔させません!是非 メキシコにお越しの際は立ち寄ってほしい。

どうやって行くかというと ビリャエルモッサという町からバスでパレンケ村へ行き(バスで2時間) そこから少しコレクティーボに乗って遺跡までいきます。
できればパレンケ村で一泊できれば ゆっくりジャングルに埋もれた遺跡で昼寝できるやもしれません。

パレンケとはスペイン語で木の垣根という意味。西暦4世紀に人が住み始め、ほとんどの遺跡は7世紀に建てられたと考えられています。8世紀の終わりに住民が離れ始め、9世紀の初めには無人の都市になったようです。残念ながら、現在6%だけしか発掘されていません。これからが楽しみだ。

この遺跡の特徴は 建築がとても女性的な美しさを放っているところ。それぞれの都市には同じマヤの建物ですが それぞれ独特の建築デザインがあるんですよ。パレンケは本当に繊細で美しい遺跡だと思います。

さて本日のスペイン語ですが マヤの遺跡を訪れる時に なくてはならないものがあります。それは虫除けスプレーです。こういうことを言わなくてもいいように忘れず持っていってくださいね。
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蚊にさされました
メ ア ピド ウン モス
Me ha picado un mosquito
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ha picado で picar(刺す)という動詞の過去分詞となります。なので 「刺された」
人が集まり 町ができ 王が君臨し 沢山の建造物ができる。
しかしその繁栄は長続きしない、都市は段階的に放棄され 800年間 人知れずジャングルに埋もれていく・・・。人に忘れ去られると 自然はすごいスピードで都市を飲み込んでいくんだなぁ。自然の力の前には人間は小さいものだと思えます。

マヤの遺跡の魅力は こういうところにある。
観光化されているところが少なく まだ手付かずな場所が多い。
ジャングルの中で まだ眠っているようです。
巨木に覆われた瓦礫に見える神殿。 しずかに・・・凛とただそこにある。

ピラミッドの階段に座り かつて王だけが眺めることができた神殿を見下ろし、風に吹かれる。こんな時間が最高に好きだ。