●不登校は「子供の問題」ってほんと?
こんにちは カウンセラー陽子です。
先日ある勉強会で、
相談業の方とお話する機会がありました。
私が起立性調節障害
不登校専門カウンセラー
であることを話したら
よくある
「不登校は誰の問題?」
論争になりました。
論争と言うと大げさですが、
「それって誰の問題?
誰が困ってるの?」
っていう視点の話になったんですね。
「不登校は子供の問題でしょ?」
と言われたのですが
そう単純なものではないですよね。
アドラーの「課題の分離」
という言葉を知っている方は
「これは誰の問題?」という問いかけ
そういう視点で見ると
不登校になっているのは子供自身だから
子供の問題という見方になります。
不登校を乗り越えて解決していくのは
子供自身の問題です。
でもね、
不登校がすべて子供の問題かと言うと
私は「そうではない」と思うんです。
なぜなら
子供が不登校であることで
親はつらいし苦しいからです。
「親がつらくて苦しいこと」
は親の問題なのです。
不登校は子供の問題
親が苦しいのは親の問題
この違い分かりますか?
ここがごっちゃになっていると
「子供の不登校の問題=私の問題」
になって
問題の解決がややこしくなります。
だから、
どれが【子供の問題】で
どれが【親(自分)の問題か?】
問題を切り分けることです。
ケーキを切り分けるみたいに
どれが自分の問題か
切り分けてみるんです。
そして自分の問題だけに集中すること♡
です。
何が言いたいかと言うと
親は
自分のつらさや苦しさを
解決していくことが
親の問題の解決。
だから
子供の問題に手を出す前に
親は自分の問題を
解決することに意識を向ける!
そうしたら、
不登校にまつわる悩みのうち
親の悩みは減っていきます。
あなたの心に余裕ができたら
次にお子さんが
お子さんの問題を解決できるように
あなたがサポートしていくんです。
まずは
あなたの問題の切り分けをする
ところから始めてみてくださいね。