●起立性調節障害 回復の３つのカギ
こんにちは カウンセラー陽子です。
以前のブログで
「起立性調節障害 回復のカギ」
について書きましたが
その記事をさらに詳しく
起立性調節障害 回復の３つのカギ
というテーマにして再ＵＰしますね。
以前お読みくださった方も
新たな気づきがあるはずです。
ぜひご覧くださいね♡
起立性調節障害を回復のためには
３つのカギがあります。
体と、心（気持ち・感情）と、頭（思考）です。
体についてはすでに
病院や整体・鍼灸や薬などで
治療されている場合も多いと思います。
そもそも
起立性調節障害は
循環器症状を伴った心身症とか
思春期の自律神経失調症とも言われます。
自律神経は交感神経（緊張）と
副交感神経（リラックス）の
働きがありますが
起立性調節障害は
そのバランスが乱れています。
ですので
乱れた自律神経系を整えていく
（＝交感神経と副交感神経の
切り替えがうまくいくこと）
が回復のポイントになります。
起立性調節障害の体を整える
日常生活のアドバイスとして
朝日を浴びる、軽い運動をする
と良いといわれますが
それらは
体がリラックスすること、
体がゆるむこと
という意図もあると思います。
でも、体がゆるんでも、
心が不安や緊張状態では
回復していくのに時間がかかるものです。
体と心はつながっているので
体だけでなく心がゆるむことも
大事なんですね。
ちなみに
起立性調節障害発症当時の息子は
「学校に行きたい気持ちがあっても、
体がついていかないときもあるし
体が元気でも、
気持ちがついていかない場合もある、
起立性は心と体が掛け算なんだよ。」
と言っていました。
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それでは
心がゆるむってどんな状態か？
っていうと
「ホッとする」
「のんびりする」
「笑う」
「好きなことをする」
といったことです。
起立性調節障害の子供が
休みの日になると調子がいい
朝から起きられるのは
心がゆるんでいるからです。
そして三つ目のカギは脳（頭）です。
「頭でいろいろと考えすぎない」
（→脳を休ませる）
ということ。
なぜなら
脳疲労は自律神経を乱す一因でもある
と言われていますし、
心配事や考え事が多いと、
交感神経がさらに活性化するからです。
（私たちだって、
心配や不安があると夜眠れないですし、
考え事が多いと体も疲れますよね。）
起立性調節障害の対応で
よく言われている
「家でゆっくりと休むことが大事」
というのは
体だけでなく
心がゆるむ状態を作る
頭であれこれ考えない状態を作る
って言う意味も含まれます。
起立性調節障害の治療と言えば
病院や治療、薬など
「体をよくすること」
だけにフォーカスしがちで
どんな治療法があるか？
どんな薬があるか？
を探しがちですが
体と心（気持ち・感情）と頭（思考）
はつながっています。
そのことを知っていると
病院での治療だけでなく
家庭でできることがある！と
気づかれると思います。
親のあなたの対応を変えることで
子供の心や頭に働きかけることができます！
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