●不登校 昼夜逆転が治ることと再登校することはイコールではない
起立性調節障害は
ココロとカラダが掛け算!
起立性調節障害・不登校・親子関係で
お悩みの方をサポートしている
カウンセラー陽子です。
このブログでは
心身症である起立性調節障害や
摂食障害、不登校を改善する
お母さんの心のあり方や
お子さんにココロの面からできることを
発信しています。
昼夜逆転
朝起きれない
だるい
頭が痛い
食事がとれない など
起立性調節障害や摂食障害などの場合
その症状そのものが良くなれば
登校できるのではないか?
と思いがちです。
でも実際はどうでしょうか?
以前よりも症状が
少し良くなっているように見えるのに
まだまだ登校できない。
ということも多いです。
実は私も不登校初期のころ
「少しでも起きられるようになったら
登校出来るんじゃないか?」
「できる範囲で登校したらいいじゃない」って。
って期待していたことがありました。
例えば、10時に起きたら、
午後の授業、6時間目だけでも
登校できるんじゃないの?って。
でもね、
不登校の時期の子供のカラダとココロは
そう簡単なものではありませんでした。
ある時、
こんなことがありました。
まだ私が登校にこだわっていた時の事。
息子は「学校に行かなきゃ」
と言って
体を起こして
制服に着替えて準備を始めました。
長い間トイレにこもり
ようやく出てきました。
私は何も言わず
気にしていないふりをしていました。
息子は
トイレから出ててゆっくりと靴を履き
玄関ドアの前で
ドアノブに手をかけてじっとしていました。
(そのドアを開けたら行けるのに!)
と思う私と裏腹に
息子は「はぁ~っ」
と大きなため息をつきました。
とてもつらそうな顔をしていました。
私はその息子のつらそうな表情を見て
「あ、この子をこれ以上
追いつめたら心が壊れてしまう。」
そう直感的に思いました。
それから。
私は、もう無理に学校に行かせよう
と思うのはやめました。
この時
起立性調節障害や不登校は
昼夜逆転が治り
朝起きれるようになったら
登校できる
という単純なものではないんだ。
とわかったのです。
そして
子供のココロや気持ちに
意識を向けるようになりました。
「少しでも登校してほしい」
そう思うものですよね。
その思いが本当に大事なことを
見落としてしまうのではないか
と思います。
大事な事とは「お子さんの気持ち」です。
あなたは お子さんの何を見ていますか?
お子さんではなく
あなたの思いが強くなっていませんか?
お子さんのカラダが元気なのに
まだまだ登校しないというとき
お子さんのココロの状態が
不安定な場合も多いです。
反対に
起立性調節障害の症状がまだ残っていても
お子さんのココロの状態が
良くなっていけば
遅れてでも
自分の意志で登校したり
転校・転学を希望するようになります。
起立性調節障害・不登校を解消していくには
カラダの症状だけにとらわれるのではなく
ココロの状態を元気にしてしてくこと。
カラダとココロの両方が
かみ合ったときに
子供は不登校から抜け出していきますよ。
カウンセリングでは
あなた自身の心も楽になりながら
これまで公的機関や他のカウンセリングでは
解決しなかった方も、ご相談くださいね。
お子さんの状況を変えていくために
親のあなたができることや
お子さんの心の面から
できることがたくさんあります。
まずは
カウンセリングでご相談ください。
あなたとお子さんが
心から笑いあえる毎日を
一日も早く取り戻せるますように。
応援しています!!