●起立性調節障害 朝起こす?起こさない?どちらが正解?
起立性調節障害は
ココロとカラダが掛け算!
起立性調節障害・不登校・親子関係で
お悩みの方をサポートしている
カウンセラー陽子です。
このブログでは
心身症である起立性調節障害や
摂食障害、不登校を改善する
お母さんの心のあり方や
お子さんにココロの面からできることを
発信しています。
今日は「朝起こす、起こさない」
を例にとって
不登校を改善していくための考え方
を書きますね。
***
起立性調節障害の子供は
「朝起きれないこと」が
最大の特徴ですよね。
お子さんの起立性調節障害の
症状を目の当たりにしていない
方からすると
「起きれないって起こせばいいでしょ?」
と思われがちです。
でもね、起こしても
頭も体も働かない状態なんですよね。
頭にはカスミがかかってる
ぼ~っとした状態
(=ブレインフォグと言うらしいです)
体は重くてだるくて思うように動けない。
ただの眠たいから起きれないとか
そういうのとは明らかに違うんです。
だから無理に起こして
目を開けたとしても
やっぱり動けないんですね。
で、こんな風に朝起きれない子供に対して
ネットや本では
「決まった時間に起こしましょう」
「朝日を浴びさせましょう」
「夜早く寝るようにしましょう」
ということが書かれていますよね。
でも。はっきり言って
「それが出来たら
起立性調節障害じゃないやん!」
って思いませんか?
当時の私はそんな風に
疑問に思いながらも
「だけど私が朝、
無理にでも起こさなければ
起立性調節障害は治らない!!」
と思って
毎日子供とのバトルが絶えませんでした。
そのうち
バトルにつかれて
起こすのをあきらめたけれど
心のどこかで
「やっぱり私が起こさないから
良くならないのかな・・」
じゃあ 起立性調節障害が
良くなったお子さんは
「決まった時間に起こしたり」
「朝日を浴びさせたり」
「夜早く寝るようになった」から
だんだん動けるようになって
私がこれまで関わってきた
起立性調節障害のお子さんの事例や
経験則から言えることは
朝起こし続けるよりも
「朝、起こそうとしないこと」
の方が改善していきました。
実はこれは、私も
ある睡眠障害専門の先生に
「朝は 寝たいだけ眠らせて
起こさないでいい」
と言われて
半信半疑で試してみたことでも
あったんです。
これってそれまで通院した病院や
これまで本やネットで見ていた情報とは
【真逆の対応】でした!
今思えば、
朝起きれない、体内時計が狂うほど
心身ともに
疲れがたまっている状態のときには
休みたいだけ休ませることが
必要だったのかなと感じます。
さて
今日お伝えしたい話の本質は
「朝起こすのが正解なのか?」
ということではなく
これまでの方法では改善しないとき
思い切って
「反対のことをやってみる」
といいですよ、ということ。
つまり・・
戦略を変更する!
ってことです♡
起立性調節障害や不登校の悩み。
あなたはうまくいかない方法を
やり続けて
同じことで悩んで
堂々巡りしていませんか?
起立性調節障害の悩みも
不登校の悩みも
これまでとは
違うやり方を試してみる。
これまでとは違う
考え方でやってみる!
ということを
まずあなたが採用してみてくださいね!
お子さんの状況を変えていくために
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お子さんの心の面から
できることがたくさんあります。
あなたができることを
積み重ねていきませんか?
カウンセリングでご相談くださいね。