-当初の予定-

1. 愛媛へ

2. なぜ愛媛

3. 愛媛県民文化会館へ

4. 【セットリスト】所感※仙台公演も併せて

5. (僕が追いかけた)50周年が終わった

 

 

ぜんぜん↑この章立てになっていません

 

以下【セットリスト】が早々に登場します

まだまだ知りたくない方ご注意ください

 

 

愛媛県へ行って来ました ※このあと【セットリスト】です 

 

  

 

 

父が育った僕も幼少期を過ごした愛媛県へ行って来ました。なんだかんだでコンサートで前泊するのは初めてのことです。そう、2024年4月20日()TULIP愛媛県 県民文化会館公演です。

 

姫野さん曰く、愛媛(なのかこの県民文化会館だったか僕には定かでなくなってます)は19年ぶり(18年ぶりだったかな)だそうです。

また財津さんからはこんな言葉も。「ちゃんと演らないと次また来てもらえなくなるからね。次って(笑)(後略)」(生ギターコーナー)

「また足を運んでくださいね」(アンコール)(神妙な口調で)

 

事実(この発言)を元に、てきとーなこといいかげんなことむせきんなこと書きます。

 

次の公演やツアーの存在を明言したわけでも仄めかしたわけでもありません。ただ会話のやり取りにて。チューリップで演ることの充実感がこぼれて(あふれるとはちょっと異なる)、またいつか次があるなら・・という意欲・希望を感じました。財津さんのその雰囲気や“ふり”に、姫野さんがどう反応していいのか言葉にしても大丈夫なのか叱られないか戸惑ってしまう感じを、僕は垣間見ました。僕は、です必読

 

 

2027年が、もうすぐそこまで見えてきました。

 

めでたい50周年。めでたいがゆえ、財津さんの当初の気持ち(がNHKの特番で放送もされた)ゆえ、いつもの今までの人たちに加えて、久々に戻ってきた人、ぎりぎりで興味を持ってくれた嬉しい人。

 

いつになくチケットが取りづらい状況がツアーが進むにつれて生じてきました。ビックリです。

ゆえに今まで苦労せず確保できた会場を逃しました。それでも遠征も視野に入れて参加が叶ったからこそ言うのでしょうが⇒〈いつもの人ではない〉新しい人が、TULIPのステージに足を運んでくれたというのは、素敵なことなんじゃないか。メンバーの皆にとっても光栄で喜ばしいことなんではないかと、わかったようなズラする次第です。

 

 

 

 チューリップ50周年記念
“the TULIP”
アンコール・ツアー


 2024年4月20日(
愛媛県 県民文化会館
【セットリスト】

 

画像のあと【セットリスト】です

   

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1部

   

01. 一人がいいさ  

(1975年『無限軌道』)

02. セプテンバー

(1974年「銀の指環」B面 / 『TAKE OFF 離陸』)

 

田中さんの登場がオープニングからになった1曲。田中さんのタンバリンから始まる1曲。尾上さんのギターが重なり宮城さんのベースが合流。小泉さんが耳に馴染んでるメロディを奏でて上田さんがたくましくドラムを叩き財津さんが信徳 野太く唄い始める。姫野さんは大事をとってこの日も椅子に腰かけて。僕にとっての最終公演。コンサートが始まりました。

 

この歌の思い出としては・・・参加出来た幾つかの会場で、軽快なタンバリンと手拍子のリズムがうまくかみ合わず僕はひとりハラハラしました。 

 

ツアー中の曲の入れ替えがあるとするならこの位置と期待をしていました。どうやらこのまま完走しそうです。が、もしかして、7月の福岡では・・・(かわら)ないか(笑)

 

50周年ツアー

当初

1「悲しみに挨拶を」

2「置いてきた日々」

3「ハーモニー」

変更

1「心を開いて」

2「悲しみに挨拶を」

3「ハーモニー」

 

オープニング・ブロックは、財津さんが歌う3曲でした。アンコール・ツアーでは2曲に。

 

松山での夜、この日。

「セプテンバー」で早々ビー玉ほどの涙を次々落としました。僕は。

そこからあとは大丈夫になりました。

 

改めまして。

    

03. 風のメロディ 

(1976年シングル)

04. 見すごしていた愛

(1974年『TAKE OFF 離陸』)
05. 博多っ子純情

(1977年『WELCOME TO MY HOUSE』)
06. ここはどこ

(1974年『ぼくがつくった愛のうた』)

 

オープニングの財津さんブロックが2曲になり、姫野さんブロックが当初の3曲から4曲へと増量しました。増量分は「見すごしていた愛」。

 

この歌は45周年is Thereツアーで再結成後初演を果たしての再登板でした。50周年ツアーの【セットリスト】は、メロディアスでアップテンポな選曲風味です。個人的には(←重要必読)「心の中は白い画用紙」であったなら、もっと幸せでした素直でした。

 

でも「心の旅」前後『ライブ・アクト・チューリップ』(LPライブ盤1作目)の頃のファンの方々は歓喜涙せずにはいられない1曲なんだろう、と思っていましたところ・・・

 

この日第2部。財津さんMC。「(前略)『ぼくがつくった愛のうた』持ってる方、いらっしゃいますか?」 結果まばらな拍手。財津さんもでしたが、ぼくがボクが僕が驚愕した👏拍手のまあなんと少ないこと。(「見すごしていた愛」は『TAKE OFF 離陸』収録)

 

ともすると批判したくなってしまいますがぐっと堪えてそうではなくて、コンサートに参加してこれから(andまた今)もっとまた聞いてみたくなる人が来てくれていた。ということがあると思いたい

財津さんがMCで口ずさんでしまうように。

Emilyは、当時チューリップが所属していたレコード会社、東芝EMIのEMIからつけたという命名秘話もこの夜披露されました。

 

 

また「好き」と言ったときにイコールでレコードやCDを持っているというわけではない、ということに考えが至った50周年でもありました。「好き」にも色々あるのです・あって当たり前(チューリップ/Tulip/TULIPの場合、聴きTU/奏TU/盛TU/姑TU/ライTU/書きTU/踊TU/新TU/旅TU/熱TU)と知った気が付いた50周年でもありました。閉鎖的で独善的に陥りたくはないです。

 

 

    

07. もしも僕が

(1975年『無限軌道』)

 

安部さん楽曲ブロック。50周年当初は「思えば遠くへ来たものだ」。ここは絶対変わると思っていました。ついに「かけおちのすすめ」登板の時が来た!きました来たよと思っていましたところ、

 

ここも is Thereツアーからの再登板でした。新規でレパートリーを増やすのは簡単なことではないんですよね。

 

上田さんがソロのLIVEでばんばんメンバーの歌を唄ってくれているようです。本当に貴重で尊いです。

 

安部さんはみんなで唄える歌をこの世に置いていてくれました。最後のパートはメンバー皆で歌唱します。この時、その声は拾えないけど、尾上さんも唄ってます。尊いです。

 

 

    

08. エジプトの風

(1984年『Idream』)
09. 走れ!ムーン号

(1974年『ぼくがつくった愛のうた』)

 

宮城さん上田さんブロック。バンド・リーダーの熱烈なリクエスト色を感じる選曲です。

 

全体的な構成を -いち市民の僕が偉そうに- 考えてもベストな選曲だと思います。「チューリップって財津のワンマン・バンドでしょ」と言う人を、「ああ表向きはそういう風に見えて聞こえてしまうのか」と受け止めつつ「全然まったくちがいますね」と内心出来る限り穏やかに抗議しないではいられなくなるのを、強く強く強く、もういっかい強く、感じるブロックです。

会場で生で聴けて観られて充実感に包まれます。聴くだけでなく観る楽しみもあるブロックです。

 

上田さんはそのバチさばきもさることながら、コーラスワーク、ハーモニーがそれぞれの歌をより魅力的に彩っています。70歳を越えてドラムを叩きながら。財津さんのソロで物足りなさが生じるとしたら、その姿が観られないからではなく、上田さんや宮城さんの「声」がないことに起因します。

 

ぜったい無理でしたが宮城さんは「My endless love song」「チャイニーズ・ドレス」上田さんはこの地球上の歌に登場する唯一のアイテムを扱った(未確認未検証)「タイピスト」も、この50周年でこそ生で聴きたかったです。届かぬ夢でした。



 

第1部内

生ギター・コーナー

    

10. しっぽの丸い子犬

(1973年「夏色のおもいで」B面)
11. 逆回転 

(1978年『Upside-down』)

12. 街は黄昏がれに抱かれ

 (1981年『THE 10th ODYSSEY』)

このブロックも歌の入れ替えが期待できるブロックでした。当初は「仔牛のロー・カウジー」「ある昼下がり」「箱入り娘」、マイナー・チェンジで娘さんが渋谷の歌に。

 

僕の気のせいと思いたいのですが「逆回転」がTU歴で登板過多気味です。気のせいかな。でもアンコール・ツアーでのこの3曲は起伏に富んでいていいと思いました。「街は黄昏がれに抱かれ」もis Thereツアーからの再登板でした。でもここに来てまた聴けたのは意外でもありよくもありました。

 

左右前後の方々の耳障りにならないよう胸の中、頭の中、心の中うたって過ごしました。

 

※ ✖大ラス なんですよね

 

財津さんからのグッド・ニュースとバッド・ニュース

グッドはトイレ休憩

バッドは大混雑

 

この時間に〈ありがとうTシャツ〉を購入しようと決意しました。が、叶いませんでした。グッズ販売が空いていた仙台できちんと並んでおくべきでした。



第2部

    

13. あの娘は魔法使い

(1976年『MELODY』)
14. ブルー・スカイ 

(1977年シングル)

50周年ツアー第2部1曲目は「We Can Fly」でした。アンコール・ツアー当初は「二人だけの夜」でした。この2曲を漏らさず会場で聴けて良かったです。

 

「二人だけの夜」は、おあずけを喰らい意地悪された感じです。太陽のようなあの娘よりも、夜が深まったエロい歌をもっと聴きたかった。個人的に(←重要必読)

 

「ブルー・スカイ」は何度聴いても飽きがまったく来ません。生きてる限りきっと僕はそうなんだと思います。 この日、財津さんは歌唱終わり、両腕を上げ指を空に向けそれを見つめました。

 

 

    

15. 神様に感謝をしなければ

(1979年『Someday Somewhere』)

16. 夏色のおもいで

(1973年シングル:

作詞:松本隆←職業作詞家として1作目)

 

再び姫野さんブロック。「神様に感謝をしなければ」がアンコール・ツアー第2部の要です。

 

次のブロックのMCで姫野さんを語る前振りで財津さんが♪忘れることをつくってくれた神様に感謝をしなければ~と唄ったのです。初めつぶやくようにささやくように、〈しなければ~〉は照れ隠しなのか力を込めてというか yo!みたいなラップ調に仕上がってました。

 

 

    

17. 虹とスニーカーの頃 

(1979年シングル) 
18. 悲しきレイン・トレイン

(1975年シングル)
19. ぼくがつくった愛のうた
(いとしのEmily)

(1974年『ぼくがつくった愛のうた』/ 同シングル)
20. 青春の影 

(オリジナル1974年『TAKE OFF 離陸』から
シングル用へ再レコーディング)

21. Shooting Star

(1981年『THE LOVE MAP SHOP』)

本編クライマックス・ブロック。落ち着くところに落ち着いた選曲。「悲しきレイン・トレイン」がやや成長著しい印象ですが大歓迎です。

 

出来るならばその前に「恋人への手紙」か「夕陽を追いかけて」があったなら、嗚咽必至でしたが嗚咽歓迎ではありました。

 

 

 

さて。

 

 

 

 

 

 

 

◇もうひとつ特記特筆

「財津が唄ってます」とこの日のMCで紹介した「虹とスニーカーの頃」の(1曲)前、アンコール・ツアー当初「恋のドラキュラ」が唄われていました。

2005年hopeツアー2016年40周年it remembersツアーで披露されたのは生ギターコーナーでした。バンド・スタイルでステージ中央財津さんがギターを抱えて唄った「恋のドラキュラ」が会場から姿を消してしまって無念です。

 

 

 


アンコール 1

    

22. 2222年ピクニック

(1982年『2222Picnic』)
23. 銀の指環

(1974年シングル)
24. 私のアイドル 

(1974年『ぼくがつくった愛のうた』
/同シングルB面)

 

これまた50周年ツアー途中から見受けられるようになった50周年ツアー特有の応援。「2222年ピクニック」で指を掲げます。少しずつ広まっているような感じです。(・・・・まいったなあ。まいっちゃうなあ。アンコールだからか?おまつりなのか?僕感想←必読)

 


50周年ツアー【セットリスト】最終ブロック1曲目「心の旅」拳を振り上げている方がいました。(・・・・まいったなあ。まいっちゃうなあ。その歌の心情や詩界が昂った気持ちに掻き消されて別のものになっていくのを目の当たりする。僕感想←必読)

 

 

まあそもそもで「魔法の黄色い靴」もそういう歌ではなかったのではないかと思います。

が、僕も肘をあげて拳振り上げてます。

新しいことへの受け入れが苦手で時間がかかる僕は保守TUです。

 

小言までをもアンコールしてしまいました。

 

 

アンコール 2

    

25. 心の旅

(1973年シングル)
26. 魔法の黄色い靴 

(1972年シングル/同アルバム >デビュー曲)

 

姫野さん。「心の旅」。ギターを抱えてステージ中央スタンディング。

 

財津さん。

歌うのを促しながらも財津さんも最後歌うのを聴けました。

僕の最後にして久々の感じでした。

感無量です。

 

 

 

チューリップ50周年記念

“the TULIP”
アンコール・ツアー
2024年4月20日(
愛媛県 県民文化会館
2725席
ホール内客席5階建て

 

 

【セットリスト】

第1部

01. 一人がいいさ  

(1975年『無限軌道』)
02. セプテンバー

(1974年「銀の指環」B面 / 『TAKE OFF 離陸』)

 

03. 風のメロディ 

(1976年シングル)

04. 見すごしていた愛

(1974年『TAKE OFF 離陸』)


05. 博多っ子純情

(1977年『WELCOME TO MY HOUSE』)
06. ここはどこ

(1974年『ぼくがつくった愛のうた』)

 

07. もしも僕が

(1975年『無限軌道』)

 

08. エジプトの風

(1984年『Idream』)


09. 走れ!ムーン号

(1974年『ぼくがつくった愛のうた』)

 

 

生ギター・コーナー
10. しっぽの丸い子犬

(1973年「夏色のおもいで」B面)
11. 逆回転 

(1978年『Upside-down』)

12. 街は黄昏がれに抱かれ

 (1981年『THE 10th ODYSSEY』)

 

 

第2部
13. あの娘は魔法使い

(1976年『MELODY』)
14. ブルー・スカイ 

(1977年シングル)

 

 

15. 神様に感謝をしなければ

(1979年『Someday Somewhere』)

16. 夏色のおもいで

(1973年シングル)


17. 虹とスニーカーの頃 

(1979年シングル) 
18. 悲しきレイン・トレイン

(1975年シングル)


19. ぼくがつくった愛のうた

(いとしのEmily)

(1974年『ぼくがつくった愛のうた』/ 同シングル)
20. 青春の影 

(オリジナル1974年『TAKE OFF 離陸』からシングル用へ再レコーディング)
21. Shooting Star

(1981年『THE LOVE MAP SHOP』)

 

 

アンコール1
22. 2222年ピクニック

(1982年『2222Picnic』)
23. 銀の指環

(1974年シングル)
24. 私のアイドル 

(1974年『ぼくがつくった愛のうた』/同シングルB面)

 

アンコール2

25. 心の旅

(1973年シングル)
26. 魔法の黄色い靴 

(1972年シングル/同アルバム >デビュー曲)

 

 

 

 

ここまでありがとうございました。

これから行かれる方にとって、その日が

いい思い出となりまするように。