1989年 TULIP FINAL TOUR “Well” ( We'll )  

コンサート・パンフレットより

 

 

 

1972年6月5日シングル及びアルバム

『魔法の黄色い靴』でデビュー。

1989年7月8日東京・中野サンプラザにて

ラスト・コンサート、解散。

 

7月3日と4日、会場に行きました。3日は一人で、翌4日は当時好きだった いっこ上の先輩と。7日と8日のチケットは取れませんでした。確か電話が繋がった時にもう7日と8日のチケットは売り切れていたような記憶があります。でなければ8日を僕が選ばないわけがない涙。

 

「The Halo~心を開いて~ハーモニー~愛は戻れない」のメドレーから始まりました。

 

挟まれた2曲(70年代チューリップ1期)と 「The Halo」「愛は戻れない」のTULIP 2期 2曲の世界観に隔たりがあり、更に、それを演奏し歌っているのは -里帰りで安部さん・姫野さんがいてくれたとは言え- 3期の TULIP で、並べて畳みかけるのにしっくりとこない感じがありました。

…と述懐します。

 

それでも「逆回転」から、「神様に感謝をしなければ」「悲しきレイン・トレイン」「夕陽を追いかけて」の『THE TULIP, JUST TULIP』 と称賛できるハイライトは、ただひたすらステージを凝視し聴き入っていました。 

 

「悲しきレイン・トレイン」から「夕陽を追いかけて」に入るまでの静寂、財津さんの“しばらく、ぶりの~”の声が発せられたその時、会場にちょっとしたどよめきが漏れ渡り、重なりました。

 

僕と同様、この日がファイナルツアーへの初めての参加だった人の驚きと震えが声になった無限無量の瞬間でした。

 

これは最終日の音源。

 

 

安部さん・姫野さんが久々にレコーディングに参加したラスト・シングル「ストロベリー・スマイル」から「生まれる星」への繋ぎにも戸惑いました。しかし“ああこれでもう終盤なんだ”という合図になりました。

 

解散する淋しさは当然としても、異様なまでの重苦しさを終始拭えませんでした。【セットリスト】に苦しさを感じていました。 好きな曲、期待した曲がない、とかそういうのとは違うのですが。。。

 

解散の事実はすんなりと受け止めたのですが、17年の軌跡、ファンになっての8年を纏めるのに困難を極めていました、僕が。

 

 

 

 

アンコールに入ってようやく

その重力から解放されました。

「サボテンの花~さよなら道化者」の繋ぎは

知らない人が聞いたなら、

一つの曲と思えるほどの自然さがありました。

 

「夏色のおもいで」から「風よ」

そして「ブルー・スカイ」への繋ぎに

身震いします。

 

 

このメドレー形式の採用は - 先の記述と矛盾しますので条件付きで - 好きです。長いキャリア、持ち歌がたくさんある歌い手の腕の見せ所です。 

 

いいとか好きとかは、繋ぎ方、置き位置と勢い次第です。

 

今更ですが 「虹とスニーカーの頃」はメドレー内で1コーラス歌われただけでした。うんうんうん、それでいいのです。 と今も思います。

 

 

1981年 LIVE ACT TULIP THE 10th ODYSSEY 

生ギター・コーナー シングル・メドレー

職人技です!

屈指の出来栄え。

 

 

 

更に時間を巻き戻して1979年12月25日の中野サンプラザ公演アンコールで披露したメドレー:悲しきレイン・トレイン~銀の指環~一人の部屋~走れ!ムーン号~道化者~千鳥橋渋滞~早くおいで~ジングル・ベル~ぼくがつくった愛のうた~魔法の黄色い靴~逆回転~セクシー・ペディキュア~人生ゲーム~心の旅~私のアイドル

 

その抜粋 ※端折られ過ぎ涙

このメドレーは評価が分かれるような気がします。なんとも明るいレイン・トレイン。

 

追記フル音源見つけました!

上記、89年メドレー、81年メドレーと比べると

若々しいけれども試作品状態な印象です。

 

 

来年、2022年に。

 

LIVE ACT TULIP 2022 

“THE 50th ODYSSEY”

(勝手に命名ニヤリ)でメドレーを披露すべく

ぜひとも選曲や練習に励み勤しんでいただけましたら幸いこの上なしであります。

(3期の曲もどさくさに紛れて入れて欲しいうずまき

(あるいはギリギリ2期と言える???ハーバー・ヴュー・ホテルだけでも)

 

 

 

 

 

今年は2021年。17年前2004年

 

長渕剛が桜島オールナイト・コンサート(8月21日~22日明け方)を行った年。 

 

CHAGE and ASKA が25周年で“もどってみるのも悪くない” とチャゲ&飛鳥熱風コンサート(8月28日)を行った年。 

 

松山千春はアルバム『冬がやってきた』を発表した年(11月17日)。 

 

上戸彩が紅組トップバッターだったみたいです(12月31日、これは調べました)。

 

流行語大賞は…調べてみたところ…好きか嫌いかでいったら、チョーキライまでは行きませんが好きではない人から発せられた言葉でした。その他 “自己責任”、“セカチュー”などがトップテン入り。

 

 

 

 

 

 

 

※昆虫の画像・動画あり。苦手な方はご注意ください。

※昆虫の画像・動画あり。苦手な方はご注意ください。

 

 

周期ゼミ。17年ごとに成虫になり大量発生(13年周期の蝉もいるようです)(北アメリカにこの集団が点々と存在していて今年羽化する周期の集団が今話題として取り上げられているようです)。この17年ないし13年という周期は正確に、なんだそうです。 この17、13の数字から“素数ゼミ”とも呼ぶようです。 この素数ゼミは理論上30の集団が想定され、実際15が確認されているようです(うち絶滅した集団2)。 Wikipediaより

 

 

例えば地域の講演会が“素数ゼミ”で告知されたら数学好きな人が中身を確かめるのを割愛の上、参加してしまうかもしれません。しかし、そうだとしても興味深いお話が聞けるのではないかと思います。

 

“素数”と聞くと、高まる~人の気持ちは

よく分かります(笑) 

 

 

 

17年。 

 

 

 

地球にはいろいろな生き物がいるのだ、と思った次第です。

 

“昆虫の平均寿命”で検索をかけると、10日だったり3年~17年という結果に辿り着きます。

 

とあるシロアリの女王様ともなると

なんと!100年も生きちゃうそうです。

さらにこの女王様、

その生涯で50億ほど産卵!

換算すると 1分間あたり実に95個

僭越ながら意味が分かりません(笑) 眩暈に襲われます。 凄いですね。

 

 

 

長渕剛のシングル「蝉」が2009年です。

もう12年も前の真夏なんですね。

それを軽く上回る17年です。

 

 

 

 

 

 

 

サプライズなおまけ。

ついでに見つかった動画。

 

なんと! 2020年12月17日(宮城さんの誕生日)

現在も追いかけているファン向きと思われます。

 

 

 

注意力散漫な文章を完走いただきまして

誠にありがとうございます。

 

今日の文章の契機・思いは17年ゼミにあります。ですから【時事】に分類したいのですが、そうもいかない内容となってしまいました汗 長渕剛もチャゲアスも松山千春も実に中途半端で終わってしまいました。ごめんなさい。