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カルディコット博士が講演「福島はチェルノブイリ以上!“犯罪的”で“非道徳”なことが行われている」

みなさん ラブラブ こんちゃ~ 音譜


前回 は 福島の話題でした。

すみません。 もう 一件 言わせて下さい。

最近 オーストラリアの医学博士 ヘレン・マリー・カルディコット女史が
来日されて、東京で 福島の原発事故についての講演をされました。 

この方のお名前は あまり知られていないかもしれませんが、ノーベル平和賞
を受賞したIPPNW(核戦争防止国際医師会議)の生みの親
であり、自身も推薦
されたことが おありの方です。


これまで 最後のリンク記事に掲載しているように 個人的な思いも含めて
私は いろいと 書かせて頂いきました。 とりわけ マスコミの報道 や 政府
や東電の対応について 

 いかに 怠慢と欺瞞に満ちているか・・・・  ということ。 そして 
 福島は かなり 危険であり チェルノブイリを 遙かに上回る規模の災害
  であること・・・
 今も 放射性物質が まき散らされ汚染され続けていること・・・ 
 その結果、太平洋の海産物が汚染され始めていること・・・ 
 子供達が 危険にさらされており、今すぐにでも 避難が必要であること・・・
  数年後には 癌患者が 急増することが予測されること・・・
 福島だけではなく 東京を含む関東地域は 非常に 危険であること・・・  
 瓦礫は 絶対に全国に 拡散させては ならないこと・・・・


などについて 資料などを ご紹介したりしながら 書かせて頂きました。

残念ながら 本当に厳しい現実です。  

この度の カルディコット博士 のお話をお聞きすれば、まさに 上記に書か
せて頂いたことと ほとんど 同じことを 語られました。

その語り口は 日頃から 原子力や劣化ウラン武器の使用に反対され、チェル
ノブイリの被害についても 精通されているだけあって、日本の放射能被害の
分析は 実に 説得力があります。ビックリマーク
 
さらに 医学博士の立場からのお話は、妊婦や子供たちが いかに危険に
されさているのか
 を 再認識させる内容です。

私たちは 海外から 指摘されなければ 問題の大きさに 気づかないので
しょうか。

しかし、恐らく マスコミに プレスリリースとして この講演の開催が
知らされているにも 関わらず 集まったのは ごくわずか・・・。叫び
いかに 関心が薄いか・・・ が よくわかります。

マスコミは 講演があっても 行かない・・・ 情けないですね。 
全マスコミ、政府、日本の全国民は まずは このような 確かな方のお話に
謙虚に耳を傾ける必要がある・・・ と 切に 感じます。
 

カルディコット博士が 語られた お話の一部が 記事になっています。
そして 動画(日本語訳付き)も あります。 
長いですが、良かったら 以下 ダウン 一緒に 見て 目 みましょう。 

記事はこの動画を一部起こしたものです。どちらかを ご覧になるといい
ですね。 では どうぞ~ グッド! 

●来日したカルディコット女史:福島の子供たちに「非常に稀な」甲状腺異常が見つかる-チェルノブイリよりも実際に高い放射線量が降り注いだことを示している(動画)
Caldicott in Japan: “Incredibly rare” thyroid abnormalities found in 40% of Fukushima children - Indicates a really high dose of radiation, higher than at Chernobyl (VIDEO):11月21日英語版配信分)

【日本語サイト:[田中龍作ジャーナル 
~ カルディコット博士 「福島では“犯罪的”で“非道徳”なことが行われている」 ~

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 オーストラリアの小児科医で放射能障害に詳しいヘレン・カルディコット博士の記者会見が19日、衆議院第一議員会館内で開かれた。博士は日本各地で講演ツアーを行っている。

 衆院解散を受けメディアの関心が選挙一色になるなか、会見には海外のテレビ局1社と数人の記者のみが集まった。カルディコット博士は何度も“犯罪的”、“非人道的”という言葉を多用し、これを伝えようとしないマスコミも批判した。日本社会に対するいらだちが随所に感じられた。

 冒頭、カルディコット博士は「福島の高線量地域で、子供や妊婦、妊娠可能な年齢の女性を避難させないのは“医学的犯罪”だ。18歳未満の子供に超音波検査を実施したところ、約40%の子供に甲状腺異常が見つかったという。これは小児科の見地からみて極めて異常だ。」と語り、福島の被曝量がチェルノブイリをはるかに上回っていることを指摘した。

 また、子供や妊婦、妊娠可能な女性の移住について「国が費用を負担することが重要なのに、弱い立場の人を守らず、TEPCOを守るために予算を使っている」と述べた。博士は「日本には放射能を帯びた食品を食べることに対する規制がなく」、汚染した食品を「子供に食べさせていることは“medically immoral (医学的に非道徳的)”だ」と国と福島県、沈黙する医学界の不作為を批判した。

 博士の来日講演は医師向けのみならず、一般向けにも行われたが、いずれも数百人収容の会場が満員になったという。博士は、聴衆が「どうしたらいいのか必死に知りたいと思っている」ことを感じたという。

 「広く一般に知らせる責任がメディアにはあるが、(日本では)そうではないようだ」と、メディアが放射能の被害に無関心であることにクギを刺した。

 博士は、「福島の事故は終わっていない。40年かけてきれいにするというが、不可能だ。これから300年以上、土地も人も食物も汚染されたままだ」と警告し、安易な除染や帰還願望に疑問を呈した。ガレキの焼却についても「犯罪行為だ」と断罪した。

質疑応答で筆者は以下の2点について質した―

田中:(チェルノブイリ原発事故が起きた)ウクライナに日本の医師たちが行っており、またウクライナの医師たちも日本を訪問している。日本の政府も医師たちも、4年後からガンが多発することを知っているはずだ。このことについてどう思うか?

カルディコット博士:「そうだ。広島、長崎の例からみても(事故後)5年で白血病の発病ピークを迎えることは分かっている。その他のガンはそれ以降からだ。私はなぜ医師たちがメディアで声を上げないのか、驚いている。“Total Blackout(完全な報道管制)”だ」。

「多くの人が福島を忘れているかのように過ごしており、水俣の時よりひどい。
日本政府は他国から良く思われたいのだろうが、(発病の)疫学的数字が明らかになれば、無責任さは免れない」。

田中:ビタミン剤、特にビタミンCが放射能に効くと宣伝し、利益を得ている医師が一部にいるようだが?

カルディコット博士:効かない。医学的に間違っている。

 最後に博士は「広島、長崎の被爆者は差別されてきたが、日本人のメンタリティから考えて、これから同じことが福島の人々に起こるのではないかと、深く憂慮する」と締めくくった。

 福島県出身者に対する偏見はすでにちらほら聞かれる。日本人としていたたまれなくなったのは筆者だけだろうか。


以下 ダウン は 上記の記事 アップ の元になった講演の動画です。

●「移住費用は国が負担すべき」カルディコット博士


【カルディコット博士のプロフィール】
 Helen Mary Caldicott ヘレン・マリー・カルディコット(1938年8月7日生まれ)はオーストラリアの医師、著者、反核唱道者。これまで、原子力や劣化ウラン武器の使用、核兵器拡散、戦争や軍事活動全般への反対を目的とする多くの協会を設立して来た。ラジオ番組”If You Love This Planet”を毎週主催し、原子力や核の問題、環境や人体への影響など時代を反映した鋭いトピックと、切れ味の良いトーク、人間味あふれる人柄で多くのファンを獲得している。2009年には、National Women's History Projectにより、Women's History Month 受賞者に選ばれた。

カルディコット博士の詳細の経歴は → こちら


皆様、今日も ご覧頂き ありがとうございました。
今日も 福島の真実が正しく語られ、国民全体で共有することが出来ますように。
愛を込めて
 ドキドキ 

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