先日、神奈川新聞で面白い記事を目にしました。
あの名作『ドラえもん』
に出てくる野比のび太の
名字「野比」は横須賀市の野比がその由来ではないか?
との記事内容でした。
その理由としては、藤子・F・不二雄先生が
「野比」にある療養所で入院したことがあり、
その地を気にいり、「野比のび太」という名前を考え付いたとか。
真偽を確かめるために、
藤子プロらに確かめましたが確証は得られなかったそうです。
もしホントだったら、横須賀市民としてはうれしいのですが・・・
晴れて、名作『ドラえもん』のゆかりの地になって
多くの方に訪れていただけるようになればいいですね。
もう1年くらい前になりますが、
その「野比」にある温泉、
野比温泉に家族で行って参りました。
久里浜から野比に抜ける尻こすり坂の途中に
野比温泉はあります。
今時のスーパー銭湯を思い浮かべて行くと、
ギャップを感じるかもしれません。
浴室はさほど大きくなく、町中にある銭湯と同じくらい
茶褐色の湯船が印象的でしたね。
風呂上り、休憩室へ・・・
まず目に入ったのはこちらのレトロな舞台
手前にカラオケのモニターがあるのがわかるでしょうか?
みなさんここで美声を披露するのでしょうねぇ~。
休憩室ではお食事がいただけます。
僕は餃子などたのみ、ビールで一杯やっていました。
周囲を見渡すと、ご年配の方ばかり。
皆さん静かにくつろいでいました。
しばらくすると沈黙を破り、
勇気あるおっさんがハワイアンな舞台にたち、
1曲歌い始めました。
ビール一杯で十分酔える僕は、
「ヨォ~」なんて声をあげて手拍子を打ち始めて
おじさんたちを盛り上げてました(笑)
すると、近くにいたおじさんが
その辺を先程からちょこまかしている息子を見て、
「かわいいねぇ~、いくつなの」
と話しかけてきました。
幼い子供を連れていると
知らない人から話しかけられるようになりました。
子供は会話のよいきっかけになりますね。
「1歳になります」なんて赤い顔で答えたら、
「あっそう。ここは、よく来るの?」
てな感じで、おじさんとの会話が始まりました。
「初めてなんですぅ~」なんて妻が言うと、
常連客であろうおじさんは、得意げに話し始めました
「ここはさぁ~、1曲歌うのに200円(確かそのくらい?)かかるんだよねぇ~」
「へぇ~、そうなんですかぁ~」
「隣に昼オケのお店があるんだよね。
そこだとさ、歌い放題だから、ここでお風呂入ったあとは
隣の昼オケへ移動なんて人もいるんだよねぇ~」
「ほぉ~、なるほど」なんて適当に相槌をうっていた僕。
すると、先頭をきって歌い始めた勇気あるおっさんの歌が終わり拍手ぅ~
パチパチパチ。
気が付けば、話しかけてきたおっさんは
必死の形相でカラオケの本をめくり、
自分が歌う曲探してました(笑)
う~ん、昼下がりの町の温泉には、こんな世界があるんですねぇ~。
温泉のハワイアン舞台で歌うか、
それともスナックの昼オケか、
くぅ~、究極の選択ですよね。
機会があったら、
野比温泉隣の昼オケにも潜入してみたいと思いま~す(笑)
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