心身一如 | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

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 さて、一昨日 おととい 、すなわち、10月8日(木)の「ノーベル賞」のブログ に、

「(前略)将来の進路を決める高校生のときに、物理学を専攻しようと思ったこともありました。(中略)物理を志望したことも御座ございました。(^O^)(後略)」と記させて頂きました。現在は、心療内科医として、「心身一如(しんしんいちにょ)」のことに携わっております。御承知のように、「物心一如ぶっしんいちにょ」ともわれます。おそらく物理に進んでも、心のことを扱ったでしょうから、心を専攻することにおきまして医学の道に進んだことと同じことであったので御座ございましょう。(ちな)みに、某・元アナウンサー(英語:announcer)で、初め出版関係に進もうと思ったが、アナウンサーになったというかたが見えます。自分の人生は、第二志望人生とのことです。やがて、フリー・アナウンサーになって、小説も書いて出版しています。よって、第一志望であった出版関係にも関わったことになりますね。更に、書店、レストラン(英語:restaurant)、そして、食材店を経営しています。ならびに、去る12月17日(水)の「万年筆」のブログ の冒頭で言及致しました友人から(すす)められました著書の中で自称、アインシュタイン(ドイツ語: Albert Einstein)にあこがれて東大物理学科に進むも挫折ざせつ、経営の道に進んでいるというかたも見えます。一般的には、人生はどうなるかわからないと言われていますね。


 話を戻しますが、「心身一如(しんしんいちにょ)」についてで御座ございます。すなわち、西洋文化の中では、デカルト(フランス語: René Descartes)(フランス生まれの哲学者、そして、数学者)の心身二元論、そして、物心二元論の影響のもとに、二分的な面が比較的強調されて来ております。他方たほう、東洋文化の中では、東洋哲学の影響のもとに、一元的な面が比較的強調されて来ているとされています。

 去る昨年の10月22日(水)の「セロトニン(脳内[で機能する神経]伝達物質)」のブログ の中段に、西田幾多郎にしだきたろう氏のことを言及させて頂きました。最も日本的な哲学とわれる西田にしだ哲学にもとづき、心身二元論でも、心身一元論でもなく、「心身一如(しんしんいちにょ)」とわれます。一如いちにょとは、相異なるものがその相違を媒介にして結ばれる和の関係のこととされています。それで、「心身一如(しんしんいちにょ)」とは、心と身体、すなわち、相異なるものが結ばれる和の関係のことであります。このことを説明させて頂きますためにいろいろと考えたので御座ございますが、この相異なるものが結ばれる関係ということは、相異なる男女のことをぉ考え頂きますと、(れい)としてぉわかり頂け易いのではないかと存じ上げます。去る昨年の11月25日(火)の「第六感(スピリチュアリティ[spirituality])」のブログ で、

「(前略)数年前(平成19年12月)、心身医学の某・医療系の学生サークルに委託されて、分科会を開催致しましたとき・・・(後略)」と記させて頂きましたように、このときを初めと致しまして、数回開かせて頂きました。これらの機会に参加者の方々(かたがた)に、このことを、分科会紹介文にも書いて伝えました。また、前述の友人にも伝えました。

 去る昨年の10月9日(木)の「笑いと菜食療法ー菜食に導かれた過程ー小乗しょうじょうから大乗だいじょうへ」のブログ の上段に、故・日本心身医学会・理事長(九州大学名誉教授)のことを言及させて頂きました。この元・理事長の某・著書によりますと、その「心身一如(しんしんいちにょ)」のことは、一般の人に話しても、かなりの人に納得してもらえるとのことでした。そのこともあり、「心身一如(しんしんいちにょ)」のことを記させて頂きました。ちなみに、 この日本心身医学会の創始者(九州大学名誉教授)のことにつきましては、このブログの左サイド・バーの一番下のブックマークの「全人SWS'08のブログ」 をクリック(英語:click)(もしくはタップ[英語:tap])して頂きますと、記されています。もしくは、この紫色のブログ・タイトルをクリック(click)(もしくはタップ)して頂きましても、このブログに移行します。なお、去る8月21日(金)の「親の受診に付き添っていること・19(循環器内科医[女医])」のブログ の下段に記させて頂きましたように、その同・九州大学名誉教授の合同葬には出席致しました。前述の、一昨日 おととい 、すなわち、10月8日(木)の「ノーベル賞」のブログ の中段に言及させて頂きました、「日本の偉人」として尊敬するかた一人ひとりです。


 ときに、昨日、一日のおかず(菜食)は、

 まず、タッパー(食品の携帯、そして、保存などに用いるプラスチック製のふた付き密閉容器の通称です。)に詰めた、ブロッコリーです。(ちな)みに、去る昨年の10月17日(金)の「ブロリコ(今日のおかず)」のブログ で、ブロッコリーのことを記させて頂きました。また、昨日、すなわち、10月9日(金)の「給食」のブログ で、「ブロッコリー・スプラウト」のことを記させて頂きました。この「ブロッコリー・スプラウト」には、スルフォラファン (英語:sulforaphane)が含まれていて、身体内の抗酸化酵素や解毒酵素の生成を促進し、身体の抗酸化力や解毒力を高めるとされています。抗酸化作用のあるビタミンCは摂取してから抗酸化力が続くのが2~3時間位とされていて、同・ビタミンは蓄えることが出来ませんから細目(こまめ)摂取る必要があるとされているのに対して、スルフォラファンでは約3日間も抗酸化作用が持続するという実験結果があります。なお、去る11月24日(月)の「抗酸化物質」のブログ に、様々な抗酸化物質を記させて頂きました。

 および、このスルフォラファンは、フィト・ケミカル(英語: phytochemical)、すなわち、植物中に存在する天然の化学物質の一種です。ピロリ菌の殺菌効果が報告されています。御承知のように、ピロリ菌は、gastric cancer(英語)(ネガティブ[negative]で御座ございますし、お読み下さっている方々(かたがた)に影響をぉ与えすることの無いように、日本語でつづることを控えさせて頂きましたが、以前、それではわからない、と指摘を頂きましたので、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。胃がん[えて、平仮名で記させて頂きました。]のことで御座ございます。)の原因の一つ(ひとつ)われています。

 ならびに、そのスルフォラファンは、メラニン(英語:melanin)合成に係わる酸化酵素であるモノフェノール・モノオキシゲナーゼ(英語:monophenol monooxygenase)(別名:チロシナーゼ[英語:tyrosinase])の働きを抑えてくれます。このため、メラニン色素を作る働きが抑えられ、美肌を手に入れたい女性のかたにぉ勧めとされています。



心身一如*おかず・10月10日(土)
ブロッコリー



 そして、枝豆です。(ちな)みに、去る11月6日(木)の「イソフラボン」のブログ でぉ伝え申し上げましたように、枝豆(大豆)にはイソフラボン(フラボノイド[よく御承知のポリフェノールと呼ばれる、より大きな化合物のグループの仲間。]の一種)が含まれています。かつてはよく、イソフラボンにはエストロゲン(女性ホルモン)様の作用がある、と言われ、植物性エストロゲンと呼ばれてきました。

 および、枝豆(大豆)にはレシチン(英語:lecithin)が含まれていて、「生体の細胞膜の原料」になります。(たと)えば、血管を若々しく保つ働きがあるとされています。

 ならびに、サポニン (英語:saponin)が含まれていて、LDLコレステロール(英語:low-density lipoprotein cholesterol:俗に、悪玉コレステロールと言われます)が吸収することを阻害します。但し、HDLコレステロール(英語:high-density lipoprotein cholesterol:俗に、善玉コレステロールと言われます)が吸収することも阻害します。つまり、コレステロールを体外に流すのです。おまけに、サポニンは、シャボン玉のシャボン(ラテン語:sapõ)と語源が同じであることからも明らかなように、水と混ぜて振ると泡立つ性質(起泡性)があります。すなわち、界面活性作用があります。

 なお、御承知のように、枝豆と大豆、(もと)は同じものですが、未熟な枝豆から更に成熟すると、大豆になります。


心身一如*おかず・10月10日(土)
枝豆



 また、がんもどきの煮物です。



心身一如*おかず・10月10日(土)
がんもどきの煮物



 および、かぶ、その葉、そして、おげの煮物です。ちなみに、去る12月19日(金)の「かぶ」のブログ で記させて頂きましたように、かぶは生長(植物の場合はこの漢字を使うとのことです)が速いとされています。有益な野菜ですね。なお、去る4月21日(火)の「かぶの葉」のブログ の上段に、

「(前略) 去る10月21日(火)の『バランス良くまるごと』のブログ の中段に、『(前略) 葉、茎、そして、根といったすべての部分、すなわち、まるごと摂取るといいとされています。(たと)えば、大根でしたら、勿論もちろん、根、そして、葉も摂取るということです。(後略)』と記させて頂きました。かぶも同様で御座ございますね。(後略)」と記させて頂きました。



心身一如*おかず・10月10日(土)
煮物



 最後に、昆布こんぶ椎茸しいたけのダシによります、小松菜、そして、ねぎの味噌汁です。ちなみに、昆布こんぶのことは、去る10月24日(金)の「すこやかに生活をして頂くために」のブログ の中段に記させて頂きました。また、去る3月22日(日)の「わかめ」のブログ の中段に、
「(前略) 昆布こんぶやわかめなどの海藻かいそう類には、『水溶性食物繊維』であるヘミセルロースが含まれています。(後略)」と記させて頂きまして、食物繊維につきましてぉ伝えさせて頂きました。更に、食物繊維のことは、去る11月20日(木)の「切りし大根(昨日のおかず)」のブログ の中段でも記させて頂きました。

 および、椎茸しいたけのことは、去る6月12日(金)の「レタス」のブログ の中段やや上に記させて頂きました。

 ならびに、小松菜のことは、去る10月16日(木) の「身土不二しんどふじ」のブログ に記させて頂きました。

 そして、前述の、去る昨年の10月9日(木)の「笑いと菜食療法ー菜食に導かれた過程ー小乗しょうじょうから大乗だいじょうへ」のブログ の中段に詳細に記させて頂きましたように、ねぎにはアリシン(硫化りゅうかアリル)(英語:allicinアリシン)が含まれています。

 ところで、昔から言われている味噌汁のことを発展させた話につきましては、去る4月8日(水)の「南瓜かぼちゃ」のブログ の中段以降に記させて頂きました。それから、去る7月11日(土)の「日本人の魂の食べ物」のブログ の中段やや下に、

「(前略)去る6月29日(月)の『微笑ほほえみ』のブログ の中段やや下に、『味噌汁は、日本人のたましいの食べ物ですね。』と記させて頂きました。(後略)」と記させて頂きました。そのうえ、去る8月23日(日)の「アスコルビナーゼ」のブログ の下段やや上に、味噌汁である「御御御付(おみおつけ)」のことにつきまして、

「(前略)『御』が3つも付くのですから、誠に有り難い食べ物ですね。(後略)」と記させて頂きました。



心身一如*おかず・10月10日(土)
味噌汁



 同居している両親は、と以前、かれましたので、お伝え申し上げましたが、両親は何でも食べます。

 前述の、去る昨年の10月9日(木)の「笑いと菜食療法ー菜食に導かれた過程ー小乗しょうじょうから大乗だいじょうへ」のブログ に記させて頂きました過程があり、誠に有り難いことに、母親の理解を得て、菜食にさせて頂いております。


 あと、これらのおかずに、玄米御飯で御座います。玄米も、庶民しょみん的にスーパー・マーケットで購入して来ます。

 御承知のように、玄米のぬかには、去る11月10日(月)の「らっきょう」のブログ でぉ伝え申し上げましたように、糖質からエネルギーをつくり出すときに役立つとされているビタミンB1(チアミン)が含まれています。ビタミンB1(チアミン)のことは、去る3月30日(月)の「脳の神経細胞の新生」のブログ の上段から中段にけてでも記させて頂きました。

 また、らっきょうには、キャベツの約50倍の、前述の「水溶性食物繊維」が含まれています。キャベツのことは、去る12月20日(土)の「キャベツ」のブログ に記させて頂きました。 更に、らっきょうには、ビタミンB1の吸収を助ける、「アリシン(硫化りゅうかアリル)(英語:allicinアリシン)」という成分が多く含まれています。(ちな)みに、「アリシン(硫化(りゅうか)アリル)」は、ねぎ類に共通して含まれています。玉葱たまねぎに含まれている、血液をサラサラにする効能があるとされる「アリシン(硫化りゅうかアリル)」を効果的に摂取るための調理法は、去る3月25日(水)の「玉葱たまねぎ」のブログ に記させて頂きました。

 それから、玄米には、ビタミンE、食物繊維、そして、K(カリウム)が含まれています。(ちな)みに、K(カリウム)のことは、去る1月9日(金)の「茄子なす」のブログ に記させて頂きました。また、玄米のような穀類に含まれている食物繊維は、「不溶性食物繊維」です。前述の「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」のことにつきましては、前述の、去る3月22日(日)の「わかめ」のブログ の中段に記させて頂きました。



おかず7・10月24日(金)
玄米御飯



 玄米の食べかたにつきましては、去る11月17日(月)の「黒胡麻(ごま)」のブログ で記させて頂きました。また、玄米のかたにつきましては、去る11月26日(水)の「ふき」のブログ に記させて頂きました。


 本日も、最後(まで)ぉ読み頂き、誠にありがとうございました。唯々感謝。(^-^)