開帳足と開張足

● 開帳足と開張足

東京・新宿『靴は売らない靴屋』泰治(やすはる)です

開張足、開帳足・・・、どちらも「カイチョウソク」「かいちょうあし」と読みます

「開張足」が医学用語辞典に登録されているので、漢字は「開張足」が正しいと思います

本来の意味は、トンボや蝶などの昆虫が、翅(はね)を広げた時の長さのことなんです

鳥の場合は、翼を広げた長さを「翼開張(よくかいちょう)」といいます

足の親指と小指を結ぶ、横アーチがつぶれて横に広がるようすが、鳥が翼を広げたように見えるから、「開張」という漢字を使ったのではないかと思っています

原因はさまざま説明されていますが、足の中の靭帯がゆるんでいることで、体重をかけると、甲の中にある、指の付け根の骨、中足骨の間隔が広がってしまう状態の足のことです

親指と小指を結ぶ横アーチが崩れている、とも言います

立ち上げって体重をかけてた時と、足を持ち上げて体重がかかっていない時、足の幅が大きく変わる方は、ほとんどの場合、開張足だと思っていいです

ちなみに、「開帳」は仏像を安置している逗子の扉を開いて、仏様を拝観できるようにすることをいいます

また、法律用語で、賭博場を開く罪を、「開張罪」と言いますが、本来賭場を開く「カイチョウ」の文字は「開帳」が正しいです

江戸時代、法律で禁じられていた賭博を、寺社奉行の管轄であるため、町奉行の手の届かないお寺の本堂などで、私的にこっそり開かれたから、普段隠してある仏様が拝める「開帳」の文字を当てたのではないかと言われています

カイチョウの文字が2種類あることは、どうやら、賭博場を開く「開帳」を、法律用語で「開張」としたことに、混乱の原因があるようです

うんちく話はさておき、ゆるんだ靭帯は元に戻りませんから、「開張足は治らない」、とお医者様はおっしゃっています

靭帯はゆるんでも、筋肉があるじゃないか!

骨格も味方してくれます!!

中敷きに頼る手もあります!!!

ということで、3人の応援団から、少しでも本来の幅に近づける、力の借り方をお伝えするメニューがあります


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