エリック・クラプトン(Eric Clapton)は,1975年3月にリリースされたアルバム 『 There's One in Every Crowd (安息の地を求めて) 』 のプロモーションに伴い,4月7日ハワイ州ホノルルのホノルル・インターナショナル・センター公演を皮切りに行われた 「 There's One in Every Crow Tour 」 は,4月28日オーストラリアはパースのパース・エンターテイメント・センター公演までハワイ&オセアニア・ツアー,1ヵ月半後の 6月14日フロリダ州タンパはタンパ・スタジアム公演を皮切りに,8月30日バージニア州ノーフォークはザ・スコープ・アリーナ公演までの北米ツアー,北米ツアーの約 1ヵ月半後の 10月22日大阪の大阪フェスティバル・ホール公演を皮切りに,11月2日東京の日本武道館公演まで 2度目となる日本公演(7公演)を行います.

 本アイテムは上述の来日公演から,2公演目に当たる 10月23日大阪は大阪フェスティヴァル・ホール公演のオーディエンス録音を収録し Triconeレーベルから 2019年にリリースされた 『 Osaka 1975 2nd Night (Tricone 195/196) 』 で,5月下旬に 「 ★再入荷のお知らせ 」 として告知され,当時,入手したものです.

 音像は若干遠目で,ヴォーカル・パートが若干引っ込んでおり,逆にギター・パートが割と前に出てはいますが,相応にバランスが良いオーディエンス録音で,音の質感的にも聴き易く,曲中のオーディエンス・ノイズが少ないのも良いです.

 メーカー情報では
 『今週は、エリック・クラプトンの75年ジャパン・ツアー初日音源が初の完全収録でリリースされることを記念し、同ツアー2日目のアップグレード・バージョンも同時リリースしちゃいます!

 本作は1975年10月23日の大阪フェスティバルホール公演を非常に良好なステレオ・オーディエンス録音で完全収録したものです。本作のマスターは、かつて6CD「GOT THE POWER」、3CD「1975 Japan Tour Retrospective」に使われたものと同じです。しかしながら本作は音質が飛躍的に向上しており、そして史上最長の収録時間となっている真のマスタークオリティなのです。
 「GOT THE POWER」は、全体的にピッチが高い上に、本作よりイントロが15秒程短く、Disc1最後の歓声が欠落していました。何よりも音質が本作より大きく劣っていました。「1975 Japan Tour Retrospective」は、音質は本作と同等ながら、ピッチが非常に高めでした。しかも37分間のみのダイジェスト収録という不完全収録。また、イントロの一時停止までの3秒間が入っていませんでした。そんなこんなで、本作が2日目公演のグレードアップした決定版ということがお判りいただけるでしょう。

 では、このジャパン・ツアーの日程を再度確認しておきましょう。

 1975年10月22日-大阪フェスティバルホール ←「Osaka 1975 1st Night(4CD)」
 1975年10月23日-大阪フェスティバルホール ←【本作】
 1975年10月24日-京都会館第一ホール
 1975年10月27日-北九州市総合体育館
 1975年10月29日-静岡県駿府会館
 1975年11月1日-日本武道館
 1975年11月2日-日本武道館

 元々はクラシックのコンサート用に設計され、音響の素晴らしさでは日本有数と言われた大阪フェスティバルホール。そこで行なわれ、録音された本作のマスターも素晴らしいサウンドです。

 広がりのあるステレオサウンドでここまでクリアに収録されていることから、相当ハイエンドな録音機材を使用していたと思われます。
 初日にオーディエンスを魅了したクラプトンはこの日もセットリストを大幅に変更し、オーディエンスを驚かせました。この日のクラプトンのルックスも当時の音楽雑誌でグラビアが掲載されましたが、ブルージーンズにブラック地に白のドット柄のシャツに襟なしジャケット、ファー付きのキルトロングブーツというかっこいい出で立ちでした。オープニングのLaylaでは、前日の初日に優るとも劣らぬ白熱のソロを披露しています。もうこれでこの日のクラプトンの好調ぶりは窺えるというもの。そして2曲目には何とアルバム「LAYLA」収録の名曲Bell Bottom Bluesをプレイしたのです。この曲を次にステージで演奏するのは14年後のこと。直前の全米ツアーでは披露していたものの、このジャパン・ツアーでこの曲をプレイしたのはこの日だけだったのです。ロングトーンを活かした中間の切ないソロが聴きものです。続けてオーディエンスを驚かせたのは、4曲目。クラプトンがLaylaの有名なリフの元ネタだと明かしたアルバート・キングのブルース、As The Years Go Passing Byでした。恐らく当時の会場でこの曲のタイトルを知る人はいなかったことでしょう。この曲も本ツアーでプレイしたのはこの日だけだった上に、クラプトンの全キャリア上でもこの曲のライブテイクが残されているのはこの日だけなのです。
 日本公演史上、いやクラプトンのキャリア史上でも非常に貴重な2曲が聴けるだけに、この2日目もファンの間では今や伝説の日となっています。初日同様、クラプトンのプレイが冴え渡っていることが嬉しいところで、この日のI Shot The Sheriffは、クラプトンとテリーのツインリードパートを含み、10分以上に亘る大熱演となっています。この曲の終演後には、会場の女性から「ジャミー!(ドラムのジェイミー・オールデイカーのこと)」という黄色い歓声が飛びますが、発音が違うことを逸早くクラプトンが聞きつけ、「ジャミーかい?」と返すシーンがあります。この当時にはまだバンドメンバーの正確な情報も行き渡っていなかった状況が窺えます。
 前年の初来日からまだ一年。クラプトンの日本公演史はここから作られていったのです。この日の日中には、ミュージックライフ誌がクラプトンの宿泊するホテルの部屋でインタビュー取材を行なっています。インタビュアーは、当時同誌の編集長だった東郷かおる子氏。通訳は若き日のピーター・バラカン氏が雇われて務めました。このインタビューの席上、東郷氏はクラプトンに対し、「黒人からすれば、白人にはブルースはプレイできないと言われていますが?」という意地悪な質問をぶつけました。それに対しクラプトンは非常に長い時間考えた末に遂に口を開き、「できると思う時もあれば、できないと思う時もある。でも一生懸命やってできないなんて言うのは偽善じゃないかい?」と答えました。心の底にある思いを吐露し、悩みながらもブルースに命を懸けていた瞬間のクラプトンが燃え上がったのがこの日だったのです。
 今のクラプトンなら同じ質問にどう答えるでしょうか?恐らく笑って何も答えないのではないでしょうか。(僕のやってきたことを見てくれれば判るだろ?)とでも言いたげに。初日も凄いがこの日のプレイも凄いです。初日とともに2日目の本作もはずせまん。お早めのオーダーをお待ちしております。

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(★既発盤との比較検証)

★GOT THE POWER / 1975 JAPAN TOUR RETROSPECTIVE / 今回盤は全て同一音源。

★GOT THE POWER
今回と同じ全長版ながら、イントロが15秒程短い。Disc1最後の歓声が欠落している。
音質は今回盤より大きく悪い。ピッチが高い。

★1975 JAPAN TOUR RETROSPECTIVE
37分間のみのダイジェスト。
音質は今回盤と同等。ピッチが大きく速い。
イントロの一時停止までの3秒間が入ってない。
-----------------------------------』

Osaka 1975 2nd Night (Tricone 195/196)
 
 Live At Festival Hall, Osaka, Japan
 23rd October 1975
 [From Original Masters]

  Disc 1
   01. Intro 
   02. Layla
   03. Bell Bottom Blues
   04. I Shot The Sheriff
   05. As The Years Go Passing By
   06. Can't Find My Way Home
   07. Badge
   TOTAL TIME (57:23)

  Disc 2
   01. MC
   02. Knockin' On Heaven's Door
   03. Blues Power
   04. Teach Me To Be Your Woman
   05. Tell The Truth
   06. Further On Up The Road
   TOTAL TIME (51:39)

 Eric Clapton : Guitar, Vocal
 George Terry : Guitar
 Dicks Sims : Keyboards
 Carl Radle : Bass
 Jamie Oldaker : Drums
 Sergio Pastora Rodrigues : Percussion
 Yvonne Elliman : Backing Vocal
 Marcy Levy : Backing Vocal

  Layla
 
  Can't Find My Way Home
 
  Blues Power
 

[参考]
 詳細情報(メーカー情報より)
  Disc 2
   01. MC
       ::::
   04. Teach Me To Be Your Woman
   05. Tell The Truth
       ⇒ ★17:51の一時停止音は既発も同じ。
   06. Further On Up The Road


 There's One in Every Crow Tour Dates
 1975
 April
  [Hawaii & Oceania Tour]
  07 Honolulu International Center,Honolulu,HI,USA
  08 Honolulu International Center,Honolulu,HI,USA
  10 Western Springs Stadium,Auckland,NEW ZEALAND
  11 Western Springs Stadium,Auckland,NEW ZEALAND
  14 Brisbane Festival Hall,Brisbane,AUSTRALIA
  15 Brisbane Festival Hall,Brisbane,AUSTRALIA
  16 Festival Theatre,Adelaide Festival Centre,Adelaide,AUSTRALIA
  17 Hordern Pavilion,Sydney,AUSTRALIA
  18 Concert Hall,Sydney Opera House,Sydney,AUSTRALIA
  19 Hordern Pavilion,Sydney,AUSTRALIA
  20 Hordern Pavilion,Sydney,AUSTRALIA
  22 Hordern Pavilion,Sydney,AUSTRALIA
  23 Brisbane Festival Hall,Brisbane,AUSTRALIA
  24 Brisbane Festival Hall,Brisbane,AUSTRALIA
  26 Memorial Drive Park,Adelaide,AUSTRALIA
  28 Perth Entertainment Centre,Perth,AUSTRALIA
 
 June
  [North American Tour]
  14 Tampa Stadium,Tampa,FL,USA
  15 Jacksonville Memorial Coliseum,Jacksonville,FL,USA
  17 Municipal Auditorium,Mobile,AL,USA
  18 Mid-South Coliseum,Memphis,TN,USA
  19 Knoxville Civic Coliseum,Knoxville,TN,USA
  20 Charlotte Coliseum,Charlotte,NC,USA
  21 Cincinnati Gardens,Cincinnati,OH,USA
  23 Niagara Falls Convention and Civic Center,Niagara Falls,NY,USA
  24 Springfield Civic Center,Springfield,MA,USA
  25 Providence Civic Center,Providence,RI,USA
  26 Saratoga Performing Arts Center,Saratoga Springs,NY,USA
  28 Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale,NY,USA
  29 New Haven Veterans Memorial Coliseum,New Haven,CT,USA
  30 Civic Arena,Pittsburgh,PA,USA
 
 July
  01 Olympia Stadium,Detroit,MI,USA
  03 Memorial Stadium,Baltimore,MD,USA
  04 Richfield Coliseum,Richfield,OH,USA
  05 Chicago Stadium,Chicago,IL,USA
 07 Metropolitan Sports Center,Bloomington,MN,USA
  08 Dane County Coliseum,Madison,WI,USA  
  10 Municipal Auditorium,Kansas City,MO,USA
  11 Kiel Auditorium,St. Louis,MO,USA
 
 August
  03 Pacific Coliseum,Vancouver,BC,CANADA
  04 Portland Memorial Coliseum,Portland,OR,USA
  05 Seattle Center Coliseum,Seattle,WA,USA
  06 Spokane Coliseum,Spokane,WA,USA
  09 Frost Amphitheater,Stanford,CA,USA
  11 Salt Palace,Salt Lake City,UT,USA
  12 Denver Coliseum,Denver,CO,USA
  14 The Forum, Inglewood,CA,USA
  15 Swing Auditorium,San Bernardino,CA,USA
  16 San Diego Sports Arena,San Diego,CA,USA
  17 Tucson Convention Center,Tucson,AZ,USA
  18 Civic Center Theater,El Paso,TX,USA
  20 Sam Houston Coliseum,Houston,TX,USA
  21 Tarrant County Convention Center,Fort Worth,TX,USA
  22 Myriad Convention Center,Oklahoma City,OK,USA
  23 Tulsa Assembly Center,Tulsa,OK,USA
  24 Hirsch Memorial Coliseum,Shreveport,LA,USA
  27 Market Square Arena, Indianapolis,IN,USA
  28 Charleston Civic Center,Charleston,WV,USA
  29 Greensboro Coliseum, Greensboro,NC,USA
  30 The Scope Arena,Norfolk,VA,USA
 
 October
  [Japan Tour]
  22 Festival Hall,Osaka,JAPAN
  23 Festival Hall,Osaka,JAPAN
  24 Kyoto Kaikan,Kyoto,JAPAN
  27 Kitakyushu Shiritsu Sougou Taiikukan,Kita-Kyuushuu,JAPAN
  29 Sunpu Kaikan,Shizuoka,JAPAN
 
 November
  01 Nihon Budokan,Tokyo,JAPAN
  02 Nihon Budokan,Tokyo,JAPAN







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#2026-05-20 #再入荷のお知らせ #2019年

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 "Superstar"(”スーパースター”) や "This Masquerade"(”マスカレード”) 他,今でも,多くの作品がカヴァーされている レオン・ラッセル(Leon Russell)ですが,そんな レオン・ラッセル(Leon Russell)のアイテムの登場です.

 1st アルバム 『 Leon Russell (レオン・ラッセル) 』 をリリースした1970年.
 レオン・ラッセル(Leon Russell)は,アルバム・プロモーションを兼ねたツアーを,何度かに分けて行っています.

 本アイテムは,9月5日ユタ州ソルトレイクシティはテラス・ボールルーム公演を皮切りに,12月5日カリフォルニア州ロサンゼルスはリカルド・モンタルバン・シアター公演まで行われた,この年 3度目となる北米ツアーから,ツアー終盤に当たる 11月20日ニューヨーク州ニューヨーク・シティはフィルモア・イーエスト公演のサウンドボード録音を収録し,Uxbridgeレーベルよりリリースされた 『 Fillmore East 1970 Soundboard (Uxbridge 2927) 』 で,リリース時には 「 ★超高音質サウンドボードで、音質は完全オフィシャル級。エルトン・ジョンのゲスト参加も必聴! 」 の一文が添えられていました.

 サウンドボード録音なので,初心者でも安心して楽しめます.
 ビル・グレアム(Bill Graham)のイントロダクションが収録されているのも私的には感慨深いです.

 メーカー情報では
 『ソロ・デビュー作『LEON RUSSELL』を世に放ち、一気にロック史の主役へと駆け上がった1970年のレオン・ラッセル。その絶頂期の一夜を刻んだ大定番サウンドボードがベスト・マスターで登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1970年11月20日フィルモア・イースト公演」。その伝説的サウンドボード録音です。ロック史に燦然と輝く殿堂会場での一夜であり、しかもこの日、同じステージにはまだ誰も知らない23歳のエルトン・ジョンが立っていた……のですが、その話は後ほど。まずは当時の活動概要を俯瞰し、本作のポジションに迫ってみましょう。

 《3月23日『LEON RUSSELL』発売》
 ・4月9日:ハートフォード公演
 ・6月14日:アナハイム公演
 ・7月17日~8月7日:米国#1(11公演)
 《8月23日『AND THE SHELTER PEOPLE』制作開始》
 ・9月5日~12日:米国#2(3公演)
 ・9月26日~12月5日:米国#3(17公演)←★ココ★(14公演目)

【殿堂会場で記録された伝説サウンドボード】
 これが1970年のレオン・ラッセル。3月にソロ・デビュー作を発表し、夏から初冬にかけて三度も全米を巡っている。本作のフィルモア・イースト公演は、その最終レッグ「米国#3」の14公演目にあたる一夜でした。

 そして、会場がまた良いのです。この年の3月27日+28日(つまり、本作の約8ヶ月前)に、レオンはジョー・コッカーの音楽監督としてフィルモア・イーストの舞台に立っていました。総勢40名規模の大所帯を束ねた『MAD DOGS & ENGLISHMEN』──あの伝説の大名盤が生まれた場所です。それから1年も経たずに、今度はソロでトリを務めるために殿堂へ帰ってきた。しかもフィルモア・イーストが閉館するのは、この夜からわずか7ヶ月後の1971年6月。長い歴史の中でも、これ以上ない「伝説の季節」を捉えた一夜だったわけです。

 そんな夜を伝える本作は、古くからコレクターに親しまれてきた大定番サウンドボードのベスト・マスター。冒頭にはビル・グレアム自身のアナウンスが収められており、一言目から「ここはフィルモア・イーストである」という事実が耳に飛び込んできます。
 肝心の音質は、ところどころにノイズの気配が残っていなくもないのですが、基本的なサウンドは「完全オフィシャル級」。サウンドボードだけに、レオンのピアノも、あのしゃがれ声も、女性コーラス隊の艶も、オルガンの唸りも、遮るもののないまま真正面から届いてくる。半世紀を越えて、なお一級品として通用する生々しさです。

【「生演奏版の1stアルバム」となるライヴアルバム】
 そんなサウンドで綴られるのは、ファンにとって涙が出るようなセット。ここでその中身を整理しておきましょう。

 ●レオン・ラッセル(11曲)
 ・A Song For You/Dixie Lullaby/I Put A Spell On You/Pisces Apple Lady/Shoot Out on the Plantation/Hummingbird/Prince Of Peace/Give Peace A Chance/Masters Of War[ボブ・ディラン]/Delta Lady/Roll Away The Stone
 ●その他(8曲)
 ・レオン・ラッセル・アンド・ザ・シェルター・ピープル:It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry[ボブ・ディラン]/Crystal Closet Queen
 ・その他カバー:Girl From The North Country[ボブ・ディラン]/Get Out of My Life, Woman[アラン・トゥーサン]/Slippin' and Slidin' (Peepin' and Hidin')[リトル・リチャード]/Sweet Little Angel[B.B.キング]/Blues Power[エリック・クラプトン]/Great Balls Of Fire[オーティス・ブラックウェル]
 ※注:[  ]内はカバー元のオリジナル・アーティスト。

 ……と、このようになっています。

 何と言っても強烈なのがデビュー作『LEON RUSSELL』からの名曲群で、全12曲中、実に11曲が演奏されている。抜けているのは「Hurtsome Body」ただ1曲だけ。つまり本作は、事実上 “生演奏版のデビュー・アルバム”。ジョージ・ハリスンやエリック・クラプトン、リンゴ・スターらの手を借りてスタジオで結晶化させたあの世界を、レオン自身のバンドが客前でそのまま鳴らしきっているのです。
 そこに、まだ影も形もない“次作の予告編”が紛れ込むのも美味しいところ。「Crystal Closet Queen」はこの2ヶ月前にマッスル・ショールズで録音されたばかりの未発表曲、「It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry」に至ってはレコーディング自体が翌1971年1月。つまりスタジオ録音よりも先にステージで鳴っていた初期バージョンです。

 バンドも強力。ドラムのロジャー・ホーキンス、ベースのデヴィッド・フッドという“マッスル・ショールズ・リズム・セクション”の心臓部が土台を支え、そこにドン・プレストンとジョーイ・クーパーのギター、ジョン・ギャリーのオルガン、クローディア・リネアとキャシー・マクドナルドの歌声が重なっていく。B.B.キングの「Sweet Little Angel」でドン・プレストンがリード・ヴォーカルを執る場面もあり、レオン一座らしいレヴューの香りがそこかしこに漂います。

【23歳のエルトン・ジョンも登場】
 さて、さらに本作のポイントのひとつが(冒頭でも述べた)エルトン・ジョン。この11月20日+21日のフィルモア・イースト(計4公演)でレオンの前座を務めていたのが、まだ渡米間もないエルトン。8月のトルバドール公演で最前列にレオンの姿を見つけたエルトンは、後に「膝がガクガク震えた」「僕はレオン・ラッセルをコピーした。それがすべてだった」と語っている。そんな憧れの人が目の前に座っていたわけです。そしてこのフィルモア・イーストでは、今度はレオンの側が「俺のキャリアは終わりだ。こいつは俺よりずっと上手い」と漏らしたのだとか。互いが互いを見上げていた、そんな数日間でした。ちなみにエルトンが初のライヴ盤『17-11-70』を録音したのは、この夜のわずか3日前(11月17日A&Rスタジオ)。彼が最も熱かった一週間の、ど真ん中にある一夜でもあるのです。
 そんな二人が交差するのが、本作の幕切れ。「Roll Away The Stone」のリプライズにエルトン・ジョンが加わり、そのまま「Great Balls Of Fire」へと転がり込んでいく。ピアノを叩き、髪を振り乱す二人の姿が、音だけで完璧に見えてくる。この40年後、二人が『THE UNION』で再会することを、この時はまだ誰も知りません。

 『MAD DOGS & ENGLISHMEN』の8ヶ月後であり、『17-11-70』の3日前。そんなロック史の大名盤たちと肩を並べる伝説のサウンドボード・アルバムです。デビュー作をほぼ丸ごとステージ・テンションで格上げさせた歴史的ライヴアルバムの最高峰マスター。それこそ、ソロ・デビュー作『LEON RUSSELL』と並べて棚に置いていただきたい絶対盤。どうぞ、心ゆくまでご堪能ください。

 ★「1970年11月20日フィルモア・イースト公演」の伝説サウンドボード録音。古くから知られる大定番音源のベスト・マスターで、多少のノイズは残るものの基本的な音質は完全オフィシャル級。ソロ・デビュー作『LEON RUSSELL』全12曲中11曲が演奏される“生演奏版デビュー作”であり、ラストの「Roll Away The Stone」リプライズには前座を務めた23歳のエルトン・ジョンも登場。デビュー作と並べて棚に置いていただきたい絶対盤です。

Fillmore East 1970 Soundboard (Uxbridge 2927)
 
 Live At Fillmore East, New York City, NY, USA
 20th November 1970
 SOUNDBOARD RECORDING

   01. Bill Graham Intro / Girl From The North Country
   02. A Song For You
   03. Get Out Of My Life, Woman
   04. Slippin' And Slidin' (Peepin' And Hidin')
   05. Dixie Lullaby
   06. I Put A Spell On You
   07. It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train to Cry
   08. Pisces Apple Lady
   09. Sweet Little Angel (Don Preston-Vocals)
   10. Blues Power / Shoot Out On The Plantation
   11. Hummingbird
   12. Crystal Closet Queen
   13. Prince Of Peace
   14. Give Peace A Chance >
   15. Masters Of War >
   16. Give Peace A Chance
   17. Delta Lady
   18. Roll Away The Stone
   19. Roll Away The Stone (reprise)
   20. Great Balls Of Fire

 Leon Russell : Piano, Guitar, Lead Vocal
 Don Preston : Guitar, Vocal
 Joey Cooper : Guitar, Vocal
 John Gallie : Organ
 David Hood : Bass
 Roger Hawkins : Drums
 Claudia Lennear : Backing Vocal
 Kathi McDonald : Backing Vocal

 Special Guest
  Elton John : Piano, Vocal

  A Song For You
 
  Hummingbird
 
  Delta Lady
 

[参考]
 1970 Tour Dates
 April
  09 Bushnell Memorial Hall, Hartford, CT, USA

 June
  14 Anaheim Stadium, Anaheim, CA, USA
  26 Eagles Auditorium, Seattle, WA, USA

 July
  17 Mammoth Gardens, Denver, CO, USA
  18 Soldier Field, Chicago, IL, USA
   ⇒ [Wcfl Big Ten Summer Music Festival 1970]
  19 Almeda Speedway, Houston, TX, USA
   ⇒ [A Day Of Joy 1970]
  24 Fillmore East, New York City, NY, USA
  25 Fillmore East, New York City, NY, USA
  27 Mammoth Gardens, Denver, CO, USA
  28 Mammoth Gardens, Denver, CO, USA
  29 Mammoth Gardens, Denver, CO, USA

 August
  01 Swing Auditorium, San Bernardino, CA, USA
   ⇒ [Wadena Rock Festival 1970]
  03 Aztec Bowl, San Diego State University, San Diego, CA, USA
  04 Fillmore West, San Francisco, CA, USA
  05 Fillmore West, San Francisco, CA, USA
  07 San Diego Sports Arena, San Diego, CA, USA
  07 Santa Monica Civic Auditorium, Santa Monica, CA, USA
 
 September
  05 Terrace Ballroom, Salt Lake City, UT, USA
  06 Guthrie Theater, Minneapolis, MN, USA
  12 Clark Field, University of Texas, Austin, TX, USA
  26 Portland Memorial Coliseum, Portland, OR, USA

 October
  09 University Of Oregon, Eugene, OR, USA
  18 University Of California, San Diego, La Jolla, CA, USA
  20 Arizona Veterans Memorial Coliseum, Phoenix, AZ, USA
  23 Mammoth Gardens, Denver, CO, USA
  30 Eastown Theatre, Detroit, MI, USA
  31 Eastown Theatre, Detroit, MI, USA

 November
  05 Boston Tea Party, Boston, MA, USA
  06 Boston Tea Party, Boston, MA, USA
  07 Boston Tea Party, Boston, MA, USA
  08 Painters Mill Music Fair, Owings Mills, MD, USA
  13 Bristol Gymnasium, Geneva, NY, USA
  14 Spectrum, Philadelphia, PA, USA
  20 Fillmore East, New York City, NY, USA
  21 Fillmore East, New York City, NY, USA

 December
  04 Anaheim Convention Center, Anaheim, CA, USA
  05 Ricardo Montalban Theatre, Los Angeles, CA, USA














#2026-07-21






 ロックにブラス・セクションを導入し,1967年に結成されたたジャズ・ロック・バンド:ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(Blood, Sweat & Tears / BS&T).

 1968年12月にリリースした 2nd アルバム 『 Blood, Sweat & Tears (ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ / 血と汗と涙) 』 は,1969年に全米チャートで 7週間にわたり首位を獲得し,1970年には グラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞.

 最近,ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(Blood, Sweat & Tears / BS&T)のアイテムを紹介しましたが,何と,今度は,1991年のアイテムがリリースされました.
 
 本アイテムは,7月17日オレゴン州セントラル・ポイントはジャクソン・カウンティ・フェアグラウンズで開催された 「 Jackson County Fair 1991 」 出演時の 1st ショウのパフォーマンスをステレオ・サウンドボード録音により収録し Uxbridgeレーベルよりリリースされた 『 Jackson County Fair 1991 Soundboard Master (Uxbridge 2932) 』 で,リリース告知時には,恒例の 「 ★超高音質ステレオ・サウンドボード 」 の一文がありました.

 少し前に,同バンドの初期からのメンバーであり,個性的なヴォーカルでもあった デヴィッド・クレイトン・トーマス(David Clayton-Thomas)が,亡くなってしまっただけに,感慨深いものがあります.

 メーカー情報では
 『名シンガー、デヴィッド・クレイトン・トーマスがこの世を去って、早くも1ヶ月。コレクター界では、今この瞬間もあの豪快なバリトンを偲ぶ新発掘が続いています。今週は、そんな彼が円熟の絶唱を轟かせていた現場を極上体験できる秘宝サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1991年7月17日メドフォード公演」。伝統フェス“JACKSON COUNTY FAIR”に出演した際の新発掘ステレオ・サウンドボード録音です。

【名門が掘り起こした1991年の秘宝サウンドボード】
 今回の新発掘を担ったのは、コレクター界にその名を轟かせる「Krw_co」。かの名門は、近年になってこれまで存在すら知られていなかったサウンドボード・マスターを大量発掘。数年がかりで次々と世に送り出しています。膨大なアーカイヴを丁寧にデジタル化しては公開し続けており、そのたびにコレクター界を沸かせているわけですが、本作はそこへ新たに加わった新名盤なのです。
 クレイトン・トーマスは1984年に古巣BLOOD, SWEAT & TEARSへ帰還して以降、看板シンガーとして長くフロントに立ち続けていました。1991年に記録された本作も、まさにその円熟期にあたるわけですが、当時はバンドの活動は比較的こぢんまりとしたもの。大規模なツアーが組まれたわけでもなく、それだけに音の記録もめっぽう少ない。掘り起こされなければ、そのまま歴史の隙間に埋もれていたであろう貴重な一夜なのです。
 “JACKSON COUNTY FAIR”出演は昼夜2回ステージだったようで、本作はそのうちの1stショウ。フェアの熱気の中で繰り広げられた、飾らないながらも実に生きのいいステージが刻まれています。

【オフィシャル超越級の衝撃サウンド】
 そんな一夜を伝える本作は、大元のサウンドボード・マスターからダイレクトにCD化された究極ジェネ。そのサウンドが、とにかく超絶級です。会場の大歓声ははるか彼方で、さざ波のようにうっすらと寄せては返すミックス卓直結系なのですが、その代わりぶ厚い演奏音がびっしりと埋め尽くされている。BLOOD, SWEAT & TEARSと言えば、トランペットやトロンボーン、サックスが咆哮するブラス・ロックの雄。その分厚いホーン・セクションが、極太のまま全編を支配していく。オルガンの唸りも、うねるベースも、そしてクレイトン・トーマスの朗々たるバリトンも、何もかもが濃厚に立ち上がってくるのです。
 「鉄壁のクオリティ」と「生々しさ」を両立しているだけに普段なら「発掘オフィシャル級!」とご紹介するところですが、本作については、それでもまだ足りない。究極ジェネならではの目の覚めるような鮮やかさ、そして生演奏とそっくりそのままシンクロしてしまう異次元の音楽体験……ここまで来ると、もはや「オフィシャル超越級」とでも呼びたくなる。整えられた公式作品さえ軽々と飛び越えていく、規格外のサウンドボードなのです。

【不朽の名曲を凝縮したフルショウ】
 その規格外サウンドで脳みそに流し込まれるのが、黄金の名曲をぎっしり詰め込んだフルショウ。ここで、その曲目も整理しておきましょう。

 ●血と汗と涙(4曲)
 ・Smiling Phases/And When I Die/God Bless The Child/Spinning Wheel
 ●その他(2曲+3曲)
 ・ブラッド・スウェット&ティアーズ3:Hi-De-Ho/Lucretia MacEvil
 ・その他:I Love You More Than You'll Ever Know/Go Down Gamblin'/Gimme That Wine

 ……と、このようになっています。

 冒頭のイントロ・ジャムからクレイトン・トーマス登場を経ての「I Love You More Than You'll Ever Know」でぐっと惹き込む幕開け。そこから「Smiling Phases」「Hi-De-Ho」「And When I Die」と、黄金期の代表曲が次々に繰り出されていきます。ビリー・ホリデイの「God Bless The Child」や、3作目の目玉「Lucretia MacEvil」も飛び出し、締めくくりはもちろん永遠の大定番「Spinning Wheel」。約63分、BLOOD, SWEAT & TEARSというバンドの美味しいところだけを煮詰めたような、至福のセットなのです。
 1991年という、決して記録に恵まれない時代の一夜。今回の発掘がなければ永久に体験することのなかったであろう生演奏がギッシリ詰まった新名盤です。デヴィッド・クレイトン・トーマスの豪快なバリトンを名門「Krw_co」がこれ以上ない鮮度で掘り起こした秘宝アルバム。偉大なシンガーへの敬意と感謝を込めた追悼発掘の最新弾。どうぞ、彼の絶唱をじっくりと味わい尽くしてください。

 ★「1991年7月17日メドフォード公演(1stショウ)」のステレオ・サウンドボード録音。名門「Krw_co」新発掘シリーズの最新弾で、大元マスターからダイレクトにCD化された究極ジェネが強烈。鉄壁のクオリティと生々しさを両立し、生演奏とシンクロする異次元感覚はまさに「オフィシャル超越級」となる衝撃の新名盤です。

Jackson County Fair 1991 Soundboard Master (Uxbridge 2932)
 
 Live At Jackson County Fair, Medford, OR, USA
 17th July 1991 / 1st Show
 STEREO SOUNDBOARD RECORDING

   01. Intro Jam
   02. David Clayton Thomas Intro > I Love You More Than You'll Ever Know
   03. Smiling Phases
   04. Hi-De-Ho
   05. And When I Die
   06. Go Down Gamblin'
   07. Gimme That Wine
   08. God Bless The Child
   09. Lucretia MacEvil
   10. Spinning Wheel
   TOTAL TIME (63:08)

 David Clayton-Thomas : Vocal
 Larry DeBari : Guitar, Vocal
 Glenn McClelland : Keyoards
 Gary Foote : Bass
 Neil Capolongo : Drums
 Jerry Sokolov : Trumpet
 Charley Gordon : Trombone
 Wayne Schuster : Saxophone, Flute

  David Clayton Thomas Intro > I Love You More Than You'll Ever Know
 
  And When I Die
 
  God Bless The Child
 

[参考]
 1991 Tour Dates
 May
  04 Flamingo Hilton Amphitheater, Laughlin, NV, USA
  16 The Strand, Redondo Beach, CA, USA
  17 The Coach House, San Juan Capistrano, CA, USA
  18 Strawberry Meadows of College Park, Oxnard, CA, USA
     ⇒ [California Strawberry Festival 1991]

 June
  07 Rockefeller's, Houston, TX, USA
     ⇒ [Two Shows]
  08 Rockefeller's, Houston, TX, USA
     ⇒ [Two Shows]
  09 Rockefeller's, Houston, TX, USA

 July
  02 Friendship Festival Grounds, Fort Erie, ON, CANADA
     ⇒ [Friendship Festival 1991]
  13 Kresge Auditorium, Interlochen, MI, USA
  17 Jackson County Fairgrounds, Central Point, OR, USA
     ⇒ [Jackson County Fair 1991]
     ⇒ [Two Shows]
  18 Indoor Showroom, Konocti Harbor, Kelseyville, CA, USA

 August
  25 Kunstplatz, Bethlehem, PA, USA
     ⇒ [Musikfest 1991]
  28 Du Quoin State Fairgrounds, Du Quoin, IL, USA
     ⇒ [DuQuoin State Fair 1991]

 September
  02 Miller Court at New York State Fairgrounds, Syracuse, NY, USA
     ⇒ [New York State Fair 1991]
  07 Paramount Theatre, New York, NY, USA
  22 Forum Amphitheater, Kansas City, MO, USA

[関連記事]
BS&T 5 (TRIAL-163)
 
Stockton 1971 (Uxbridge 968)
 
Newport Jazz Festival 1969 (Uxbridge 1219)
 
Amsterdam 1970 FM Broadcast (Uxbridge 2908)
 

#2026-07-28



 8月4日(火)は,JR関内駅から程近い ベイスターズ通りで行われていた 「 JAZZ SESSION TWILIGHT STAGE 」 へ.

 

 多分,今回が初であろう,夏の夕方から行われる ストリート・ライヴ.

 出演は,福山詩織 Quintet で,ヴォーカルの 福山詩織(Shiori Fukuyama)さんを筆頭に,クラリネットの 宮脇惇(Atsushi Miyawaki)さん,ギターの 石井信義(Nobuyoshi Ishii)さん,ベースの 山本裕之(Hiroyuki Yamamoto)さん,ドラムの 柴田亮さんによる クインテット編成.

 開演が,17時00分と言うことで,明らかに間に合わないのですが,2 Stage 行うであろうとの期待もあって,JR関内駅で下車し,ベイスターズ通りへ.

 ベイスターズ通り手前の道路の横断歩道で,信号が変わるのを待っている時から演奏音が聴こえてきました.
 横断歩道を渡り,ベイスターズ通り入口から,割と直ぐのところで演奏が行われていました.場所は,Jazz Live Restaurant BarBarBarの入口の前辺り.
 到着は,18時15分前後.

 

 既に 2nd Stage が始まっていましたし,演者全員が 「 YOKOHAMA JAZZ EGGS 」 の Tシャツを着ての演奏.

 

 演奏していた曲は,みなさん良くご存知だと思われる曲.
 私的に 1曲不明でしたが(苦笑)

 

 今の時期,屋外で夕方からのライヴは,風も心地良く最高ですね.
 このようなイベントが増えていくことを望みます.

 

 [Member]
  Shiori Fukuyama : Vocal
  Atsushi Miyawaki : Clarinet
  Nobuyoshi Ishii : Guitar
  Hiroyuki Yamamoto : Bass
  Ryo Shibata : Drums 

 [Set List]
   :::
  Just The Two Of Us
  ???? (Un-Known)
  Superstar
  Feel Like Makin’ Love
  [Encore]
  On The Sunny Side Of The Street
 

#2026-08-04 #Shiori_Fukuyama #Atsushi_Miyawaki #Nobuyoshi_Ishii #Hiroyuki_Yamamoto #Ryo_Shibata





 1974年10月に 『 Borboletta (不死蝶) 』 をリリースした サンタナ(Santana).
 このアルバムは,当時,カルロス・サンタナ(Carlos Santana)が,ジャズやフュージョン系に傾倒していたこともあって,リターン・トゥ・フォーエヴァー(Return To Forever)の スタンリー・クラーク(Stanley Clarke)をはじめ、同バンドの元メンバーである アイアート・モレイラ(Airto Moreira)や フローラ・プリム(Flora Purim)が参加しています.

 本アイテムは,同アルバム・リリースの翌年に当たる 1975年のアイテムで,5月23日ペンシルベニア州フィラデルフィアはスペクトラム公演を皮切りに,7月12日ミシガン州カラマズーはウィングス・スタジアム公演まで行われた,この年,2回目となる北米ツアーから,ツアー中盤に差し掛かった 6月20日ノースカロライナ州シャーロットはシャーロット・コロシアム公演のステレオ・サウンドボード録音を収録し Uxbridgeレーベルからリリースされた 『 Charlotte 1975 Soundboard (Uxbridge 2933) 』 で,リリース告知時には,恒例の 「 ★超高音質ステレオ・サウンドボード 」 の一文もありました.

 ステレオ・サウンドボード録音なので,初心者でも安心して楽しめるアイテムです.
 ここ最近の サンタナ のサウンドボード録音アイテムは,1974年に集中していただけに,別の年のリリースは有難いのですが,私的には,60年代後半のアイテムのリリースを望みたいですね.

 メーカー情報では
 『エリック・クラプトンの全米ツアーにスペシャル・ゲストとして帯同し、大舞台でその存在感を轟かせていた1975年のSANTANA。前年の異色作『BORBOLETTA』を引っさげたそのステージを捉えた極上サウンドボードのアップグレード・マスターが新発掘です。
 そんな本作に刻まれているのは「1975年6月20日シャーロット公演」のサウンドボード録音です。最近のSANTANAと言えば、名門「JEMS」から初登場のサウンドボード・マスターが大量発掘されていますが、その源泉は数年前に他界された西海岸のコア・コレクターが遺した遺品コレクション。そこから次々と極上サウンドボード・マスターが発見されているのです。SANTANAだけでも相当数が発掘されてきましたが、その発掘の中心はもっぱら「1974年」。それに対して本作はシリーズ初の「1975年」で、意味合いが異なっています。その辺をご説明するためにも、まずは当時の活動概要を俯瞰してみましょう。

 ●1974年
 ・1月14日:イサカ公演
 《5月『LOTUS』/7月『GREATEST HITS』発売》
 ・7月13日~10月28日:北米#1(62公演)←※MILWAUKEE 1974他
 《10月『BORBOLETTA』発売》
 ・11月16日:ホノルル公演
 ・11月23日~12月14日:日本(16公演)
 ●1975年
 ・3月23日~4月27日:北米#2(20公演)
 ・5月23日~7月12日:北米#3(29公演)←★ココ★
 ・8月3日~9月1日:北米#4(13公演)
 ・9月5日~10月13日:欧州(39公演)
 ・11月14日~12月7日:北米#5(6公演)
 ・12月31日:デイリーシティ公演

【新発掘シリーズ初の1975年サウンドボード】
 これが1974/1975年のSANTANA。『MILWAUKEE 1974 SOUNDBOARD(Uxbridge 2860)』など、これまでの遺品サウンドボード・シリーズは1974年の「北米#1」に集中していました。それに対し、本作のシャーロット公演は『BORBOLETTA』リリース後の「北米#3」の13公演目でした。また、「北米#3-4」は一部(6月14日~8月17日)がエリック・クラプトンの全米ツアーのオープニング・アクトとしてのもの。その多くのショウでカルロスはクラプトンのアンコールにも客演。その定番が、後述する「Eyesight To The Blind」でもありました。本作のシャーロット公演もまた、まさにそんな二枚看板の一夜でした。
 さて、そんなシャーロット公演は、以前からサウンドボードが残された事でも知られてきました。しかし、従来のマスターは「聴けるだけありがたい」レベルのシロモノ。ディテールはどこもかしこも角が丸く、モコモコと籠もり、おまけにシュワシュワとしたノイズ感が周期的に強まったり弱まったりと落ち着かない。ダビング痕と経年劣化のダブルパンチを食らったような音で、その内容の素晴らしさをかろうじて偲ぶしかありませんでした。
 ところが、新発掘マスターの本作はまるで違う。今挙げた難点がごっそり消え失せているのです。具体的なダビング回数までは断定されていないものの、「超若ジェネ(Very Low Gen SB)」として公開された高鮮度マスターで、そのアップグレード感はズバリ「まるで別物」級。遺品シリーズでお馴染みのミックス卓直結系のムキ出し感はオフィシャル作品と比べるようなタイプではないものの、従来マスターとは比較にならないほど猛烈クリア。輪郭はシャキッと際立ち、1音1音がくっきりハッキリと立ち上がる。あの気まぐれな周期変化など初めから存在しなかったかのように消え去り、荒縄のようにねじれ太った演奏が、ビシッと安定したまま脳へ流し込まれてくるのです。
 シリーズを追いかけてこられた方なら、本作にも「今回もスゴい」と頷いていただけると思いますが、それ以上に従来マスターをご存知の方ほど衝撃は桁違い。「なんだコレは!」「シャーロットは、こんなにも美しいサウンドボードだったのか」と目からどころか、耳からもボロボロとウロコが落ちていく快感に浸れることでしょう。

【クラプトンとの共演も美味しいライヴアルバム】
 そんな生まれ変わったサウンドボードで味わえるのが、これまでのシリーズとは様変わりした“BORBOLETTA Tour”のセット。ここで比較しながら整理しておきましょう。

 ●天の守護神(4曲)
 ・Incident At Neshabur/Black Magic Woman-Gypsy Queen/Oye Como Va/Samba Pa Ti
 ●その他(6曲+α)
 ・サンタナ:Savor/Soul Sacrifice (Stormy Monday)
 ・その他:Let The Music Set You Free(★)/Time Waits For No One(★)/Toussaint L'Overture/Eyesight To The Blind(★)
 ※注:「★」印は「北米#1」のサウンドボード・シリーズにはなかった曲。

 ……と、このようになっています。

 1974年の「北米#1」シリーズを聴き込んでこられた方なら、その違いは一目瞭然。あの頃セットの軸を担っていた冒頭メドレーや「Mirage」「Bambele」といったナンバーが姿を消し、代わりに「Let The Music Set You Free」「Time Waits For No One」が並んでいる。この2曲は、いずれも当時最新作だった『BORBOLETTA』からのレパートリー。まさに“BORBOLETTA Tour”ならではの選曲であり、本シリーズで初めて聴ける1975年の新しい顔なのです。
 そして、本作最大のトピックがラストの「Eyesight To The Blind」。この曲のみSANTANAではなく、メイン・アクトだったクラプトンのステージ。カルロスがゲスト共演した1曲だけボーナス・トラック的に追加収録されているのです。惜しくも曲の途中で録音は途切れてしまいますが、それでも本編同様の極上サウンドボードで13分以上も収録されている。しかも、その中身も素晴らしく、クラプトン&カルロス、それにジョージ・テリーによる三者三様のソロがばっちり聞き分けられる。ド直結サウンドボードの威力をまざまざと見せつけるような必聴テイクなのです。

 名門「JEMS」が手掛ける遺品マスター・シリーズ、その最新弾にして初の1975年サウンドボード・アルバムです。長らく「聴けるだけ有り難い」級だったマニア向けサウンドボードが万人向けに衝撃アップグレードを果たした決定盤。クラプトンとの邂逅まで刻まれた“BORBOLETTA Tour”の貴重なライヴアルバム。どうぞ、生まれ変わった極上サウンドで存分にご堪能ください。

 ★「1975年6月20日シャーロット公演」のサウンドボード録音。名門「JEMS」の遺品マスター・シリーズ最新弾で、貴重な“BORBOLETTA Tour”のライヴアルバムです。モコモコに籠もっていた従来マスターとは比べものにならない「まるで別物」級の「超若ジェネ(Very Low Gen)」サウンドで、エリック・クラプトンのアンコールにカルロスが客演した「Eyesight To The Blind」も楽しめる。音源の未開地だった1975年の新名盤が誕生です。

Charlotte 1975 Soundboard (Uxbridge 2933)
 
 Live At Charlotte Coliseum, Charlotte, NC, USA
 20th June 1975
 STEREO SOUNDBOARD RECORDING

  Disc 1
   01. Incident At Neshabur
   02. Black Magic Woman / Gypsy Queen
   03. Oye Como Va
   04. Let The Music Set You Free
   05. Time Waits For No One
   06. Samba Pa Ti
   07. Savor
   08. Toussaint L'Overture
   TOTAL TIME (55:35)

  Disc 2
   01. Band Introductions
   02. Soul Sacrifice / Stormy Monday
   03. Eyesight To The Blind
   TOTAL TIME (33:15)

  Incident At Neshabur
 
  Black Magic Woman / Gypsy Queen
 
  Toussaint L'Overture
 
  Eyesight To The Blind
 

[参考]
 1974-1975 Tour Dates
 1974
 July
  [North American Tour]
  13 Grand Valley State Colleges, Allendale, MI, USA
  14 Cornell University, Ithaca, NY, USA
  17 Municipal Auditorium, Sioux City, IA, USA
  22 Kinsmen Field House, Edmonton, AB, CANADA
  24 Pacific Coliseum, Vancouver, BC, CANADA
  25 Paramount Theatre, Seattle, WA, USA
  26 Paramount Theatre, Portland, OR, USA
  28 Balboa Stadium, San Diego, CA, USA
  31 Century Plaza Hotel, Los Angeles, CA, USA

 August
  02 Robertson Gymnasium, University Of California Santa Barbara Campus, CA, USA
  04 Summerfest Grounds, Milwaukee, WI, USA
  06 Surf Ballroom, Clear Lake, IA, USA
  07 Brown County Veterans Memorial Arena, Ashwaubenon, WI, USA
  09 Atlantic City Race Course, Mays Landing, NJ, USA
  10 Pine Knob Music Theatre, Clarkston, MI, USA
  11 Rich Stadium, Orchard Park, NY, USA
  14 Winnipeg Arena, Winnipeg, MB, CANADA
  16 Grand Valley State Colleges, Allendale, MI, USA
  17 St. Paul Civic Center, St. Paul, MN, USA
  18 Milwaukee Auditorium, Milwaukee, WI, USA
  31 Cleveland Stadium, Cleveland, OH, USA
     ⇒[World Series of Rock 1974 #3]

 September
  01 Memorial Stadium, Austin, TX, USA
  13 Winterland Arena, San Francisco, CA, USA
  14 Winterland Arena, San Francisco, CA, USA
  15 Selland Arena, Fresno, CA, USA
  17 Celebrity Theatre, Phoenix, AZ, USA
  18 Ice Palace, Las Vegas, NV, USA
  20 Swing Auditorium, San Bernardino, CA, USA
  21 Bakersfield Civic Auditorium, Bakersfield, CA, USA
  23 University Stadium, Albuquerque, NM, USA
  24 Pan American Center, Las Cruces, NM, USA
  26 Tulsa Assembly Center, Tulsa, OK, USA
  27 Jim Norick Arena, Oklahoma City, OK, USA
  28 Sam Houston Coliseum, Houston, TX, USA
  29 Hirsch Memorial Coliseum, Shreveport, LA, USA

 October
  02 The Omni, Atlanta, GA, USA
  03 Curtis Hixon Convention Hall, Tampa, FL, USA
  04 Orlando Sports Stadium, Orlando, FL, USA
  05 Jacksonville Memorial Coliseum, Jacksonville, FL, USA
  06 Miami Jai-Alai Fronton, Miami, FL, USA
  09 Capitol Theatre, Passaic, NJ, USA
  10 Capitol Theatre, Passaic, NJ, USA
  11 Academy of Music, New York City, NY, USA
     ⇒ [Two Shows]
  12 Academy of Music, New York City, NY, USA
     ⇒ [Two Shows]
  13 Academy of Music, New York City, NY, USA
  14 Barton Hall, Cornell University, Ithaca, NY, USA
  15 New Haven Veterans Memorial Coliseum, New Haven, CT, USA
  17 Providence Civic Center, Providence, RI, USA
  18 Dome Arena, Henrietta, NY, USA
  19 Cole Field House, College Park, MD, USA
  20 The Music Hall, Boston, MA, USA
  22 Erie County Field House, Erie, PA, USA
  23 Charleston Civic Center, Charleston, WV, USA
  24 Civic Arena, Pittsburgh, PA, USA
  25 International Amphitheater, Chicago, IL, USA
  26 Kolf Sports Center, Oshkosh, WI, USA
  27 Dane County Coliseum, Madison, WI, USA
  28 Milwaukee Auditorium, Milwaukee, WI, USA

 November
  16 Honolulu International Center, Honolulu, HI, USA

  [JapanTour]
  23 Jissen Rinri Kinen Kaikan, Kanazawa, JAPAN
  25 Niigata Kenmin Kaikan, Niigata, JAPAN
  26 Akita Kenmin Kaikan, Akita, JAPAN
  29 Hokkai-dou Kousei Nenkin Kaikan, Sapporo, JAPAN
  30 Hokkai-dou Kousei Nenkin Kaikan, Sapporo, JAPAN

 December
  03 Yokohama Bunka Taiikukan, Yokohama, JAPAN
  05 Nagoya-shi Koukaidou, Nagoya, JAPAN
  06 Wakayama Kenmin Bunka Kaikan, Wakayama, JAPAN
  07 Osaka Kousei Nenkin Kaikan, Osaka, JAPAN
  08 Shibuya Koukaidou, Tokyo, JAPAN
  09 Nippon Budokan, Tokyo, JAPAN
  10 Nippon Budokan, Tokyo, JAPAN
  11 Kyoto Kaikan, Kyoto, JAPAN
  12 Osaka Kousei Nenkin Kaikan, Osaka, JAPAN
  13 Hiroshima Kenritsu Taiikukan, Hiroshima, JAPAN
  14 Kyuuden Kinen Taiikukan, Fukuoka, JAPAN

 1975
 March
  [North American Tour]
  23 Kezar Stadium, San Francisco, CA, USA
     ⇒ [SNACK Benefit 1975]

 April
  01 Santa Monica Civic Auditorium, Santa Monica, CA, USA
  03 Santa Cruz County Fairgrounds, Watsonville, CA, USA
  04 Center for the Performing Arts, San Jose, CA, USA
  05 Main Gym, San Luis Obispo, CA, USA
  06 San Diego Sports Arena, San Diego, CA, USA
  10 Kleinhans Music Hall, Buffalo, NY, USA
  11 Beacon Theatre, New York, NY, USA
  12 Calderone Concert Hall, Hempstead, NY, USA
  15 Veterans Memorial Auditorium, Columbus, OH, USA
  16 Indiana Convention Center, Indianapolis, IN, USA
  18 Athletics and Convocation Center, Notre Dame, IN, USA
  19 Louisville Convention Center, Louisville, KY, USA
  23 Reid Athletic Center, Hamilton, NY, USA
  20 Armory Fieldhouse, Cincinnati, OH, USA
  21 Godwin Hall, Harrisonburg, VA, USA
  24 Bucknell University, Lewisburg, PA, USA
  25 Roanoke Civic Center, Roanoke, VA, USA
  26 Littlejohn Coliseum, Clemson, SC, USA
  27 Asheville Civic Center Complex, Asheville, NC, USA

 May
  23 Spectrum, Philadelphia, PA, USA 
  25 Rynearson Stadium, Ypsilanti, MI, USA
  28 Forum de Montréal, Montreal, QC, CANADA
  29 Massey Hall, Toronto, ON, CANADA
     ⇒ [Two Shows]

 June
  01 London Gardens, London, ON, CANADA
  04 Moncton Coliseum, Moncton, NB, CANADA
  14 Tampa Stadium, Tampa, FL, USA
  15 Jacksonville Memorial Coliseum, Jacksonville, FL, USA
  17 Municipal Auditorium, Mobile, AL, USA
  18 Mid-South Coliseum, Memphis, TN, USA
  19 Knoxville Civic Coliseum, Knoxville, TN, USA
  20 Charlotte Coliseum, Charlotte, NC, USA
  21 Cincinnati Gardens, Cincinnati, OH, USA
  23 Niagara Falls Convention and Civic Center, Niagara Falls, NY, USA
  24 Springfield Civic Center, Springfield, MA, USA
  25 Providence Civic Center, Providence, RI, USA
  26 Saratoga Performing Arts Center, Saratoga Springs, NY, USA
  28 Newport Jazz Festival New York 1975
  30 Civic Arena, Pittsburgh, PA, USA

 July
  01 Olympia Stadium, Detroit, MI, USA
  03 Baltimore Civic Center, Baltimore, MD, USA
  04 Richfield Coliseum, Richfield, OH, USA
  05 Chicago Stadium, Chicago, IL, USA
  07 Metropolitan Sports Center, Bloomington, MN, USA
  08 Dane County Coliseum, Madison, WI, USA
  10 Municipal Auditorium, Kansas City, MO, USA
  11 Kiel Auditorium, St. Louis, MO, USA
  12 Wings Stadium, Kalamazoo, MI, USA

 August
  03 Pacific Coliseum, Vancouver, BC, CANADA
  04 Portland Memorial Coliseum, Portland, OR, USA
  05 Seattle Center Coliseum, Seattle, WA, USA
  06 Spokane Coliseum, Spokane, WA, USA
  09 Frost Amphitheater, Stanford, CA, USA
  11 Salt Palace, Salt Lake City, UT, USA
  12 Denver Coliseum, Denver, CO, USA
  14 The Forum, Inglewood, CA, USA
  15 Swing Auditorium, San Bernardino, CA, USA
  16 San Diego Sports Arena, San Diego, CA, USA
  17 Tucson Convention Center, Tucson, AZ, USA
  31 Oakland-Alameda County Coliseum Arena, Oakland, CA, USA

 September
  01 Oakland-Alameda County Coliseum Arena, Oakland, CA, USA
  [UK Tour]
  05 Birmingham Hippodrome, Birmingham, UK
  06 Birmingham Hippodrome, Birmingham, UK
  06 Birmingham Hippodrome, Birmingham, UK
  07 Capitol Theatre, Cardiff, UK
  07 Capitol Theatre, Cardiff, UK
  08 Gaumont Theatre, Southampton, UK
  09 Hammersmith Odeon, London, UK
     ⇒ [Two Shows]
  10 Hammersmith Odeon, London, UK
     ⇒ [Two Shows]
  11 Hammersmith Odeon, London, UK
     ⇒ [Two Shows]
  13 Empire Theatre, Liverpool, UK
  14 Palace Theatre, Manchester, UK
     ⇒ [Two Shows]
  15 Newcastle City Hall, Newcastle upon Tyne, UK
  16 Apollo Theatre, Glasgow, UK
  17 Apollo Theatre, Glasgow, UK

  [European Tour]
  20 Jahrhunderthalle, Frankfurt, GERMANY
  21 Rhein-Main Halle, Wiesbaden, GERMANY
  22 Halle Münsterland, Münster, GERMANY
  23 Sporthalle, Cologne, GERMANY
  24 Philipshalle, Dusseldorf, GERMANY
  26 Congress Centrum CCH, Hamburg, GERMANY
  27 Scandinavium, Gothenburg, SWEDEN
  28 Brøndby Hallen, Copenhagen, DENMARK
  29 Halle Münsterland, Münster, GERMANY
  30 Deutschlandhalle, Berlin, GERMANY

 October
  02 Sporthalle, Linz, AUSTRIA
  03 Wiener Stadthalle (Halle D), Vienna, AUSTRIA
  04 Dom Sportova, Zagreb, CROATIA
  05 Hala Pionir, Belgrade, SERBIA
  07 Circus Krone, Munich, GERMANY
     ⇒ [Two Shows]
  08 St. Jakobshalle, Münchenstein, SWITZERLAND
  09 Rhein-Neckar-Halle, Eppelheim, GERMANY
  10 Messehalle, Saarbrücken, GERMANY
  11 Ahoy, Rotterdam, NETHERLANDS
  13 Pavillon de Paris, Paris, FRANCE

 November
  [North American Tour]
  14 Winterland Arena, San Francisco, CA, USA
  15 Winterland Arena, San Francisco, CA, USA

 December
  04 Medford Armory, Medford, OR, USA
  05 East Gym, Arcata, CA, USA
  06 Cascade Theatre, Redding, CA, USA
  07 California State University, Chico, Chico, CA, USA
  31 Cow Palace, Daly City, CA, USA







#2026-07-28