「Who do We think We are」リリース時に行われた1973年欧州ツアーより,3月16日のフランス・リヨン公演をSBDで収録した「Lyon 1973 (Darker Than Blue 131)」に続いて,発売された「Birmingham 1973 (Darker Than Blue 134)」.
本音源は1973年2月16日から開始された英国ツアーにおける,2月21日のバーミンガム・タウンホール公演を収録したオーディエンス録音です.この時期の英国ツアー音源は少ないだけに,ファンにはたまらない 1枚でしょう.
メーカー情報では
『やや遠めの録音という印象ですが、会場のムードやホール公演の空気感をしっかり捉えた録音は「いかにも'70年代」といったヴィンテージな質感。ライ ヴ・テープを愛好するマニアは冒頭のオープニング・イントロを聴いた瞬間に堪らない気持ちにでしょう。所々でマスターに由来する音の揺れや欠落があるもの の、見通しや分離はかなり良好。特にイアン・ギランのヴォーカルとジョン・ロードのオルガンは絶好の聴き易さで、両者の存在感は「Highway Star」から際立っています。もちろんリッチーのギターは絶好調で、ソロも見事に決めています(リッチーのプレイを下支えするようにボトムで響く、ロ ジャー・グローヴァーのベースもまた聴き応えがあります)。「Highway Star」からやや間をおいて始まる「Smoke On The Water」は、初日のロンドン公演でも聴かれたような、リッチーとペイスの絡みからスタート。好調なギランのヴォーカルとジョンのオルガンはここでも出 色で、パワフルな演奏を楽しませてくれます。曲終盤で聴けるジョンのソロにも注目です。続いてはお馴染み「Strange Kind Of Woman」。ロンドン公演を収めた音源では同曲が何故かライヴ公演で登場していましたが、ここでは通常の位置。中盤で聴けるギランとリッチーのアドリブ は聴き応えがあります。この時期は噛み合わない場面も観られた二人の掛け合いも、ここではきちんとしたやり取りとして機能しています。続く「Mary Long」のスピーディで流れるような演奏は本音源でも聴き所でしょう。
ジョンのソロが冒頭に明瞭なサウンドでフィーチャーされた「Lazy」は、リッチーとジョンの絡みが最高。阿吽の呼吸で繰り広げられるバンドのインター プレイには思わず聴き惚れてしまうでしょう。そのままの勢いで流れ込むペイスのドラムソロと「The Mule」も大変ダイナミックです。
ライヴのハイライトは20分間もの「Space Truckin'」。ズンズンと突き進むようなパワーとエネルギーは第二期ならでは。会場全体から沸き起こる絶妙の手拍子も素晴らしい臨場感を味わわせ、 聴き手を陶酔させるでしょう。ここでもギランは彼らしいスクリームを交えて迫力満点の歌を聴かせます。そして7:10頃から始まるバンドのインタープレイ とソロパートは壮絶の一言! リッチーが、ジョンが、ペイスそしてロジャーが、それぞれ入り乱れながら爆発的なプレイを炸裂させ、ライヴのクライマックス を演出します。ビシッと決まるラストは、当時のバンド状態など忘れさせる凄さです! 会場の熱気に押される形で演奏されるアンコール「Black Night」でも、バンドは充実したプレイを展開しています。アーミングを大胆に駆使したリッチーのギターがヘヴィにうねり、ジョンのオルガンは軽やかな サウンドを聴かせるソロも聴き応え満点です。』
との事です.
録音されたのが,今から粗40年前となるのですが,それを感じさせない録音で,バランスも非常に良い状況です.
ただメーカー情報にも記載されているように,マスターテープ劣化等によるドロップアウト,音揺れ等はあり,また曲間のカットもあります.ちなみに曲間のカットはテーパーの意図的な停止によるものでしょう.この部分は非常に残念ではあるものの,演奏は素晴らしいです.
Birmingham 1973 (Darker Than Blue 134)
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple Birmingham1973](https://stat.ameba.jp/user_images/20120612/20/x-cinnamon/53/51/j/t02200220_0250025012024493418.jpg?caw=800)
Live At Town Hall,Birmingham,England 21st February 1973
1. Intro.
2. Highway Star
3. Smoke On The Water
4. Strange Kind Of Woman
5. Mary Long
6. Keyboard Solo - Lazy
7. Drum Solo - The Mule
8. Space Truckin'
9. Black Night
Ritchie Blackmore - Guitar
Ian Gillan - Vocal
Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drums
なお,本CDには,ボーナスとして「Genova 1973 Remastered Edition」がついています.
Genova 1973 Remastered Edition (Bonus CDR)
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple Genova 1973](https://stat.ameba.jp/user_images/20120612/20/x-cinnamon/25/91/j/t02200216_0250024612024588179.jpg?caw=800)
Live at Palasport, Genova, Italy 11th March 1973
1. Intro
2. Highway Star
3. Smoke On The Water
4. Strange Kind Of Woman
5. Mary Long
6. Keyboard Solo - Lazy
7. Drum Solo - The Mule
8. Space Truckin'
9. Black Night
[参考]
「Who do We think We are」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple Who do We think We are](https://stat.ameba.jp/user_images/20120612/01/x-cinnamon/3e/9b/j/t02200219_0300029912023473007.jpg?caw=800)
[関連記事]
「Deep Purple - Lyon 1973 (Darker Than Blue 131)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple Lyon 1973](https://stat.ameba.jp/user_images/20120611/23/x-cinnamon/70/6a/j/t02200217_0400039512023293477.jpg?caw=800)
「Deep Purple - The Bronx (DTB 091/092)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple The Bronx](https://stat.ameba.jp/user_images/20120504/08/x-cinnamon/31/86/j/t02200219_0301030011952444344.jpg?caw=800)
「Deep Purple - Live In Germany (DTB 067/069/070)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-DP Live In Germany](https://stat.ameba.jp/user_images/20120503/14/x-cinnamon/4e/3c/j/t02200187_0392033411950825032.jpg?caw=800)
「Deep Purple - Pop Deux (Gift DVD-R)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple POP DEUX](https://stat.ameba.jp/user_images/20120428/23/x-cinnamon/47/d3/j/t02200217_0773076411941718125.jpg?caw=800)
「Deep Purple - Euro-Pop 70 (Bonus CDR)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-DP Euro-Pop 70](https://stat.ameba.jp/user_images/20120505/16/x-cinnamon/96/47/j/t02200216_0250024611955477036.jpg?caw=800)
本音源は1973年2月16日から開始された英国ツアーにおける,2月21日のバーミンガム・タウンホール公演を収録したオーディエンス録音です.この時期の英国ツアー音源は少ないだけに,ファンにはたまらない 1枚でしょう.
メーカー情報では
『やや遠めの録音という印象ですが、会場のムードやホール公演の空気感をしっかり捉えた録音は「いかにも'70年代」といったヴィンテージな質感。ライ ヴ・テープを愛好するマニアは冒頭のオープニング・イントロを聴いた瞬間に堪らない気持ちにでしょう。所々でマスターに由来する音の揺れや欠落があるもの の、見通しや分離はかなり良好。特にイアン・ギランのヴォーカルとジョン・ロードのオルガンは絶好の聴き易さで、両者の存在感は「Highway Star」から際立っています。もちろんリッチーのギターは絶好調で、ソロも見事に決めています(リッチーのプレイを下支えするようにボトムで響く、ロ ジャー・グローヴァーのベースもまた聴き応えがあります)。「Highway Star」からやや間をおいて始まる「Smoke On The Water」は、初日のロンドン公演でも聴かれたような、リッチーとペイスの絡みからスタート。好調なギランのヴォーカルとジョンのオルガンはここでも出 色で、パワフルな演奏を楽しませてくれます。曲終盤で聴けるジョンのソロにも注目です。続いてはお馴染み「Strange Kind Of Woman」。ロンドン公演を収めた音源では同曲が何故かライヴ公演で登場していましたが、ここでは通常の位置。中盤で聴けるギランとリッチーのアドリブ は聴き応えがあります。この時期は噛み合わない場面も観られた二人の掛け合いも、ここではきちんとしたやり取りとして機能しています。続く「Mary Long」のスピーディで流れるような演奏は本音源でも聴き所でしょう。
ジョンのソロが冒頭に明瞭なサウンドでフィーチャーされた「Lazy」は、リッチーとジョンの絡みが最高。阿吽の呼吸で繰り広げられるバンドのインター プレイには思わず聴き惚れてしまうでしょう。そのままの勢いで流れ込むペイスのドラムソロと「The Mule」も大変ダイナミックです。
ライヴのハイライトは20分間もの「Space Truckin'」。ズンズンと突き進むようなパワーとエネルギーは第二期ならでは。会場全体から沸き起こる絶妙の手拍子も素晴らしい臨場感を味わわせ、 聴き手を陶酔させるでしょう。ここでもギランは彼らしいスクリームを交えて迫力満点の歌を聴かせます。そして7:10頃から始まるバンドのインタープレイ とソロパートは壮絶の一言! リッチーが、ジョンが、ペイスそしてロジャーが、それぞれ入り乱れながら爆発的なプレイを炸裂させ、ライヴのクライマックス を演出します。ビシッと決まるラストは、当時のバンド状態など忘れさせる凄さです! 会場の熱気に押される形で演奏されるアンコール「Black Night」でも、バンドは充実したプレイを展開しています。アーミングを大胆に駆使したリッチーのギターがヘヴィにうねり、ジョンのオルガンは軽やかな サウンドを聴かせるソロも聴き応え満点です。』
との事です.
録音されたのが,今から粗40年前となるのですが,それを感じさせない録音で,バランスも非常に良い状況です.
ただメーカー情報にも記載されているように,マスターテープ劣化等によるドロップアウト,音揺れ等はあり,また曲間のカットもあります.ちなみに曲間のカットはテーパーの意図的な停止によるものでしょう.この部分は非常に残念ではあるものの,演奏は素晴らしいです.
Birmingham 1973 (Darker Than Blue 134)
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple Birmingham1973](https://stat.ameba.jp/user_images/20120612/20/x-cinnamon/53/51/j/t02200220_0250025012024493418.jpg?caw=800)
Live At Town Hall,Birmingham,England 21st February 1973
1. Intro.
2. Highway Star
3. Smoke On The Water
4. Strange Kind Of Woman
5. Mary Long
6. Keyboard Solo - Lazy
7. Drum Solo - The Mule
8. Space Truckin'
9. Black Night
Ritchie Blackmore - Guitar
Ian Gillan - Vocal
Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drums
なお,本CDには,ボーナスとして「Genova 1973 Remastered Edition」がついています.
Genova 1973 Remastered Edition (Bonus CDR)
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple Genova 1973](https://stat.ameba.jp/user_images/20120612/20/x-cinnamon/25/91/j/t02200216_0250024612024588179.jpg?caw=800)
Live at Palasport, Genova, Italy 11th March 1973
1. Intro
2. Highway Star
3. Smoke On The Water
4. Strange Kind Of Woman
5. Mary Long
6. Keyboard Solo - Lazy
7. Drum Solo - The Mule
8. Space Truckin'
9. Black Night
[参考]
「Who do We think We are」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple Who do We think We are](https://stat.ameba.jp/user_images/20120612/01/x-cinnamon/3e/9b/j/t02200219_0300029912023473007.jpg?caw=800)
[関連記事]
「Deep Purple - Lyon 1973 (Darker Than Blue 131)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple Lyon 1973](https://stat.ameba.jp/user_images/20120611/23/x-cinnamon/70/6a/j/t02200217_0400039512023293477.jpg?caw=800)
「Deep Purple - The Bronx (DTB 091/092)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple The Bronx](https://stat.ameba.jp/user_images/20120504/08/x-cinnamon/31/86/j/t02200219_0301030011952444344.jpg?caw=800)
「Deep Purple - Live In Germany (DTB 067/069/070)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-DP Live In Germany](https://stat.ameba.jp/user_images/20120503/14/x-cinnamon/4e/3c/j/t02200187_0392033411950825032.jpg?caw=800)
「Deep Purple - Pop Deux (Gift DVD-R)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple POP DEUX](https://stat.ameba.jp/user_images/20120428/23/x-cinnamon/47/d3/j/t02200217_0773076411941718125.jpg?caw=800)
「Deep Purple - Euro-Pop 70 (Bonus CDR)」
![$cinnamonの音楽ときどき競馬予想-DP Euro-Pop 70](https://stat.ameba.jp/user_images/20120505/16/x-cinnamon/96/47/j/t02200216_0250024611955477036.jpg?caw=800)