おはようございます。

 

教室で仮眠・・のつもりが仮死となってしまい現在夜空ノムコウにてブログを執筆している重本孝です。

 

 

#眠い!

 

 

 

 

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英検準1級も取ったし「もはや高校受験で塾いるんかな?」な中3の方へ

 

 

高2の受付について

 

 

 

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本日は自分の存在が何なのかさえ分からず震えている難関大を目指す進学校の生徒さんに向けた記事となります。

 

 

 

「英熟語帳」はやらなくていい理由。〜上位者が上位者たる悪魔の英文読解〜

 

 

英語の参考書に「熟語帳」なるものがあるのですが私はこれまで生徒さんにそれを暗記するように推奨したことは1度もありません。

 

自習室の自分の棚(物置)にたま〜に熟語帳を置いている子を見かけますが、それを熱心に暗記しようとしている姿は記憶にありません。笑

 

 

「やったらダメ!」とまでは言いませんが、それでも熟語帳をするくらいなら社会の暗記を頑張った方がいいかなと思います。

 

とりあえず「熟語帳」はやらなくていい!とにかくもう学校や家には帰りたくないというのが私の方針です。

 

 

 

とは言え、ここで話を終わらせると「ホンマに??」な風味で、読者様を非常に宙ぶらりんな気持ちにさせてしまうと思うので、以下に熟語帳を暗記しなくていい個人的な理由を書きます。(前提としては大学受験においてプライオリティをミスるとそるが命取りになりかねないというのがあります)

 

理由①:高1の頃から学校の勉強を真面目にやっている子はその過程で高3にでもなる頃には、熟語帳に載っていて、かつ「さすがにこれは覚えとかないと!」な表現の大半をすでにそれなりに身につけている。

 

理由②:熟語帳に載っていて、かつ「さすがにこれは覚えとかないと!」な表現というのは、文法問題集に載っている内容とかなりかぶっている。

 

理由③:理由①②がままならない子は他教科も含めてもっと他に優先してやるべきことがある。

 

理由④:さきほどから、、、、

 

“熟語帳に載っていて、かつ「さすがにこれは覚えとかないと!」な表現”

 

・・という書き方をしているのですが、熟語帳って「不安から修学旅行に替えのパンツ35枚持って行こ!」というノリと同じくらい「(あくまで入試を突破するという意味だけで言えば)使わん!使わん!」なものがめちゃくちゃ多いので“【労多くして益なし率】が高い。

 

理由⑤:This book is all Greek to me.(この本は私にはチンプンカンプンだ。)のように熟語を丸暗記してないと取れない知識確認の穴埋め問題的なのも存在するが、数は少ないし、配点もめちゃ低いので、出会う確率が低いものまで覚えとかなくても問題ない。

 

ちなみに上位国公立ほど、そもそもそんなしょーもない知識問題は出ない。

 

これは今のような仕事を現場でしていることで知ったのですが、京阪神余裕合格者でも意外と「えーーっ!?・・これ知らんのかーーーーい!」は、まあまあある状態で普通に合格します。

 

 

理由⑥:↑で述べたように上位の大学ほど単純知識問題が出ないのと、上位の大学に受かるような人間ほど、、、覚えてなくてもその場で考えたら意味が分かる。

 

例えば・・・account for という、大学受験英語ではめちゃめちゃベタな表現があるのですが、これが関関同立とか私大だと「ちゃんと覚えてないとムリ!」みたいな出題形式でくることもちょいちょいあるのですが、これが上位国公立とかの場合は文章の中でさりげなくあるだけなので、前後からおよその意味が分かれば問題ないんですね。

 

#もちろん覚えてるに越したことはないけど

 

 

 

実際に・・・

(注:英語離れて久しい方は以下ちょっとだけ頑張ってついてきて下さい。)

 

a. The witness was able to account for the suspect's actions on the night of the crime.

 

b. Lack of sleep can account for poor concentration.

 

c. Women account for 50% of the company's workforce.

 

という例文に関して、本来は熟語帳や何かでそれぞれのaccount forの訳として、、

 

a. は「〜を説明する」

b. は「〜の要因となる」

c. は「〜の割合を占める」

 

・・みたいにちゃんと覚えておいて欲しいのですが、仮にもし覚えてないとしても(さすがにこのレベルはみんな覚えてると思うが・・)、上位進学校の子ほど前後の単語から、

 

a. は「“証言した”・・みたいな意味やろうな。」

b. は「“〜につながる”みたいな意味やろうな。」

c. は「“女性が50パーくらいおる”みたいな意味やろうな。」

 

という感じで文意を外すことなく読めるし、やはり理系の上位者ほど長い文になってもそういったことができる確率は圧倒的に高いので、直前期に単語をつめたら、そこまで熟語を知らなくても、“それなりのカタチ” になるまでのスピードっていうのは、残酷な話ではあるのですが中堅校の「目指せ関関同立!」の子たち(だいたい通ってる塾で熟語帳丸暗記を指示される・・)の英語に費やした努力量1年分を1ヶ月で抜き去るくらいのことは平気でやってきます。。。

 

#「理系は数理にフルスイング!理論」は現場におけるこの感覚ゆえ

 

 

・・ちなみに国語力(語彙力)が高い子の真骨頂というのがこの大学受験英語でいかんなく発揮される理由もこの点にあります。

 

 

 

思ってたほど上手く伝えられた感じに仕上がらなかったのですが、、、、眠過ぎるので本日はここまでとさせて頂きます。。。

 

 

あとちなみに・・・・も〜し熟語帳を買うということであれば最近出たコレ↓ ・・私は好きです。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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