おはようございます。
叙々苑の2人で55000円より尼崎の2人で15000円の焼肉屋さんの方が美味いと感じる自分の味覚に疑問を抱いている重本孝こと来世は港区女子です。
#年取ると食べること以上に、人にご馳走できることに喜びを感じる
#リブログありがとうございまーーーーす!!!!
大学受験において勉強量をこなせない子が直面する一番の問題点。
1級品のカツオ節なのかな!?と言うくらいガチガチの受験論です。
島田紳助さんがM1を創設した理由が「“芸人に向いてないのにそれに気づかずに続けてしまう人”を辞めさせるため」・・というのは以前このブログでも書いたことがあったかもしれませんし、このブログ関係なくご存知の方もおられるかもしれません。
M1創設当時は結成から10年以内のコンビが参加資格で、その期間で準決勝まで行けなかったら辞めて幸せになる別の道を探した方がよいという考えの下で大会が始まったそうです。
何事にもこの紳助さんのお考えは適用可能と私は考えますが、大学受験には特にバッチバチに当てはまる話だと思います。
これは特に高1・高2の子に教室でちょくちょくする話ですが、例えばそういった高1高2の時期にたいして勉強してなかった子って京阪神はおろか同志社の英語を8割はまず切らないレベルに到達する労力や、数1A2BC3で出てくる各概念を完全に自分のものにして使いこなせるようにするのにかかる労力・・・まとめて言えば、「それらがキミにとってどれだけ大変なことか・・」っていうのを、これははっきり言って100%見誤るんですね。もちろんめちゃめちゃ甘く。
私はこれが一番の問題だと思ってます。
持ってる発想がズレてるからその後も全部ズレるんです。
安易に理系を選ぶ、安易に浪人する・・・これらもホントに注意が必要です。
高1の頭の段階では文理選択で悩んでいたような進学校の子でも、自分を追い込めてる子ほど「もともと文系理系どっちも興味があって悩んでましたが、自分は文系やと思いました。笑」と迷わず選択したりできるのですが、
このタイプに限って
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「数学の方が得意なんで理系にします。」みたいなことを言い出して、文系選択の子の大半にすら数学で勝ててないのに安易に理系を選んで3年になって完全にチェックメイトとなります・・
#ジュラ期の頃から繰り返され続ける悲劇
浪人生なんかもそうで、私の知見の範囲では才能以外は完璧、つまり朝から晩まで自習室に籠ること自体は何の苦もなくできてたタイプでないと成功確率は高くはないイメージです。
個人的には浪人しちゃいけないタイプの人のイメージっていうのは、例えるなら、100万円与えられたらそれを全部競馬かパチで溶かした人に1億与えてもたぶんまた無駄に溶かすよね・・みたいなイメージで、高校3年間という時間を無下に溶かしたタイプの人が浪人という学校のない1年間を与えられたところでまた同じ溶かし方をする・・・そんなイメージです。
私としては高1高2で勉強してないような生徒さんでも、部活に120%エネルギーを突っ込んでるようなタイプの方が、ゆるい部活の割には自習をやってるわけでもない・・っていう子より断然伸びシロはあると思っている・・というか、これも現場で見てたら明らかにその傾向はあって、それも結局は「やるんやったら一生懸命やらんとなんか気持ち悪い・・」みたいな性格の持ち主で、その「一生懸命の基準」が一般水準より高い人間だからなのだろうと分析しています。
#学生時代理系でも文系でもなく体育会系オンリーで来てて大人になったら仕事ができる顔面そのものがテストステロンみたいなタイプもたぶんみんなこれ
#昔一番イカツかった野球部の先輩が「筋トレは筋肉を潰してナンボ。」ってメシ食ってるとき笑いながら言ってた
自己追い込み癖がイマイチ微妙なタイプ(達観したような言動を取るタイプが多くアドバイスしにくい)が大学受験では一番割を食う姿をこれまで仕事柄見てきているので、
もし今これを高1高2の子が読んでくれていたら、「青チャートは大脳を潰してナンボ。」・・・とかは笑いながら言わなくていいけど、とりあえず自習室を我先にと後にするタイプにはならないことをオススメします。
#天才はもちろんなんでもいい
以上より、量がイマイチこなせない微妙な人って、結局やってないわけではないから自分の“足りてない”を自覚しにくい傾向があって、最初に述べたように結果的に残されたタスク量やその大変さを甘く見て、、、
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①早めに航路&戦略変更を行っていれば本来確実にたどりつけたはずのところにすらたどりつけない(大学受験特有)
②いよいよ現実が自分の見積もり通りには全然立ち行かなくなり高3の2学期以降でメンタルに不調を来たす(自習に波がある子はマジでこれ注意!)
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・・みたいなことになるので、マジで高1高2の子で現在そこまで勉強できてない子は「自分の感覚での謙虚・・よりまださらに謙虚」くらいでちょうどいいと思います。
#オレはただキミに受験産業の養分になって欲しくないだけ
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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