おはようございます。
夏になるとあだち充マンガを読んでしまう重本孝です。
#あの独特の風景コマ↓が恋しくなる
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英検準1級も取ったし「もはや高校受験で塾いるんかな?」な中3の方へ
高2の受付について
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「アンタ、今バット振ってへんやん!」事件の追憶。
子どもの頃。
「アンタ、、、、野球の才能はそんなないけど、勉強の方はアホやないと思うからそっちの方を頑張った方がええ思うで。」
・・・と母親から言われたことごあります。
そんな母親とはやはり高校進学の際に揉めました。
地元の公立高校推しの母親と、高校ではより目一杯野球をやりたい私の主張はその着地ポイントを見出せず、ある日私はこんなことを言いました。
「とにかく今のチームやったら目一杯できてる気せえへん!オレは高校入ったら朝から晩まで野球をやりきりたい!それで全然アカンかったらあきらめられるから!」
それから数時間後、関西スーパーの買い物から帰って来た母親はリビングのソファでごろ寝してドラマの再放送を見ていた私にこう言いました。
「アンタ、今バット振ってへんやん!」
・・・・「は?」状態の私に続けて母親はこう言ってきました。
「いや、アンタさっきなんや『朝から晩まで野球やって上手なりたい。』みたいなこと言うてたやん!それだけ言うんやったらなんで今この時間も練習行かへんねん!!ホンマにさっき言うたみたいに思てんねんやったら、学校と塾以外は全部練習せえ!それだけの覚悟あんねやったら塾も辞めさせたる!早よ素振りでも何でも行っといで!!!」
今ならホントにこのセリフはスーっと胸に入ってくる、、というか、もはや自分で「今練習してないオレおかしいやん!?」くらいに思うはずです。
しかし当時はまだまだ何も考えられておらず、本当の“あるべき水準”を全然理解していなかった私は「はあ??野球知らんクセに何言うとんねん!!ダルいわ!!!!!」みたいな感情しかそのときは持てませんでした。
かくしてその後なんやかんやで私立のそういったノリの野球部に私は入部し、その後3年の夏まで望んだ通りに野球漬けの日々を過ごすわけですが、そこで待っていたのは・・
という。。。
その昔、私が担当した生徒さんでどうしても「強豪校で野球がしたい!」と言う子がいたのですが、経験上、その体つきや性格(日頃から接していて感じる自分への甘さ)から、当時、今以上に青かった私は結果的にややその気持ちに水を差すようなことを言ってしまい、ついにはお家の方から、「先生もやってはったんやからこの子の気持ちも分かってあげて欲しいです。」・・・的風味なことを言われてしまい、その後は私も個人的に想うことは変わらないものの、ただただ応援だけするという形で、結果的にその子はその手の学校の野球部に無事入部を果たしたのでした。
そして入部後2日か3日でその子は退部しました。
どうも最初の一般入部生を振るいにかける的な猛練習に耐えかねてしまったとのことをだいぶ後から他の卒業生を通じて知らされました。
私はそれを聞いて改めて全然望まない非常に皮肉な形で
「先生もやってはったんやからこの子の気持ちも分かってあげて欲しいです。」
・・を、思い出していました。
お気持ちももちろん分かりますし、どんな子かも分かります、と。
まあ、、、、長いことやっているとこれと似たような話は他にもあるのですが、とにもかくにも昨日の高1クラスでも今日の記事中の一連のような事例を挙げながら伝えたのは、、、、
「偏差値も進路も本質的にはみんなが納得できるならそれでホンマにええねん。ただ、、、、、、マジっっっっっっっっで甘く考えるのだけはダメ!絶対に発想が甘いのは損しかせえへん。だから甘く考えるのはマジでダメ!変にポジティブ思考とか、狭い世界だけで得た自信なんてあってもなくてもいい。とにかく常に『自分、大丈夫か?』ってビビるまくってるくらいでちょうどええと先生は思う。ホンマになんでも“基準”を知ろうとした方がいい。」
・・ってことでした。
“「アンタ、今バット振ってへんやん!」”
あのセリフを言われたときに即座に自分の甘さを認め受け入れることができる15歳であればひょっとしたら今頃私は近大卒ではなく関大卒くらいにはなれていたかもしれません。笑
#関大のOB・OGのみなさん生意気言ってすいません
でもまあ野球をやっていたから今のような教室が誕生していろんな卒業生や現校内生、そしていろんな保護者様と出会えましたし、、自分のような塾講師に良いのか悪いのかなったんだと自分では思っているので、2度と戻りたくはありませんが、正直、やっぱりやって良かったとは思ってます。ホントに絶ーーーーーー対に2度とイヤですが。苦笑
例によって自分語りしてすいません。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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