【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
☆認知症ばーちゃん&うつ病長女&心身症孫
のドタバタ話 →こちらから
☆姑はなぜ自分の家を追い出されたのか?
→こちら (発端)
「療養病棟と特養の違いは?」の続きです
寝たきりってホントに不幸?
☆これまでのお話
ばーちゃん(姑・95歳)は、それまで特養で車いすで元気に暮らしていたが、昨年秋、高熱が出て、病院へ運ばれてそのまま入院。重篤な状態が続いたけど、そのあと何とか病状が安定。
個室から4人部屋へ移り、入院から1か月半ほど経った頃、療養病棟に空きが出たので、移動することになった。
ばーちゃんは、もう普通の点滴を入れる血管が無くなってしまったので、仕方なく中心静脈に点滴することになり、それなら少しだけ栄養も入れますか?ということで始まった中心静脈栄養なのだけど・・・
夫が中心静脈栄養を決断したから、最も重い状態の医療区分3にあたり、この療養病棟に入ることができたみたいで・・・
先生は「療養病棟は6か月いることができ、その後もまた契約すればまた6か月いることができます」
と言われていた。それだけ病状が安定したということなのかな?
でも、ばーちゃんは面会に行っても、しゃべることも、笑うことも、寝返りもできない。
私たちの決断は正しかったのだろうか・・・と自問することもたびたび
そんなとき、ある病院の医師が書いている文章が目に留まった
「寝たきりで可哀そう」
とご家族の方がよく言われるのを聞くのですが、本当に、その患者さんご本人が、自分のことを不幸だと思っているでしょうか。私にはそうは思えないのです。
ばーちゃんも、この療養病棟に入って、そこでのリズムが出来上がっているかもしれない。
毎日看護師さんや介護士さんが声をかけてくれて、おむつを替えてくれて、
言語聴覚士さんがやって来て40分のリハビリで歯磨き、お茶をスプーンでもらって、肩をもんでもらって、
夕方には嫁(私)がやって来て、手や肘の関節をマッサージして👈あの子は優しくないから痛いけどな
時々長男(夫)や孫(私の長女)も来やるねん👈にぎやかやで~
とか、表情は乏しくても、頭の中で思っているのかも
一週間に一回は入浴。
「機械浴といって寝たまま湯船につかれるんですよ」って看護師さんが言っていた。
ばーちゃんは6年前にうちに来た時、初め数か月は私が支えて湯船に入っていたけど、その後足に力が入らず怖いからと湯船に入らなくなり、デイサービスでもショートステイでも特養でも、湯船に入らずかけ湯で済ましていた。
5年ぶりにつかる湯船。気持ちよかったんじゃないかなあ~
ところで、ばーちゃんがとても危険な状態になって私たちが駆けつけたとき、病院の主治医が、こんな風に言っていた。
「ご本人が息をするのをやめたら、しばらくして心臓も止まります」
それってまるで、本人が自分の意思で息をするのをやめるみたいやん?
雪山で遭難した人が
「ここであきらめたら終わり、寝たらおしまいだから」
と、お互いに寝ないように歌を歌ったり励まし合ったりして頑張って生き永らえたって話を聞いたことがある。
それと同じように、ばーちゃんも下顎呼吸を自分の意思でがんばって、その結果今があり、寝たきりでも毎日を楽しんでいる・・・
そんな風に思いたい
☆次回から、私の母の話に戻ります🙇
☆姑の足が動かなくなってから特養に行くまで
☆ばーちゃん復活!
「ご報告」
「瀕死の姑を蘇らせた魔法の言葉」
「ひ孫動画見て意識薄い姑の目に涙」
「命の危機脱した姑リハビリへ!」
「トイレの神様が教えてくれた事」
「病室24時間付添いで分かった事」
「姑の入院費、1か月と6日分」
「これって高カロリー輸液?延命?」
「姑入院費とおむつ等セットの合計」
「特養外泊費用(病院入院中の)」
「特養月額:限度額認定有無で比べると」
「鬼嫁から手紙がきた~~(;'∀')」
「断捨離ブームに乗っかれなくて…」
「言語聴覚士さんのリハビリに密着」
「急性期病棟と療養病棟、随分違う」
「療養病棟に入れるための条件は?」
「療養病棟と特養の違いは?」