Blink-182『NINE』ポップパンクシーンのトップを走るブリンク、3年ぶり8枚目の作品! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
続編である『2』の発売日が来年に決定し
 
大いに盛り上がりを見せています、
 
2013年のGame Of The Year、通称GOTYに輝いた
 
 
The Last of Us
 
今さらながらやりたい欲に駆られています。
 
それがなんと、今
 
PS Plus加入すれば、100円で購入可能ときた!
 
既にホライズンはDLC含め終わってるし、
 
デスストまでは残り1ヶ月…
 
今、始めればひと月で終わるか…?
 
悩みどころです。
 
どうも、トトです。
 
 
 
10月に入っても、9月作品のレビューが
 
まだまだ追い付いていない状況ですが。
 
日本の1月のように、
 
9月が年度始まりである多くの海外に於いて
 
良盤が相次いでいたのも影響してる感じです。
 
今日も前回と同じく、9/20リリース作品ですが、
 
その次には9/27リリース作品が控えているのでね…笑
 
9月分のレビューが終わるのは今月中旬かな(。-∀-)
 
こんなんで年末のアルバムランキングに間に合うのかw
 
そんな不安はさておき、本日の音源といきましょう。
 
 
 
 
Blink-182『NINE』
01. The First Time
02. Happy Days
03. Heaven
05. Blame It On My Youth
07. Run Away
08. Black Rain
09. I Really Wish I Hated You
10. Pin the Grenade
11. No Heart To Speak Of
12. Ransom
13. On Some Emo Shit
14. Hungover You
15. Remember To Forget Me
 
 
 
すべてのPOP PUNKバンドの原点であるとも言える
 
Blink-182 が、8枚目の作品NINEをリリース。
 
…8枚目なのに9(nine) なのか(。-∀-)笑
 
ややこしいなw
 
8(EIGHT) じゃダメだったのかなw
 
っていう、つまらないとこが気になりますがw
 
 
5枚目のセルフタイトル作から、
 
6枚目のNeighborhood までは
 
8年のも膨大な期間を要していますが、
 
さらにそこからTom の脱退でゴタつきながら
 
前作の7枚目California』(2016) までは、
 
また5年の月日を要しています。
 
それを考えれば、今作は3年ですからね。
 
海外バンドのアルバムリリース間隔としては
 
オーソドックスな間隔に戻ってきて何より。
 
 
何度も何度も言っている通り、
 
音楽に入り込んだのが遅咲きな自分は、
 
POP PUNKをいちばん好きなジャンルに掲げながら
 
当然、ブリンクも後追いです。
 
間隔が空いてたからこそ、リアルタイムに聴き始めたのも
 
『Neighborhood』 が最初です。
 
もちろん後追いで過去作を聴き、
 
その良さはわかったものの、
 
リアルタイム組ほどブリンクへの思い入れも、
 
知識も、もちろんテンションも敵いません。
 
『Neighborhood』『California』 と、
 
なかなかしっくり来ない作品が続きましたが、
 
おそらく初期組ほど、
 
Matt に対して否定的な感情はありません。
 
そんなブリンクの8枚目、Matt 加入後の作品としては
 
2枚目となる『NINE』
 
今作はどうなる?!
 
と、思いつつ聴いてみました。
 
 
 
 
The First Time
1曲目はイントロからPOP PUNK感丸出し!
さすがはPOP PUNKのパイオニアたるバンド、
お手本のようなPOP PUNKを展開してくれます。
やっぱこの聴いてて楽しくなれる、
陽性でキャッチーなメロディこそPOP PUNKよな。
 
 
Happy Days
そしてPOP PUNKとは切っても切れない
エモーショナルさを醸し出した2曲目。
雰囲気的にエモーショナルさを展開しているだけで、
曲調はしっかりPOP PUNKしているのが良い。
Happy days!! Happy days!!
のサビはシンガロング必須ですね。
 
 
Heaven
3曲目もそんなエモーショナルPOP PUNKナンバー。
こっちの方がテンポは緩め、ライブの中盤あたりに
セットリスト組まれそうな雰囲気です。
 
 
Darkside
MV化されている4曲目は、今作のリードトラックかな?
Travis のドラムがすげー気持ち良い!
こういうのも個人的に好きなPOP PUNKですね( ´∀`)
サビの雰囲気が好きすぎる。
 
この一発録り風のノーカットMVも面白いですね。
子供たちが踊っているダンスも、日本の多くの人は、
DA PUMPの"USA"を浮かべるでしょうが
ゲーム好きな人ならFORTNITE が元ネタ
ってのがわかったと思います。
世界的に人気なバンドが、世界的に超人気なゲームよりも
日本メインでしかバズってないJ-POPナンバーを知ってる
だなんて、とても思えませんしね。笑
 
 
Blame It On My Youth
POP PUNKに打ち込み要素を加えた5曲目。
POP PUNKしつつも、POPな方に寄せたような曲は
キャッチーなメロディ、シンガロングパートあり、
非常に聴きやすくもあり、耳障りが良い。
 
 
Generational Divide
そして、MV化されている6曲目は
1分にも満たない超速パンクナンバー\(^o^)/
気持ち良いくらい疾走して、気持ち良いくらい
サクッと終わる曲をMVにしてるってのも良いですね。笑
しかし、改めて
トラの前身タトゥーすげぇな…w
 
 
Run Away
タイトル的にはこれも疾走してるっぽいですが
ところがどっこい、全く疾走してない7曲目。
それどころか、どこかニューメタルっぽい。
めっちゃLinkin Park っぽいんだよな。
YouTubeのLyric Videoのコメント欄にも
 
Reminds me of Linkin Park, has that nu metal vibe.
(Linkin Parkのようなニューメタルを思い出す)
 
ってのがあるくらいですからね。笑
やっぱみんな思うところは同じですよね。
2コーラス目ではラップパートもあり、
ニューメタル感はより増していますが、
サビはしっかりブリンクしてます。
 
Linkin Park x Blink-182 のツアーは幻に終わりましたが
Chester の追悼ライブの時にBlinkin Park が見事、
実現しましたからね。
そういうところも影響して出来た曲なのかな?
っていう想像も捗りますね。
色々調べてたらこんな動画もありました。
 
 
 
Black Rain
変わって、今度はメタル系バンドが
付けそうなタイトルの8曲目。
曲調は当然そんな鋼鉄のものではありません。笑
スローテンポな曲かな?という始まりを見せるも
その後はTravis のドラムが光るアップテンポさを見せ、
サビでは落とし、始まりと同じメロディを展開します。
やっぱ手数の多いTravis のドラムは、
聴いてて本当に気持ち良いわ。
 
 
I Really Wish I Hated You
今度は本格的にミドルテンポで送る9曲目。
アルバムも後半戦ですしね、耳にも休憩タイムの
エモーショナルさ光るPOP PUNK的しっとりナンバー。
 
 
Pin the Grenade
心地良いドラミングで始まる10曲目。
始まりは静かな展開ながら、そのドラミングから
POP PUNKな曲になるのは容易に想像できる!
その通りに、POP PUNKナンバーが戻ってきます。
 
 
No Heart To Speak Of
再びミドルテンポな聴かせ曲となる11曲目。
しかし、まったりしっとり系ではなく、
サビは力強いボーカルとバンドサウンドを展開する
パワーバラード的なものになっています。
要所に取り入れ、アウトロにも使われている、
けん盤サウンドが切なさを駆り立てます。
そのラストはけん盤とドラムのコラボで締めます。
 
 
Ransom
エモーショナルな雰囲気は継続する12曲目。
静かな雰囲気のまま曲の半分を過ぎたところで
ところがどっこい!
とばかりに、疾走PUNKパートへ早変わり!
一気にスピード感MAXとなり、わずか1'25"の曲を
気持ち良く走り抜けます。
 
 
On Some Emo Shit
アルバム序盤の雰囲気が戻ってきた感のある13曲目。
エモーショナルな雰囲気を醸し出しつつの、
POP PUNKナンバーをここでも展開。
ba/Markgt/Matt 2人のボーカルも映えます。
 
 
Hungover You
ここでまたガラッと雰囲気を変える14曲目。
こういうのも今までに聴いてるハズなんだけど、
ブリンクの曲、ブリンクのアルバム、って中に
いきなり出てくると、こういう感じ!
ってのがすぐに出てきませんね(。-∀-)笑
ま、聴いて判断してもらう他ないですね。笑
しかし、ストリングスも取り入れており、
終盤は壮大さも大いに増幅されております。
 
 
 
Remember To Forget Me
ラスト15曲目はアコギとピアノサウンドという
エモーショナルさ増し増しで始まります。
2コーラス目のサビからはバンドサウンドに切り替わり
エモーショナルさに力強さが加わります。
こんな曲でも荒ぶるドラムミングを見せるTravis
さすがだわーw
それこそChester の追悼ライブでの荒ぶりを思い出すw
 
 
 
 
 
以上、
 
Blink-182NINE
 
でした。
 
Green DayBlink-182
 
その後のバンドに与えた影響力ははかり知れませんが
 
やっぱGreen Day PUNK ROCK
 
ブリンクはPOP PUNKなんですよね。
 
それを今作で改めて実感しました。
 
15曲ものフルボリュームな作品にも関わらず、
 
42分というサクッと聴ける総尺も素晴らしいです。
 
 
しかし、古参からは未だに根強いボーカルの問題。
 
スキバじゃダメ、やっぱトムでないと
 
みたいな声もチラホラ聞こえてきますが、
 
そんな連中はTom 在籍時の作品だけ聴いてりゃいい。
 
無理して脱退後の作品を聴かなくてもえぇぞ、と。
 
 
ただ、過去も現在も
 
バンドが好きな日本人にはツラいところであるのが
 
やはり来日は厳しいだろうなってこと。
 
人気や知名度の話じゃなくて、
 
飛行機事故によるTravis のトラウマがな…
 
でもさー、オーストラリアには行くんだし
 
だったらついでに日本にも船で…
 
みたいな気持ちにはなっちゃいますけどね。笑
 
 
 
とはいえ、ボーカル交代後も
 
コンスタントに活動を続け、今年もこうして
 
新譜をリリースしてくれたBlink-182
 
そして、遂に動き出したGreen Day
 
トップが動けば、シーンは盛り上がる!
 
再びPOP PUNKシーンが盛り上がる兆しを見せています。
 
ここで動かねぇバンドはもう知らん!
 
 
そうしてPOP PUNKを盛り上げる為にも、まずは
 
Blink-182『NINE』
 
POP PUNKが好きな人たちは絶対に聴くべし!
 
 
 
 
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