楽しみな新作ゲーム
楽しみな映画
ってのが最近多いせいで
音楽の情報より、ゲームとか映画の情報調べてる方が
遥かに楽しいですw
どうも、トトです。
とはいえ、音楽も新譜は続々とリリースされて すんで
今月リリース作品も、続々とレビューしていきましょう。
実は今月、個人的に推してる
2つの"覆面バンド"が新譜をリリースします。
今日はその片方を取り上げたいと思います。
Masked Intruder『III』
01. No Case
02. Mine All Mine
03. All of My Love
04. Just so You Know
05. I'm Free (At Last)
06. Please Come Back
07. B & E
08. Maybe Even
09. Not Fair
10. Stay with Me Tonight
11. Dream a Little Dream
12. I'll Be Back Again Someday
NOFX のFat Mike が運営する
老舗PUNKレーベルFAT WRECK CHORDS から、
現行シーンのPOP PUNKを賑わすバンドが所属する
Pure Noise Records へ移籍したMasked Intruder が
3枚目となるアルバム『Ⅲ』 をリリースしました。
過去作同様、今回のジャケットにもメンバーを起用し
この目出し帽の覆面を付けた4人組、それぞれ名前も
vo/gt.Blue
gt.Green
ba.Yellow
ds.Red
まんま、色ですw
そして一際目を引くポリス、彼も正式メンバーw
曲を聴いてるだけではわからない、
彼がいることでMVが、そしてライブが
とても面白いことになるバンドですw
パンクレーベルから、ポップパンクレーベルへと
移籍をし、果たして音楽性は変わったのか?
そのへんにも注目しつつ、聴いてみました。
No Case
1曲目は今作最初のMVとなった曲。
基本MIのMVって面白いものが多いですが、
このMVも非常にコミカルな作りになっています。
しかし、リリース前にこの曲を聴いた時点で
けっこうな期待感を持たせてくれました。
掻き鳴らすリフから始まるこの曲。
ex. FAT WRECK 所属だったバンドらしく、
パンクロック感あるサウンドながらも
サビのキャッチーさがとても聴きやすい。
Mine All Mine
続く2曲目はパワーポップ寄りな
ポップパンクサウンドを展開します。
曲中に耳を突くクラップパートや
Green やYellow のものと思われる
短いコーラスも相まってポップパンク感ひとしお。
All of My Love
こちらもMV曲となっている3曲目。
やっぱりさ、このバンドの面白いところは
Officer Bradford という名のポリスよなw
出番は少ないながら、正式メンバーである彼が
笑いを持っていくMVになっていますw
そんなMVの通り、どこか懐古感のあるサウンドで
ほんのりエモーショナルがありますね。
Just so You Know
一転、再びポップ感強めな4曲目。
ここでも展開するクラップパートと、サウンドが
キャッチーでポップさを引き立てています。
FATにいた頃はもっとパンク感強めだった気もしますが
Pure Noise に来てポップパンク感高まりましたね。
I'm Free (At Last)
1曲目同様、掻き鳴らすリフから始まる5曲目。
そしてここでは持ち前のパンク感も強めに、
曲調も明るく、アップテンポに展開。
良いッスね(・∀・)良いッスね♪
やっぱこれくらいのテンポ感があると、
個人的にも気持ち良く聴けますねー( ´∀`)b
Please Come Back
三度、ギターのイントロから始まる6曲目。
やはり根底にあるパンクロックを感じつつも、
ポップでほんのりエモーショナル、MI式の
ポップパンクを展開しています。
Pure Noise 移籍は個人的にプラスに働いてます。
B & E
6曲目は再びテンポを上げ、
パンクロック感強めなMIポップパンク!
(・∀・)イイヨイイヨー!トッテモイイヨイイヨー!
今作ではクラップパートが多く取り入れられ、
この曲でも、そのクラップパートは健在。
既存のポップパンクほどシンガロングパートはないものな
このクラップパートでライブでの盛り上がりを予感させます。
Maybe Even
7曲目も心地良いサウンドで送る
上げ曲ポップパンクナンバー。
最近はド直球なポップパンク、
ハードコアテイストを盛り込んだポップパンクが多いけど
パンクロック上がりのポップパンクって少ないですしね。
MIのサウンドにどこか懐かしさを感じるのはそのせいか。
Not Fair
8曲目も、どこかそんな懐かしさを感じる
ほんのりエモーショナルさを含んだサウンドに。
Blue のボーカルと、コーラスのGreen / Yellow も
絶妙にマッチし、ここでもテンポ良く展開される
クラップパートがキャッチーさを底上げします。
Stay with Me Tonight
やっぱりこのイントロで奏でるギターサウンドに、
バンドの持つパンクロックを感じる9曲目。
曲の雰囲気はエモーショナルに、
しかし曲調はアップテンポで聴きやすい。
ラストのコーラスもキレイやん!
目出し帽マスクバンドのクセに←
Dream a Little Dream
10曲目、イントロであれあったよ!アレ!
調べたら"ウィンドチャイム"っていうらしいです。
そんなアイテム(を本当に使ったかはさておき)がありつつ
クールなバンドサウンドはそのままに、
エモーショナルなパンクロックを展開。
サビのメロディ、雰囲気が好きだなぁ。
I'll Be Back Again Someday
美麗コーラスで幕を開けるラスト11曲目。
しかし本編が始まってしまえば、
そんなコーラスはどこへやら、
これまで通りのMIサウンドを展開します。
(・∀・)イイヨイイヨー!グッドメロディ、イイヨー!
ツボを刺激するメロディ、とても良いです。
そして最後に相応しい雰囲気で今作を締めます。
以上、
Masked Intruder『Ⅲ』
でした。
FAT 時代のパンクロック感を残しつつ
良きポップパンクへと変化しました。
パンクロックしつつも、元から聴きやすさはあったものの
Pure Noise 移籍と共に、ポップパンク感が増し
近年のバンドでは稀少な
パンク上がりのポップパンクバンドとなりました。
アップテンポ、明るめの曲も多く、
聴いてて楽しかったですね( ´∀`)
1曲1曲の尺も、パンクバンドらしく短く
サクッと1枚聴けてしまうのも良かったです。
MIを聴き始めた時は
Blue の声もあまり好きじゃなかったんですけどねw
今はそんなこともなく、
今作もすんなり違和感なく聴けました。
前回、WSSの新譜の難産っぷりに対して
今回のMIの新譜は超安産でしたw
何だかんだでMIレビューも今回が初でしたが
パンク好き、ポップパンク好きは是非!