Youth Fountain『Letters to Our Former Selves』 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-
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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
以前、どんなに自分が好きなバンドに対しても
 
それが10段階で10好きになることはなく
最大でも7~8くらいが丁度いい
 
みたいなことを記事に書いたことがありますが、
 
それは、盲信する信者になりたくないってのはもちろん
 
個人的にもね、他人から薦められるときに
 
100、ないしは120くらいのテンションで薦められても
 
お、おぅ…
 
って引いてしまうんですよね笑
 
それが本当に良いバンドだったとしても
 
他人のフィルター通した評価をゴリ押しされても
 
こっちは逆に引いちまうぜ…笑
 
仮に自分がそこまでハマらなかったにしても
 
ブログみたいに不特定多数の人に向けたものと
 
個人に向けられたものって違うじゃない?
 
『微妙でした』って言いづらい空気になるのもね…
 
とね。 我ながらひねくれものです(。-∀-)笑
 
音源レビューに関しては、近年から
 
良いと思ったものしか記事にしないことにしていますが
 
読んでくれる人にそういう風に見られないよう
 
個人的な見解であることは前提でありつつも
 
自分を律して、公平で第三者的目線を忘れないよう
 
と、最近改めて思いました。
 
どうも、トトです。
 
 
 
そうして我を貫きつつも
 
割と影響を受けやすいという面倒な性格してますが
 
今回もね、自分が良いと思った作品を
 
他人に引かれない程度にレビューしていきます。
 
今回のバンドは、先月
 
発掘記事を書いたPOP PUNKバンドです。
 
その時に書いた通り、今回はそのバンドの
 
レーベル契約を経て、初のフルアルバムをリリース!
 
その作品のレビューです。
 
 
 
Youth Fountain
『Letters to Our Former Selves』
03. Rose Coloured Glass
04. Moody
05. Worried
06. Complacent
07. Ache
09. Furlough
10. Lucid
11. Grinding Teeth
12. Blooms
 
 
 
新進気鋭のPOP PUNKバンドを輩出する
 
Pure Noise Records との契約を勝ち取った新星
 
Youth Fountain が、レーベル契約後初となる
 
1stアルバムLetters to Our Former Selves
 
3月8日にリリースしました。
 
ワタシはもちろん、日付変更と共に
 
Spotifyで今作をダウンロード。
 
 
リリースに際し、Youth Fountain と同郷であり、
 
先日レビューをしたCarried Away
 
 
友人としての彼らのリリースを喜んでいました。
 
 
そんな内外にレーベル契約、リリースを祝福される
 
新たなPOP PUNKバンドのデビューアルバム。
 
早速、聴いてみました。
 
 
 
Helpless
 → Letters to Our Former Selves
今作のオープニングを飾る"Helpless" は、
僅か30秒となるアルバムの、そして次の曲への
イントロ的な短曲です。
そして2曲目、タイトルトラックである
"Letters to Our Former Selves" から本編がスタート。
MVもこの2曲繋がってますしね。
"Helpless" からのエモーショナルな流れを汲み、
"Letters ~" もエモーショナルに始まり、
バンドサウンドと共に疾走パート突入!
ボーカルのエモーショナルさも相まって、
エモーショナルポップパンク極まってます。
 
 
Rose Coloured Glass
イントロのベースが耳を突く3曲目。
同時に展開するギターは優しい音色で、
シャウト気味なボーカルはエモーショナルさを引き立てる。
それでいて曲調はしっかりポップパンクしてる。
まさにPure Noise サウンドなポップパンク。
 
 
Moody
タイトル通り、少しムーディなイントロから
徐々にテンポを上げていく展開が気持ち良い。
最後まで落とすことなくポップパンクしていて
持ち前のエモーショナルさも存分に発揮してます。
 
 
Worried
5曲目は少しテンポも落とし、
シャウト感を収めたボーカルで始まります。
しかし転調してテンポ感が上がると同時に
これまで通りのシャウトボーカルも展開。
ラストはシンガロングパートも取り入れ、
ラスト1分ほどはエモーショナルなシャウトで。
 
 
Complacent
6曲目はのっけからバンドサウンド全開!
そして疾走パートへなだれ込むという上がる展開。
やっぱ疾走パート多めは好きだなぁ( ´∀`)
サビはエモーショナルポップパンクそのもの。
中盤ちょい過ぎのコーラスパートは
シンガロング必須じゃないですか。
良いっすね、ここまででいちばん好きだな。
 
 
Ache
7曲目は、リリース3日前にMVがUPされた曲。
アコギをメインで展開する約2分の曲です。
ツインボーカルならではの掛け合い的なパートや
ハモりパートがとても良い。
アコギ曲なので、エモーショナルさもひとしお。
MVも風景をメインに構成されていて
こちらもエモーショナルさを掻き立てられますね。
 
 
Deadlocked
掻き鳴らすギターイントロが心地良い8曲目。
のっけからアップテンポなポップパンク展開は
非常にこちらのツボを突いてきます。
ストレートながらもエモーショナルさに秀でる
ポップパンクはもはやYouth Fountain のスタンダードですね。
 
 
Furlough
 →  Lucid
1曲目同様、1分という短さで
イントロ的な役割を果たす9曲目"Furlough"
残り20秒ほどでバンドサウンドと、
エコーがかったボーカルを展開し、
そのまま10曲目の"Lucid" へと繋がります。
始まりはミドルテンポな聴かせ曲…と思わせつつ
壮大なコーラスと共に上げていきます。
まぁ、結果ミドルテンポな聴かせ曲だったんですが笑
それでもシャウトボーカルはそのままに、
聴かせるポップパンクなのは変わりません。
 
 
Grinding Teeth
11曲目は控えめなギターをバックに、
アカペラ的に始まり、そこから疾走パートへ。
ポップ"パンク"たるもの、やっぱ走らないとね!
ライブではサークルとステダイが巻き起こる
そんなカオスな場面を想像できる上がるナンバー。
ラストはエモーショナルに叫び倒して終わります。
 
 
Blooms
ラストの12曲目は今作最長、唯一の4分台。
先日レビューしたWSSとは真逆ですね笑
静かに鳴らすギターの音からゆったり始まり、
バンドサウンドと共にシャウト全開。
そのままミドルテンポに進むかと思ったけど、
きっちり上げて、エモーショナルポップパンクを展開。
最後までバンドの持ち味を崩すことなく
バンド初のフルアルバムを締めます。
 
 
 
 
以上、
 
Youth Fountain
  『Letters to Our Former Selves
 
でした。
 
これ以上なく、Pure Noise サウンドでしたね。
 
全体的なエモーショナルさを言うまでもなく、
 
それを保ちつつ、しっかりPOP PUNKしてる。
 
POP PUNKとはいえ、"POP"な要素よりも
 
エモーショナルな部分がより強いんですよね。
 
それでいて、どこかハードコアテイストもある。
 
女を寄せ付けない、男が好むアツいPOP PUNKサウンド
 
そうなってくると、やっぱり
 
Pure Noise Records
 
ってのが、ものすごくしっくり来るんですよね。
 
 
同じPure Noise バンドの中からなら
 
The Story So Far
 
が、好きな人には間違いなく"ど"ストライクだと思う。
 
 
Pure Noise と似たテイストのPOP PUNKを集める
 
Rise Records 系にも通じるものがある。
 
Knuckle Puck
Transit
Man Overboard
 
あたりが好きなら最適だし、
 
こういったPure NoiseRise 系にいてもおかしくない
 
The Wonder Years
Trash Boat
Between You & Me
 
あたりのHopeless 勢が好きな人にもハマるでしょう。
 
 
 
そんな多くのPOP PUNK好きにオススメできる
 
Youth Fountain
 
という、Pure Noise が送り出す新星!
 
是非!
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前回の『スパイダーバース』から2日、
 
公開日は同じだったこの作品を
 
月曜日の仕事終わりに観てきました。
 
 
運び屋
(原題:THE MULE)
 
 
 
額とか、腕とか、
 
ホントもう骨皮くらいしかない故に
 
血管が浮き出て見えるってほどに
 
完全におじいちゃんになってる(´;ω;`)
 
自分は音楽だけでなく、映画すら遅咲きだったので
 
自分がちゃんと映画観始めた時から
 
イーストウッドはずっとおじいちゃんなんだけど。
 
 
でも、今作に限っては
 
そんな御年88歳にもなるイーストウッドだからこそ
 
務まった役なんじゃないかと。
 
以下、あらすじ
 
 
90歳になろうとするアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、ないがしろにした家族からも見放され、孤独な日々を送っていた。ある日、男から「車の運転さえすれば金をやる」と話を持ちかけられる。なんなく仕事をこなすが、それはメキシコ犯罪組織によるドラッグの運び屋。気ままな安全運転で大量のドラッグを運び出すが、麻薬取締局の捜査官(ブラッドリー・クーパー)の手が迫る……。
 
 
車とイーストウッド
 
その組み合わせで思い浮かぶのは
 
自分にとっては『グラン・トリノ』だなぁ。
 
その『グラン・トリノ』の時に
 
自分が主演を務めるのは最後だって言ってなかった?
 
と、パンフレットに載ってるインタビューでも
 
同じことをツッコまれていて
 
私はいつも辞める辞めると言い続けてるんだ。そんなに正直な人間じゃないと証明したくてね(笑)
 
と、答えていました笑
 
ってことで、イーストウッドが主演を務める作品は
 
『グラン・トリノ(2009)』ぶり、
 
監督を務める作品は
 
『ハドソン川の奇跡(2016)』ぶりに
 
イーストウッド作品を観ます。
 
自分がイーストウッド作品を観始めた時には既に
 
実話ベースの作品を多く手掛けていて、
 
自分の中では
 
実話映画と言えばイーストウッド
 
ってくらい、イメージが確立しています。
 
 
 
今回の作品は
 
これまでの人生、家族よりも仕事を優先し
 
そんな実の家族にすら疎まれる存在となった男が
 
気付かぬ内に麻薬の「運び屋」となっている話。
 
もちろん悪事に手を染めてはいる。
 
でも、仕入れ先や監視役の組織の人たちと
 
少しずつ打ち解けていくような描写は
 
とてもユニークで、微笑ましいシーンだった。
 
でも、その相手が家族じゃないってところが
 
また複雑な想いを抱かせます。
 
 
そういった家族と和解するキッカケがあるけど
 
そうなった時にはもう色々と"遅い"んだよね…
 
でも、やっぱりそこからの展開は
 
涙を誘わずにはいられませんでした(´;ω;`)
 
劇場でも鼻をすする音が聞こえてましたしね。
 
ただ、そのシーンは決してプラスの意味での涙ではなく、
 
哀しさ、切なさで出た涙だったのがまた、ね…
 
 
 
端的に言ってしまえば
 
90のじいさんがヤバイもの運んでる
 
ただそれだけの映画なのに
 
コミカルな部分、シリアスな部分、
 
そしてラストは涙を誘う。
 
どうしてイーストウッド作品はこんなにも心を揺さぶるんだろうかね。
 
これが長年、映画業界に携わりつつも
 
今なお現役を務める熟練のワザかね。
 
遅咲きの為、彼の手掛けた作品を観た数自体は
 
決して多くはないけど、それでも観た作品すべて
 
ハズレがないんですよね。
 
今の時代、「エンタメ作」と呼ばれる
 
観る人の性別や年齢を問わず楽しめる作品が多い中
 
イーストウッドは今なお「映画」を作り続けている。
 
たまにでも、こういうのを観なきゃいけないですね。
 
 
再びインタビューから抜粋しますが
 
90歳に手が届くいまも映画をつくり続けているのか、との問いに
 
さあ?楽しいからじゃないか?
 
 
彼にとっては作品を作ることこそが
 
生き甲斐なのかもしれない。
 
ここまで長く人生を生きてきてなお
 
映画作りが楽しい
 
と答えられるのは素敵だな。
 
好きなこと、楽しいことをしながら長生きできる
 
最高なことだよね。
 
でもホントにね、冗談抜きに若くはないんだから
 
あまり無理せず、無茶せず、十分長生きだけど
 
更に長生きしてほしいですね。
 
そして叶うならもう少し、
 
彼の作品も観せてもらえたら…って思います。