Carried Away『Start Over』カナダ産ガールズポップパンク、新EPリリース。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
昨年末に引っ越して、いくつか家具も新調し
 
やっぱりいちばん大きいのはPCの新調。
 
ウィルス対策など何もしてなかったクソノートから
 
昨年夏モデルのデスクトップ型にして
 
まぁ快適なこと!
 
おかげで、PCに触れる時間が増えた増えたw
 
前PCがクソスペックだった為、ブログも苦労し
 
故にスマホで下書きから仕上げるまですることが多かったですが
 
今では仕上げはもっぱらPCで快適にできています。
 
何なら下書きの時点でPCを使うことも。
 
今回の記事はまさにPCで1から仕上げた記事です。
 
どうも、トトです。
 
 
 
 
さて、1つライブを挟んで今回もレビュー記事ですが。
 
今回レビューするのは
 
昨年、発掘記事で取り上げたバンドです。
 
タイミング良く、先月22日に新譜がリリースされ、
 
聴いてみたらなかなかに良かったので
 
今回こうしてレビューもしてみようかと思った次第です。
 
 
 
 
Carried Away『Start Over』
1. Whispered Riots
2. Forever Lost
4. July
5. Start Over
 
 
↑の記事の通り、
 
昨年発掘したカナダのCarried Away
 
新EPStart Over をリリースしました。
 
発掘するだけじゃ何の意味もない。
 
なので、発掘したバンドが新譜出した際は
 
なるべくレビューもしていこうと思って記事書いてるので
 
今回はタイミングが良かった。
 
リリースを知れたのもSpotifyのおかげです。
 
こういうとこは非常に優れてるんだがなぁ…
 
 
昨年は Warped Tour にて
 
 
バンドの地元、カナダのトロントでライブもした彼ら。
 
けっこう良質なバンドを輩出するカナダ産
 
注目の新人バンドの新譜、早速聴いてみました。
 
 
 
Whispered Riots
まずはオープニングを飾る1曲目。
優しい音色のギターサウンドから幕を明け、
vo/Madison のシャウト交じりなハスキーボーカルから。
こうして声張ってシャウトっぽい感じの時の声は
Automatic lovelettervo/Juliet を思い起こさせる。
自身の音楽性をPop Punk/Alternative Rock としてるだけに
この曲はオルタナロックに寄ったサウンドかなと。
 
 
Forever Lost
2曲目は一気に曲調が明るく変化し、
POP PUNKキタ━━ヾ(*・∀・)ツ━━!!!
な感じでテンション上がります。
自分のテンション同様、
曲調も明るく楽しい上げ曲サウンドに。
そーそー、こーゆーのでいいんだよこーゆーので。
と、安心感すら覚える
良質なガールズポップパンクを鳴らしてます。
 
 
Expectations
発掘記事の時点では既にMVがUPされていた3曲目。
美麗なピアノサウンドが鳴ったと思いきや、
すぐさま入ってくるバンドサウンド。
エモーショナル寄りの曲かな?と思ったけど
1サビ~2コーラス目はしっかりPOP PUNKしてて
これまた個人的に上がる展開に。
POP PUNKしつつも、最初と最後は
イントロの通りエモーショナルな展開を見せ、従来通り
POP PUNKとエモーショナルの親和性を見せます。
MVも甘酸っぱいエモーショナルさ増し増し。
 
 
July
今度はゆったりミドルテンポで展開する4曲目。
そしてこれはオルタナロック寄りのサウンド。
とは言っても、やっぱ随所にPOP PUNKっぽさは垣間見えます。
7月(July) っぽくはない曲だけども、
これはこれで良きサウンドを奏でています。
 
 
start over
ラスト5曲目はタイトルトラック。
後々はこれもMVできるかな?
そしてここではまた最初からPOP PUNK感ひとしお。
サビではエモーショナルな展開を見せるも、
2コーラス目の入りは疾走パートで心地良い。
ラストサビはやっぱりエモーショナルで
曲の終わり、作品の終わりを良い感じに締めてくれます。
 
 
 
 
以上、
 
Carried Away『Starting Over
 
でした。
 
バンドの音楽性を崩すことなく、良き新譜でした。
 
ポップパンクしてるところはもちろん好きですが、
 
オルタナロックしてるところも良い感じ。
 
今やポップパンクも、オルタナロックも広義に渡りますが
 
こういった初期からPop Punk/Alternative Rock してるのは
 
Boston Manor あたりの系譜を感じさせますね。
 
そして1曲目のところでも言いましたが、
 
あーいった声を出すと、Automatic LoveletterJuliet みたい。
 
Automatic Loveletter 自体はもう活動終わってますがね…
 
 
 
発掘記事と今回のレビュー記事で
 
このバンドの紹介、音源はほぼ揃っちゃいました。笑
 
なので、これからCarried Away を知る人にとっては
 
このブログが唯一無二の媒体となったのだ!
( ゚∀゚)フハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
 
そういうバンド、何気にウチにはいくつかありますしね。
 
BackWordz とか。 BackWordz なんてググれば
 
公式のSNS垢よりウチの記事が上に来ますしねw
 
発掘記事を書いたバンドではいちばんの出世バンドです。
 
来日の決まったFrom Sorrow To Serenity もそれに続いて欲しいところ。
 
Carried Away もその道を辿ってくれるかな?
 
そんな願いを込めつつ、
 
本日はここまで!
 
 
 
 
 
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最近、ブログ本編後の余談が多いですが…笑
 
前回のTHE GUILTY 同様、
 
公開日初日である3/1に観てきました。
 
 
GREEN BOOK
 
 
先日のアカデミー賞で
 
作品賞
助演男優賞(Mahershala Ali)
脚本賞
 
と、見事3部門受賞した話題作です。
 
まぁ、アカデミー賞開催前から見ようと決めていた映画なので
 
何の映画賞を獲ろうが、そんなものは個人的に関係ないですが。
 
 
 
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。
 
 
と、いうのが本作のあらすじ。
 
トニー役を演じるのは
 
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで
 
アラゴルン役を演じたヴィゴ・モーテンセン
 
 
個人的にもアラゴルンのイメージが強く、
 
また、それくらいでしか見た記憶がなかったけど…
 
太ったなぁw
 
調べたら『役作りで20kg増量!』とあって
 
劇中で白タンクトップ1枚になってるシーンとか
 
お腹の出っぷり凄かったもんねw
 
 
そしてもう一方の主人公
 
天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリー役として、
 
助演男優賞を獲得したのが
 
マハーシャラ・アリ
 
あんまり知らない役者さんだなぁ、
 
と思って出演作品を調べてみると
 
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
 
の時に見ていました。
 
 
 
本作は"実話"を基にした作品ですが
 
その"実話"シリーズって自分が好きな映画のひとつなんです。
 
 
パンフレットには監督へのインタビューで
 
今作のタイトルに関することも書かれてましたが
 
確かに当初のタイトルだったら
 
自分も興味を惹かれなかっただろうなぁw
 
 
 
現代でも確かに存在する
 
黒人差別
 
そこに焦点が当てられている本作ですが
 
その点にも重きを置きつつも
 
トニーとドクの友情、信頼関係が築かれていく様
 
をメインで描いていて、観了後はとても気分良く
 
心が温かくなる作品でした。
 
 
やっぱり仲が深まるいちばんのキッカケは
 
ケンタッキー州で、本場のケンタッキーを食べたとこからかなw
 
そこからトニーの妻へ宛てた手紙の
 
添削、修正をドク指導の下に書いていくとかね。
 
差別問題を取り上げてる作品なので
 
当然、胸糞なシーンもあります。
 
でも、それは時代が、地域が、国が、
 
確実にそうしてきたという歴史背景に基づくもので
 
そこをきちんと作品に盛り込みつつ、
 
こうして所々に笑いも挟み、
 
差別問題に対して考えることは当然ながら
 
そこまでシリアスさを前面に押し出すことなく
 
トニー(白人)とドク(黒人)の友情を描くことで
 
差別問題への提唱、緩和としているのが良いですね。
 
観賞後の心地良さが本当にそれを物語っている気がします。
 
』ではなく、『笑顔』でそれを観せる。
 
アカデミー賞で3部門受賞するのも
 
大いに納得できる作品でした。
 
是非、劇場へ。
 
 
 
オマケとして、主役2人が
 
映画の外でも良い関係が築けていると感じる
 
短いインタビューもどうぞ。