今日の台湾市中感染者721人?321人?についてのことですが........
まずは、台湾がよく指摘されている対策①検査数の少なさについてをご参考ください。
この記事では、
台湾はコロナの初期から、SNSで拡散しやすい説明イラストを作って、コロナに関する情報を国民に教える医師がたくさんいて、「検査数が少ないこと」と「抗原検査を使わないこと」については去年の中旬頃にしっかり国民たちの理解を得て、定着した感じです。
と言いましたよね?
その時、お医者さんは妊娠検査薬でコロナ検査のタイミングを説明してから、国民たちは「えっ?」から「なるほど!」になりました。
私も2020年に知ったんですが、
たぶん、今の与党のメンバーの中に、お医者さんが多いので、医療者にとって親近感があるからでしょう?
実名で「指揮センターは〇〇の理由でこの対策を作りましたよ」って国民に説明してくれる医療者が多かったです。
そして、今日の台湾市中感染者721人?321人?の件では、与党支持者も「あれ?!」って疑問を生じましたが、また説明してくれたお医者さんが登場しました。
陳医師によると、(翻訳ではなく、その内容をまとめました)
先週は大量のPCR検体が各地の医療検査所に入りました。
検体を処理するには時間がかかりますから、医療検査師たちは検体を処理したり、検査結果報告を提出したりするだけで必死に残業していました。
そして、至急な仕事が済んでから、また報告書を順番に分類して登録したから、このような数値の変化が出ました。
陳医師はクレジットカードで例えました。(ここでは自分の経験によって修正しましたが........)
でも、ショップなどは会社の流れによって銀行に請求するので、5/11に決済したお金を、5/15に請求する場合もよくあります。
台湾のご利用明細書には、下記のように「消費日(ご利用日)」と「入帳起息日(請求した日)」を別々に表示するので、クレジットカードを利用している台湾人なら、「ご利用日」と「請求した日」が違うことに馴染んでいます。
そして、銀行は5/15にショップから請求書をもらいましたが、実際にクレジットカードを利用した日は5/11なので、ご利用明細書を作る時には、もちろん「ご利用日:5/11、金額:2000円」のような感じで表示しますね。
5/15に請求書をもらいましたから、「ご利用日:5/15、金額:2000円」で表示すると、ご利用明細書を確認する時には「あれ?5/15に、何も買ってないのに?!」ってびっくりしますよね?
今回の事件も同じです。
指揮センターは、普通に5/21にもらった資料を「結果が出た日(ご利用日)」によって分類しただけです。
だから、記者に「インペイしていますか?」と聞かれた時に、陳部長は「あれ?インペイって、資料を隠すことではありませんか?公表したのにインペイ?」って自分は間違っていない顔でした。
私は「陳部長はとぼけている?」って少し不安しましたが、お医者さんの説明のおかげで、ようやくわかりました。
毎日たくさんの資料を関与した指揮センターは、このような資料の整理流れに馴染んでいるでしょ?
だから、いきなり「インペイ」って言われても、理由がわからなかったからですね。
よかったです。
陳部長はまだその陳部長ですね。
ちなみに、このクレジットカード理論で説明してくれた陳医師は、「結果が出た日(ご利用日)」によって分類しなかった具体の例をあげてくれました。
指揮センターはグラフと数値で対策を判断するために、しっかり日付によって分類しないとだめです。
非難されないように、違うグラフを公表してもいいですが、指揮センターは国民を騙すつもりがありませんから、もちろんそうしませんでした。
ちなみに、backlog COVID 19というキーワードで検索すると、他の国の事例が見えます。
東京も同じ理由でいきなり800人の市中感染者を追加したそうですから、普及しているやり方だそうです。
皆さんも日本でのおかしい感染者数変化が気付いたら、「backlog」かどうか確認してみてもいいかもしれませんね。
今日の台湾市中感染者721人?321人?では「来週はまた同じようなことが発生したら、反省してほしくなる」と言いましたが、実は収束する前に、何回も発生してもおかしくないみたいです。
反省すべきなのは、知識不足の私ですね
意外と新しい事件で、台湾がよく指摘されている対策①検査数の少なさについてのような状況を再現したのも、ちょっと不思議と感じました。
関連記事
台湾国民へのコロナガイド
在台日本人も力になれる方法
個人情報不要の台湾接触者APPを装着しましょう!
1999の使い方
在台日本人も一緒に記名しましょう!悠遊卡、一卡通、i cash
コロナ禍と戦っている台湾人
「二週間に収束してみせてあげる」って台湾人たちが放言した(ΦωΦ)
「あなたのためにここで戦う。私のために家で戦ってください。」という医療現場からのメッセージ
「病院の仲間よ。治療に専念しなさい!」って320人の診療所医師が参戦!
台湾指揮センターの対策
5/19
5/18
5/17
5/16
5/15
5/13
5/12
5/11