菅野貴夫の野球電鉄 -31ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



結局、オリンピックを観ています。

やっぱりスポーツはいい!とか、メダルだ!みたいな高揚感はまだないんですが、やはり選手たちの真剣な姿は、嫌なニュースばかりで荒廃した心に純粋な刺激を与えてくれる感じがしています。

この暑さには本当に体調が心配になりますが……。





さて、純粋とは程遠いこちらもやっていきましょう。



まずは大学のサークルから長年野球のチームメイトだった、山際夫妻からの初投稿。

初とはいえ、山際氏はタイトルの付くずっと前から見てくれていた友人です。送ってくれて嬉しい。

なんか楽しそうな写真…!


撮影自体は同じく後輩にあたる奥様・尚子さんとのこと。


ふむ……。




まずは、文字がありそうな所を探します。


右側の柱に、

牧野テレビ。何だろう?



すかさず検索。

「牧野」という苗字を持つ芸能人やアナウンサーがズラリ出てくるのみ。

即撤退。



車のナンバーを見てやろうという悪い方法を試すも、さすがに解読できず。




仕切り直して。



尚子さんが会津のほうの出身だという事は知っています。



……素直に会津から行ってみるか!

山深い感じも、会津鉄道(非電化ローカル線)と考えておかしくない。


会津地方には他にもJRの只見線・磐越西線という非電化路線はありますが、何となく私鉄の会津鉄道から行きます。



また、右側に駐車場が見える→キャンプ場や観光地があるのではないか。

(左側の踏切どアップも確認)



一駅一駅見ていって……

んっ!



緑深い線路の脇に駐車場、そして踏切!



では元の写真↓


探し出した写真↓

会津鉄道・塔のへつり駅付近の塔のへつり踏切、地理オタクのデータベースを駆使して確保。


それにしても珍しい名前ですね。



吊り橋からの眺めが素晴らしい観光地だそうです。

(「へつり」とは崖のこと)



こういう「人の出身地をよく覚えている」ってのも、気持ち悪がられる要因ですかね?




まあ、今さら変えられないので諦めましょう!





お次は透水メンバー宮本社長からの1枚。

前面展望。新しいパターン。


毎度の事ながら社長ブログにて、この写真が送られてきた頃に九州・久留米方面に出張していた事実は掴んでいました。


ただ、この写真がその時に撮られたものかは別問題。


まずは写真を拡大、とある箇所を見た時に鹿児島本線の列車であることを確信。


(あえて説明はしませんので、ぜひ拡大して調べてみてください)

(↑と書きましたが、ブログに載せると若干画質が悪くなるようなので、後で載せます)

一方で前面も拡大。
複線の立派な電化路線。
左側に工場の建物、右側には茂みのある直線。


博多近郊から捜索を始めてしばらく……

おっ。


工場と茂みのある直線。




では元の写真↓


探し出した画像↓

鹿児島本線・基山(きやま)〜弥生ヶ丘間の前面展望、できるだけ忠実に確保。



決め手となった箇所、お分かり頂けたでしょうか?


ここです。

運転席に掲示されている運行表でした。


これだけ駅名が並んでりゃ、どこだか一瞬でわかりますね。




さらに透水メンバー奥川さんからの1枚。

(最近グループメッセンジャーが「どこ鉄チャレンジ」という名前に変わってしまい、時々連続投下が起こります)

都市部の高架区間。


いちばんの注目点は、線路の道床がコンクリートになっている事。

そして2面4線の構造。



この構造、前に鉄道雑誌で見たな……学研都市線の住道(すみのどう)駅がこういう感じだったような……見てみよう。

一発確保。



たまにはこういう事もあります。



大阪から京都南部を通って奈良県へ至る学研都市線。ここは難読駅名の宝庫で、鴫野(しぎの)も他地域の人には読めません。祝園(ほうその)は縁起の良さそうな名前、そして極めつけは放出(はなてん)。


地元の人にとっては当たり前なのでしょうが、こういうのは面白いですね。東京の駅名も、馴染みのない人からすると珍しいでしょうし。



さて、きっかけとなった雑誌を引っぱり出してみました。

これだ。



鉄道ファン1992年5月号。




小6の時に買ったオタク雑誌の1ページを、42歳になっても覚えている。




これが「どこ鉄」。




(この後にまた宮本社長から写真が投下されましたが、それは最後に)




さてこちらも初投稿、演劇サークルの後輩ワッティさんから「こんなの余裕?」と1枚。

またひどいのが来たよ。



無表情にも程があるでしょ。なんなんだ最近の写真は……




この写真から得られる情報は、

・高架駅で屋根が覆っている

・軌道がしっかりしている=主要幹線クラス

・島式ホーム

・おそらく交流区間↓

(架線柱のガイシが多い)


このくらいでしょう。



まず思いついたのは、つくばエクスプレス。

守谷駅から先が交流区間で、130キロ運転をするため設備がしっかりしている、というのが理由です。



捜索開始。

つくばエクスプレスには全駅ホームドアがありましたので撤退!




次は北海道。

北海道の主要区間も、気候が厳しいため屋根があり、なおかつ軌道がしっかりしているイメージがあります。



捜索開始。


札幌近郊から見ていって、桑園(そうえん)駅。

非常に良い感じだが、壁のデザインが違うか…!



効率よく探したいので「JR北海道 高架駅」で検索。


素晴らしいページを発見。


↓↓↓

なるほど、ひと目でわかるぞ!


素晴らしい!!ありがとうございます!!!





全駅捜索無事終了。





クーッ!!!!




一旦諦めます。



全く掴めなくなったぞ、、これは無理かも知れない……




翌日「もう1枚」と写真が届きました。

別角度などのヒントかな?と期待して開けてみると。

別の駅。



うーむ、どんどん解けない写真が溜まってきているぞ……と重い気持ちになりつつも画面を拡大。

おっ!!駅名標がある!!!


駅名までは読めないけど、これはJR西日本のデザイン!



さらに柱の間にぶら下がっているもの。


先日解いた加賀温泉駅と似ているぞ!↓



さあ北陸本線に出掛ける前に、改めて駅構造の確認。

2面3線。



配線略図大先生の出番。


2面3線の駅を当たっていきます。


小松は高架駅だったのでスルー。



そしてほどなく。



元の写真↓


探し出した写真↓

バッチリ。



北陸本線・鯖江駅(福井県)、久々にまっとうなやり方で確保!




ん?という事は……



最初の無表情写真。

さっき鯖江を探している時に、高架駅があったな……もし北陸本線つながりなら、あそこだ!!


先ほどスルーした駅へ↓

北陸本線・小松駅(石川県)、道連れにより鯖江後3分で確保!



ふう〜助かった。

単独ではほぼノーチャンスだった!





ラストは先ほどの続き、宮本社長から。

なにこの地面。



これこそノーチャンスでしょ。



とりあえず流れで鹿児島本線をポツポツ見ますが、なんの確証もなく分かる気がしない。



しばらくすると「ヒント」が送られてきました。「いいから早く解いてみろ」という事でしょう。

相変わらずのシビアな画角。


そのなかで気になったのがホーム縁の赤ラインと、乗車位置の記号。


あの形は、JR西日本じゃなかったかな…?


検索。

これだ。


調べてみるとJR西日本アーバンネットワーク区間内(関西の主要区間)の表記だと。




昼間は九州にいたのに?夜は関西?



ははん。わかった。




では元の地面↓


探し出した地面↓

JR神戸線・西明石駅、もはや「どこ鉄」じゃない部分で確保。



なぜ分かったのかと言えば、透水宣言(透水性コンクリートを世の中に広めるための動画)を関西で撮影する時には、毎回西明石に泊まるからです。


九州から関西に移動したという事は、またいつものホテルに入ったんだろうと。



そして西明石駅は端っこに跨線橋があって、車両基地もあるから線路が多く間隔も広いという事は、それはもうよーく知っていました。



……最後はなんだか変な方向に行ってしまい、失礼しました。


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今回は以上です。



おかげさまで多数の写真が届いておりまして、本当にありがとうございます。



今後も気持ち悪がられないように、全力で解いていきたいと思います。



ではまた!


こんにちは。



毎日暑いですね。

近年稀にみる「ケチが付いた数の多さ」を誇るスポーツイベントも始まったようですが、選手の皆さんには体調に気をつけてベストを尽くして貰いたい、それは色々思うなかでも確実にある気持ちの一つです。




こちらはいつも通りやっていきましょう。




今回は、ありぴーさんからの1枚です。

出た、海外。



しかも「フロントガラスはヒントになりそうなものを隠しました」と仕事キッチリ。




海外に一度しか行ったことのない僕にとって、着いたばかりの空港でガイドブックを取り上げられた気分になりかけますが、



ここは日本の「どこ鉄」。



布団の上で写真を拡大。


お、側面の表記が残っている!



僕はこれを優しさと解釈しました。

ありがとう。




さてKTM KOMUTER。


綴りの違いはあれど、コミューターは「通勤電車」みたいな意味です。

日本でも、例えば通勤快速は「コミューター・ラピッド」と英訳されることは無意識に覚えのある方もいるでしょう。(いないかな?)



検索。


ほほう、マレーシア!



偶然にも唯一行ったことのある国ですが、行先がリゾート地の離島だったため鉄道経験は皆無。しかも18年前。アドバンテージ0。




さて、どうやって進めて行こうか。




とりあえずウィキペディアを確認。




ふむ、なるほど。





分かりません。





土地鑑がないのに知らない路線や駅の名前を聞かされても!




最後の路線なんて何か折れたような音がしてますよ!大丈夫ですか!




ひとつ戻って、先ほどチラッと出てきた路線図を確認。

首都クアラルンプールの近郊路線図ですね。

この中で、KTM KOMUTERのマークが書かれた路線のどこかって事かな…青と赤の2線が中心部でクロスしている感じか…。



いつも言っているように、海外のGoogleマップでは鉄道が実線で表示されません。拡大した地図で気をつけて追っていかないと、すぐ見失います。



もう少しいい方法はないものか。

この車両の形式を特定して、運用されている区間を絞り込むことはできないものか。



検索。

似たような車両(前面に傾斜があるので違う)、新しい車両があるなかで、、

これだ。クラス81と。



英語の記事も多いなか、何とか日本語で書かれた運用範囲のページを発見。


なるほど、スレンバン〜ブラウセバンのタンピンルートとタンピン=ジェマスルート、それとパダンレンガスラインか!





分からなすぎて泣ける。




先ほどの路線図で確かめても、スレンバン駅は辛うじて見つかったものの(なぜか途中駅)、ブラウセバンとタンピンルートの文字は掴めず。綴りが独特だから難しい!



残りのパダンレンガスラインを調べてみると。

…また新しい路線図が出てきたよ……何なんだよ……


とにかくページへ進むと。


最初に出てきた折れそうな駅名もあるぞ。



要約すると、

KTMは首都圏以外にも路線があって、その離れた区間でまた運行エリアが広がったよ、というニュースのようです。どう広がったのかは全然分からないけど!

ざっくり言うと東京にある鉄道会社が仙台エリアでも営業区間をどんどん広げてるよ、みたいに捉えてください!(厳密には違うけどここでは割愛)



……とりあえずこっちの方が路線図がシンプルだし、捜索に行ってみよう!!!



さあ、やって来ましたマレーシア。



「パダンレンガス」と入力しているのに違う地名しか出てきませんよ。こういうものですよ海外編は。


とはいえ1番上のバターワース?は先ほどのニュースで出てきた地名!



一駅一駅、捜索開始。

ここが上の路線図での分岐点にあたる場所。


気をつけて見ていかないと見失ったり、いつの間にか道路を追いかけていたりしますよ。



途中のとある駅。

おっ!


屋根の感じとか、いい感じだ!!



いま一度、問題写真をチェック。

駅自体は違うけど、屋根のアーチとか、案内サインの青とか、希望が見えてきたっ!

そして問題写真の駅構造が2面2線の対向式ホームである点を頭に叩き込みます。



さらに捜索を進めて。

マップを拡大すると出てくる駅名と路線図の駅名を照合して、見逃した駅はないかもチェックします。



また別の駅。

こういう構造の駅が多いんだな!よしよし時間の問題だ!



ここで頭をよぎるのが、おそらく観光のために行ったであろうという推測。


わざわざ日本から行ってるんだから、有名な観光地か大都市、あるいは空港なんじゃないか、という自然な推測。



今調べている路線はどんどん田舎のほうに行っている。



……こんなとこ、来ないよな……?




しかし、、ここで観光地をランダムに当たり始めると収拾がつかなくなる。調べた区間と調べてない区間がウヤムヤになる。何しろマレーシアの観光地を知らない→観光地から調べ直すなどまっぴら御免。




地道な捜索を継続。





北部区間、無事終了しました。





クーッ!!!!





超ムダ足!!!!!





〜あなたは、マレーシアの片田舎の地図をえんえん眺めたことがありますか?





ただ、知らない駅を探すためだけに。




それが見つからなかった場合、どんな気分になると思いますか?〜






(布団の上で激しい旅疲れ)





もう首都圏だ首都圏!首都圏に戻るぞ!!!




よりKTMに絞った路線図を発見。

絶対この中から見つけ出してやる……!!



まず、駅の案内サインが青だったという点から、青ラインを捜索。



末端部でSUKAを繰り返し、都心付近のPutraという駅に来た時。

あっ!!!



壁がっ!!!!



問題写真↓

同じだ……いや似ている…?高さが違う……



過去最高に手ごたえを感じるも、決め手となるような写真は見つけられず。



うーむ!




しかし着々と近づいているぞ!




青ライン全線捜索完了です。




もう何とも思わん!!



次は赤だ赤!!!



赤ラインの駅を見ていて気づいた事。

この柱の色。薄ピンク。



問題写真を拡大↓

これは……




そういう事だったのか!




さすがに最初からは気づけない!!!



実際にラインカラーを表しているのかは分かりません。

ただ今までどの区間にも、この色の柱はありませんでした。




捜索を進め、とある駅に差し掛かった時。

ん……?



寺院……洞窟……?



すかさず駅の画像へ。


ここだ。




もう今までのと匂いが全然違う。




やっっっと見つけた……




では、元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

向こうのホーム奥に見える建物の窓も一致。




マレーシア・KTMコミューターのBatu Caves(バトゥ洞窟)駅、確保!!!!!!





いやー、厳しい問題だった!

また自分で厳しくした!!!




なお今になって冒頭の路線図を見るとこうなります。

中心部から、わずか数駅。



電車で31分ですって。




3時間かかりましたよ。





むしろ3時間でよく辿り着いたと自分を労いたいと思います。




この力を何か他のことに活かせないまま一年以上が過ぎ、記事の数もこれが61本目となりました。

何が積み重なったんでしょう。




今後ともよろしくお願いします。


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今回はだいぶ濃くなってしまったので、お読みになった方も疲れたんじゃないでしょうか。何か美味しいものでも食べて下さい。ありがとうございました。





ではまた。



〜追記〜

書き終えた後、試しに「KTM 観光地」で調べてみました。

こんなページが出てきました。ショックです。


〜「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを当てる、ワタクシこと菅野貴夫の趣味である〜



というわけで41号以降のアーカイブです。
(1号〜20号はこちら)
(21号〜40号はこちら)














































61号以降へ続く〜

こんにちは。



関東も急に夏が始まりましたね。

まるで梅雨など無かった事のように。



くれぐれも熱中症や、油断した箇所の日焼けなどにご注意くださいませ。



どこか出掛けたい所ですが相変わらず特に予定もないので、適度にエアコンを効かせた部屋の中でやっていきましょう。




まずは大野遙くんからの1枚。

海。いいですね。



単線電化のローカル線と言っていいでしょう。

海との間には交通量の多い道路があります。

踏切と道路との合流が特徴的。




ここで僕はまたしても四国に行ってしまいました。



今回は愛媛県の伊予鉄道。

海に近いこの区間を捜索、音もなく帰宅。




去年から続けてきて、時々根拠のないブームというかフィーバー(熱病)が起こります。


判で押したように房総半島へ向かった時期、最近では北関東のローカル私鉄を見すぎてどの写真の時の捜索だったかゴッチャになったり。そして最新のトレンドは四国。



フィーバーからの確保率は5%(実測値)。




ちゃんとやろう!

さて海。



=とりあえず江ノ電。



道路の向こうに駐車場のようなスペースも見えるので、そういう場所に注目して……

んっ!


ここの踏切、道路との接続が特徴的だな!



では元の写真↓


見つけた写真↓

江ノ電・七里ヶ浜〜稲村ヶ崎間の踏切、まるで四国へ行った事実など無かったような顔で確保!




ふう〜あぶないあぶない。





続きまして、中山有子さんからの2枚(同一駅)。

あ、京王だな。


ふむ。0キロポストに踏切。


京王線・東府中駅、だから京王は危険だとあれほど確保。



なぜ1枚目を見た瞬間に京王だと分かったのかは、秘密です。


(全部をバラしていたらこちらの身が持たない)





続いての2枚(同一駅)。


中山さんのパターンから考えて、こちらも京王かと思ったんだけど(線路の幅も広そうだし)、、、




こんな汚ない駅、京王にあったっけ???(言いやがった)




もう20年来沿線に住んでいますが、京王は(他の大手私鉄も大体)デザインが統一されていて、こんなワイルドな駅は記憶にありません。




京王じゃないのか?




とりあえず京王と、それ以外にいくつか思いついた路線や駅を調べてもしっくり来ず。



(決して「あの電鉄なら汚い駅がありそうだ」と思っている訳ではありません。しかし念のため今回は伏せておきます)




最初に変なことを言うから色々ややこしくなる!




話を変えよう!!




一枚目の写真左端にある表示。

ボヤけているけど「列車非常停止ボタン」かな…



これを京王と組み合わせて検索。



うむ。やはり京王のデザインか……(この車両は京王7000系)



いちおう他の鉄道会社でも検索したけれども、ここまで一致するデザインは出て来ず。




こんなに草が伸び放題の駅なんて、、ホームの白線もくたびれているし、線路の両側にホーム(向こう側は使われてなさそう)があるからたぶん終点でしょ、、でも多摩動物公園駅も綺麗になってるしな……ああっ!!!




すっっっかりノーマークだった駅が1つだけあった!!!!




元の写真↓


見つけた写真↓

京王競馬場線・府中競馬正門前駅、不覚の確保!




これは悔しい……!



なにしろ先ほどの東府中の隣。


(乗換路線図アプリより)



なぜこんな事にすぐ気づけなかったのか!



それは京王線全線のなかで唯一、行ったことがない駅だから!



という事実に今はじめて気づいた!クーッ!!!


あれほど「京王は危険ですから。」などと上から目線のドヤ顔で言った直後にこの体たらく!



唯一のウィークポイントにたった一発パンチが入っただけでガタガタに崩された気分です。



それにしても汚いなどと言ってしまい大変失礼しました!



この府中競馬正門前駅は、平日は非常に人が少ないので、CMなどの撮影でよく使われる駅です。





だから何だ!フォローが下手すぎ!





次へ行きましょう。(こんな調子で大丈夫でしょうか)



先日静岡でお世話になった、蔭山ひさ枝さんからの1枚。

こんなにアップで撮るもんですかねえ。



さて路面電車。


台車の感じとか塗装とか、どうも静態保存されている車両のように見えます。



まずは「静岡 路面電車」で検索。

静岡に路面電車が走っていたかは知りませんが、公園かどこかで保存されている可能性もあるので。


左側のクラシックなイラストが似ていますが、もう少し検索を進めたところで打ち切り。



何となく、捜査の糸を引っぱっても手応えのない感じ。



次に注目したのは。

このステッカー。


↓↓↓

この右側のやつかな。



てかカニの種類豊富!



検索で何度かつまづきながらこの丸っこいカニの出自を調べていくと、どうやら長崎市電にこの車両があるもよう。




長崎!また遠いところで!




検索で車両にアプローチ。


これだ!



まだ現役で走ってるのかな?



保存車両とばかり思っていたけど、現役だと少しやっかいだぞ(動いているから)、、



とにかく記事へ進みます。


↓↓↓

はい。



赤線のあたりに注目して下さい。


要するにこの車両はほぼ引退していて、1両が仙台へ・1両がオーストラリアへ・そして1両が長崎でまだ走っていたということです(2016年当時。現在は引退)。



まずは仙台から。

国内で止まっているのが一番調べやすい。




秋保温泉という所にあるんだな……

ここか。



画像へアプローチ。

ズバリここだ!!!!



問題写真に少し映った謎のV字鉄骨はこの屋根!

↓↓↓

(さらに背景にも注目してください)


現場のストリートビュー↓

左のナマコ壁も、右側ホームベース型の建物も一致。



仙台市・秋保温泉駅跡に展示された元長崎市電1050形、なぜここにあるのか理解できずも10分ちょいで確保!



そのやりとり↓



引かないでください。




捜索がうまく行ってもこの仕打ち。



そりゃ悲痛な川柳もできてしまうってもんです。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



一部、情緒が乱れる場面がありまして大変失礼いたしました!




次回は安定した捜査を目指します。よく言ってる気がするけど!




ではまた!


こんにちは。



最近ずっと頭を悩ませていたこの写真、

とうとう「リアルどこ鉄」として画面を飛び出し現地に行ってきましたので、今回はそのレポートをお送りしたいと思います。




当日は、いつも豊富な写真を送ってくださる加瀬さんと、「素人どこ鉄」をnoteに書いてしまう佐々木美佳さんが同行して下さいました。嬉しい!




当日のワタクシ。

急遽前日に夜勤が入ったため目ノ下隈吾郎となっておりますが、Tシャツはもちろん自作の営団Sマークで気合充分。



美佳さんはFacebookのほうでライブ配信もやってくれました。ご覧くださった皆様、ありがとうございました!





さて出発の前に。




なぜ「人を集めてでも大丈夫だろう」と現場を99%確信するに至ったかを解説します。




前々回の記事の後、出題者の未来さんから「上野〜日暮里間ではない」という衝撃的なコメントを頂きました。


おそらく「このままでは貴夫君が間違った場所に行って途方もなくウロウロしてしまう…!」という優しさで送ってくれたのでしょう。



自分の見立てが違ったことに愕然としましたが、逆に言えば大きなヒント。上野〜日暮里間以外で探せばいいわけです。




(プラス思考な感じで書いたけど実際はケツに火のついた心境)




…とにかく線路がいっぱいある区間を調べるしかない!!




まず思いついたのは東北本線・大宮駅あたりの界隈。

(Google earthより)


大宮駅付近は分岐が多く、また線路を見下ろすような場所も見当たらず。↑隣のさいたま新都心駅の付近も留置線ばかりで、問題写真とはどうも違う。




次に、東海道線や京浜東北線の鶴見駅付近。

こちらも良い感じですが、やはり分岐があったり問題写真のような段差は見当たらず。




うーむ……!




ここで、Facebookに興味深いコメントが入りました。



以前お芝居でお世話になった、音響スタッフ(鉄道現場で電気工事の経験有り)の長谷川ふな蔵さんです。



↓↓↓


場所は特定出来る能力は無いけど、ここは工事中なのはわかる。


枕木が途中まで交換してあったり、その線路の脇に信号ケーブルが養生して転がってるのが見える。

電柱はインテグレート電柱だから幹線なのかも知れない


砕石が普通より小さく見えるから住宅地を走ってるのかなぁ


素人考えだけど。


線路が沢山あるのに歩行板が無いから電車区や車輌センターじゃ無いのはわかる。


白い縁石に見えるのは通信用のトラフに見える


↑↑↑


聞きましたか皆さん!!!




これですよ!!!




何言ってるか分からない専門的なセリフって面白いですね!!!(実際は8割理解)


いやー砕石(砂利)の大きさまでは目が行かなかった!



あとインテグレート電柱?何でわかるの?



インテグレートって何???



細かな疑問とそれ以上の興奮が渦巻きますが、この知見と僕の知りたい要素を集約すると、




やはり都市部で、たくさんの営業路線が並走していて「工事」が行われている区間という事になります。




上で見た2つの駅は、路線が集まったり分かれたりする分岐駅という側面が大きい。



それよりは、とにかく純粋にたくさんの路線が並走している区間……(その見立てで上野〜日暮里を選んだけど、そこでは無いという事実……)




ハッと思い浮かんだのが、品川駅の南側。


ここは山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線がごく短い区間だけ並走しています。(隣には東海道新幹線も)



ここか?ここじゃないのか……??


左から山手・京浜東北・東海道・横須賀(・新幹線)の並び。


ここに見える3つの橋からの眺めなど、さんざん調べました。



しかしどうしても、しっくり来ない。


↑問題写真では線路が微妙にカーブしているけど、ここは直線、、

マップ右側の横須賀線は早い段階で段差がついてる、、



この区間だと思い込みたい気持ちを、事実がそうさせてくれない。




ゾンビのような目で写真を拡大して見ていた時。

問題写真の右上端にある、ちょっとした段差。



ここ、ずーっとただの段差だと思ってたけど、、、


ひょっとして段上の線路は東海道新幹線じゃない…?



そして丸で囲んだ何かの杭。



見事に電線と被って表記が見えないことに最初からずーーーーっとイライラしていたけど、これは在来線(JR東日本)と新幹線(JR東海)の境界を示しているのではないか?




そう仮定すると、東海道新幹線と在来線がほぼ同じレベルで並走する区間……東京〜品川間のどこか……!!



さらにカーブがあって、工事をしている場所!!



そして調べた区間で99%の確信を得たものの、柵に遮られていたりで同じような狂った写真はネットでは見つからず、、、

さあ準備は整った。お待たせしました現場に行きましょう。




以下、動画キャプチャになりますが(アナログ人間のため動画を上手いこと出来ず)、



加=加瀬さん

佐=佐々木美佳さん

鉄=ワタクシでお送りします。



鉄「今日はこんな事のために集まってくれてありがとうございます」

佐「ほんとだよ」

加「実際この目で確かめないと」



すこぶる和やかなスタートですね。




その後ワタクシが、実は乗ってきた電車の中から「架線柱の手前に、養生してある銀色ケーブルを見つけて確信をさらに強めた」という話をします。

これですね。



加「そんなの、どこにでもあるんじゃない?」




至極真っ当なツッコミでございます。



なお現地へ向かいながら、

先ほどの捜索で出た、段差=新幹線を思いついた時の話を。


鉄「山手線も横須賀線も段差があってダメで…で、気づいたのがこの段差です」
佐「ヒッヒッヒッ(何言ってるか分からない)」


そのあとの説明で「新幹線と在来線がほぼ同じレベルで並走している所と言えば…」


加・鉄「東京〜品川間!!」



さすが加瀬さん。そしてリアルどこ鉄の醍醐味。




さらに確信するに至った話をして、



佐「当たると良いですね〜」

鉄「いやあ、、ねえ〜!!」



1%残っている不安は、やはり現場を見るまでは拭えません。


国道15号の交差点では、クルマ関係のお仕事をされている加瀬さんから「この交差点は事故が多い、信号の変わり方が変則的だから」という解説がありました。そうなんだ…こういう話は興味深い!



加「でも電車は素人だよ」

佐「みんな素人ですよ普通はw」

鉄「僕に写真を送ってくれる人に鉄道マニアは1人もいません。だから時々こういうとんでもない写真が来る」



和気あいあいとした空気の中、いよいよ現場付近に到着。


さあ、この目で確かめてやるぞ。



問題写真を見ながら、重要項目をチェック。


加瀬さんに解説しているのは、この杭のこと↓

鉄「(問題写真を見せながら)ここに赤い杭がありますよね?これが、あれです(現場を指さす)」



全開モード突入。



もう間違いない。




この網目のどこかから、撮ったんだろう!

できるだけ同じ角度を探していきます(不審)。




それでは、大変お待たせしました。



さあ元の写真↓


ワタクシが現場で仕留めた写真↓

格別の思い。



東海道本線・田町〜高輪ゲートウェイ間、札の辻橋からの線路、ついに確保!!!!!




記念写真↓

いろいろ疲れ切っています。



いやー大変な闘いだった!!



これにて狂った線路シリーズは終了です。




改めて加瀬さん・美佳さんをはじめ、動画をご視聴くださった皆様、写真をくれた未来さん、そしてこのブログを読んでくれた皆様、ありがとうございました。




もうこんな事はしばらく無いだろう!





ちなみに。


実は今回、最初に送られてきた写真はこちらでした↓

これは見た瞬間に「さすがに不可能!もう少し広いのがあったらそっちでお願いします!」

と返信しました。


その後の写真もたいがいでしたが(笑)、今後も本当に無理な場合はそうお願いする事もあると思います。



何が無理かは、僕にもまだよく分かっていませんので。



次はこちらの写真に取り組もうとしてるし。

これを不可能じゃないと思っている自分がまた意味不明です。




ではまた!!