菅野貴夫の野球電鉄 -32ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



おかげさまでバリエーションに富んだ写真が集まってきました。送ってくださった皆様、本当にありがとうございます。



片っ端から手を付けていきたいところなのですが、調子に乗って枚数を増やすと、書く時になって「…この写真、どう解いたんだっけ??」となる危険性がありますので、まずは最近の豊かな収穫をやっていきたいと思います。




今回最初は中山有子さんシリーズから。とりあえず写真を全部お見せしてから参りましょう。


1問目。


2問目。


そして下の2枚、同一駅とのこと。


ふむ。




大手私鉄の匂いがプンプンしますね。




なんか違うんですよJRとは。うまく説明できないけど。




さて、まず1問目の写真に戻り、注目したのがこのゾーン。

2本の柱の上半分に、青と白(間に薄い緑)のラインが見えます。

ホームには「8両編成」の表示。



これは西武鉄道のコーポレートカラー。




西武のメイン路線は8両と10両が走ってるので、ホームの表記も辻褄が合います。


で、次は線路の様子。

左側のホームが見えませんが、おそらく2面3線の配線でしょう。

こちらのホームに来る線路が分岐してから、上下線の間に渡り線が通っています。




さあ登場するのはもちろん配線略図大先生



明らかに目つきの怪しい駅を発見。



では、元の写真↓


暴き出した写真↓

西武新宿線・鷺ノ宮(さぎのみや)駅、的確な捜査で確保。




もう全部西武でしょうね。空が同じだもん。




さて2枚目。


拡大しながら、見つけたもの。

出ました地名。


もはや西武沿線としか言いようのない「石神井(しゃくじい)」。



施設を検索し、最寄り駅を確認。



では元の写真↓


見つけた写真↓

西武新宿線・上井草駅前の踏切、そりゃそうなりますわの確保。



続いて3問目。

めっちゃ工事してますね。



西武新宿線は、現在地下化工事の真っ最中

東京の鉄道オタクにとって常識。




正式な区間はどのあたりだったっけな〜

インターネットって便利だな〜




中井〜野方は4駅。




では元の写真↓


見つけた写真↓

沼袋駅、ズブリ確保。



3つ合わせて20分ほど。




やはり同じ球種を続けると一発を浴びる危険性が高まりますね。






お次はおなじみ大野遙くん。

前回彼の問題に苦労して、「いや〜大変だったよ〜、なに仏像??」などとやりとりした後にホクホク酒を飲んでいたら、深夜になって急に2枚送りつけてきたうちの1枚。

「寝る前に絶対ひとつは解いてやる」というどこ鉄心が湧き上がるなかで、こちらを選びました。



さて、終着駅。


電化されていて、左は新しいホーム、右側には古い感じの駅舎が建っています。


気になるのが、その右側ホームが微妙に線路と離れていること




検索。


酔ってるだけあってストレートな検索。

しかし画像はかなり期待大!






横須賀駅=SUKA。





いろんな意味で当然。




次に注目したのは、右側の駅舎らしき建物。

かなり年季が入ってるというか、風情のある建物。柱と屋根を繋ぐデザインが良い感じ。



なんか見たことある気がするんだよな……




先ほどの検索に戻ってしばらく他の駅を探していた時、急に思い出しました。




長野電鉄の終点・湯田中!



この駅は急勾配区間にあるため、かつては終着駅なのに一旦通り過ぎて戻るスイッチバック構造でした。

細かいことは省きますが、スイッチバック解消の工事をした際に、使われなくなったホームと駅舎が温泉施設にリニューアルされた事を我が家の蔵書で知っていました。


(蔵書の一部)

この中から記事を探し出すのは面倒すぎるので割愛。




では、元の写真↓


探し出した写真↓

バッチリ。


そのやりとり↓


というわけで、決めゼリフを代わりに言ってくれました(笑)






さて今回ラストは、透水メンバー加島さんからの1枚。

………!!!!!




驚異の地面率99.8%。




(そして視界を遮る鉄骨)




手前も先も見えない。

こんなの、一体どうやって当てればいいんだ…⁉︎





絶望的な気分です。

写真をよく見ないうちに「いま夜〇中なので、明日の朝までに仕留められるよう頑張ります!」とか返信しちゃった自分が恨めしい。

もう泣きながら探すしかありません。




まずはとにかく、線路を眺めます。

……僕が拡大した写真じゃありませんよ、そのまんまですよ……


真ん中やや左上に見えるコンクリートブロックと、そこに分岐してくる線路。



これは安全側線かな…??


↓↓

(Wikipediaより)


問題写真でも、左側の2線が合流する直前で分かれているので、そう思ったのですが、、安全側線にしてはちょっと長い気もするな…ただの引き込み線か?



まあとにかく、短い分岐があるという点に注目。



最初に書いた絵↓

………




そりゃボヤけるよ。




もはや配線略図大先生に頼る以外にありません。


まずはカシマさんの地元である神戸を中心に、東海道・山陽本線の米原〜姫路あたりを捜索。



じっくり眺めて、あの絵っぽい部分を探してゆきますが……

やばい。



どこをどう、探せば良いのか分からない。



短い分岐が…えっと、どうなってるんだっけ?

うーむ。


右側の2本の線路は「本線」っぽい感じだけど、さらに右側には何があるんだろう…複々線区間で、もう2本線路があるのかな?


待てよ、そしたら左の線路は1本だけちょっと離れている事になるけど、どういう関係?


とにかく、分岐している線路は内側に分かれているんだな…




整理しきれない気持ちを抱えながら米原〜姫路をさらに越えて岡山まで捜索。






まるで話にならず。




SUKAとかのレベルじゃなく、ピンポイントであんな場所を見つけられるわけがない。




何度かマップの航空写真を見たけど、イメージが違いすぎるというか、、、当たる気がしない。

なにしろ、ちょっとした分岐なんて死ぬほどある



そもそも、これを撮った場所はどこだ?


橋の上?それとも駅??


あの分岐を見ると、上のほうに駅があるような気もするし、左端の信号機が反対を向いているから、手前が駅のような気もする……



配線図と地面ばかり眺めているうちに、気持ちも滅入ってきます(マジで。一回やってみて欲しい)。



そんな中で、目に入ってきたもの。

初めて写真を拡大。

ん、右上にも車止めがある……??




車止めが、縦に連続してるって事?




そんな配置ってある?

あるとしたら、車庫とか……?




改めて、配線図で探します。



車止めが縦に連続している場所を求めて。




残念ながら奥の引き込み線が、どこから出てどのくらいの長さかも分からないけど、もうこれ以外の方法はない。



略図大先生、お願いします…!どうか……!!


また米原から探し始めて神戸を過ぎ、「朝までには解けないかもな…」と諦めの気持ちが出てきたその時。



(画像を拡大すると臨場感が味わえます)





↓↓↓


↓↓↓

こ、、これはっ!!!



車止めが縦に並んでいるッッ!!!!!




今まで探してきて、初めて見つけたこの形!!!


すかさず地図でアプローチ。

これだ……これだ!!!



この並びの位置ってことは、、あそこから撮ったんだな……!!





では、元の写真↓


ついに辿り着いた写真↓

っしゃあーーー!!!




やっと空が見えたーーっ!!!




JR山陽本線(神戸線)・須磨海浜公園駅、絶望率99.8%からの確保!!!!(時刻 午前4時11分)





いやー、これは、個人的に今まででナンバーワンと言っていい確保です。橋だけのやつと双璧。





皆様にどこまで伝わってるか分からないけど!!!!




ほぼ90%は、配線略図大先生のおかげだけど!!!





カシマさん曰く

「線路がいっぱいでグネグネしているから特徴的だと思いました」





ヒーッ!!!




鬼のような写真を送ってくださる方は、自覚がない!!!




でも、だからこそ面白い。





(解けたからそんな事言えるけど……今後もまた……)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



また長くなってしまいましたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。





ではまた!




こんにちは。



夏至も過ぎ、今年の梅雨は大人しいままなのかな?とつい期待をしてしまうこの頃ですが、如何お過ごしでしょうか。



ワタクシは梅雨対策に除湿機を導入したり、メルカリでCDラジカセを出品したら10秒で売れて驚いたりしております。(あわてて梱包用のダンボールを入手するのに1時間以上)




では、今回もやっていきましょう。




まずは神出鬼没・なかがわ かぐみさんからの1枚。

「貴夫君なら5分で解けるね」の言葉とともに。

タイムアタックをやれという事ですか…!

海。


単線非電化。



瞬間的に思ったのは「下灘じゃ…ないな」。



下灘駅というのは四国の予讃線にある駅で「日本一有名な海の見える駅」です。

(Wikipediaより)

いろんなポスター等にも使われているので、鉄道好きに限らず知っている方も多いでしょう。



そして実は線路の下、海との間に道路が走っている事もこっそり知られています。

問題写真は海に直接面している感じなので、ここでは無いかなと。



とは言え、一応確認に行きます(知ったかぶりしてミスるのが一番怖い)↓

うむ、やはり違うな!




さて時間が限られている中で、どう探すか。



他に思い浮かぶ駅もないので、おとなしく検索で当たっていきます。


「山陰 海に近い駅」で検索開始。


山陰を入れたのは、山陰本線が海に近いところを走っているイメージと、下灘駅がズラリ出てくるのを避けるためです。



出てくる画像の中で、これはと思ったページに入ってみるという毎度の繰り返し。

(山陰だと言ってるのに下灘が出てくる。本当にたくさん出てくる)



そしてついに見つけたページ


おお、これはまさに!!



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

なにより岩の形が一致。


JR大村線・千綿(ちわた)駅、10分で確保。



長崎県だったか!

確かに海に囲まれているもんな…(海岸線の長さは日本2位の4137km!)



そして5分では解けなかった…



まあ、まだまだ知らない素敵な駅がたくさんあるのは、良いことです!



(にしても相変わらずのかぐみさんの神出鬼没っぷりには戦々恐々)






お次は大野遙くんから、前回のイギリス写真↓とともに送られてきた1枚。



2017年撮影とのこと。

雨。

ホームに水たまりができています。


透水性コンクリートにしておけば」という熱い思いはグッと胸にしまい込んで、



・電化された単線

・駅構造は1面1線

・ミラーがあるのでワンマン運転?

・枕木は木

・弓なりの架線柱が特徴的(奥の架線柱は木造?)

・青い柵も目立つ


要素はこんな所でしょう。



さて、まずは北関東・群馬県の上信電鉄から捜索開始。

設備の感じがローカル私鉄っぽくて、田畑と家並みが緩く混ざり合う感じが、そう思わせたのです。




SUKA。





同じく群馬県の上毛電気鉄道を捜索、当たりなし。



ならばと「ローカル線 青い柵」などの語句検索に切り替えるも、ヒットは出ず。




うーむ。

何というか、取り立てて特徴が無いんだよな……



どこにでもありそう。


何の変哲もない駅。


天気も悪いし、こんな写真じゃどこだか分からないよ。




ムチャクチャな事を思いながら、もはや北から順にローラー作戦で当たっていく事にします。



調べるのは電化されたローカル私鉄。


さすがに配線図を検索しても出てこない路線ばかりなので、試しに「〇〇鉄道 青い柵」や「架線柱」で下調べをして、……結局よく分からないから行くしかないや!の繰り返し。



〜捜索した路線〜

弘南鉄道 福島交通 秩父鉄道 熊本電鉄 上田電鉄 アルピコ交通 長野電鉄? 岳南電車 大井川鉄道 北陸鉄道 えちぜん鉄道 豊橋鉄道…


どさくさに紛れて熊本電鉄を捜索してるし、長野電鉄は見たかどうかも忘れているし。

(ここに無い富山地方鉄道に至っては、路線総距離が100キロを超えるので恐ろしくて捜索に出られず)



いちばん色めき立ったのが、北陸鉄道石川線の日御子(ひのみこ)駅。

線路のカーブとか、絶妙に惜しい!

だが違うもんは違う……!




くそぅ……全然わからん!!!




こんな地味な駅が、イギリスの駅より苦労するなんて!!!




〜後半へ続く〜





あの写真に苦労している間にも、様々な写真を頂きました。



おもに加瀬さんから。

うむ。


前回の写真が東武伊勢崎線で、この線路や構造物の感じも同じ沿線だと考えておかしくない。



そして、この線路配置。

真ん中あたりで地下に入る線路と、両側で越えていくような線路。

さらに左側にも逸れていくような線路。



どう考えても曳舟。

ほら。


前回出てきた東急8500系は、あのトンネルから東京メトロ半蔵門線に入って行きます。両脇の線路は浅草へ向かいます。


では元の写真↓

見つけ出した写真↓

東武伊勢崎線・曳舟(ひきふね)駅、同一路線繋がりであっさり確保。



やはり同じ路線が続くと危険ですね。




さらに次々と写真が投下されるなかで、この1枚。

久しぶりの地下鉄。



まずベンチを調べて、都営地下鉄か東京メトロかを判別→このデザインがあるのは東京メトロと確認。



次に注目するのは、ベンチ後ろの看板。


これは、つゆの素でおなじみ「にんべん」のマークですね。



絶対、意図してこのマークを入れてくれたんだろう(笑)



すかさず「にんべん」を検索。


東京・日本橋と。




しかしメトロの日本橋駅を捜索しても、該当しそうな階段は出て来ず。



改めてGoogleマップで入力。

ほう、日本橋よりもっと最寄りの駅があるな…



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

看板・階段の形状に加えて、左側のホーム壁デザインも一致。



東京メトロ銀座線・三越前駅、サロンパス方式で確保!



新しい技をさっそく使えてうれしい!!




さて、火のついた加瀬さんから続々と投下されるのですが、

前回の西新井の隣だよ!一瞬でわかる!


東武大師線・大師前駅。




0キロポストと段差。0キロポストがある駅なんて…というかこの駅を送ってくれるの3回目ですよ↓

東京駅。


さらに。

思いっきり都電の三ノ輪橋ゆき!


ついにノーガードの撃ち合いですか!


というか上にガードがある駅なんて、

大塚駅一択。


もう1枚、やはり3回目の日暮里もあったんですがもう割愛します(なぜか日暮里は記事にならない)。

たまらず「冷静にお送りください!」と言うのがやっと。



〜〜〜〜〜〜〜



さて、数日間の放置を経て、あの写真に戻ります。

どこかを拡大してみようという気にもならん!




引き続き、地道にローカル私鉄捜索の旅です。



中京・東海地区の続き、まず目をつけるのは三重県の三岐(さんぎ)鉄道・養老鉄道。



三重県内で線路が尽きる三岐鉄道に対し、岐阜県まで到達している養老鉄道という皮肉。



さておき、捜索開始。



三岐鉄道で当たりなく、養老鉄道を探し岐阜県まで入って行った時。

おおっ、また惜しい駅が出てきたぞ!(西大垣駅)



なにしろ柵が青い!!



ここまでさんざん探してきて、柵が青かったのは初めて!!



興奮を抑えつつ、慎重に探していきます。






無事終点到着。






クーッ!!!!





せっかく鉱脈を掴んだと思ったのに!!!





この落胆は大きいのですが、同時にある考えが頭に浮かびます。




養老鉄道は、もともと大手の近鉄が所有していた路線。


(2007年に経営分離で養老鉄道に。最近は50年モノの東急7700系を購入し「あと40年走らせる」と豪語しているとかいないとか)




という事は、大手私鉄の末端路線で、似たような所があるのではないか。



このあたりで大手私鉄といってもう一つ出てくるのが、日本3位の路線規模を持つ名鉄。



末端ローカル区間もたくさんある。

その中で、とびきりの末端から探してやろう。



とびきりの末端といえば(個人的な感想)、あそこだ。

どんなに引き伸ばしても名古屋が入らない、端っこ。



とりあえずここから捜索だ。



御嵩駅をGoogleマップでズームイン、路線の雰囲気を確かめます。


んんー????



右側二段目の写真!!!



これ、、、ここじゃないか!!!!




では、元の写真↓


とうとう辿り着いた写真↓

着いたーっ!!!!!!



名古屋鉄道広見線・御嵩(みたけ)駅、さんざんローカル私鉄を探した末に大手一発目で確保!!!




いやー、厳しい問題だった!!



それにしてもなぜこんな所に…!



遙くんによると「ここ、いい仏像があるんですよ」とのこと。



…仏像マニアだったか!



プロファイリングの情報がひとつ増えました。



ま、僕自身が仏像ど素人なので、今後の写真で「ハッ!そういえばこのあたりには有名なあの仏像が!」となる事はないでしょう。




なお今回、前半で出てきた北陸鉄道の「惜しい」日御子駅の写真、捜索途中で「これは記事に使おう!」と思ったのでスクリーンショットを撮ったのですが、ちゃんとメモをしなかったのでどこの駅だったか忘れて、記事を書くに当たって改めて自分が出そうとした駅を調べ直す羽目になりました。30分以上かかりました。なんとバカな時間でしょう。メモって大事ですね。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。




楽しんで頂けていたら幸いです。




また「写真を送りたいけど、鉄道に詳しくないし…」と迷っていらっしゃる方、

どこ鉄に写真を送ってくださる皆様に鉄道マニアは1人もいません。



なので、安心してぜひお送りくださいませ!



その写真が簡単か難しいかは、僕にも定義はできません。(最近言っている危険な鉄道会社は別)



お馴染みの皆様も、今回のように昔の写真でも、もちろん新しい写真もお待ちしております。



最後までまでお読みくださり、ありがとうございました。




ではまた!







こんにちは。



もうすぐ緊急事態宣言というのが何かアレになるらしいですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。



僕はその日が来たら街にくり出してスーパーで酒を買い、堂々と家に帰ってきて心ゆくまで飲みたいと思っております。




さあ今回もやっていきましょう。




まずは、加瀬さんからの1枚。

やはり安定の都市部。


線路の規模から、複々線に見えます。


上にあるのは駅舎?と、その向こうには交差する橋らしきもの。



まず思いついた常磐線の新松戸駅を捜索。

常磐線は複々線で、けっこうカーブが多いという印象からです。そして交差。


違った。


元の写真では、ホームの先に交差する構造物があります。

路線同士が立体交差する駅では、このように真ん中あたりで交差する事が多いんだな…南浦和とかも…。



もう一度、写真に戻ります。



何を手掛かりにしていこうか……

ん?


都市部の複々線区間ぽいのに、ミラーがあるんだな。

この規模でワンマン運転…?と訝しみながらミラーをまじまじ眺めると。

しゃ車両が映っているッ!



しかも東急8500系ッ!



田園都市線で使われている、こちらの車両ですね↓

(Wikipediaより)


今どき珍しいコルゲート(ステンレス補強のためボディにくまなく入った凹凸ライン)が特徴です。最近は技術の進化でステンレスでも滑らかな車体が造れるので、首都圏でこのギザギザ車体は8500系だけになっています。



なにしろ生まれが1975年ですからね、鉄道マニアの間では爆音電車などと呼ばれるほど、今の電車にはない重厚な(うるさい)走行音が特徴です。僕は大好きな車両です。



さて…8500系が走る区間で、元の写真のような場所といえば。



田園都市線の(大井町線と並走する)複々線区間は全線が高架なので除外、ターゲットは直通先の東武伊勢崎線(スカイツリーライン)に絞られます。


その東武伊勢崎線にあるのは、日本の私鉄で一番長い複々線区間。


そして田園都市線からの直通列車はすべて急行になる運転体系なので、急行が停まる駅だけを捜索すれば良し。



では、元の写真↓


見つけ出した写真↓


東武伊勢崎線&大師線・西新井駅(東京都)、超わずかな8500系を最大限に膨らませて確保。



大師線というのは2両編成の支線で、ワンマン運転です。なるほど、だからミラーがあったんですね。



加瀬さん曰く「元はラインカラーまで映り込んでたからギリギリまでカットしたんだけど…やっぱりあのミラーがまずかった?」



はい。あれだけで十分です。




結論:やはり東急が絡むと危険




お次は、奥川さんからの1枚。

また地面!



透水メンバーの人たちは、みんな地面しか写さない!



地面の仕事をしているからか!



というわけで今回も、むりやり画面上部を引き伸ばします。

おっ!車両が映っているッ!!



……だが分からない!!!



さすがに画像が荒くて、特定できない!

(奥川さん、良いカメラ持ってるんだからそっちで撮ってくださいよ…)



……とにかく、似た車両を探すしかないか……!



まずは関西・近畿地方から、最初に思い浮かんだのが京都丹後鉄道の車両。


どうだ…?

…似ているようだけど、おでこのライトの有無が違うかな…



それに、京都丹後鉄道は非電化のローカル線。


↑元の写真は複線で、よく見えないけど電化されている感じ。




やはり違うか…となると電化路線であんな顔…JR西日本にも無いかな…



地域はいったん外して、純粋に顔で思い浮かんだのがJR四国の車両。

(SHIKOKU’S Webさんより)


これはどうだ…?

……


これかな……


おでこの方向幕や、窓周りの黒い感じ、ライトケースの四角具合、裾絞りのない車体形状…


うん、思いつく限りでは、日本全国これ以上に似た車両はない!

これで行こう!!



さて、このJR四国7000系電車の走る範囲は、どうやら四国の電化区間全線のもよう。


とは言えそこまで絶望的な距離じゃない、まずは何より電化複線区間から捜索開始だな!


↑写真から、向こうに見える駅の構造はおそらく2面2線の対向式ホーム。



さしもの大先生も四国はまだ手付かずでおられるので、自分で探します。



えー、四国の電化複線区間はと…(加瀬さんに頂いた重要資料)

高松〜多度津間のみ。



一瞬で捜索終了。




もう全線行っちゃえ!!


駅のだいぶ手前で線路が分かれてると信じよう!



単線も含んだ全電化区間は高松を起点に、土讃線の琴平までと、予讃線で松山の先の伊予市まで。



まずは短いほうの土讃線を当たり(サクッとSUKA)、予讃線の旅に移ります。

四国は距離のわりに駅が少ないのでそこは助かりますが、1駅1駅マップでズームインして駅構造を確かめるのは、なかなかの苦労。



新居浜、伊予西条、今治、と何事もなく都市を過ぎるごとに少しずつ焦りも出てきます。



これ終点まで行っちゃったら、次はどうすれば良いかな…



だいたいあの車両が四国7000系って決まった訳じゃないし…



などと不安を覚えつつ進んでいた時。

ん?



あの赤い家…



この赤い家じゃないのかい…?



すかさずストリートビュー↓

っしゃ来たあー!!!!



JR予讃線・粟井(あわい)駅付近の道、確保!!!




7000系よ…キミを信じてよかったっ!!!



四国にはまだ行ったことがないですが、もし今度上陸して7000系に会ったら、初対面なのにありげな顔をしてしまいそうです。


僕「あの時はどうも(ニッコリ)」

7000系「???ウーン(発車)」



なお、この写真は奥川さんが撮ったものではなく、師匠のまさつぐさんが撮影し「俺だとプロファイルでバレるから代わりに送っといて」と奥川さんに託したとの事でした。


「まさか奥川さんが四国に行ったとは思わんだろう、ヒッヒッヒッ(笑)」


結果はこのとおりです。






さて今回ラストは、大野遙くんからの1枚。

2016年の写真フォルダから引っ張り出してきたとのこと。

SLか。


日本で一番の規模を持つ大井川鉄道は、電車も走ってるから電化されているけど、ここは非電化だな…


などと思いながら写真を眺めまわしていると。

オーノー!!!


アナタタチ、ニホンジンジャナイネ!!!!



すっかり忘れた頃にやってきた海外編だ!!



もう1枚貰った写真がバリバリ日本だったので、こちらもテッキリ日本だと思い込むところだった!


改めて眺めてみると、なるほど完全に海外だな!




まずは「海外 SL」で検索開始、この機関車に似たものを探しながら、海外→ヨーロッパ→イギリスと語句を絞り込んでいきます。


海外のSLには詳しくないから、前が赤ければだいたい同じに見えるな…



その中で出てきた赤い機関車の、ノースヨークシャームーアズ鉄道と、グレンフィナン保存鉄道というのを、まずは当たることにします。

去年初めての海外編でも言いましたが、海外のGoogleマップは鉄道が実線で表されないので、辿っていくだけで一苦労。




2路線を全線捜索、鉄道発祥の国で記念すべきSUKA。




正直、どちらの路線がどこの地方にあるのかも良く分かっていません。調べた後でも。




うーむ、右も左も分からないぞ…!




再びSLの検索に戻って気付いたのが、

どうも「〇〇保存鉄道」という名前で、色んなところにあるらしい。




一旦俯瞰して見てみよう。


ギヤー!!


100以上!!!


さすが鉄道発祥の国!



さすがに絶望しかけますが、、こうなったらもう大胆に行くしかありません。



「ロンドン SL 保存鉄道」一本攻め。


イギリスといえばロンドンという短絡的な考えです。


もう少し言うと、遙くんは「本読み会」という様々な戯曲をみんなで読む会を主催するほどの、いわば演劇マニアです。


ならば絶対に、イギリスに来たなら本場ロンドンに行ってなきゃおかしいだろう。

あの写真も、どうせロンドンかその近郊の保存鉄道で撮ったんだろう……!!



そう決めてかかるぞ!


検索で出てきた記事

この機関車、今まで見たなかで一番、元の写真に近い!!↓

先頭部分がツヤ消しになってるところとか!



俄然望みが出てきたっ!




メチャメチャたくさん乗りまくっていらっしゃる記事を深くまで進み、ようやく件の機関車に辿り着きます。


これだ。ブルーベル鉄道とな!



ありがとうございました。ここからは自力で行きます。



ストリートビューで沿線を捜索開始。



さあ、元の写真↓


ついに探し出した写真↓

YEAH!!!



イギリス・ブルーベル鉄道のシェフィールド・パーク駅、5年と9時間の時差を超えて確保!!!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。




また力が入ってだいぶ長くなってしまいましたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。




ではまた次回!!

こんにちは。



おかげさまで、着々と写真が届いております。ありがとうございます。



最近、なぜか鉄道頭だけは冴えている気がするので、ザクザクとやっていきましょう。




まずは綾香さんからのこちら。

うむ。


前回の写真たちが南武線界隈で、この線路や架線柱のしっかりした具合も、まず南武線と考えておかしくない。


何よりカーブの内側に見える大きな建物(電器メーカーでしょう)と、線路の先の高層ビル群。


「南武線の、武蔵小杉から川崎方面にちょっと行ったところだよ」

と言っているようにしか思えません。


近年、武蔵小杉がタワマンとか急激に発展したのも、もともとあった電機メーカーの一大工場群の跡地を再開発したものですからね。

絶対このカーブだろう。


内側にはNECの工場。

新幹線を挟んで、再開発地区と綺麗に分かれていますね。




とりあえずピンを打ってストリートビュー。

うむ、ほぼ間違いないな。



画面の中を歩きながら、仕留めるアングルを見つけ出します。




では元の写真↓


仕留めた写真↓

JR南武線・武蔵小杉〜向河原間のカーブ、一瞬でかくh


おじさん「こんな所でニヤニヤして何してるんだい?」

僕「あ、いや、どこ鉄…あの、友人の写真を…」

おじさん「あやしい!確保!」



実際に現場でやっていたら、そんな事が起きた可能性がありますね。




ところで最近、綾香さんが写真を撮ろうとすると息子さんに「これじゃ分かりやすすぎる」と止められるそうです。

Oh……なんと頼もしい息子さん…!!!

将来が楽しみです。





さてお次は、ムーチョ先輩からのこちら。

青い空。

左奥にお寺、右側は道路と並木と何かの施設。

二段に折れる型の踏切遮断棒。

踏切の地面は、のっぺりとしたゴムマット。




場所を特定できそうな要素は見当たりません。




そのなかで一番注目したのが。

架線柱。



どうも、交流っぽい気がする……



未だに直流と交流の見分けがつけられない事は何度か言っておりますが、それでも付け根部分にガイシが多いのは交流ならではじゃないか…?そんな気がします。

そして手前の架線柱は左に突起状になっているのに対し、奥はむしろ凹のような形状。


この交互の配置も、交流特有のものだった気が……


とにかく交流と仮定します。




日本における交流電化区間は、北海道・東北・北陸・九州。(あと新幹線も)



さて、、この広範囲からどうやって絞っていけば…



前にも繰り返した踏切ゴムマットを調べるという愚行に突入しかけた時、次の写真が届きました↓

次は廃線と来たか…スパーリングの始まりの予感…!


この写真を拡大してみると。

看板に「北海道遺産」。



北海道か!



この写真は一旦置いといて、前の写真に戻ります。


これが北海道なのに、まさかさっきのは九州なんてことは無いだろうからな…!



うむ、言われてみると確かに北海道っぽい気がしてきますね!

さて北海道の電化された単線。



札幌を中心とした小樽・千歳空港・旭川の3方面は基幹路線なので、ほぼ複線で電化されています。



単線電化といえば学園都市線。

札幌近郊の路線で、もとは単線非電化のローカル線だったのが札幌都市圏の拡大にともなって電化→中心部はさらに高架複線化という大発展を遂げた路線です。



その単線区間を捜索開始。

元の写真のような並木道もあるぞ!





結果はあえなくSUKA。





アレー???



思っていたより単線区間も短かったし、目論見違いでした!



ほかに単線の電化路線って、あったっけ……



そこで、我が家の重要資料の登場。

そうか、道南いさりび鉄道!

(点線が非電化、実線に片ヒゲが交流電化)



ここは青函トンネルが開通した時に、本州側からの延長で函館まで電化された区間です。

当時はJRでしたが、北海道新幹線の開通時に第三セクターに転換となりました。



図にあるように、札幌圏の電化区間とは非電化区間を挟んで遠く離れています。


北海道の電化区間というと、つい札幌を中心に考えてしまうからな……このうっかり屋さんめ!!




改めてこのエリアで、単線電化の区間を捜索。



では、元の写真↓


探し出した写真↓

申し分なし。



道南いさりび鉄道・清川口(きよかわぐち)駅すぐの踏切、確保!!




いやー、北海道と分からなかったら…ゾッとする!




さて続いて、先ほどの廃線写真。

看板の「北海道遺産」を遠慮なく検索。



目を引いたのは小樽の手宮線跡。

北海道で、いや全国レベルに有名な廃線と言っていいでしょう。なにしろ北海道で一番最初に鉄道が開通した区間です。



(小樽…?同じ北海道でも函館と小樽ってけっこう離れてるぞ…??)



訝しむ気持ちも抱えつつ、上のページやストリートビューで、かなり長い廃線跡(整備された区間)を探します。


では、元の写真↓

探し出した写真↓

排水溝の形状、道路のブロックの角度も一致。


旧国鉄・手宮線跡、日銀通り沿いで確保!!!




(本当に函館から小樽まで移動したんだな…)



先輩は容赦なく次の問題を。

天窓のついた屋根。


そして、ぶっといガイシのついた架線柱。

これはさすがに交流電化と分かります。いつもこのくらい分かりやすければ良いのに。



この立派なガイシを見て、新幹線だと思いました。

駅構内が鉄骨のがっしりした屋根で覆われているのも、雪の多い地域を走る新幹線の駅でよくある構造です。



終点の新函館北斗駅から捜索を始めて徐々に南下し、ここは!と思った二戸(にのへ)駅も人違いで↓

やっぱり最近10年で開通した区間は構造が新しい、元の写真はもう少しくすんだ感じだぞ!と国鉄時代に開通した盛岡以南まで進み、水沢江刺駅まで調べたところで打ち切り。




…これ、新幹線じゃないな…?



新幹線は交流25000Vだから当然としても、在来線だって20000Vあるので、あのくらい立派なガイシでもおかしくないか…!



そそくさと北海道に戻り、大きな屋根で真っ先に思い浮かぶあの駅を見てみます。


では、元の写真↓


見つけ出した写真↓

ここだったか!



というわけで北海道代表・札幌駅、確保!!!



まさに灯台もと暗し。



まだまだ架線柱の世界では、ヒヨッコです。




でも、だから面白い。




ちなみに、札幌駅を航空写真で見るとこうなっております。

飛行機からの視線を意識してるんでしょうか。

ともかく、北海道の中心としての気概が感じられますね。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。



最後までお読みくださり、ありがとうございました!



ではまた次回!



こんにちは。



東京は夏の先取りような天気が続きますね。

とは言えもうすぐ梅雨入りのようなので、我が家(1階・日当たり不足)は今のうちに家中の布という布を乾燥させ尽くすことに勤しんでおります。




では布団を干しながら、今回もやっていきましょう。




まずは生コンポータル宮本社長氏からの1枚。

画面の98%が地面。



「風景を写すわけにはいかない」という強い意思を感じます。




さて、この写真のなかでどこに注目するかと言うと、やはり画面上奥に「旨味」がたっぷり凝縮されています。

35キロの速度制限とキロポスト(判読不能)はまあいいとして、線路の分岐(奥からきて右のほうが先に分かれ、そのあと左が分かれる)の構造、そして架線柱があるから電化された単線ということ。



線路左に駐車場、右にはコンクリートの塀が続いていることも頭に入れておきます。



何よりいちばんのご馳走なのが、

鉄橋の先で、線路が見えなくなっています。



これは、勾配が急なんだろうと



しかも森の中を右にカーブしていく様子も伺えます。




すなわち、電化されている単線の山岳系路線。




まず白羽の矢が立ったのは、南海電鉄の高野線。大阪から高野山へ向かう路線です。いまや大部分が通勤路線になっていますが、末端の山岳区間に注目。

ほら!



非常にいい感じだ!!






結果=無罪






まあ、全然いいです。




「一発目で南海高野線を当てたら最高の形じゃない?」という僕の鉄道ドヤ心がちょっと出ただけです。




さて改めて、関東・伊豆あたりの山岳路線を当たります。



青梅線、伊豆急行(海沿いだけどかなり起伏が激しい)を捜索して手応えなく。




次に注目したのはJR東海の身延(みのぶ)線。

山梨県の甲府〜静岡県の富士を結ぶ路線です。




(…毎度アレですが、先日の山梨撮影の後に社長はじめ透水メンバー皆さんが身延山方面へ寄った事は知っています。僕はスケジュールの都合で途中離脱しました)




さて我が家のスーパー冊子においても、急勾配がある路線だと分かります(黒線に赤く重ねられた部分)。




このなかで、右が先に分岐→左も分岐となるのは、

この3つの駅のみ(鰍沢口駅は変則的なので一応候補)。


そして。

この駅…左側に駐車場、右にはホテル!そして鉄橋!!



ここだな。ズバリあの踏切からだな!





では、元の写真↓

見つけ出した写真↓

JR身延線・下部温泉駅の踏切(山梨県)、ほぼ地面の情報だけで確保!!




まあ行動を知ってたのも大きいですが、それと捜索とを繋げられるかどうかは別の問題だ!という事にして自らの面目を保とうと思います。





お次はガクちゃんからの2枚、まずはこちら。

電化された複線。駅構造は2面3線。


以前にもらった写真とよく似ていたので、また両毛線か?と一瞬思いましたが↓

似ているのは角度だけですね。



よく見ると確かな違いがありますす↓

何より、ホームの先がスロープになっている事。


これは「かさ上げ」です。



まだ客車列車が走っていた昭和の頃はホームが低く、車両の出入り口にステップ(段差)をつけていました。

今でもその名残で、地方のディーゼルカーやおもに交流電化区間の電車で、ステップが残っていることがあります。↓

(JR車内さんより)



しかし現代はバリアフリーの流れですから、ホームをかさ上げして車両のステップも廃止して、スムーズな乗降ができるように改良が進んでいるというわけです。


そのなかで、昔は長い客車列車が走っていた路線でも近年は短編成になっている区間では、写真のように列車が停まる部分だけがかさ上げされるので、スロープになっているんですね。




〜ちなみにコラム〜

JR東日本の東北地方で活躍するE721系は、「小さな駅まで全部のホームをかさ上げするのは時間もコストもかかりすぎる!」という視点から、車輪を小さくして床も下げて、車両のほうで低いホームに合わせる構造になっています。

(taka110さんのブログより)


左が701系(ステップあり)、右がE721系。床面の違いがよく分かりますね。




さて前置きが長くなりましたが、注目するのはこちら。

2両編成の乗車位置表示です。



検索。

出た出た(じゅるり)。




JR九州の案内だとな!




JR九州の複線電化路線といえば、まず挙げられる幹線は鹿児島本線・日豊(にっぽう)本線・長崎本線の3つ。



そのなかで鹿児島本線は、北九州〜博多〜熊本という大都市を通ることから編成が長いので、ここでは除外。



そして、、、ガクちゃんの奥様の地元が佐賀だと知っているので、まずは佐賀を経て長崎へ至る長崎本線に的を絞ります。大分〜宮崎側を通る日豊本線は、その後で。



鹿児島本線との分岐駅・鳥栖駅から捜索開始。

注目するのは2面3線。




では元の写真↓


探し出した写真↓

この写真はホームのかさ上げ地点より向こうかな?ともかく奥の家並みが一致。


こちらの並んだベンチも↓

JR長崎本線・中原(なかばる)駅、スーッと確保!



「サロンパスがいいヒントになると思った」とはガクちゃんの弁。



確かにサロンパスのベンチは気にはなっていたので調べてみると、販売元・久光製薬の本社は佐賀県!!


(久光製薬HPより)



知らなかった!


なるほど、ここから辿るのも面白いルートだったな…!



なお毎度の事、途中に織り交ぜたウンチクが果たして本当に捜索の役に立っているのかという話は、心の中に仕舞っておいてください。




さて、もう1枚。

パッと見でこちらの方が画角が狭いので後回しにしたんですが、九州の駅を解いてスッキリした頭でよく見ると。


なんだ、車両映ってるじゃん。



しかも半蔵門線8000系。




あ、わかった。



東急田園都市線・鷺沼(さぎぬま)駅、3分で確保。



だから東急は危険です。以上。





お次は久しぶりの、みありさんからの1枚。

ふーむ。




高架駅。緑。




真っ先に調べたのは京阪本線の萱島(かやしま)駅。

全然違った!



この駅は、神社の御神木のクスノキが駅をぶち抜いている事で有名で、高架化する際に地元の声もあって木を残したのです。なのでホームにも屋根にも、この木のために穴が空いています。こういうのって、なんか良いですよね。

(Googleより)



高架駅で緑という連想から、当てずっぽうのドヤ心で見ただけでした。




改めて写真を眺めます。

新幹線の駅かな?とも思いましたが、よく見ると駅の内部が見えます。

…映っている人と案内表示機の位置から、ホームが真ん中にある1面2線の島式ホームだと分かります。


現在、新幹線で島式1面2線の駅はありません。



細かいことは省きますが危ないからです。

(唯一、静岡県の三島駅だけが島式ホームですが、外側に通過線を持った1面4線駅となっています)




さて、一般的な路線に絞るとして。

みありさんは今まで、故郷の関西からの写真を何度も送ってくれているので、警戒心が働きます。



また関西なのか?

それとも普通に、居住している関東圏か?



関西だと手に負えない可能性もありますが、まずは純粋に検索。



シンプルな検索から、元の写真と架線柱(というか鉄骨?)が似ている西武線に目が留まりました。




すかさずアプローチ。

駅前が狭い!




元の写真では、かなり駅前の空間に余裕があります↓

そうか、私鉄の高架線はだいたい都市部の密集したところを走るからな…



照準をJRの高架線に切り替えハッと思い出した埼京線(高架島式ホームの宝庫)は当たりなく、また先ほどの検索に戻ります。




そこでチラッと出てきた京葉線。




文字通り東京と千葉県の、海沿いの埋立地をほぼ全線高架で結ぶ路線です。



そうか、京葉線なら土地に余裕がある…!



そして京葉線ならズバリあそこだな。



では元の写真↓

見つけ出した写真↓

緑、街灯の位置、特徴的にそり返った屋根(交番)も一致。



JR京葉線・葛西臨海公園駅(東京都)、確保!!!




みありさんも小さなお子さんがいるので「子供連れで出掛けそうな駅」を想定した推理が、スムーズに辿り着けた要因でした。





〜おまけ〜

ちょうどお昼頃、ミュージシャン小野雄大くんから「この座席、なんか皆さんガチャガチャやってるんですけど何かルールがあるんですか?」というメッセージとともに送られてきました。



これは転換クロスシートです。


両側が座面になっていて、取っ手を持ってバタンとやれば逆向きに転換できます。



この座席、JR東日本は頑なに導入しないので、首都圏はじめ該当地域に住んでいる方には馴染みがないかも知れませんね。他の地域では北海道から九州まで色んなところで走っているので、地元では乗ったことがあるという方も多いでしょう。



さて転換方法を教えた後。



…聞かれてもないのに駅を特定したくなるのがワタクシの性。

案内が、オレンジラインの大垣・岐阜方面と、

青いラインの長浜・敦賀方面。



米原駅以外になし。

関西圏と中京圏、そして北陸圏への境目となる要衝の駅です。


ついでに車両も、クロスシートの色合いからJR東海311系と特定しました。



米原を出発した雄大くんからの返事↓

JR東海はいまだに国鉄時代のフォントを使っているのが素敵。


〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



こないだの日曜日、起きぬけに身延線を解いて、そこから昼下がりまでの成果でした。


悪くない休日。




最後までお読みくださり、ありがとうございました。




ではまた次回。