どこ鉄 〜ウンチク三昧効果なし | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



おとといの15日に誕生日を迎えまして、おかげさまで42歳になりました。



ありがとうございます。

今までに、そして今でも、関わってくださる皆様に感謝です。なかなか人に会えない時期だからこそ、なんだか強くそう思います。



そして同時に僕のホームページが出来上がりました。

製作してくれたのは時間堂時代の後輩で、最近はウェブデザイナーとしても活躍著しい阿波屋鮎美さん。

僕の曖昧なイメージからのオーダーを、丁寧に具現化してくれました。ありがたい!



写真をいい感じに撮影してくれたのは、こちらも長い付き合いの保坂萌さん。



この素敵なページが充実するよう、頑張っていきたいと思います。

そしてお仕事も募集しております。「ここに来て目の前で写真を解いてみろ」とか「ドライテックのDIYを施工指導してくれ」とか。冗談半分本気半分。





さて、それでは本職に参りましょう。



まずはヒザイさんからの1枚。

相変わらず「斜め」を駆使してきますね。



さて、向こうの線路との間が空いている。

これは眺めているうちに「武蔵野線かな?」と思いました。



武蔵野線はこれまでも何度か言っていますが、もともと都心部を迂回するための貨物線として建設されたため、構造が普通の路線とちょっと違うんです。真ん中に貨物を通す(待避させる)ための中線がある駅が多かったり。



特に新三郷駅は、かつて広大な操車場があったために上下線のホームが360mも離れており、ギネスブックにも載っていたほどです(操車場廃止により現在は解消)。



当時の写真(スーパー地形アプリより、1979年)↓

アイコンは現在のものなので、線路の間にIKEAがありますね。この時代を超えた感じも面白い。




というわけで、まずは隣の三郷駅を拝見(この駅を出る所から線路が分かれ始めていた気がするので)、しかし人違い。




武蔵野線の狙いは継続、そこから順々に見て行って……




では元の写真↓


見つけ出した写真↓

ウム。


線路の間の建物も、信号機の標記も一致。



武蔵野線・吉川駅(埼玉県)、確保。




これ、もし元の写真で奥の建物が見えていたら、また「ビル カーブ 半円」とか変な検索をして騒いでいたかな……。






お次は時間堂時代に静岡で大変お世話になった、静岡の演劇同志・蔭山ひさ枝さんからの1枚。

ほほう、都市部ですね。



「静岡」というイメージから、おおむね候補は2つに絞られてきます(ひさえさんは県内で撮ったとは言っていませんが)。



そこで写真を拡大したところ。

おやおや。



地名が見えてしまいましたねえ。これではひとたまりもありません。



浜松を走る都市型電車・遠州鉄道ですね。

その中でも市街地に近い区間でしょう。



では見つけ出した写真↓


遠州鉄道・第一通り駅(静岡県)、3分で確保。



そのやりとり↓


「どこ鉄に写真を送るのが夢だった」とまで言ってくださいましたが、プロのスピードを見せつける形になりました(調子乗)



ただ今後送られてくる時には、当然文字が消されたり容赦ない画角の写真になるのでしょう。





お次は、加瀬さんお得意のエスカレーター(正面と背後)。

ギリギリ両側に、ホームドアらしきものが見えますね。ここはホームだと推測できます。

そして重要な要素として、
地下なのにエスカレーターが下に行っている。



この構造ですぐにピンと来たのが、東京メトロ有楽町線&副都心線の池袋〜小竹向原(こたけむかいはら)間の途中駅=要町・千川のどちらか。


この2駅は、地下で両線が2階建て構造になっています。


いわば有楽町線と副都心線の複々線区間なんですが、
地下鉄も浅い所だと地権者に対し土地収容的なお金が掛かるので、できるだけ私有地を避け道路の下を通そうとします。
複々線を横並びに作ると私有地にはみ出してしまうので、道路下におさまるよう縦に二層に作ったという事ですね。


必然、両線間の行き来はエスカレーターで上下する事になる。



確かな知識に裏付けられた分かりやすい説明と説得力・自画自賛を引っ提げて捜索開始。





撃沈。





もうひとつ「地下なのに一旦下に降りないと地上に出られない駅」として有名な銀座線・半蔵門線の表参道駅を思い出すも、こちらもハズレ。





(早くも弾切れ)





アレ〜??




考え方を変えてみよう。

乗り換え駅でも上下動することがあるよな…というか、そっちのほうが一般的だよ……
東京中に数多ある乗り換え駅から、どう探していこうか…面倒k…



注目したのはこちら!
写真のギリギリ右端に、銀色に赤い帯の車両が映っています。そしてホームドアには「3両目3番ドア」などの表記。


赤い帯の車両が走る路線……丸ノ内線を筆頭に、乗り入れで京急が走る都営浅草線、東急が走るメトロ半蔵門線…東武のエンジ色に見えなくもないな…


ドア表記のデザインが、何となく東急っぽいかなと思ったので、田園都市線と半蔵門線が接続する渋谷駅から捜索(東横線・副都心線のホームへ下りるエスカレーターがある)、こちらもハズレ。


浅草線でも目ぼしい収穫は得られず。



うーむ!



色んな駅を見ていくうちに気づいたこと。
(東京メトロのサイトより)

大半の駅では、このようにエスカレーターの横には階段も併設されています。


エスカレーターだけなのは、そこそこ珍しい。



もしやと思った丸ノ内線の新宿三丁目駅も、安定のSUKA。



自分の経験や知識に基づいた捜索は、ここまでが限界。



次なる手は。
これは、5号機ですね。



むりやり調べているうちに、以前もお世話になったアバンティ ジャパン(エスカレーターの手すり広告をつくる会社)さんのサイトへ辿り着きました。

おっ!

ちゃんと「何号機」って書いてあるぞ!!!


この中から5号機の設置されている駅を探そう!!




見つからなかった!!


↑元の写真のエスカレーターには広告がないから当然といえば当然、と気づいたのは失敗後の事でした。




〜数日後〜

あの車両の帯をずーっと眺めて、車両全体をイメージして、やっぱり丸ノ内線に絞ってやってみようか…と思いを決めました。


そして目ぼしい駅をトボトボ探し回っていた時。
んんっ??


さらに拡大。

両方のホームで違い互いに、エスカレーターだけが下に向かっている……

さらに↑2つ上の写真で見られるのと同じ位置にエレベーターがある…!!





とうとう来たな!




では元の写真↓


見つけ出した写真↓

5号機も完璧。




東京メトロ丸ノ内線・中野坂上駅、能書きと迷走のすえ確保!!





〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。






おかげさまでたくさんの写真を送っていただき、再び悶絶できる日々を過ごせるようになりました。ありがとうございます。揃いも揃って中ボス以上の問題ばかり。



この写真は、おそらく次回までには解けないでしょう。




ではまた!!