モラハラ被害のダメージチェック
「モラハラを受けているかも?」と気づいたときに、加害者の特徴を調べたり、どうにか加害者に気付かせて言動を変えさそうようと考えがちです。私もそうでした。Webや本を読み漁りましたが、このアプローチはすぐに行き詰ります。「モラハラ加害者の言動を変えることは、まずできない」という現実にぶつかるからです。また、同じモラハラな人物から攻撃を受けない人や、攻撃を受けても平気な人がいます。このことから、加害者の勉強よりも被害者のことを学んだほうが、改善の可能性が高くなります。コントロールできるからです。そのためには、まず、自分がモラハラのダメージを受けているか知ることが有効です。以下の本に、モラハラ被害のチェックリストがありましたので紹介します。カウンセラーが語るモラルハラスメントカウンセラーが語るモラルハラスメント―人生を自分の手に取りもどすためにできることAmazon(アマゾン)1,067〜7,009円この著者は、モラハラ被害者の心のダメージや、それによって習慣になってしまった生きづらい考え方のクセなどを詳しく書いています。そして、被害者は加害者の研究よりも、自分が受けているダメージに早く気づいて、それ以上ダメージを受けないような手建てを講じることを勧めます。例えば、モラハラ被害者は、なんでも自分に原因があるように感じるクセが付きがちですが、それに気づかないとモラハラな関係を終わりにできるチャンスがあっても、「私にも悪いところがあるから」と思いとどまってしまいがちです。この加害者ではなく被害者の方に目を向けたほうが良いというのは、以前紹介した以下の本でも語られています。離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本Amazon(アマゾン)1,430〜6,745円関連記事:「他人を攻撃する人」の特徴モラハラ被害のダメージ・チェックそれでは、最初に紹介した本で紹介されている、モラハラ被害のダメージチェックを紹介します。 パートナー言うことは絶対だと自分に言い聞かせ、たとえ間違っていると思っても、それを言えない。 自分の思いをパートナーに伝えようとすると非常に疲れる。いつのまにか諦めて、何も言わなくなってしまった。 パートナーがそろそろ帰ってくると思うと、緊張してきて気分が重くなる パートナーの機嫌を損なわないように、自分はなんでも我慢したり遠慮してしまう。機嫌を損なうなら、我慢した方がまいだと思っている。 「自分がどう思うか」より、「パートナーがどう思うか」に神経をすり減らす。 仕事があっても、やむをえない事情があっても、帰宅時間や待ち合わせ時間が遅くなって、パートナーが先に待っていると思うとハラハラする。 自分は楽しかったのにパートナーが不快そうに見えると、自分も楽しくなくなってしまう。 セックスを自分から断ることができない パートナーを怒らせないように、機嫌を損なわないようにと、子供の行動まで制限してしまう。 他人(実家) などに隠しごとが増え、周囲にパートナーとの関係について相談しなくなった。 気が付いたら、相手の言動の理由を自分にばかり探すようになっている。 パートナーや家族とのせいかうの中で自然な怒りをだせなくなり、自分の気持ちがわからなくなった。また、気持ちの切り替えや整理ができなくなり、反射的に反応してしまうことが増えた。 何事もひとりで決めてはいけないと思うようになった。 自分が他人に必要とされていると感じたり、自分がかかわれる問題が周囲にしょうじたりすると、気持ちが高まってきて生き生きとしてくる。これらに該当するポイントが多い人は、ダメージを受けている可能性が高いですから、カウンセラー頼るなどの手当てをした方が良いかもしれません。カウンセラーに抵抗を感じるようであれば、上で紹介した本でモラハラの影響をしるだけでも、それ以上のダメージを受けづらくなると思います。モラハラ被害者と加害者の違い私は元妻からのモラハラに耐えかねて、大きな声を出すようになり、妻を殴ってしまったこともありました。妻は私をDV加害者・モラハラ加害者と思っていたようです。私も、「自分がモラハラ加害者になったのか?」そんな疑問や自責に悩みました。が、今では、私の行為はモラハラ的ではありましたが、心の状態は被害者だった思います。というのは、当時の私は上のチェックリストのほとんどに該当していました。妻は、おそらくほとんど該当しないはずです。そもそも、私が「自分がモラハラ加害者かもしれない」と悩んだのも被害者としてのダメージが大きく影響していると思います。私の行為そのものは反省すべきものではありますが、その前に妻から対応が難しい要求をしつこく迫られたり、激しい攻撃がありました。一方、妻は一度攻撃を始めると、私の都合を説明しても謝ろっても一切聞かず、激しく攻撃してきました。ここに被害者と加害者の違いがあります。モラハラ被害者が着目すべきこと私の行為そのものは反省し、改善すべきものです。ですが、私がすべきことは悩むことではありませんでした。自分の心のダメージに気付き、そのダメージを改善したり、それ以上ダメージを受けないようにすることだったと思います。心にダメージを受けたままでは、自分のコントロールは難しいのです。感情が爆発したり、誰かを攻撃してしまいます。また、攻撃しなくても、必要以上に消極的になったりします。被害者の心理は、モラハラの加害行為を誘発する可能性もあります。心当たりがある人は、是非本を読んでみてくださいね。