ソウルメイト・ドラゴン⑲ 今いる場所で、私ができることは | 立ち止まったハートが前進する!未来が視える奇跡リーディング

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ソウルメイト・ドラゴン ① 天命を載せた龍

ソウルメイト・ドラゴン② 私は龍の背中に乗る

ソウルメイト・ドラゴン③ 運命は「もし・・・」を超えた積み重ね

ソウルメイト・ドラゴン④未来は過去を手放した「今」から開かれる

ソウルメイト・ドラゴン⑤ 星が私を導く

ソウルメイト・ドラゴン⑥ 一見ネガティブな出来事にでさえ、最善の未来がある

ソウルメイト・ドラゴン⑦ 私は皆に応援されている

ソウルメイト・ドラゴン⑧ この結婚生活は、仮面夫婦でセックスレス

ソウルメイト・ドラゴン⑨ あきらめが明らかに改まった時、光が見える

ソウルメイト・ドラゴン⑩ 運命という龍に選ばれここに来た

ソウルメイト・ドラゴン⑪ 神様が用意した束の間のドルチェヴィータ

ソウルメイト・ドラゴン⑫ 愛を言葉で伝えたい

ソウルメイト・ドラゴン⑬ 幸せは与えられるものではなく、自らが作り出すもの

ソウルメイト・ドラゴン⑭ あなたは本物のソウルメイト

ソウルメイト・ドラゴン⑮ 女のプライド

ソウルメイト・ドラゴン⑯ 人は誰かにコントロールされるのを、本能的に嫌う

ソウルメイト・ドラゴン⑰ 小我を手放した時、大我は姿を現す

ソウルメイト・ドラゴン⑱ 私がここにいる意味は、きっときっとある

 

1865年和宮様と家茂様の結婚の三年後、イギリスとフランス、オランダが兵庫の開港を要請してきた。
「兵庫開港が認められなければ、幕府と交渉は止め、京都御所にいる天皇と直接交渉する」

これらの国は、そう脅しをかけてきた。
兵庫開港拒否は、彼らに攻撃を受けるチャンスを与えると考えた幕府は、天皇に許可を得ないまま兵庫開港を決めてしまった。
しかし一橋慶喜は天皇からの許可を得るため、これら三国との交渉延期を主張したため、家茂様の面目は潰れてしまった。

深く責任を感じた家茂様は、天皇に将軍職の辞職を申し出た。
これは和宮様の兄上でもある孝明天皇の外国嫌いを尊重しながらも、この国を外国の攻撃から守るため、家茂様にとって苦渋の決断だった。

この時期から朝廷と幕府の板挟みになった家茂様は、重責の為か心身をすり減らしていった。

みるみる痩せた家茂様を心配した和宮様は、泣きそうな顔で細くなった家茂様の背中を撫で、家茂様を労わっていた。

あの宮様が誠心誠意、家茂様に尽くす姿に驚いた。

そしてその姿が以前の自分に重なり、切なくなった。

家茂様に申し上げた。
「あなたのお身体は、あなた様お一人のもの。

誰もあなたの代わりなどおりません。
どうぞ、もっとご自愛下さい。

和宮様のためにも、この国のためにも」

 

この時期、日本は大きく変わろうとしていた。
その流れをいち早く読み、龍の背に乗ったものが西郷ともう一人いた。

土佐藩から脱藩し長州にいた坂本龍馬だった。
坂本龍馬は、西郷と長州藩の仲立ちをし薩摩と長州を結びつけ薩長同盟を作った。
この薩長同盟は、後に徳川幕府の息の根を止めることになるなど、この時は予想もしなかった。
彼らは
「今の幕府では日本を守る力がない。
この国を外国と戦える強い国に新しく生まれ変わらせるには、幕府を倒すしかない」
という倒幕を打ち出したのだ。

彼らは天皇を掲げる、と言いながら、孝明天皇の本当のご意思を理解していなかった。
戦況は坂道を転がり落ちるように、どんどん幕府側に不利に流れた。

いったん大きな流れが出来ると、その流れを変えるのは難しい。

私の故郷の薩摩が、私のいる徳川幕府に刃を向けた。

和宮様の故郷である天皇家が、和宮様のいる徳川幕府に刃を向けた。

私と和宮様は自分達の存在が何の役にも立たないことをまざまざと思い知らされ、激しいショックを受けた。
公武合体政策は失敗だった。
今度こそ帰る場所はなくなったことを悟った私は、覚悟を決めた。


誰もがみな、この徳川をつぶそうとするならば私は、徳川を守る。
徳川の女として、とことん生き抜いてやる!

この大奥を守って見せる!
私の負けん気が目を覚ました。
男達は、この国のことで争っていればいい。
だが私達女は、今いる場所でひたすらできることをしていく。

私は家定様との間に子を産むことができなかった。
和宮様もこのままいくと、家茂様との間にお子を産むことは無理だろう。
嫁いでも子を産めなかった私達。
命のバトンを手渡せなかった私達。
だが、私達の役目はそこではないはず。
家、というバトンを渡すのではなく、何かもっとちがうバトンを渡すお役目があるはずだ。
だからこそ、故郷や生まれた家を敵に廻しながらも、龍は私達をここに運んだ。
子を産むことだけが、女の役割ではない。

私はそう信じている。
今、いる場所で私ができることは何だろう?

考えろ、考えろ。

龍に背中を押される。


考えていたさなか、思いがけない知らせが届いた。

薩長同盟と戦う為に上洛した途中で、家茂様は病に倒れられそのままこの世を去った。
愛する和宮様にも別れを告げることなく・・・

 

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あなたは今自分がそこにいる意味が、わかりますか?

 

あなたは必要だから、そこにいます。

 

もし今わからなくても、きっといつかわかります。

 

そこで何かなすべきことがあるから、あなたはそこにいるのです。

 

 

 

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