横浜線(神奈川県横浜市~東京都八王子市。2010年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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東神奈川駅にて。2014年にデビューしたE233系6000番台です。

 
今回は、横浜駅の隣駅である東神奈川駅から新横浜、町田、橋本などを経由して八王子駅に至る通勤・通学路線で、東京圏の環状路線群に対して名付けられた『東京メガループ』の一翼を担っている
横浜線(地元での愛称:ハマ線)を紹介します。
 
 
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(Yahoo!地図を使用)

 
 
 路線名  区間  営業キロ  備考
 JR東日本:横浜線  東神奈川~八王子  42.6km  全線複線。直流1,500V電化
  
 踏破達成時  2001年8月
 撮影時  2010年~2014年
 
 
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起点の東神奈川駅にて。島式ホーム2面4線の構造で、横浜線列車は主に2番線~4番線を使用します。
尚、東神奈川駅は起点駅としてはいささか中途半端な位置にあります。なので、戦前より横浜線の一部の列車が京浜東北線・根岸線の横浜駅や桜木町駅(最長で大船駅)方面へ直通運転しています。

 
東神奈川を発車すると、右手に車両基地の鎌倉車両センター東神奈川派出所や京急の新町検車区を見ながら京浜東北線の北行線路と南行線路の間を走り、東海道線、横須賀線とも並走します。やがて築堤高架へ上がると一旦京浜東北線の南行線路をオーバーパスした後、京急の子安駅付近で左へカーブして京浜東北線(南行・北行)と東海道線、横須賀線をオーバーパスします。その後も住宅街の中を築堤高架で北上しますが、やがて地平へ下りると大口に着きます。
 
 
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大口を発車後はシェルターに覆われた東海道貨物線をアンダーパスして、引き続き住宅街の中を走ります。

 
そして神奈川県・横浜市神奈川区から鶴見区へと変わるとすぐに短いトンネルを潜って港北区へと変わり、起伏のある住宅街を走ると築堤高架になって東急東横線をオーバーパスして菊名に着きます。
菊名を発車後は住宅街を西へ走り、東海道新幹線との乗換駅で横浜市の新幹線における玄関口となる駅でもある新横浜に到着します。
 
 
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新横浜駅にて(東海道新幹線ホームより撮影)。
東海道新幹線の開業後、急速に市街地化されました。現在は横浜市により駅周辺が「新横浜都心」に指定されています。
 駅の近くには横浜アリーナや、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)があります。
また、新横浜駅は篠原口と横浜線ホームを除きJR東海が管理していて、JR東日本は肩身が狭い状態になっています…。

 
 
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新横浜を発車するとビル街の中を走りますが、やがて畑の中を走るようになり、畑越しに日産スタジアムを見ながら走ります。

 
やがて住宅地へ入ると小机に着きます。小机を発車後は第三京浜道路をアンダーパスした後に短いトンネルを潜り、鶴見川に沿って農村風景の中を走ります。その後は緑区へと変わり、左手に住宅団地などを見ながら走りますが、対照的に右手には畑が広がります。そして住宅地を進むようになると鴨居に着きます。鴨居を発車後は少しずつ右へカーブしながら住宅地を西へ進み、住宅が密集してくると中山に到着します。
 
 
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中山を発車すると田畑も見られる住宅地を北北西へと走り、十日市場に着きます。

 
十日市場を発車後は引き続き住宅地を走ります。東名高速道路と国道246号を続けてオーバーパスした後に左へカーブして右側から東急田園都市線が寄り添うと長津田に到着します。
 
長津田を発車すると東急こどもの国線が右へ分かれ、続けて田園都市線が横浜線をオーバーパスして左側へ離れます。その後は右手に東急長津田検車区を見ながら横浜市から東京都町田市へと変わります。そして右へカーブして住宅地の中を走ると成瀬に着きます。
 
 
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成瀬を発車後は左へカーブして丘陵に広がる住宅地の中を西へ走ります。その後右へカーブして市街地へ入ると町田に到着します。

 
町田を発車すると小田急小田原線をアンダーパスして、境川に沿って住宅地を北西に走ります。そして境川を渡ると神奈川県相模原市南区へと変わり、切り通しの中を走って古淵に着きます。
 
 
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古淵を発車後は切り通しを出て中央区へと変わり、引き続き住宅地の中を走ると市街地へと入り淵野辺に着きます。

 
淵野辺を発車後も市街地を走り、市道をアンダーパスしてしばらく進むと矢部に着きます。矢部を発車後は左手に市街地を、右手に在日米軍相模総合補給廠を見ながら走ると相模原市役所最寄りの相模原に着きますが、乗降客数はさほど多くありません。
相模原を発車後は住宅街を走りますが、すぐに工業地帯を走るようになります。やがて市街地へ入ると左側から相模線が合流すると緑区へと変わり、右側から接近してきた高架の京王相模原線をアンダーパスすると橋本に到着します。
 
 
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橋本駅にて。相模原市内のJR駅では最多の乗降客数を誇ります。
相模線、京王相模原線との接続駅で、将来はリニア中央新幹線の駅も併設される予定です。

 
橋本を発車すると住宅街を走りますが、国道16号をアンダーパスすると右へカーブして北へ針路を変え、境川を渡って再び東京都町田市へと変わると相原に着きます。相原を発車後は山間部へ入り、上下別線でトンネルを潜ると八王子市へと変わります。トンネルを出ると左へ右へカーブしながら新興住宅地の中へ入っていき、八王子みなみ野に着きます。
 
 
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(上り線列車の前面展望写真)八王子みなみ野を発車後は右へカーブして兵衛川の谷に広がる住宅地の中を進み、片倉に着きます。

 
片倉を発車後は左へカーブしながら住宅地の中を走り、京王高尾線をアンダーパスした後は少しの間だけ京王線と並走します。やがて左へカーブして京王線と分かれると今度は右側から来た中央本線、八高線と合流し、市街地へ入ると広い構内を有する終着駅・八王子に到着します。
 
 
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八王子駅にて。横浜線の列車は南端の島式ホームである5番線、6番線を使用しています。
尚、5番線、6番線は終端部が行き止まりになっていて、甲府方面へ直通する臨時特急『はまかいじ』は中央本線の3、4番線を使用しています。

 
 
====== 乗り鉄の注意点 ======
横浜線では各駅停車の他に、データイムのみ快速の運転もあります。また、土休日には横浜~松本で特急『はまかいじ』が1往復運転されています。
 
データイムは、下りは東神奈川~橋本の各停が毎時3本、根岸線の桜木町~八王子の各停・快速各3本の運転、上りは八王子~東神奈川の各停、橋本~桜木町の各停、そして八王子~桜木町の快速がそれぞれ3本ずつの運転です。
朝と夕方以降は東神奈川始発・終着列車が大幅に増えて根岸線直通列車が減少するものの、逆に磯子や大船へ直通する列車も存在します。また、朝と夕方以降は東神奈川~八王子の全線通し系統が多数運転されますが、小机、中山、町田、橋本を始発または終着とする区間列車も一部設定されています。さらに、橋本~八王子では朝と夕方以降に相模線列車が一部乗り入れてきます。
 
使用車両は8両編成で、205系が主力でしたが、2014年2月より徐々にE233系6000番台へ置き換えが進んでいます。尚、E233系には6扉車は連結されていません。
また、相模線から乗り入れてくる205系は4両編成です。
 
東神奈川からの快速での所要時間は、新横浜まで7分、町田まで24分、橋本まで34分、八王子まで45分です。一方、各停での東神奈川~八王子の所要時間は1時間01分~02分です。
ちなみに横浜~東神奈川は3~4分、横浜~新横浜は11分(快速)~14分(各停)です。
 

 
====== のりかえ ======

 乗換駅  乗換路線
 (横浜)  JR東日本:<根岸線(直通運転)> 
 JR東日本:東海道本線、<横須賀線>、<湘南新宿ライン>、(武蔵野南線列車) 
 京浜急行電鉄:本線(品川方面浦賀方面)。横浜市営地下鉄:ブルーライン(3号線)
 相模鉄道:本線【相鉄本線】
 東京急行電鉄:東横線。横浜高速鉄道:みなとみらい21線【みなとみらい線】
 東神奈川  JR東日本:<京浜東北線>。京浜急行電鉄:本線(仲木戸駅まで徒歩3分) 
 菊名  東京急行電鉄:東横線 
 新横浜  JR東海:東海道新幹線。横浜市営地下鉄:ブルーライン(3号線)
 東急電鉄:東急新横浜線。相模鉄道:相鉄新横浜線。
 中山  横浜市営地下鉄:グリーンライン(4号線)
 長津田  東京急行電鉄:田園都市線こどもの国線
 町田  小田急電鉄:小田原線
   
 橋本  JR東日本:相模線。京王電鉄:相模原線
 
 八王子  JR東日本:中央本線【中央線快速】八高線
 京王電鉄:京王線(京王八王子駅まで徒歩10分) 
  
(参考:Wikipedia)