あざみ野駅にて。3000R形です。
横浜市営地下鉄ブルーライン(略称の一例:BL)編の2回目は、横浜市の中心部から
新横浜駅・港北ニュータウンを経て郊外へ至る3号線区間、
関内~あざみ野を紹介します。
関内~あざみ野を紹介します。
路線名 | 区間 | 営業キロ |
横浜市営地下鉄:ブルーライン | 湘南台~あざみ野 | 40.4km |
==== 今回紹介の区間 ====
区間 | 営業キロ | 備考 |
【3号線】関内~あざみ野 | 20.7km | 全線複線。直流750V電化(第三軌条集電方式) |
踏破達成時 | 2004年5月 |
撮影時 | 2009年ほか |
1号線と3号線の境界駅である関内駅にて。かつてはあざみ野からの3号線を山下町方面へ延伸する計画があり、島式ホーム1面2線の方向別2層構造でしたが、上層階の湘南台方面ホームは1番線が撤去されて単式ホームになりましたが、島式ホーム時代の遺構も見られます。また、下層階のあざみ野方面ホームは2線ありますが、3番線ホームには柵がされて事実上の留置線扱いとなっています。
関内を発車すると大岡川の地下を潜ると同時に、大岡川を鉄橋で渡る根岸線と交差します。その後は県道13号の地下を通り、桜木町に着きます。
桜木町を発車後は根岸線のやや西側を並走しながら市街地の地下を走り、横浜市中区から西区へと変わってしばらく走ると高島町に着きます。かつては近隣に東急東横線の高島町駅がありました。高島町を発車後は県道13号を離れ、運河(?)を避けるために複線が単線ごとに分かれて運河の両岸を走ります。そして京急本線と交差すると帷子川(?)を潜り、上下線が合流すると東海道本線、相鉄本線と交差して横浜に到着します。
桜木町を発車後は根岸線のやや西側を並走しながら市街地の地下を走り、横浜市中区から西区へと変わってしばらく走ると高島町に着きます。かつては近隣に東急東横線の高島町駅がありました。高島町を発車後は県道13号を離れ、運河(?)を避けるために複線が単線ごとに分かれて運河の両岸を走ります。そして京急本線と交差すると帷子川(?)を潜り、上下線が合流すると東海道本線、相鉄本線と交差して横浜に到着します。
横浜駅にて。島式ホーム1面2線です。なお、全駅に可動式ホーム柵が設置されています。
横浜市営地下鉄の駅では最大の乗降客数を誇ります。
横浜市営地下鉄の駅では最大の乗降客数を誇ります。
地下鉄の横浜駅は副名称にあるように相鉄ジョイナスの前にあり、JR駅や京急駅からは少々離れています。
また、駅の周辺は商店街になっていて、多くの人で賑わっています。
また、駅の周辺は商店街になっていて、多くの人で賑わっています。
横浜を発車すると横浜駅西口エリアを北上した後に神奈川区へと変わり、住宅街を北へ進みます。途中からは道路ではなく丘陵地に広がる住宅地の地下を左へカーブしながら進み、西へ針路を変えて国道1号の地下を走るようになると三ッ沢下町に着きます。
三ッ沢下町を発車後は住宅街を西へ走り、三ッ沢上町に着きます。三ッ沢上町を発車後は右へカーブして国道1号を離れ、少しだけ保土ヶ谷区内を走りますが、すぐに神奈川区へと戻り丘陵地に広がる住宅街を通る道路の地下を北上して片倉町に着きます。片倉町を発車後は右へカーブして住宅地の地下を走り、港北区へと変わると岸根公園の地下を左へカーブしながら走ると岸根公園駅に着きます。当駅付近で東海道貨物線の地下トンネルと交差しています。岸根公園駅を発車後は起伏の大きい住宅地の地下を北上し、やがて左へカーブしながら横浜線・東海道新幹線と交差した後に新横浜に着きます。
三ッ沢下町を発車後は住宅街を西へ走り、三ッ沢上町に着きます。三ッ沢上町を発車後は右へカーブして国道1号を離れ、少しだけ保土ヶ谷区内を走りますが、すぐに神奈川区へと戻り丘陵地に広がる住宅街を通る道路の地下を北上して片倉町に着きます。片倉町を発車後は右へカーブして住宅地の地下を走り、港北区へと変わると岸根公園の地下を左へカーブしながら走ると岸根公園駅に着きます。当駅付近で東海道貨物線の地下トンネルと交差しています。岸根公園駅を発車後は起伏の大きい住宅地の地下を北上し、やがて左へカーブしながら横浜線・東海道新幹線と交差した後に新横浜に着きます。
新横浜駅にて。新幹線ホームより撮影。
東海道新幹線の開業後、急速に市街地化されました。現在は横浜市により駅周辺が「新横浜都心」に指定されています。
駅の近くには横浜アリーナや、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)があります。
東海道新幹線の開業後、急速に市街地化されました。現在は横浜市により駅周辺が「新横浜都心」に指定されています。
駅の近くには横浜アリーナや、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)があります。
新横浜を発車するとビル街を通る道路の地下を走ります。そして上下線が分かれると鶴見川を渡り、上下線が合流して都市計画道路の中央分離帯の地下を北上するようになると北新横浜に着きます。当駅は1993年の開業当初の駅名が「新横浜北」だったのですが、新横浜駅と間違えて下車する乗客が絶えず、1999年に現役名へと改称されました。
北新横浜を発車後すぐに地上に出て住宅地を北へ走ります。
北新横浜を発車後すぐに地上に出て住宅地を北へ走ります。
高架区間になり、右側から新羽車両基地へ通じる引込線が合流すると新羽に到着します。
新羽を発車すると左へカーブして、畑も残るローカルな風景の中を西へ走り、トンネルに入ります。第三京浜道路と交差した後に都筑区へと変わり、トンネルを出ると港北ニュータウンの住宅地へ入り仲町台に着きます。
仲町台を発車後もニュータウン内を西へ走りますが、やがて右へカーブするとトンネルへ入り、グリーンラインと交差した後に地上へと出てセンター南に到着します。
センター南を発車すると商業施設が集積する港北ニュータウンの中心部をグリーンラインと並走して高架で北上し、センター北に着きます。
センター北を発車後は左へカーブしながら地下トンネル内を進み、グリーンラインと離れます。そして時折地上に出つつニュータウン内を西北西へと走り、中川に着きます。中川を発車後はトンネルを抜けて地上を走り、青葉区へと変わります。その後は鉄橋で国道246号を渡ると地下区間になり、東名高速道路と交差した後は住宅地を西へ進み、東急田園都市線との接続駅でもある終点の「あざみ野」に到着します。
あざみ野駅にて。島式ホーム1面2線で、到着列車は原則として湘南台方面へ折り返していきます。
ちなみに、新横浜~あざみ野は1993年に開業しました。
ちなみに、新横浜~あざみ野は1993年に開業しました。
あざみ野駅は東急田園都市線との乗換駅ですが、駅周辺は東急の主導によって開発された街です。現在も開発が続けられています。
==== 乗り鉄の注意点 ====
ブルーラインの総延長(湘南台~あざみ野)は40km以上と長いですが、各駅停車のみの運転です。尚、2015年7月を目途に優等列車導入の計画があります。
列車は基本的に湘南台~あざみ野の全線通し運転ですが、湘南台~新羽、踊場・上永谷・新横浜・新羽~あざみ野、新横浜・横浜発湘南台行きといった区間列車も一部運転されています。
データイムは毎時8本の運転ですが、早朝・深夜は減便となります。逆に平日朝ラッシュ時は相当本数が、平日夕ラッシュ時は若干本数が増発されます。
使用車両は3000形6連の独壇場ですが、製造年次により3000A形、3000N形、3000R形、3000S形の4種類に細分化されています。
あざみ野からの所要時間は、新横浜15分、横浜27分、関内32分、上大岡43分、戸塚54分、湘南台66分です。
==== のりかえ ====
乗換駅 | 乗換路線 |
関内 | 横浜市営地下鉄:ブルーライン(1号線。戸塚・湘南台方面) |
JR東日本:根岸線 | |
桜木町 | JR東日本:根岸線、(横浜線列車) |
高島町 | 東京急行電鉄:東横線(2004年部分廃止) |
横浜 | JR東日本:東海道本線、<横須賀線>、<湘南新宿ライン>、(武蔵野南線列車) |
JR東日本:<京浜東北線>、根岸線、(横浜線列車) | |
京浜急行電鉄:本線(品川方面、浦賀方面)。相模鉄道:本線【相鉄本線】 | |
東京急行電鉄:東横線。横浜高速鉄道:みなとみらい21線【みなとみらい線】 | |
新横浜 | JR東海:東海道新幹線。JR東日本:横浜線。 東急電鉄:東急新横浜線。相模鉄道:相鉄新横浜線。 |
センター南 | 横浜市営地下鉄:グリーンライン(4号線) |
センター北 | 横浜市営地下鉄:グリーンライン(4号線) |
あざみ野 | 東京急行電鉄:田園都市線 |
(参考:Wikipedia)