今回は、全区間神奈川県横浜市を走行する東急こどもの国線を簡単に紹介します。
当路線は、施設と車両は第三種鉄道事業者である横浜高速鉄道が保有し、東京急行電鉄が第二種鉄道事業者として列車を運行しています。
以前は「こどもの国」へのアクセス路線として営業していて、営業時間も「こどもの国」の開園時間に合わせていましたが、沿線の宅地化が進み、2000年から通勤路線として生まれ変わり、運行時間も早朝から深夜まで拡大されました。
以前は「こどもの国」へのアクセス路線として営業していて、営業時間も「こどもの国」の開園時間に合わせていましたが、沿線の宅地化が進み、2000年から通勤路線として生まれ変わり、運行時間も早朝から深夜まで拡大されました。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
東急こどもの国線 | 長津田~こどもの国 | 3.4km | 全区間単線、直流1,500V電化 |
踏破達成時・撮影時 | 2003年12月 |
再訪問 | 2010年7月 |
2007年12月、長津田駅のJR横浜線ホームにて撮影。
起点の長津田駅は東急田園都市線とJR横浜線に接続しています。
こどもの国線の改札は独立して設けられています。
こどもの国線の改札は独立して設けられています。
長津田駅は1面1線です。長津田駅を発車するとすぐに右へ急カーブし、住宅街の中を一路北へ進みます。
恩田川を渡ると田園風景の中を走行しますが、すぐ右手に東急長津田車両工場の建物が現れます。
唯一の中間駅、そして唯一の行き違い可能駅である恩田駅は、こどもの国線が通勤線化された2000年に新設されました。また、恩田駅からは東急長津田車両工場への引込み線がスイッチバックの形で長津田方へ分岐しています。
恩田からは丘陵地帯に挟まれた谷間を進みます。線路の東側は昔ながらの農村風景も所々に残っています。一方、西側は住宅地が続きます。
そして、長津田からわずか7,8分で終点のこどもの国駅に到着します。
こどもの国駅も長津田駅と同じく1面1線です。
車両は横浜高速鉄道が保有していて、形式はY000系です。東急3000系をベースに製造されています。2連で3編成あります。
車両は横浜高速鉄道が保有していて、形式はY000系です。東急3000系をベースに製造されています。2連で3編成あります。
こどもの国駅の駅舎です。普段は無人駅ですが、「こどもの国」への来場者が多い日になると駅員が駆けつけて対応します。
こどもの国線は、平日の朝夕は1時間当たり片道5本、平日データイムと土休日のほぼ終日が毎時3本運転されています。
こどもの国駅では電車が到着すると3分ほどで折り返してしまいます。写真を撮る暇が無いです。時間に余裕のある方は1本後の電車を利用したほうが良いでしょう。
こどもの国駅では電車が到着すると3分ほどで折り返してしまいます。写真を撮る暇が無いです。時間に余裕のある方は1本後の電車を利用したほうが良いでしょう。
最大の注意点は、こどもの国線は単独で全線150円の均一運賃であるという事です。東急田園都市線と乗り継いでも長津田近辺の青葉台駅~すずかけ台駅(長津田駅は除く)との間で20円の乗継割引があるのみです。
尚、PASMO、Suicaは使用可能です。
尚、PASMO、Suicaは使用可能です。
(参考:Wikipedia)