授かり物のような鹿児島旅初日の夜は、
長田神社様の未来を
縁起物で包むためのカタログチェックという、
幸せな時間で更けていきました。
の前にやな!
初日の午後、宮大工さんと
お会いしていた件が抜けていましたので書きます。
あなたの事を待っている神様との絆を
繋いで結ぶ赤い糸
神仏広告代理店・菊田です
神繋ぎ実績:4年半で600万円以上
オリジナル寄付企画への応援、
ありがとうございます!
菊田の自己紹介はコチラ。
・・・・・・・
【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
六甲山上の稲荷神のその言葉から始まったのが、
【菊と稲荷】という菊田フィルターを通しての神と人との物語。
いつの間にやら【菊とゑびす】のような流れになっておりますが、
まだまだ清高稲荷大明神さまの子狐眷属と共に、
神仏広告代理店として成長したいともがく日々のお話です。笑。
→続きです。
⛩【菊と稲荷】神社の護り手・1:それになりたい。そうありたい。
何せノープラン。で、慣れない2泊3日(≧∀≦)💧
すっかり起こった事の順序を見失っておりました。。という事で、巻き戻し。ごめんなさい!
+ + +
昼食も過ぎての午後、宮司様と一緒に私はまた
長田神社様に向かいました。
建設会社の方と現地でお話しするという事でした。
長田神社様に到着し、参道の階段を登っていくと、既にお二人の方がいらっしゃいました。
若い社長さんと、更に若い宮大工さん。
宮司様とも初めましてのようで、そこに自分がいるのがすごいな……と、ワクワクしておりました。
「シロアリの被害が結構ありますね」とか
「あの木材はスギですが……」とか、プロの解説が続きます。
宮司様もおっしゃっていたのですが、使われている木材が今では手に入らないような貴重なものなので、
使えるものは残して、本殿や拝殿に使いたいという事でして。
社長「全て新しく造る方が予算も手間も掛からないです。選別するのが大変なので。
でもいい木材だから、そうされるのがいいと思います」
こちらの会社さんは、鹿児島の鶴丸城の楼門復元を担当していらっしゃいました。
鶴が羽を広げたように見えることもあって、鶴丸山と呼ばれたそうです。
その山の守護神とされるのが、長田神社様の神々です。
菊「鶴丸城の楼門が繋ぐご縁やな」
立派な楼門を復元されたお仕事の確かさに、
長田神社様の神々が惚れて呼びはったんだろな♪
そんな風に考えると嬉しくなって、話をうかがいながらニコニコしておりました。
まずは本殿の解体ですね、とおっしゃったので、思わず私はこう話しました。
菊「本殿の裏側すぐが崖で、下に街が広がってるんですよね。
そこに台風なんかで本殿が倒れ込んだりしたら大変で、神様はそれが嫌で避けたいと思ってはると思うんです……」
ガタッ
「そう!」とまるで神様が答えて下さったように、急に本殿から大きな音が鳴って、立ち話していたメンバー全員がそっちを見ました。
菊「………」
社長「………」
宮大工「………」
菊「神様が “そう!” って言いはったみたい。。」
そんな風に話すと「そうだと思いますよ」と、笑って下さいました。
菊「私、この屋根の植物とかもめっちゃ好きなんですよねー。雰囲気あって」
宮大工「分かります! 僕もこういう苔とか好きですもん」
宮大工さんは拝殿のつっかえ棒の苔を見ながら、楽しそうにそう話されました。
菊「………」
めっちゃこの方、
センス最高ですやん。
私は心の中でガッツポーズしていた✨
コトシロヌシという神様の総本宮、
美保神社様もすぐ後ろが山で、自然とお社がグラデーションで繋がっていらっしゃる。
美保神社様で見上げた時も、屋根に苔をまとっていて、私はそういう風景が好きなのです。ほっとする。
ぴしっと線引きされて整えられているお宮も美しいけど、私の中で
コトシロヌシという神様は、釣りをしたり鳥と遊んだりと自然の中にいるのが好きな神様という印象があるので、いいなあと思うのかも。
モノづくりに携わる者には、ポリシーがある。
だから「こういうのいいですよね」が共通で重なっていると、お任せしても「あ"〜( ´△`)」ってならない。
菊「私のお宮ちゃうけど」
と分かりつつも、植物を冠の一部に迎えているこの拝殿の表情が大好きで、
一旦瓦を替えてぴしっと整う時期があるとしても、また時間の経過の中で自然を冠にする優しい拝殿になっていくんだろうなと想像できた。
トーンを掴む力は大切。
長田神社様の拝殿は美しい。
この佇まいを守りながら、更新して下さる技術と心を持った方々と出会えた✨
お宮を再建する技術力を持った方々とも出会えて、ますます再建への道が開けた気がしたのでした。
プロジェクトに挑戦します!
応援・シェアよろしくお願いいたします✨
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