⛩【菊と稲荷】六甲の神功皇后・1:女傑。 | 神仏広告代理店

神仏広告代理店

【菊と稲荷】

【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

 
 
 

<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』 

 

その言葉と共に、六甲山の高取神社で

 

「神様」という存在に、接続してもらった私。

 

 

前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さま

 

子狐眷属の姿も確認できるようになり、

 

奇妙な共同生活(?)が始まっていた。

 

 

 

***

 

 

 

2018年の春に、
 
六甲山の神功皇后を書こうと思いました。
 
 
書きかけたけど、途中でフェイドアウトしてしまい……💧
 
 
 
それを2年後の今、改めて書こうと思います。
 
 
image
 
 
菊「でもその当時って、まだ君らの存在も
 
そんっなに意識してなくてね(笑)」
 
 
 
子狐1「既にくっ憑いていたけど(笑)
 
確かにまだあの当時、神様系の解読をし始めた後くらいだもんね」
 
 
子狐2「無理に作って出さないでね!
 
そういうの、ママ書くの無理でしょ?(笑)」
 
 
 
ハイ。
おっしゃる通りで。笑!
 
 
私、フィクション書くの、
超ハードル高いようで書けません💧
 
 
 
 
子狐1「じゃあ聞かせてよ。その解読♪」
 
子狐2「聞いてあげるよ♪」
 
菊「……いいね。その謎の上からな感じ!」
 
 
 
子狐ちゃんたちも聞いてくれるようなので、
 
ぼちぼち書き始めたいと思います。
 
 
 
菊「始まりのポイントはねー、六甲比命神社だったよ」
 
 
 
 
この日私は、遠くからの方々をここにお連れしていた。
 
 
 
摩耶山の天上寺や穂高湖で過ごした後、
 
山上バスで六甲エリアに移動し、
 
メインの場である、六甲比命神社に。
 
 
 
 
そこでお連れした女性が、心経岩の前で話しました。
 
 
 
 
「六甲山って怖かったんですよねー。
 
イメージが変わりました……」
 
 
菊「?? 怖かったんですか? どこが?」
 
 
 
 
「首と兜を埋めた場所って聞いていたから」
 
 
 
 
……首と兜を埋めた?
 
 
 
 
六甲山にはいろいろミステリーがある。
 
 
 
 
動かしてはいけない大きな岩とか、
 
追いかけてくる「牛女」とか……。
 
 
"フライフィッシュ" も六甲山だよね。
 
 
image
 
 
菊「首と兜を埋めた場所っていうのは、初めて聞きました……」
 
 
 
 
へー。
 
そんな話があるんだと、その時は思ったけど。
 
 
 
 
その女性が「実際の六甲はとても素敵」と笑ってくれたので、
 
私はそれで満足だった。
 
 
 
***
 
 
 
そこから1、2年後。
 
私は西宮市のシンボルでもある甲山にいた。
 
 
 
 
甲山は、標高300mほどのお椀をひっくり返したような独立峰。
 
 
屏風のように須磨から宝塚まで広がる六甲山よりも、
 
少し前に位置する、西宮市のランドマーク。
 
 
 
 
とてもかわいらしい存在感だけど、地質は六甲山とは違うし、
 
その歴史は富士山よりも古く、
 
神奈備……つまり "神の山" である。
 
 
image
 
 
神呪寺(かんのうじ)という、
 
空海さんがひらいた寺院が登山口の一つにもなっていて、
 
そこへの参拝のついでに、甲山山頂まで足を伸ばした。
 
 
 
 
神呪寺とは「神の寺」という意味。
 
とても空海さんらしいネーミング。
 
 
 
 
その日はずっと環水平アークが消えなくて、
 
神呪寺からも、甲山山頂からもそれを見ていた。
 
 
image
 
 
空海さんは稲荷神と「稲荷契約」をしているので、
 
真言宗の寺院には、稲荷神がいらっしゃる。
 
 
 
菊「甲山稲荷大明神さま……めっちゃ素敵」
 
 
image
 
 
お酒といなり寿司と、お賽銭1000円。
 
 
それが効いたのか、おみくじは大吉!
 
 
image
 
 
これは甲山稲荷大明神がくれたんだ!
 
そう思って、また近くに戻って呼びかけた。
 
 
 
 
「甲山稲荷大明神さま!」
 
 
 
 
稲荷神は「おいなりさん」と呼ばれる。
 
いちいちフルネーム的な御名で呼ばれる事は、少ないのかもしれない。
 
 
 
 
呼びかけにびっくりするように、紫色の神幕が翻った。
 
 
 
 
神様が反応して下さった
 
 
 
 
そんな気がすごくして、嬉しくなりながら
 
虹のカケラが浮かび続ける甲山を下山した。
 
 
 
***
 
 
 
次の日。
 
 
 
思いもよらない方から、
 
ある神様のことについて質問するメッセージが届いた。
 
 
 
 
菊「??急に💧……ど、どういう事??」
 
 
 
 
動揺しつつ、これは
 
甲山稲荷大明神さまの御神威か……と驚いた。
 
 
 
 
その時点で知る限りの事を返事して、
 
私は六甲山の事をそこから調べ出した。
 
 
 
 
山歩きではいつも入っている、大好きな山。
 
そこには知らなかった伝説がたくさんあるようだった。
 
 
 
 
菊「……あ。"甲山" ……」
 
 
 
 
前日に登ったばかりの甲山。
 
 
立っていたその山頂に眠る伝説。
 
 
image
 
 
 
神功皇后という人が、
 
国家平安守護のため山頂に
 
如意宝珠及び兜を埋め、
 
平安祈願で武器と甲を埋めた伝説。
 
 
 
 
だからその名が「甲山」
 
 
 
 
 
 
菊「じんこうこうごう……

いや、じんぐうこうごうって読むのか」
 
 
 
 
そして繋がったのが、あの "怖い話"
 
 
image
 
 
六甲山には、首と兜が埋められている。
 
 
 
 
 
実はそれを埋めたのも神功皇后。
 
 
6つの首と兜を、
 
六甲山の6つの山に埋めた。
 
 
 
 
だからその名が「六甲山」
 
 
 
 
 
菊「………うわ。これか」
 
 
 
 
六甲山という名前のいわれは、他にもある。
 
 
 
大阪側から見て「向こうの山」だから、
 
「むこう」「山」で、むこやま。で「六甲山」になった。とか。
 
 
 
 
菊「………しかも……」
 
 
 
 
その神功皇后の伝説を調べると、
 
埋められたのは "王子たちの首"……と。
 
 
 
 
菊「……どういう事?
 
王子たちの首を埋めるって……」
 
 
 
 
 
神功皇后は「三韓征伐」という伝説で有名で、
 
王に代わって当時の朝鮮の国に向かい、勝利したらしい。
 
 
 
その時、神功皇后は身ごもっていて。
 
 
 
 
身ごもっていたのは、後の応神天皇。
 
 
 
 
埋められたのは、その兄達。
 
 
 
 
 
菊「兄弟……って息子さんなんじゃあ……」
 
 
 
 
 
兄達が継承に絡んで反乱を企てた。
 
 
その兄達の兜と首が、六甲山に埋められた。
 
 
 
 
 
菊「よっぽどそのお腹の子がかわいかったのかな……」
 
 

 
古典ではよくある話……な気も。
 
 
 
菊「すごいな、なんか……女傑って感じ……」
 
 
 
 
まだこの頃は、何も知らない。
 
 
 
 
じんこうこうごう
 
じゃなくて、じんぐうこうごう。
 
 
 
 
愛ゆえに冷徹な強い女性というのが、
 
私にとっての最初の「神功皇后」像だった。
 
 
 

《続く》

 

 

 

***
 
 
三輪坐惠比須神社
『狛犬再生プロジェクト』実施中!
 
 
 
皆様の応援で、
開始24日で目標の160万円を超えました!!✨
 
 
舞台である三輪坐惠比須神社さまのご祭神やご神木さまは、
縁結びに強い神様✨ なので、
My神様との縁結びの後押しを是非お願いして下さいね♪
 
image
 
これから徐々に内容発信していきますね。
 
三輪坐恵比須神社さまのサイトはこちらです♡
 
女子神職さんのblogはコチラです♪→『三輪恵比須神社 ご神木に♥な女子神職』
 
 
 
『ご神託*御影札』の菊田手元分は完売中ですが、
『狛犬再生プロジェクト』にリターン対象企画として用意しています。
 
すべすべのマットPPコーティング限定版です。
 
image
 
ピンと来た方は『ご神託*御影札』希望と添え、
ぜひご奉賛にお申し込み下さい。
 
菊田と【菊と稲荷】の神々が大喜びします
***
 
人気記事はコチラです♪
 
 

2018年冬の連載『コトシロヌシ』はコチラです。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・1:届いたサイン

 

2019年春の連載『ヒルコノミコト』はコチラです。

【菊と稲荷】ヒルコノミコト・1:清め祓いし場所。

 

2019年秋の連載『留守神様』はコチラです。

***
 
 
『清高稲荷神社』さま☆『清高稲荷大明神・親善大使』にして頂きました☆
 

 

毎月8日あたりに清高稲荷社境内・参道のボランティア掃除を実施中♪

お時間、ご予定の合います方は是非ご参加頂ければ幸いです。

集合場所:清高稲荷社境内
開始時間:13:00〜14:00の一時間程度

 

 

『御影カード』配布しています♪
image

清高稲荷大明神blogはコチラです♪→【高野山】〜清高稲荷大明神〜