⛩【菊と稲荷】火山と神とご神縁・11:神様からのプレゼント<西宮神社> | 神仏広告代理店

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【菊と稲荷】

あなたの事を待っている神様との絆を

繋いで結ぶうずまき赤い糸

神仏広告代理店・菊田です

 

神繋ぎ実績:3年半で450万円以上

 

オリジナル寄付企画への応援、

ありがとうございます!

 

菊田の自己紹介はコチラ

 

・・・・・・・

 

 

【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

 

 

 

<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』 

 

六甲山上の稲荷神のその言葉から始まったのが、

 

【菊と稲荷】という菊田フィルターを通しての神と人との物語。

 

 

いつの間にやら【菊とゑびす】のような流れになっておりますが、

 

まだまだ清高稲荷大明神さまの子狐眷属と共に、

 

神仏広告代理店として成長したいともがく日々のお話です。笑。

 

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続きです。これまでのお話。

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・1:九州のえべっさま

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・2:今度は鹿児島のえべっさま

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・3:シンクロ

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・4:鈴緒は神と人を繋ぐ "へその緒"

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・5:愛しの狛犬祭

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・6:阿蘇神社が教えてくれた事

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・7:「よそ者、馬鹿者、若者」だからできる事。

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・8:遠いから見えるもの。

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・9:瑞祥

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・10:一致からの予感。

 

 

 

 

5月5日の御影が顕れた日の前日に、ちょこっと話を巻き戻します。

 

 

 

この日は西宮神社の太々神楽の日。

 

太々神楽は毎年、5月1日から10日まで続く華やかな春の行事です。

 

日によって、奉納元が変わり、この日は『西宮神社日供講社』の奉納の日でありました。

 

 

 

私は日供講社ではないのですが、摂社末社講や献備講社も含んでいたので、

 

そちらの講員として参列をさせていただく事に。

 

 

 

ただ到着した頃には拝殿での席がいっぱいだったので、

 

神社会館の大広間での中継参列となりました。

 

 

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画像は以前のえびす座さん舞台ですが、結婚式披露宴を行う美しい広間です。

 

ここにも何十人もの講員が集まり、中継を待っていました。

 

 

 

時間が来て中継の大画面にお渡りになる神職様の姿が映りました。

 

拝殿でのアナウンスもちゃんと聴こえています。

 

 

 

数名の正装姿の神饌がお供えしている様子を、画面越しに拝見していると、

 

いつも目の前で見ている時とは違う感じで見えました。

 

 

本殿には、美しい多色使いの雲の刺繍の幕が張られています。

 

 

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<画像は2019年の太々神楽にて撮影したものです>

 

 

 
菊「太々神楽はいいなあ……✨
 
最初にたまたま観た時は、こんな事をえべっさまでしてはるなんて凄い! と、感激したなあ」
 
 
 
それこそ2018年のことである。
 
 
それまでは知らなくて……というか『旬祭』というものさえ存じ上げなくて、
 
最初に見た時は驚きと感激が起こったのでした。
 
 
 
ご神事は美しいなあとポワーンと画面を見ていると、言葉が届きだしました。
 
 
 
 
 
これ全部、人がやってくれている事
 
 
 
 
 
菊「……えびす大神さまですか……?」
 
 
 
 
 
見えないものを見せる事
 
感じさせる事
 
 
 
 
 
私は拝殿にいない事をいいことに、スマホにメモをし始めました。
 
 
 
 
 
人は見たい
 
だから伝えてきた
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
場とは、境内、祭など色々
 
 
場を作る人がいてこそ
 
 
 
 
 
そしてそれはできる人がしている
 
技術のある人
 
 
 
 
 
 
ハレのために
 
 
 
 
ハレは創るもの
 
 
 
 
 
 
それを創るのは人と神
 
 
 
 
 
 
 
菊「………」
 
 
 
 
宮司様のご祈祷が始まります。
 
 
 
私はメモをやめ、頭を下げながら、
 
えびす大神から届く言葉の中にいて、想い巡らせていました。
 
 
 
 
後回しにしている商業出版の事
 
なかなか本気練習モードにならない獅子舞の事
 
もっとblogも書いたらいいのかな……
 
どうやったら奉賛金ってもっと集まるのかな……
 
 
 
 
菊「……全然、足りてないんです」
 
 
 
 
 
ライフワーク
 
 
それでいいやん
 
 
 
 
そんな夢、与えられて良かったやん
 
 
 
 
 
菊「………」
 
 
 
 
 
誰もそれを急かさない
 
 
夢は育てていくもの
 
 
 
 
やろうがやらまいが
 
 
 
 
でも向かえる者は限られている
 
 
 
 
菊「限られて……」
 
 
 
 
「頭をお上げ下さい」
 
ご祈祷が終わり、神職様のその言葉でハッとなった。
 
 
 
 
 
むむ。
 
私はご祈祷の際中に、一人反省会をしていたではないですか💧
 
 
菊「すいませんすいません💧」
 
 
 
 
 
(笑)
 
"反省" っていつするもの?
 
 
 
 
 
菊「反省は……終わった後ですね」
 
 
 
 
 
そう。
 
という事は?
 
 
 
 
「……終わっていて……次が始まるという事ですか……」
 
 

 

 

この時点ではまだ新しい御影は仕上がっていませんでしたが。

 

私はもう予感しかしていなくて。

 

 

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始まる予感しかしていなくて。

 

 

 

菊「……」

 

 

 

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神社会館にて画面越しの参列だった講員も、

 

順番に案内されて、普段は入る事のできない本殿への昇殿参拝に。

 

 

 

20名くらいずつでしょうか。

 

靴を脱いで、昇殿をさせていただきます。

 

 

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私はこの時に、

 

えびす大神さまの第一殿に、1000円の本気賽銭を。

 

 

二礼二拍手をしてひれ伏し、想いを告げた。

 

 

 

 

えびす大神さま、私、次の奉納の事、怖いです。

 

今のところ、そのご神域に立った事もありません。

 

 

向こうの神社様からしたら、縁もゆかりもない人間が突然

 

「奉納企画をしてもいいですか」と直談判しに来る事になります。

 

 

不審がられるのではないかとか、行っても一発で断られるかもとか、とにかく不安です。

 

 

 

 

 

プレゼント

 

 

 

 

 

 

 

 

菊「……!」

 

 

 

えびす大神(以下:え)「"挑戦権"

 

そういうもののプレゼントだから、それ」

 

 

 

 

菊「……プレゼント……」

 

 

 

え「縁もゆかりも確かに特にないけど、

 

いつから鹿児島の留守神さん詣りしたいって思ってた?」

 

 

 

 

菊「……2年……いえ3年前でしょうか。。」

 

 

 

え「想い通じたんちゃう?

 

怖いん分かるけど、それプレゼントやって(笑)

 

 

 

 

 

 

 

なんだか目から鱗がポロッと落ちた気がしました。

 

 

 

 

え「あの鹿児島の神さんに鈴緒奉納したいって、

 

そんな風に思ってるやつ、今のこの瞬間には、世界でお菊ちゃんだけかもしれへんで」

 

 

 

 

私は、平伏していた顔をゆっくり上げて、御神体を見上げました。

 

 

 

 

自分の目標として、課題として、

 

自分の夢として目の前に感じるって事はな、

 

そこに立つまでの日々がそれを見せてくれてんねんで

 

 

 

 

 

えびす大神の笑顔。

 

 

 

 

 

「やってみ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太々神楽はハレの場です。

 

 

挑戦への決心をする場に相応しい。

 

 

 

 

 

私は「はい」と頷いて、プレゼントを受け取る事を決めました。

 

 

 

 

そして次の日、肚をくくった私の前に

 

 

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鹿児島の事代主神様は、御影となって顕れて下さったのでした。

 

 

 

 

 

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