⛩【菊と稲荷】火山と神とご神縁・8:遠いから見えるもの。<島根/美保神社> | 神仏広告代理店

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【菊と稲荷】

あなたの事を待っている神様との絆を

繋いで結ぶうずまき赤い糸

神仏広告代理店・菊田です

 

神繋ぎ実績:3年半で450万円以上

 

オリジナル寄付企画への応援、

ありがとうございます!

 

菊田の自己紹介はコチラ

 

・・・・・・・

 

 

【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

 

 

 

<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』 

 

六甲山上の稲荷神のその言葉から始まったのが、

 

【菊と稲荷】という菊田フィルターを通しての神と人との物語。

 

 

いつの間にやら【菊とゑびす】のような流れになっておりますが、

 

まだまだ清高稲荷大明神さまの子狐眷属と共に、

 

神仏広告代理店として成長したいともがく日々のお話です。笑。

 

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続きです。これまでのお話。

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・1:九州のえべっさま

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・2:今度は鹿児島のえべっさま

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・3:シンクロ

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・4:鈴緒は神と人を繋ぐ "へその緒"

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・5:愛しの狛犬祭

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・6:阿蘇神社が教えてくれた事

【菊と稲荷】火山と神とご神縁・7:「よそ者、馬鹿者、若者」だからできる事。

 

 

 

 

菊「嘘やん。。まるまる保存されてない??💧」

 

 

 

今、1時間半ほど書き進めた内容が、PC操作不能になって慌てて下書き保存して閉じたら、

 

途中で保存もしていたと思うのだけど、まるまるやり直し状態になっていて……

 

 

今、超ガックシ来ています💧 悲しい。。

 

 

 

菊「逆に前半書いていた内容はいらんかったのかも。ちょっとワープして描き直そう」

 

 

 

 

天神社から美保神社エリアに移動してからの時間のお話に移ります。

 

 

 

 

いつもは境港駅からコミュニティバスに乗って、美保神社エリアに向かうのですが、

 

ちょうど美保神社前というバス停が、郵便局辺りにあります。

 

 

 

 

海側に赤いポスト。

 

そして向かい合った山側には、お稲荷様の小さなお宮があります。

 

 

 

 

眷属さまが可愛らしくて、もちろん私は美保関に来る度にこちらの

 

お稲荷様にもお参りさせていただきます。

 

 

 

いつもたんぽぽが咲いているような印象がある道路からの階段を少し上がり、

 

お稲荷様の前に立ちます。

 

 

 

 

菊「……旗が新しくなっているような……前からそうだったかな。

 

それに眷属さまがきちんときれいに並んでいらっしゃる✨」

 

 

 

屋根で囲われている場所でもないせいか、

 

小さな瀬戸物の眷属さまは倒れたりしている事も多いのですが、

 

とてもきれいに並んでいらっしゃいます。

 

 

 

 

私の中では、なんだかこの赤いお宮と赤いポストが決壊を張っているような気がしていて、

 

美保関を守って下さり、ありがとうございますと思うのです

 

 

 

この時の旅では、2日目に郵便局にハガキを預けに行った時にお参りしました。

 

 

 

お稲荷様好きな方は、この美保関のご神域エリアの門番のような

 

可愛らしいお稲荷様にもお参り下さいね♪

 

 

<お稲荷様の画像は2019年のものです。また撮影してきます♪>

 

 

 

菊「という事で、本筋に戻ってまずは初日の参拝から。

 

もちろん到着後すぐに何はさておき

 

美保神社さまにご挨拶に上がります!」

 

 

 

 

天高く並び立つ、美保神社のご神事の際に立てられる参道の幟旗を見上げながら、

 

いつかこの旗を奉納したりできんだろうか……♡とうっとりしつつ参道を歩いていると、

 

神門から正装の神職さまが連れ立って出て来られました。

 

 

 

菊「……何かあるのかな?」

 

 

 

神職さまはどうやら『オハケ』と呼ばれるものに対するご神事をされるようで、

 

数名の氏子の方々が一緒に、礼をしたりされていました。

 

 

<この画像は2019年青柴垣神事当日のものです。真ん中の白いものが『オハケ』です>

 

 

 

離れて見ていた私も、合わせて礼をさせていただいたのですが……

 

 

 

菊「こういう時って、どこまで参加していいか悩むよね」

 

小狐2「よそ者だもんね」

 

 

 

 

そうなのです。

 

その土地に暮らす方々と、その土地を守る神々だけの時間って大事だと思うのです。

 

 

 

 

菊「でも青柴垣神事に繋がる風景を拝見できて、めっちゃ嬉しい」

 

 

私は着々と進む大きなご神事への時間を垣間見ながら、拝殿へと上がりました。

 

 

 

 

既に紫色の神幕に包まれ、美しい装いの拝殿。

 

 

菊「事代主大神さま、ただいまでございます。到着致しました」

 

 

 

 

10度目の記念の参拝。

 

何度ここに立っても、また何度もここに立ちに来たくなる。

 

 

 

 

この時も色紙の売り上げから奉賛金を持参していたので、社務所に納めに行き、

 

再び拝殿に戻ると、以前もそうだったけどまた御神前の旗がブンブンと揺れている。

 

 

 

お喜び下さっているのかなあ と、blogでお伝えしようとスマホを出すと、

 

なぜかこんなトップページになっていた。

 

 

 

 

3月20日に仕上げた事代主命さまの画像。

 

 

その次の日に、納めた奉賛企画をスタートしていたのでした(と、今気がつきました✨)

 

 

 

 

(と、今気がつきました✨)と上に書いたのですが、

 

拝殿で見た時にはそこまでピンと来なくて、ただ

 

事代主大神さまは見て下さっているんだなあ……と、胸熱だったのでした。

 

 

 

 

青柴垣神事は7日。

 

この日はまだ5日。

 

6日の夜には宵宮があるのですが、実は5日も夜にご神事がありまして。

 

 

 

 

境内でゆったり過ごした後は、

 

『みほっこ土器工房』のキク先生の粘土作りを拝見しながら話していたり、

 

夜のご神事をこれから迎える美保関で、贅沢な待ち時間を楽しんだのでした。

 

 

 

宿泊する部屋の窓からは、青柴垣神事での船が見えています。

 

明日になると、どんどん飾り付けがされていきます。

 

 

 

 

夜のご神事に合わせて、夕食を早くお願いし、

 

まだ明るさも残る新しい夜空の下のご神域に向かいました。

 

 

 

菊「あ。事代主神さまの雲だ……」

 

 

 

 

美保神社さまの裏山の向こうの空に、

 

私が『事代主神様の空』と呼ぶ、さざなみのような雲がありました。

 

 

 

 

菊「月がよく見えるなあ」

 

 

 

画像では丸く見えますが、実際には笑っているような月。

 

そんな月を眺めながら、私の中でのこの時間帯の過ごし方をしていました。

 

 

 

 

菊「………拝殿の方に上ろうかな」

 

 

まだご神事までの時間はあるのですが、ふとそう思って階段を上がると、

 

神門から見えた月がなんとも見事な位置でした。

 

 

 

 

この時の私は、居場所探しのようなポツン感の中にいたのですが、

 

この風景を見た時に、こっちに上がっておいでと呼んで下さったのかなと思いました。

 

 

 

 

徐々に暗闇に包まれ出して、青柴垣神事に向かう夜のご神事の始まりが近づきます。

 

 

去年は拝殿で参列していたのですが、今年は離れた位置から参列させていただこうかなと、

 

私は神門の屋根の下になる所に座り、なんとなく御影札を取り出しました。

 

 

 

シャッフルしてめくると、

 

神楽を奏でる事代主命さま。

 

 

 

 

更にもう一枚。

 

そこに出たのが『えびすかき』

 

 

 

 

菊「あちらとこちら。旅。新しい形……」

 

 

この時私は、鹿児島のあの神社様を思い出していました。

 

 

 

 

菊「……早く行きたいな。鹿児島のあの神社さま」

 

 

 

 

そこに祀られるのは、事代主神さま。

 

お詣りしたいと想い続けている、念願の鹿児島の留守神様。

 

 

 

 

拝殿に神職様方々が入られ、太鼓が鳴り、神楽が鳴り、ご神事が始まった。

 

 

神門の場所から見ている夜空を月は移動して、

 

社殿の背後に聳える山の向こうに隠れてしまい、代わりに星が瞬いていた。

 

 

 

 

菊「……月が見えなくなっちゃった」

 

 

 

 

途中でガサゴソと鳴っていた闇から狸が出てきて通り過ぎたり、

 

なかなか印象的なご神事の時間。

 

 

 

 

無事に終わって、ホウ……となりながら、美保舘に戻ろうと海の方に向かいました。

 

 

 

 

菊「……月が」

 

 

ここからだとまた見えるのか。

 

 

 

 

 

大鳥居で振り返ると、

 

山陰に隠れ出している月がまた見えた。

 

 

 

 

 

菊「………」

 

 

 

 

 

近いと見えないのに、

 

遠くからだと、見えているものがある。

 

 

 

 

 

菊「遠いから、見えるのか」

 

 

 

 

 

美保神社さまでのご祈祷の後、

 

「遠路はるばるお詣りいただき……」というような言葉を神職様からいただき、

 

いつもそこでも涙目になる私。

 

 

 

 

 

遠いからこそ、顕れる意味があるんだきっと。

 

 

美保神社さまの夜空に浮かぶ月は、そんな事を教えてくれました。

 

 

 

 

 

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