自然と何度も目や耳に入ってくる言葉
(あれ！？ まただ…）
と しばらく心に引っかかる言葉
私はそういう言葉がとても気になります
そんな時は
「見聞きした文脈からわかることだけじゃなく
その言葉の中に大切なことがあるはず」
とタロット・オラクル７種類の中からカードを引いて
カードの絵を見て感じることから整理してみます
今回 気になった言葉は
「猫」
猫かぶりという言葉を何度か聞いたり
ドラマでやたらと猫ちゃんが出てきて
登場人物たちに追い払われていたり
「猫」が言葉としても 場面的にも
いい意味で使われていないな
と思って気になりました。
他にも
猫に小判ということわざだって
価値がわからない猫には無駄
猫の手も借りたいも
役に立たない猫でもいいから手伝って！
みたいにさげすんでいる感アリアリだし。
私が持っているカードの中にも
猫ちゃんカードがあるのだけど
その正式名も「裏切り」といい言葉ではないのよね。
さて では今
「猫」で気づくべきことはなにか
カードの見解を見てみましょう。
まず１枚目
大空の下 蝶が花の蜜を吸っている所
ここに居続ければ花の蜜も吸えるし
安心で安全なのだけど…
まず 蝶の下羽根の青い丸が猫の目に見えた！
最後に提示しますが
このカードの正式名は「軽薄」
「裏切り」同様
言葉的にあまりよろしくなく
今いる場所から動きたくない人や
現状を変えたくない時に出ることが多いカードです。
蝶の大きくて立派な羽根が象徴するように
もうすでに充分飛べるし
その場所から離れても大丈夫なほど
しっかりと準備は出来ているのに
（いや でも…）
と色々考えてしまったり
不安や心配で怖気づいたり
チャレンジ出来なかったり
どうも踏ん切りがつかない
そんな状況があったりする。
では 猫はどうでしょう？
勝手気まま
気まぐれ
わがまま
素っ気ない
その時その時本能に従って行動
などなど正反対のイメージで
蝶のカードの具体的な改善策が
上記猫的な行動になるのね。
つまり
考えず 気にせず
自由に 思いきって動け！
ってこと。
大きく立派な羽根を持つ蝶は
大人の象徴でもあって。
人間は羽根がないからわからないけれど
蝶の羽根にその文様が刻まれているように
実は成長しても
勝手気まま
気まぐれ
わがまま
素っ気ない
その時その時本能に従って行動
そんな猫的な
子供のような自由な資質を
誰もが持ち続けている証拠で
でも忘れかけている大事な要素
と言えるんじゃないかな。
では もう１枚
荒野に根を張り どっしりと立つサボテン
ひょっこりミミズクの顔も見えます
うっすら姿が見える白髪の老人はインディアンの酋長で
コンドルが飛んで行く彼方をじっと見つめています
このカードは大切な局面にあって
見極めが必要な人が引くことが多いカード。
人生経験豊富なインディアンの酋長のように
今までに培った術を駆使して
方向性を見定めることが大事なのね。
また その際は柔軟な対応も必要で
鋭い見極め と 柔らかい行動
という相反する動きを同時にする必要があるのです。
「猫」と思いながらカードを見ると
酋長の持ち物と思われる羽根の付いた長い杖が
おもちゃの猫じゃらしに見える 笑
猫も猫じゃらしに夢中になる時
集中して 遊ぶ
という相反する動きをしていると言えるし
違う方向に出す力の制御がうまいんだろうね。
けれども この猫じゃらしの杖こそが
今まで酋長が培ってきた経験や学び含め
彼が持つ力の象徴。
下部にある太鼓と２つの花は
目には見えないものを
繊細にキャッチするアンテナのようで
彼自身にもそういう
優れた感覚的機能が備わっていることを示します。
荒野にどっしり立つサボテンと彼は一体化し
上空を飛ぶコンドルは彼の魂のようでもあり
自分の中に蓄えられている知恵や感覚を総動員して
先を見通しているように見えます。
コレ
本能で動く時の猫の状態
なんじゃないかな。
我が家の愛猫す～ちゃんの動きで
まさにそんな出来事があったんだよね。
す～ちゃんは赤ちゃんの時から
例えばアイロンなどの熱いものを
クンクンにおいをかぐような仕草で判別し
危険な物には絶対に近寄らず
危機察知能力がすごくて驚いた！
他にも 猫砂を置いたら
自分でトイレするようになったし
階段の上り下りも一度も落ちたことはなく
食べて大丈夫なものかどうかもやっぱり
クンクンにおいをかいで判断と
本能の強さが半端なく
（人間はなんて手がかかるんだろう…）
と息子や娘の小さい頃を思い出したりしてね。
それから地震の時。
最初の「グラッ」の揺れで
その地震が大きいか小さいか
瞬時に判断していた。
大きい地震だと
揺れが大きくなる前に素早く
サッと何かの下に隠れて避難。
小さい地震だと特に動かずそのまま。
とにかく その判断が速い！
大きな地震の前に
鳥が集団で異常なほど飛んでいた
なんて聞いたこともあるし
これは猫に限らず 生物全般に
本当は備わっている力なのでしょうね。
これまた人間は鈍くなって
すっかり忘れがちになっているけれど。
今回 カードに描かれていたのは
蝶 コンドル ミミズク と生物が多く
人間の酋長もそれらと一体化している印象でした。
そして 共通点として感じたのは
忘れかけている力
本能
猫も 蝶も コンドルも ミミズクも
そして もちろん インディアンの酋長も
自身の知覚 本能 経験を元に判断し行動しています。
外からの影響を受けていないんだよね。
ひるがえって 私はどうかと言うと
ネットで自然と流れてくるニュースがたくさん！
とにかく外からの情報があふれているし
検索してまで自分から取りにも行っている。
天気ひとつ取っても
まず天気予報を見ちゃうけれど
カードの登場人物たちは空を見て空気を読んで
自分の経験や感覚や本能で判断するのだろうし。
と考えると
どんどん生活が便利になる分
ドンドン感覚や本能が鈍るわけですね。
猫カードの「裏切り」
蝶カードの「軽薄」
は言葉の意味としては悪いけれど
情報過多な 特に慎重な人に対して
裏切るくらいのワガママでいいよ
軽薄と思われるほど軽くていい！
悪く思われててもいいから
元々の自分の力を信じて
思いきって 思うまま
やっちゃえよ！！！
だって やらないと
気が済まないでしょ！
と背中を押すんだよね。
忘れかけている力 本能を
思い出し取り戻す必要があるのでしょうね。
以上「猫」のリーディングでした。
下記も参考にどうぞ。
以下はカードリーディング例です
「自分にとって大切なこと」を受け取る練習や
直感のお試しとしてご利用ください
タロット・オラクル７種類
オリジナルカードメッセージ
３枚の中でパッと見て
気になるカードはどれですか？
直感で選ぶ三択メッセージ
何度も見聞きした言葉を
２枚のカードでリーディング
今 気になる絵のカードはどれですか？
質問に従って１枚のカードを読む練習
１枚のカードを直感で読んでみよう