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01Oct
- 丸六年
  先日、丸六年目の検診に行ってきました。一年に一回の検診。今回もMRIのみ。相変わらず一ミリも変化のない穏やかな先生「問題ないですよ。梗塞もないし。何か変わったことありますか？」「あ、先生、コロナになりました！」「え？入院したの？」「ぜーんぜん。軽く済んだけど、コロナの後脳に変化があるとかいわれてるけど大丈夫？」「大丈夫ですよー。来年の予約とっときますね」「はーい」これで終わりです。変化も何も、何も気にもならない日々。ひとつだけ。きのうふいに気づいたこと。携帯の過去の写真を見ていて私の目の大きさが今少し片目だけ小さい気がすること。あ、手術でこめかみの上を切った方の目だ。筋肉を切ったからその部分だけへこんでるんだよね。そのせいもあるのかも。だけど、年のせいかもしれないし。これくらいかなー。一晩で忘れたけど。今年も感謝の気持ちで病院近くのコーヒー屋さんで美味しくコーヒーをいただきました。手術を受けて2年ほど夫と喧嘩が増えてしまって大変だったけど今は子供たちも就職し二人だけの日々を思い切り楽しめています。今日も二人で登山してきました。毎日幸せです。
01Jan
- 今年の漢字2022
  年末バタバタして、書けないまま年が明けました。毎年書いているので去年の漢字から。年始に、繋ながるの繋、輝くの輝を希望しました。終わってみての実感からの漢字は家、重でした。家が重いではない。コロナのせいもあり、家にいることがほとんどだったこと。家族とのふれあいしかなかったこと。家族と向き合うことが多かったこと。逆に実家の親との会話が増えたりしてやはり家族を意識する場面が多かったこと。で　家。重は重ねるの重。とにかく仕事をこつこつと重ねましたコロナのおかげというのか、家族と向き合ったことも含めて自分にとっての仕事の重要さ、未来の自分がしていたい仕事のスタイルがリアルに見えるようになり、重ねた結果方向性が定まってきました。そんな意味での　重。静かで大問題のない一年ともいえたけど娘の就活とか、夫との小さなギャップとかストレスはやはりあった。ただ、考えすぎない練習はできたかな。仕事は少なめでしたが、金額的にはマックス時の7割の仕事量かな。さて今年の希望。どうしたいかな。。。と考えた。喜、満　がでました。喜びたい。たくさん。仕事は喜んで、感動しながら進めたものがちゃんと評価されたい。あと、満たされたいな。幸福感。うわーーっと嬉しくなる感覚をたくさん感じたいと思います。感動したい。幸福感でいっぱいの日々をたくさん。これです。さ、今日はすき焼き。明日は里帰りからの高知県のホテルで一泊です。とても久しぶりの家族でのプチ旅行。寒くないといいなぁ本年もどうぞよろしくお願いいたします。
28Sep
- 丸五年
  今日は五年目の検診の日。毎年緊張します。私の場合、手術直前にクリッピングした血管の反対側面の血管壁が薄くなっていることがわかって、手術中に人工皮膚のようなものを貼り付けています。もしかしたらこれが、動脈瘤になる可能性もないわけではないとわかっているので、年数がたつとその怖さが増してきます。ただ、この手術を受けてから、ある程度人生観が変わった私。それまで、日々日々体の心配をしつくしていました。ちょっと痛いとすぐ調べたり、病院に行って検査したり。根底には、早めに手を打てば助かるはずという思いがありました。でも、脳動脈瘤になって、手術しての苦しい過程を経て気づいたことが。どれだけ、気を付けても、心配しても、努力してもなるときはなる。ならない人はならない。死ぬときは死ぬし、死なないときは死なないんだな。ということ。よく言われていたことだし、自分でも言い聞かせたりしていたことだけど本当の意味で腑に落ちました。本当に本当にその通りだと思います。そして、50歳という年齢。子供が大人になったこと。もう、ここまで生きたから、そんなにがんばって長生きしなくてもいいかもしれない。死にたくないし、遊びたいし、人生楽しみたいけど。小さい子供を置いて。。みたいな責任感は必要なくなりました。長生きが必ずしも幸せじゃないかもという思いが出てきたこともあります。考えたり、心配したり、調べたり。それをしている間とても苦しかった。そして、それをして、いいことあったかな。いいことあったとはいいがたい。基本、しんどかったり悪循環にはまったり悪夢のようなきぶんになったり。考えてもいいことない。そう思えるようになったのはこの病気がきっかけです。さて、長くなったけど今日も何も問題なし。先生、ちょっと髪の毛うすくなっていたような。。。。（笑）いつものように全く問題ないですねー。と安心させてくれました。ちょっと秋口に入って冷房からくる片頭痛があったんだけどそれも、脳を見る限り悪いものではないですよーと言ってくれました。感謝！はー。今年もお疲れ。私。
02Jan
- 今年の漢字
  去年末に書くつもりがうっかりしてました。備忘録に残しているので書いておこう去年2020年の漢字は「静」数年苦しい年が続いて2020年は意外にも安定した静かな一年になりました。世間的にコロナで大変だった人も多い中、夫の仕事も特に影響なく、私は影響結構あったにしてもなんとか生活は維持できていたので。夫との関係も体調も特に大きなことはなく安定していて静かでした。友人たちと会うのもあまりなくて孤独な年だったけどその分ざわざわもなく。静かな一年。今年はどうしよう。2021年の希望の漢字「輝」と「繋」が浮かびます。いい加減輝きたい。そろそろ褒められたい。（笑）いろんな喜びとつながりたい。新しいつながりを持ちたい。そんな意味です。さて帰省もないお正月。静かですがだらけてつまらないです。早く日常に戻りたい。
19Sep
- 丸四年
  手術してから4年目の検診に行ってきました。前日から毎度の緊張。というか、やはり九月になると少し頭の隅にこの検診がいつもある感じ。手術の時に、薄くなっている血管がすでに見つかっているのでクリップで止めたところは心配していませんがそちらが膨らんできたら…という想像はやはりしてしまいます。年数がたてばたつほどね。今回はMRIのみ。病院はコロナ仕様で椅子も一脚おきで間をあけて。先生はやはり安定の散切り頭で異常ないですね。どこか気になるところは？と聞かれたのでたまーにぴきっと表面部分が痛んだりするけど気にしてません。と答えると悪いものでは全然ないので、心配しなくていいですよ。と言ってもらいました。毎年MRIだのCTだの撮ってるし表面が痛いのなんて手術の皮膚だの骨だのが天気とか疲れとかコリとかでひきつるんでしょうよ。と思ってるので私も全く気になりません。終わって心からほーっとしました。ひと仕事終わり。最近、知り合いの方が私と同じ2，5センチの動脈瘤が破裂してクモ膜下出血になった（事なきを得ましたが）りしたのを聞いたりして。色々人それぞれの場合で違うし私も精神も肉体もとにかくしんどかったけどやっぱり受けといてよかったと思います。（私の場合は）
23Sep
- 3年経過しました
  お久しぶりです。先日、脳動脈瘤の術後3年目の検診に行ってきました。今回は3年目ということで、造影CT。造影はアレルギー反応が出る人もいると聞いていたので、いやだなー。血管が狭まってるところがあっても怖いなぁ。またどこかにこぶができていたらどうしよう。。。物忘れが多いから、脳が委縮していたらどうしよう。不安はとどまるところを知らずで、当日を迎えましたがどれも杞憂に終わり、異常なしの3分診療でした。問題ないですねー。変わりないですか？傷の具合はどう？うん、きれいだね。先生は少し偉くなっていて、なんだか長の役職がついてました。でも全く変わりなく、腰が低くて淡々としていて、患者さんに不安になる言い方もなくて。術後1年くらい、傷の治りが気になったりあちこち体の不安が出たりしたのは今思えば、更年期もあったけど大きな手術を受けた後の精神的なゆらぎのようなものだったかもしれません。それを過ぎると、頭痛もないし、何か生活に不都合も全くなくて一年に一度の検診だけが残る感じ。私は不安が強く出る性格なので、あの時勇気を出して手術してよかったと思ってます。病院に行くといろんなことを思い出してせつなーい気分になりました。一生忘れないだろうな。先生、感謝です。また来年。
28Dec
- 今年の漢字
  今日は午前中夫が半休で家にいて昼から納会に出かけていきました。夫がいるとゴロゴロもしにくくて、掃除を始めたらどんどん進んで窓ふき、カーテンを洗い、トイレを掃除して。網戸を洗い。なんだか半日でたくさんはかどりました。午後は娘とご褒美でクレープを食べに行き、夕飯も娘とケンタッキー。おいしかったです。ちょっと食べすぎだなぁ。お正月があるのに。…と、今年ももうすぐ終わり。今年の私の漢字はなんだろう。と考えました。そして出てきたのは「我」でした。一年を通して家族の健康に向き合うことが多かった。それと更年期と心労からくる自分の体調不良。不安、。そんな中で自分というものに、がっつり向き合った感が。そして、今の状況は、脱力です。我を見つめて、それが頭の中の幻想だということがわかりかけてきました。それと、何事も自分でどうにかしないといけないと思っている自分の気持ちの強さに驚きました。気づいたから、もう、捨てました。後はどうなるんだろう。おまかせしかないな。。。脱力脱力。
30Sep
- 2年たちました
  先日、脳動脈瘤手術から2年目の検診に行ってきました。1年ぶりの病院。あれから二年、2年前この道を緊張して歩いたな～とかこの店で休んだなーとか感慨深かったです。とはいえ、ＭＲＩから診察までの間は緊張一杯。またできてたら…とかほかの病気がみつかったら…とか不安があぶくのようにぶくぶくわいて。結果、全く問題なしでした。先生は相変わらず。ぱっつん前髪になってて（男性です（笑）先生、髪切った？と聞いたら、照れながら、あ、あ。ハイ。とか笑ってました。来年は3年目だから造影ＣＴ取りましょう。と言われて一瞬不安そうな顔をする私に「全く順調ですからね～」とさりげなく安心させてくれるところも相変わらずでした。去年からの一年、もう、頭痛もほとんどない。年間で数回すごく疲れた時などに傷のところが少し盛りっとなってる感じがあったけどそれもみてもらって問題なかったし。手術したことを忘れるくらい普通の生活を送ってます。ありがたいな。。。いろんな感謝が溢れます。
19Oct
- 1年
  昨日で、開頭手術から1年が経ちました。一年前、もう手術室にいたな…とか、ああ、今頃HCUでしんどかったなとか感慨深いものがありました。それと同時に、手術したらすべてのことが、元通り、楽になると期待してた楽観主義の私にとってこの一年は、思いのほかいろんな大波が押し寄せた一年でした。術後の身体の不調、更年期の不調、家族との関係の変化、母の大病と手術。不安なことがもりもり。そして昨日、1年の区切りは気持ちの良いものになるといいいなという思惑まではずれ、気持ちの落ち込むような出来事が立て続けにありました。…なんでだよ。。と嘆きました。でも、脳動脈瘤が見つかり手術を決意し、手術を受け、術後を過ごすこの2年間でいろいろな学びがありました。自分の思い癖、弱さなど浮き彫りになりました。今年の夏には精神的なピークがあり、(母の手術が引き金）心から決めました。嫌なこと、もうしこたまやったし。「この経験たちがあったからこんなに毎日ハッピーなんだ！」と思えるように、「ぜったいする！」。今までのことも自分でどこか決めていたのに初めて気づきました。そして決め直してもいいことも気づきました。腹に落ちました。1年目の昨日嫌なことがあったけど、もう、こんなの繰り返さなくていいんだ。どうする？まだこれをやる？と最終確認された気がします。とすると、私は、最終チェックの「いいえ」に丸を入れました。今日からまた新しい一年。なんだか、朝からスッキリしています。先々週に脳外科の検診にも行って、異常なし。次は一年後です。久しぶりに会う先生、髪のはね具合も、体系も、まーったく変わってなかった。いい感じに安心させてくれる安定の理数系男子です。頭頂のしびれは雨の時時々あるけど、ほとんど感じない日の方が多いし傷もきれいに治りました。頭痛もほんとに時々あるけど数分のことだし、薬も飲まないし。正直、まったくなんの不都合もなく絶好調です。そして、安心です。手術してよかったです。あの病院に行ってよかったです。出会った先生方、ネットで経験を公開してくれている方々家族、友人、力を貸してくれた存在全てに感謝しかないです。
16Sep
- 秋はじまる
  いつの間にか秋になってますね。今日は寒いくらい。台風が来ているそうです。母の手術後2回ほど、帰省してお世話をしました。術後に、先生や看護師さんにさんざん言われた歩くということ。深呼吸や座ったりのリハビリをしんどいからとやらなかったせいで肺が一部つぶれてしまい、退院も遅れました。声帯を切ったのも、だんだん出てきて、声はガラガラ。肺の機能が弱くなって、歩いても苦しいときも。日常生活のクオリティが落ちるとはこういうことかと思いました。でも、退院後、本人も反省したようで、なるべく歩いたり日常を頑張って、少しずつ肺が復活してきているようです。ようやく、私も自分の生活に戻ってきた感じです。実家で親指の先を包丁で切って、結構痛すぎて、貧血になりふわーっと立てなくなって、結果救急車に乗るという珍事もあり、バタバタです。先日娘の大学入試に動きがありました。学校推薦を受けられそうなのです。ただ、それにより、周りの友達との関係が少し心配ですが。。こちらもバタバタ。
21Aug
- 手術終わりました
  四国から昨日帰りました。手術は13時間半かかり、成功しました。術後、心臓の血管に絡んでいたリンパも、開けてみるとぺりぺりと思ったより簡単にはがせられ、根治に向けた治療ができましたと先生から言ってもらえました。この後、体力の回復を待って、ヨード治療をすれば、寿命まで望めるのではないかとのこと。13時間を待つ間、家族3人で何とも言えない時間を過ごしました。もしかしたらもう、母と話せなくなるかもしれないとそれぞれが覚悟を持っていましたが次の日には、弱弱しいながらも悪態をつくいつもの母に会えました。首の根元に20センチほど、胸の真ん中にたてに18センチの傷ができ、本人はとても息苦しく。もともとあった喘息がよけい苦しさを助長するらしい。なので、病院のスタッフに術後すぐ歩くことを促されながら「昨日手術受けたばかりなんだから、しんどいんです！！」と逆切れ。結局手術から3日目の今日やっと数歩歩いたらしいです。歩かないと、術後の合併症のリスクが上がると言われていたので少し安心しました。まずは大きなヤマを越えた気分です。
16Aug
- 母の手術
  明日、実家のある四国へ帰ります。2週間前、突然に入った母の病気のニュース。甲状腺がんが、肺と心臓のリンパまで転移していて、甲状腺とともにそれらも手術でとることに。心臓の方は静脈に絡んでいるかもしれず、耳鼻咽喉科、呼吸器外科、だけでなく心臓外科の先生も手術に入ってくれるかもしれません。甲状腺がんがとても予後の良いものなので、ちゃんと取れてその後アイソトープ治療という放射線ヨードの入った薬を飲む治療をすればまだ、見込みはありそうな話です。でも、手術自体もなかなか長引きそうだし、術後甲状腺を全摘し、リンパも取ることで本人の体調がどうなるか。色々と不安はありますが、娘としてまずは手術に立ち会いたいと思います。頑張ってきます！
10Jul
- これは充実？
  五十肩のリハビリ週に2回。更年期のプラセンタ週に1回。整体月に1回。合間を縫って仕事関係のいろんな整備たくさん。ステップアップのため、色々日々修練も。（勉強です）糖尿ほっとしたとはいえ、食生活戻せば元の木阿弥なので高コレステロールの夫も含めて、野菜中心の献立作り。合間合間に友人と会ったり。先週は誕生日があったので、友人たちと出かけたり。結構忙しいです。五十肩と更年期がおさまればもっと楽になるんだけどな。…でも年を取るというのは、それだけメンテナンスがいることなのかもしれないな。。とも思います。今日も整体に行ってきたのですが、とにかく肩回りの筋肉という筋肉が、拘縮（固まってる）。そのせいで、ほかの部位に痛みが出たり。緩めること、やわらかくすること。流していくこと。血流も筋肉も。この重要性を痛感しています。やっわやわのふにゃふにゃでどろりーんと眠るのが今の夢（(笑)でも、こんな風にせわしく生きている自分はいまきっと幸せなんだな。。そういう風に思えます。あ、脳動脈瘤関係の痛み、一切ないです。梅雨なのに。覚悟してましたが、ほんの数分あった日があったっけ？一度くらい？的な軽さです。ああ。ほんまに、ありがたい。
29Jun
- 糖尿検査
  今日は4か月ぶりの糖尿検査でした。数値がまた下がってましたー！やった！運動とかあまりしてないし、外食も多かったし、甘いものをたくさん食べた感覚があるんだけど。先週もパンケーキ（イチゴとホイップたっぷりの）食べちゃったし。昨日はパスタランチだったし。その後プリン食べたし。なのに。。なぜだろう。外食の前に、ブドウ党党首さんから購入したサラシア茶を飲むようにしていたり、甘いものを食べた日は夜のご飯を抜いたりしてるからかな。それとも、朝のホットトマトジュースがまじに効いてるのかな？家で血糖値を測定している人ならはっきりわかるんだろうけど私の場合そこまでひどい値じゃないし（グレーゾーン）、測定器を持ってしまうと気になって何度も測りそうで。それにとらわれるとほかのことがお留守になるから（(笑)何はともあれ、よかったです！この感じで生活していればいいんだなというのを体で覚えたので気持ちが軽くなりました。一年前の今頃、結構大変だった。七夕の日に検診で動脈瘤の大きさが変わっているように見えると指摘され検査入院、手術を決めて、夫とそのことで大喧嘩になり。その後彼は東京へ単身赴任。娘と二人の生活。不安不安不安。不安すぎて血圧が180くらいに上がってしまった日もあった。（現在なんと上が９７）私が倒れたら娘一人しかいない。親類も車で4時間以上のところにいるから彼女しかいない。彼女に怖くてつらい思いをさせたくなくて、近所の友人の携帯番号を娘に知らせたり。でも、今年は元気でいる。ありがたい。。。去年の私に「来年元気でいるから。今しんどいけど大丈夫だから」と教えてあげたい。感謝です。
25Jun
- 日々の幸せ
  ※今回安定剤の個人的感想を書いています。少し偏った意見ですので現在、安定剤を飲んでいらっしゃる方は、ご自分の感覚をまずは大切にされ、どうぞ読み飛ばしてください。去年、一年間、寝入ろうとすると動悸がして目が覚めたり、寝入った後も数時間したら動悸でまた目が覚めたりしてました。最初診察を受けた脳外科で、脳動脈瘤が見つかってから不安が高まり、血圧が上がったり、動悸がして眠れないと話すと、「あー、そういう人多いねん、よく効くお薬出しとくからそれ飲んだら治るわ」ととても軽く出してくれたお薬がありました。抗不安剤には依存性があるというのを知っていたので「先生、依存したりするのは怖いねんけど」と聞くと「あー、全然大丈夫大丈夫！」と笑顔でした。そこは院内処方だったので、病院内の薬局で処方を薬剤師さんにお願いしました。その時に、くどいとは思ったけど改めて「これ、依存性はありませんよね？」と念押しで聞きました。すると、眉をかなりひそめる顔になり、「…ありますよ」と言います。「え？先生は大丈夫って…」と驚く私に「…結構ありますけどね。先生がそうおっしゃいました？」とあたふた。だからと言って、先生に電話して確かめるほどの勇気もない様子。（とても若い女性（２３~２５歳くらい）の薬剤師さんでした）「うーん、先生がそうおっしゃるのなら、飲んでみます？」そんなやりとりがあり、その薬を持って帰りました。かえってネットで調べたら確かに依存性があると書いています。同じ病院に聞いても、真意はわからないだろうと踏んだ私は、心療内科にいき、その薬をみせて尋ねました。すると、「これは、依存性あります」とのこと。その薬を飲むのはやめて、心療内科で出し直してもらったとても弱い抗不安剤を頓服的に使用することにしました。実はその、依存性のある薬、手術後数か月して行った婦人科でも出されそうになりました。そこでは更年期の話と動悸の話をしました。すると「絶対これがいいから。毎日飲んで。依存？ないない！私も飲んでるから」とかなり強く勧められたのを、必死で断りました。1年余り、毎日ではないにしろ、その弱めの抗不安剤と、それより一段階強めの（といってもまだ弱い）抗不安剤を症状に合わせてどちらか一つ寝る前に時々のみました。それを飲んだからと言って飲んで動悸が全くないわけじゃなかった。でも飲まないより気持ちがましだから飲んでいた感じです。そんなこんなで、更年期が終わるまで仕方ないか…と思っていた今日この頃。今、実は動悸が全くありません。どうしてか？お薬を飲まなくなったんです。いろんなブログを暇に任せて読んでいたら、ベンゾ系抗不安剤の離脱症状についてのブログをたまたま見つけました。自分は、弱いやつだから関係ないしと読み飛ばしそうになったのですが文の中に私の飲んでいるごくごく弱い抗不安剤の名前を見つけて、思わず読みました。長く飲んでる方、薬に体が反応しやすい方、いろんな場合があるので全員ではないようですが、抗不安剤を長く飲んでいる方が、それを辞める際身体に反応がでて、苦しんでらっしゃるという事実を初めて知りました。そして飲んでいる間も、離脱症状が出て、不安や鬱がひどくなったり。この話、ウソみたいで、最初半信半疑でしたが、それを読んで自分も一年、飛ばし飛ばしとはいえ飲んでるからもしかして…と思ってその日から飲むのを辞めました。（一気断薬といってこれはかなり危険だということを後で知りました。たまたま私は薬の感受性が薄かったから大丈夫でしたが今、断薬を考えてらっしゃる方は決してマネしないでください）辞めてから、眠りにくい日が数日たまにやってきたりはしましたが私はどこか、前より頭がクリアになったような、不安になる度数が減ったような感じです。そして、1か月半立ちますが気が付くと、あれだけ治らなかった動悸がなくなりました。びっくりです。信頼できる心療内科の先生にこの話を聞いてみました。ベンゾ系のお薬を欧米では連続して出さないらしいこと、断薬についてのサイトがあるくらい苦しんでいる人が多いこと、信じられないような不調がどんどん起こっている人もいることなど。先生も、正直悩ましいところだと言ってました。少しの痛みを強く感じる人がいるように薬の感受性というのもあって、何年強い薬を飲んでいきなりやめても、どうもない人もいれば、少しの間しか飲んでないのに強い反応が出る人もいる。そしていま症状的に、薬がなくては立ち行かない人もいる。その場合薬の力を借りないと治る方向に進めない。できるだけ出したくはないけれど…。と。薬って。。。。特に中枢神経に働きかけるものは簡単に考えない方がいいのかも。。自分が身をもって知ったことでした。驚いたことは、科が違うとはいえ、お医者さんが、強く勧めるものであるということ。知らないのか？あんな言い方をされたら、普通に大丈夫だと思うよ。こういう話もありました。。。というお話でした。
03Jun
- 日々のこと
  気が付くと手術からもう7か月も過ぎました。先週なんかは忙しすぎたせいか数日頭痛が続いたり（術後1か月あたりのジンジンずきっとするやつ）、傷の近くにできものができて傷が赤みを帯びていてドキッとしたり。不安はあるんだけど、「そりゃー、不安にもなるわな」と受け入れられるようになると前よりだいぶ楽です。やっていることはそんな変わらない。不安で何度もチェックしたりしてるけど。不安な自分を責めて悪循環に陥ることがなくなり、傷なんかも次の日には薄くなっていたりして回復が早まった気がします。術後からいろいろ更年期が重なり、ストレスからくる体の不調が日替わりでありましたが、ここのところ、そういうのもひと段落ついた感じで好調。元気に一日を過ごせることってありがたいんだなーと心から思えます。最近は梅雨入り前の晴天が続き、五月晴れを心から堪能できています。あー、お日様の下散歩できるっていい気持ち。あー、すっきりした気分で家事をできるって幸せ！そんな感じ。もう、何もいらないわぁ。と思い出すと欲がなくなりすぎてかえって元気も出ないので、「素敵な服が欲しいなぁ」とか「映画を見に行きたいなぁ」とか「仕事であんなことしたいな」とかそういうのも忘れずプラスするようにしてます。
21Apr
- 術後半年
  とうとう、術後半年になりました。今の状態●頭の傷　…　ほとんど気にならない。お風呂上りとかドライヤーを当てたりしていると、傷が　　　　　　　　　赤みを帯びることはあるけど、前のように疲れた時に少しもりあがる感じも　　　　　　　　　なくなりました。●痛み　…　頭痛は皆無。ジンジンするのも最初から比べたら範囲が減ってきて　　　　　　　　今は頭頂の右付近のみ。それも普段は忘れているくらいです。●体力　…　以前と同じく更年期でもあるので、少々落ちていますが、前と同じように　　　　　　　　遊んだり家事をしたり仕事したりできてます。これくらいかな。。。何が気になってたんだっけ…と思い浮かばないくらい普通に生活しています。今は、頭よりもあちこちの痛みとか、動悸とか更年期関係の不定愁訴に振り回されている感じです。なんでも敏感になるお年頃なのねー。半年前に、こんな半年後がくるの、想像できなかった。でも、頭痛もなく桜を気持ちよく見られたよ。ロキソニンも五十肩で飲む以外は必要ないです。（何十錠も余ってる（(笑)次の検診は9月末。そのころでほぼ一年です。
14Apr
- 不調さまざま
  今年に入って、あちこちガタが来たような、不定愁訴が続く。先月から肋骨が痛むことが時々。⇐　肋間神経痛？と思いつつ放置。左骨盤あたりの痛み⇐　更年期で婦人科に行っているので相談したら卵巣も子宮も大丈夫。　　　　　　　　　　　　　　　大腸カメラも去年しているのでおそらく大丈夫と放置してたら治った。五十肩⇐4回石灰を抜いてもらい、その後ブロック注射を打ちながらリハビリ中。だいぶんよくなってきた。あちこち関節痛⇐五十肩で通う整形の先生に聞いたらリウマチの血液検査を勧められたので今日結果を聞きに。リウマチではないとこのこと。ストレスか。。。更年期か…。なんせ、よくわかんないものが多くてそのたび、調べたりすると不安をあおるような記事がたくさんあることに驚く。そしてリウマチの人のブログとか、子宮の病気の人のブログとか、いろんなブログに行き当ったりしたときに、その生活を垣間見ることに。私は去年脳動脈瘤の人のブログをたくさん読んだ。今も時々、ふと思い出して読んだりする。でも意外と脳動脈瘤のブログは少ない。リウマチなんてものすごくたくさんある。そして、それぞれ、本当に大変な生活を送られている。自分が、脳動脈瘤が見つかったとき、「こんな苦しい病気はない」なんて思ったこともあったけど、比べられるもんじゃないんだな。手術じゃなくて投薬で治していく病気もたくさんあるけどそれはそれで、副作用に苦しんだり、自分に合う病院選びで何年もかかったり。普通に、こうやってパソコンにむかってのんきに日記を書いていること。子供のお弁当を作ってやれること。買い物に歩いていくこと。友達とお茶しに行くこと。全部、当たり前って思っていた自分を反省。
20Mar
- 3か月検診
  先日、術後3か月検診に行ってきました。3か月検診と言っても、実際にはちょうど手術日から5か月。現状は●痛み　…　時々あるけど普段の生活に影響はなし。片頭痛などよりも気にならないくらい。●頭の違和感　…　傷の上（主に頭の右頭頂当たり）のジンジンや感覚の鈍さはあり。　　　　　　　　　　　　日によって、感覚が前みたいに戻っている日もある。●傷　…　疲れたりしたときに、もりっとなって痛みを感じるときもある。けど　　　　　　3か月までのように、赤みがあったりはしない。●生活　…　全く今まで通り。疲れは時々あるけど、そんなに気にならない。（疲れたら気にせず　　　　　　　　横になったりしているから）●気持ち　…　今まで通りになってきた。気持ちの落ち込みや不安感は、更年期由来が　　　　　　　　　主と思われる。術後の不安定さは1か月程度だった。●その他　…　3か月検診の2日前に久しぶりの閃輝性暗点がありました。　　　　　　　　　一応報告したけどそれに関してコメントはなしでした。検査当日は、尿と血液検査のみ。診察室が改装されてきれいになっていて驚いたけど、久しぶりに会う主治医の先生は相変わらず、髪が少しはねぎみのいい感じの雰囲気。とても優しく、「はーい、傷見せてー」と傷を見て「きれいだね」と安心した顔をしていました。「せんせー、そういえば、ハゲが三つもできててんでー。」というと「どこ？」と私の髪の毛を一生懸命かきわけて探してました。「手術の時に、患部の右の反対側の左に固定のピンを止めたから…」と初めて聞く話。「そうなん？それでかー！その辺が500円くらいのはげになってたんよ！CTの当たりすぎで、はげたんかと思ってた！」と笑うと「CTの被ばくではげたりはしないよー」とにこやかに教えてくれました。私の寝ている間に（麻酔中）左側にピンがとまってたりしたんだなー。５～6時間の手術中のことは、全く覚えてないけど（当たり前）その間、この先生が一番私のためにエネルギーと神経を使ってくれていたんだよなー。手術終わった後の先生を見て夫が「あんなよれよれの人初めて見た」と言ってたもんな。。改めて感謝がわいてきました。血液検査では、炎症反応などを見て、問題ないそうです。私のリクエストで入れてもらった糖尿検査はここのところの努力の甲斐なく相変わらずのグレーゾーン。まだ、がんばらなくちゃ。次は、半年後。MRIを撮るそうです。
07Mar
- あれよあれよの…
  健康ネタが続きます。去年の12月頭から痛み始めた五十肩。1月から評判の整骨院にかかりキネシオテープで４～5日おきに治療をしてもらっていました。しかし、なかなか治らない。五十肩は急性期とか慢性期とかを経て自然と治るとネットに書いてあったしあまり焦らず待っていましたが、ここ1週間くらいは夜も何度も痛くて目が覚めたり、朝方3時くらいからはどちらを向いても痛くて眠れません。先日、月1回の婦人科（更年期）外来で、五十肩の話をしたら強力にヒアルロン酸注射を勧められ、一度受けてみましたがそれでもよくなっている実感はありません。今日も眠れないのか…と途方に暮れ、ちょっとでも痛みがまぎれたらと近所の薬局へ湿布を買いに行きました。そこで、お向かいの奥さんとばったり。いつもそんなに立ち話する間柄でもないんだけど「湿布買いに来てん。五十肩でさー」と私が言うと「えー！私も五十肩なんよー」とまさかのシンクロ。「夜が眠れなくて…」「そうそう！！私も」「お風呂掃除もつらくて…」「それ、わかる！！」「カーディガン脱ぐのつらくない？」「つらいー！！」共感半端なし。痛い場所も同じ。あああ、五十肩友発見。…と思っていたら「私、この間整形外科で石灰化したところを注射で抜いてもらったんよ。そしたらだいぶましになったよ」などというではありませんか。石灰？石灰？石灰って何？注射？えええええ？？ということで説明を聞くと肩の一部が石灰化していたとのこと。そしてそれを注射針で刺してちゅーっと抜き取ったとのこと。ひえーーーー怖すぎ。…でも、通っている整骨院のおじいちゃん先生が「骨化するとやっかいや」とぼそっと言っていたシーンがフラッシュバック。もしかして。。。。その場で病院の名前を聞いて、かえって、ちょうど夕方の診療が始まったところだったので車でぶーんと向かいました。なんせ、4か月痛いのが続いているのに一度も整形に行っておらず本来ならもう、痛い時期は過ぎていてもいいのに、痛みが増している。もしかしたら石灰化も考えられると、直観的に思ったのです。果たして、混んでいる時間にもかかわらず通常20分以上かかるところ15分で病院に到着。駐車場は満車。第二駐車場にかろうじて止めて長丁場も覚悟したというのに、受け付けで問診票を書いたらすぐに診察に呼ばれました。（リハビリや内科に来ていた車が多かったみたい）先生に肩が痛いことを告げると、分度器みたいのをもって上にあげてー、横にあげてー、左右に開いてーみたいなのをやってその都度「先生、い、痛い！、無理」とか悶えつつ。その後すぐレントゲンに回り、肩を数方向から撮ってもらいました。最悪手術とか嫌だしーとびくびくしていたらレントゲンの先生が「いたそうやねー。でもこれくらいだったらうちの先生の得意な感じやから治してもらえると思うよ」と優しく言ってくれました。レントゲンの後も待ち時間なしで診察室へ。さっき取ったレントゲンをモニターで見ながら先生が「これはー痛いなー。女の人でこれだけ長い期間、よく我慢しとったね」と肩のあたりをボールペンで刺しながら言いました。そこにはあきらかに肩の関節の上にある石灰の塊。ビンゴです先生、近所の人に聞いてきたんです。注射でぬくの？んー、やっぱこれが一番早いよー。チーン。というわけでエコーをしながら、抜かれました。途中「か、硬いな。これ、だいぶ硬い…んー、硬い！」と何度も硬いと連発されつつ。小さな注射針の半分くらいの量で、混濁した白いジェリーみたいのが取れていました。どうも、硬いのでとかしながら抜いたらしい。「先生、これ、気づかずにこの先も取ってなかったらどうなってたんですか？」「このままもっと痛くなる。そしてある時痛みはなくなるけど石灰が固まった状態で収まるから、可動域がとても狭くなりふとした拍子に腱が切れることもある」ほよーー！怖い。ということは、やっぱりよかったかも。帰りにあまりの焦りで、レントゲン室に靴を置いてきていたことに気づきもう一度レントゲン室に行くとさっきの先生が「どーやった？」と聞いてくれたので「抜かれましたー！」というと「でも、さっきより腕、あがってるでー」と。ふと見ると確かにさっきあがらなかった腕が少しましになっている。先生の様子だとまだ抜けきってないようなので来週もう一度抜いたりしなくちゃいけないかもしれませんが取り合えず、行ってよかったし。夕方偶然、ご近所の奥さんと立ち話になったあたりからの異様なスムーズ具合は、神様のお助けのようにも思えます。抜いた後なので今は痛み止めを飲まないとかなり痛いです。明日は、もっと楽になっていますように。

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