健康ネタが続きます。
去年の12月頭から痛み始めた五十肩。1月から評判の整骨院にかかり
キネシオテープで4~5日おきに治療をしてもらっていました。
しかし、なかなか治らない。
五十肩は急性期とか慢性期とかを経て自然と治るとネットに書いてあったし
あまり焦らず待っていましたが、ここ1週間くらいは夜も何度も痛くて
目が覚めたり、朝方3時くらいからはどちらを向いても痛くて
眠れません。
先日、月1回の婦人科(更年期)外来で、五十肩の話をしたら
強力にヒアルロン酸注射を勧められ、一度受けてみましたが
それでもよくなっている実感はありません。
今日も眠れないのか…と途方に暮れ、ちょっとでも痛みがまぎれたらと
近所の薬局へ湿布を買いに行きました。
そこで、お向かいの奥さんとばったり。
いつもそんなに立ち話する間柄でもないんだけど
「湿布買いに来てん。五十肩でさー」と私が言うと
「えー!私も五十肩なんよー」とまさかのシンクロ。
「夜が眠れなくて…」「そうそう!!私も」
「お風呂掃除もつらくて…」「それ、わかる!!」
「カーディガン脱ぐのつらくない?」「つらいー!!」
共感半端なし。痛い場所も同じ。
あああ、五十肩友発見。
…と思っていたら
「私、この間整形外科で石灰化したところを注射で抜いてもらったんよ。
そしたらだいぶましになったよ」
などというではありませんか。
石灰?
石灰?
石灰って何?注射?えええええ??
ということで説明を聞くと
肩の一部が石灰化していたとのこと。そしてそれを注射針で
刺してちゅーっと抜き取ったとのこと。
ひえーーーー
怖すぎ。
…でも、通っている整骨院のおじいちゃん先生が
「骨化するとやっかいや」とぼそっと言っていたシーンがフラッシュバック。
もしかして。。。。
その場で病院の名前を聞いて、かえって、ちょうど夕方の診療が
始まったところだったので車でぶーんと向かいました。
なんせ、4か月痛いのが続いているのに一度も整形に行っておらず
本来ならもう、痛い時期は過ぎていてもいいのに、痛みが
増している。
もしかしたら石灰化も考えられると、直観的に思ったのです。
果たして、混んでいる時間にもかかわらず通常20分以上かかるところ
15分で病院に到着。
駐車場は満車。第二駐車場にかろうじて止めて
長丁場も覚悟したというのに、受け付けで問診票を書いたらすぐに
診察に呼ばれました。(リハビリや内科に来ていた車が多かったみたい)
先生に肩が痛いことを告げると、分度器みたいのをもって
上にあげてー、横にあげてー、左右に開いてーみたいなのを
やってその都度「先生、い、痛い!、無理」とか悶えつつ。
その後すぐレントゲンに回り、肩を数方向から撮ってもらいました。
最悪手術とか嫌だしーとびくびくしていたら
レントゲンの先生が「いたそうやねー。でもこれくらいだったらうちの
先生の得意な感じやから治してもらえると思うよ」と優しく言ってくれました。
レントゲンの後も待ち時間なしで診察室へ。
さっき取ったレントゲンをモニターで見ながら先生が
「これはー痛いなー。女の人でこれだけ長い期間、よく我慢しとったね」と
肩のあたりをボールペンで刺しながら言いました。
そこにはあきらかに肩の関節の上にある石灰の塊。
ビンゴです
先生、近所の人に聞いてきたんです。注射でぬくの?
んー、やっぱこれが一番早いよー。
チーン。
というわけでエコーをしながら、抜かれました。
途中
「か、硬いな。これ、だいぶ硬い…んー、硬い!」と
何度も硬いと連発されつつ。
小さな注射針の半分くらいの量で、
混濁した白いジェリーみたいのが取れていました。
どうも、硬いのでとかしながら抜いたらしい。
「先生、これ、気づかずにこの先も
取ってなかったらどうなってたんですか?」
「このままもっと痛くなる。そしてある時痛みはなくなるけど
石灰が固まった状態で収まるから、可動域がとても狭くなり
ふとした拍子に腱が切れることもある」
ほよーー!怖い。
ということは、やっぱりよかったかも。
帰りにあまりの焦りで、レントゲン室に靴を置いてきていたことに気づき
もう一度レントゲン室に行くとさっきの先生が「どーやった?」と聞いてくれたので
「抜かれましたー!」というと「でも、さっきより腕、あがってるでー」と。
ふと見ると確かにさっきあがらなかった腕が少しましになっている。
先生の様子だとまだ抜けきってないようなので来週もう一度
抜いたりしなくちゃいけないかもしれませんが
取り合えず、行ってよかったし。
夕方偶然、ご近所の奥さんと立ち話になったあたりからの
異様なスムーズ具合は、神様のお助けのようにも思えます。
抜いた後なので今は痛み止めを飲まないとかなり痛いです。
明日は、もっと楽になっていますように。