「自分」のまま養護教諭になる、ということ。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

「自分のままで“養護教諭”になる」をコンセプトに、YOU(あなた)とYOU(あなた)を繋ぐYOUKYOUカフェを主宰しています。

ご覧いただきありがとうございます^^

柏木むつきです。

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YOUKYOUカフェとは違い完全に一対一でお話するYOUKYOUプライベートカフェ

あまり(というより全然…)告知をしてはいないのですが、

ありがたいことに毎月素敵なご縁をつむいでもらっています。

 

そしていつもその「ありがたさ」を

かみしめて、かみしめて、かみしめすぎてしまい、

いただいた「ご感想」をお伝えするのが遅くなってしまうのです。

あまりにもいただく「想い」があたたかくて、

その「想い」にどうお返しをすれば良いのか…考えているうちに気づけばだいぶ時間が経ってしまう。

 

今回のご感想も実は2か月前にいただいたもの。

ずっとずっと温めておりました。

 

西日本のとある場所で養護教諭をされているYさんからいただいた

YOUKYOUプライベートカフェのご感想を一部抜粋。

(具体的なお話の部分については、別の記事にもしたいと思います。)

現在育児休暇中で、4月から養護教諭として復帰します。復帰するにあたり、

「もっとワクワクしたいなぁ、ブログを読ませていただいている柏木さんとお話してみたいなぁ」と考えました。

ブログの内容に共感でき、読むたびに心が落ち着き、

「じぶんのままで」というメッセージに安心しています。

復帰への不安な気持ちを減らそうと、それを埋めるように勉強していたのですが、その過程で、当時のことを思い出し、苦しい気持ちになっていました。

心のメンテナンスができたらなぁとも思い、参加しました。

 

柏木さんの選んでくださった言葉の数々が私に響いていてじんわり温かい気持ちです。

頭の中では、好きな音楽が流れていて、まさにカフェに行って、気持ちを満たして帰ってきたような気分になっています。

 

参加させていただいたあと息子と絵本を読んでいたのですが、

そのゆったりした時間を過ごす中でふと、今日のお話の中の当時の経験について、

当時の私は、「待ち」たかったんじゃないかなぁと思いました。

私は、息子と過ごしている中で、とことん待っている時間が多いです。

当時の自分は、もっとその子を信じて、待って、その子のペースを知っていきたかったんじゃないかなぁと思います。

周りの先生からどう思われるか(よく思われたい)、

保健室で(私が)なんとかするには、まわりの養護教諭の実践と目の前の現実とのギャップ…といろんなことを考えていたけれど、本当はシンプルに、結果(学校に登校するとか、教室に行くとか)にこだわらずに、その子のことを待ちたかったんじゃないかと思います。

 

また、今日のお話の中で、ここ半年くらい、勉強する中で思い出したと言いましたが、よくよく思い出してみると、その子の家の近くを通るたびに考えていたなぁと、何年生になったなぁ、どうしているかなぁと、顔が浮かんでくることがあったなぁと思い出しました。

柏木さん、ありがとうございます。

私の中で、この経験をお守りにできそうです。

 

4月からの復帰について、今のこのワクワク感を大切に、私のままで、学校に行ってみようと思います。

そのために、今日みたいな自分の時間を大切にしたいです。

自分の身体や心の健康があってこそ、わたしらしくいられるし、仕事もできる。

ワークライフバランスも、自分の心地いい状態で保つ。

 

養護教諭である前に、わたしはわたし。

本当に自分がしたいことは何なのか、我が子も含め、目の前の子どもたちが心から安心できるのは、私が、どういう状態のときなのか、心に留めておきたいです。

そして、言葉にすることは難しいですが、思考の筋トレするくせを、無理なくしてみたいなと思いました。

自分にとって、相手との関係が心地よくなるように。

そして、自分の言葉として、誰かに何かを伝えることは、柏木さんが私にしていただいたように、勇気をもらえるなと思いました。

雑誌や本に載っている真似もたくさんしてきたけれど、私が本当に伝えたい、私の言葉を探していきたいなと思いました。

 

本日は、きっかけをたくさん、ありがとうございます。

どうして私が、ブログの文章から柏木さんのことがだいすきになったのか、お話してみて、わかった気がします。

またぜひぜひ、お会いさせて下さいね。

(お顔出しはNGですが、ステキな笑顔でした♡)



2か月経っても、昨日のことのように思い出すYさんの笑顔。

育休前に出会った子どもたちのこと、

養護教諭としての想い、

そして今考える「自分」としての復帰前の「想い」。

Yさんが話しているときのキラキラした笑顔と、

時々考えているときのお顔の凛とした雰囲気が、

オンラインでも伝わってきて、

「なんて美しいんだろう…」と見とれてしまったのを思い出します。

 

Yさんは上記のご感想にもあるように、

育休前に保健室登校で出会った子どもとの思い出がずっと整理できていなかったようでした。


自分が不甲斐なかったこと、

周りの先生とうまく連携できなかったこと、

自分一人で何とかしようともがいていたこと…。


そういった一つ一つの「想い」をほどいていく中で、

そしてお話した後のお子様との「時間」の中で、

Yさんとしての着地点に達し、昇華されたようです。

 

私が「養護教諭」という肩書以上に、

「自分のままで」ということを強調しているのは、

こうやって「自分」として振り返ったときに、

「養護教諭」としての「正解」が見えてくることもあるから。

それは噓偽りのない「等身大」の自分だからこそ出会える心地良さでもあります。

 

Yさんも育休から復帰して一か月ほど経っている頃。

きっとYさんとして今日も学校で子どもたちと向き合っていることだろうと拝察します。

肩の力を抜いて、

Yさんのままで、そこにいる。

Yさん自身の「安心」が子どもたちに伝わって、

その波紋が大きく大きく拡がっていく様子が目に浮かびます。

 

それは決して大きな「一歩」ではないけれど、

決して派手な「一歩」ではないけれど、

この「一歩」を積み重ねた先に、

Yさんが振り返ったところには、「道」が創られていくのだろう、と思います。

 

YOUKYOUプライベートカフェは、

じっくり「自分」と出会う大切な時間です。

私自身もYOUKYOUカフェと同じくらい大好きな場所。

皆さんともお会いできるのを楽しみにしていますね^^

 

 

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☆養護教諭シリーズ

「憧れの養護教諭」になる方法。

養護教諭としての優先順位。

“養護教諭”という肩書きへの付加価値。

自分の「楽しい」へのアンテナの張り方。

養護教諭だって嫌われることがあって当然。

仕事を辞めたい、異動したい、と思った時。

養護教諭としての「観」を超えて。

養護教諭の存在価値に対する「枠」。

「養護教諭」という肩書きにとらわれすぎなくて良い。

「前例」との付き合い方。

“養護教諭”として「あなた」が伝えたいこと。

受かっても落ちても「価値」は変わらない。

「不在の存在」としての養護教諭。

「補う」のではなく「引き出す」養護教諭になるために。

もっともっと自由に“養護教諭”になる。

「養護教諭=保健室の先生」を考える。

「男性」養護教諭についてのあれやこれ。

「養護教諭」にとらわれてしまう前に。

養護教諭を「俯瞰」する。

養護教諭の「肩書き」を超えた関係性。

「私」を明け渡さない養護教諭は無敵^^

続・養護教諭も「欠けたリンゴ」のままで完璧。

あなたは「戦わない」養護教諭にもなれる^^

子どもたちを「待つ」ということ。