続・“養護教諭”として「あなた」が伝えたいことって…。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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「自分のままで“養護教諭”になる」をコンセプトに、YOU(あなた)とYOU(あなた)を繋ぐYOUKYOUカフェを主宰しています。

いつもご覧いただき、ありがとうございますピンクハート

※今後のYOUKYOUカフェ開催につきましてはこちらをお読みください。

 

今でも毎月結構読まれているのがこの記事↓

「どうして養護教諭になったんですか?」

「どうして養護教諭になりたいんですか?」

 

YOUKYOUカフェで質問すると、

結構な割合で返ってくるのが、

「子どもたちに、

自分の心と身体を大切にすることを

伝えていきたいから。」

という返答があります。

 

もちろん、その理由以外も沢山あったけれど、

この理由って、

養護教諭を目指している人の間では

あるあるの一つだと思います。

 

では、聞きます。

「そんなあなた自身は、

自分の心と身体を大切にしていますか?」

ということです。

こんな出だしから始まるこの記事。

 

以前からお伝えしている、

定期的に養護教諭志望の方とお会いする機会にも、

似たような質問をしますが、

大方同じような答えが返ってきます。

 

だけれど…。

お会いする養護教諭志望の方たち。

(既に講師として働かれている方もいらっしゃいます)

 

正直、皆さん、

自分の心と身体を大切にしているとは言えないなぁ…。

そんな風に見ていて感じます。

 

 

「私バカだから何回も試験落ちるんですよ」

と自分を卑下したり

(そもそも働きながら勉強するってしんどいに決まっているのに)、

「私って本当にダメなんですよ…」

と自分を責めて落ち込んでいたり。

 

私と話す際の口癖が、

「すみません、私が話を聴いていなかったんですが…」

(いやいや、多分私が時間内に伝えなきゃって早口になっているからです)

「しょうもないこと聞いてごめんなさい」

(全然しょうもないことじゃないです、むしろ鋭い視点です)

「私なんかが質問してお手間とらせてごめんなさい」

(全然手間ではありません!私が好きなことで、何なら対価もいただいてやってますから)

と、「申し訳ないオーラ」満載の方ばかり…。
 
きっと色々なところで気を遣って、
周りのことを丁寧に見て、
本当に真面目に一生懸命に生きている、
素敵な方々なんだろうな…といつも思っています。
 
でもね、

子どもたちに、

「自分の心と身体を大切に」って、

保健室から発信していきたいのなら、

まずは自分自身が、

自分の心と身体をすり減らすことをやめて

自分を丁寧に扱い、

自分の価値を認め、

自分を大切に扱う養護教諭になってほしい。

本当にこの言葉に尽きるんです。
 
 
今、新型コロナウイルスの件で、
世界中の医療者が疲弊していて。
「休む」こともマニュアルに書いてほしいくらいだ、
とおっしゃっている海外の医療従事者もいました。

 

先日OECDの調査で、

日本の教員がダントツで残業量が多いことも

(これ毎年なんです)示されていました。

 

そんな中で使命感を持って働いているからこそ、

自分の心と身体についてはもっともっと大事にしてほしいと思っています。

 

 

あなたはもう充分頑張っているから。

そのままのあなたで充分なのだから。

 

 

リブログした記事では、

私自身の経験から少し厳しめのことを書かせてもらいましたが、

「職場での風当たりがきつい」

「いつも私ばかりに仕事がくる」

という人は、

その「現実」を自分が望んでいます。

 

自分自身が自分のことを雑に扱った結果、

風当たりがきつくなるように、

自分ばかりに仕事がくるように、

自分を丁寧に扱わない「現実」が起こるんです。

 

これは私の経験上、本当に痛いほど分かる。

(ここの部分です。私自身の経験については元記事をご覧ください。)

 

そういう「現実」から抜け出す一歩は、

自分が等身大の「自分」と向き合って、

自分の心と身体の声を聴いて、

そんな一歩から生まれてくるのだと思います。

 

自分を誇張せず、卑下せず等身大で。

そんな在り方を、

自らの背中で子どもたちに伝えていってほしいな。

そんな風に思います。

 

 

(絶品スイーツ^ ^)

 

 

 

勝手に続編シリーズ

続・「憧れの養護教諭」になる方法。

続・養護教諭としての優先順位。

続・“養護教諭”という肩書きへの付加価値。

続・自分の「楽しい」へのアンテナの張り方。

続・養護教諭だって嫌われることがあって当然。

続・仕事を辞めたい、異動したい、と思った時。

続・養護教諭としての「観」を超えて。

続・養護教諭の存在価値に対する「枠」。

続・「養護教諭」という肩書きにとらわれすぎなくて良い。

続・「前例」との付き合い方。

番外編

仕事と勉強を両立する方法

講師の話が来なくて不安な人へ。

 

 

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プリン「自分」とゆっくりじっくり向き合うYOUKYOUプライベートカフェ音符

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