タイムラグの「幸せ」はこんなカタチでも。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

「自分のままで“養護教諭”になる」をコンセプトに、YOU(あなた)とYOU(あなた)を繋ぐYOUKYOUカフェを主宰しています。

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柏木むつきです。

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色々書きたい記事がたまっているのですが…

少しずつアップしていきたいと思います。

 

先日、YOUKYOUプライベートカフェに来てくださった、

大阪府在住で、

現在は養護教諭をされながら大学院に進学されている養護教諭のKさん。

これまでに何度もYOUKYOUカフェYOUKYOUプライベートカフェに来てくださっています。

そんなKさんから、以下のようなご感想をいただきました。

(プライバシーの観点等から一部修正しています)

研究に行き詰まり、客観的な意見が欲しくて申し込みました。

長時間ありがとうございました。
やはり柏木さんは私の思いを整理して言葉にしてくださるから、感謝です。
私はいつも会話しながら最適な表現に悩み、文章にしても悩み、なんかうまく伝えられないんだよね。いい年をして恥ずかしいです。

とりあえずは再度考えます。
また、色々検索して学べる先を調べたいと思います。
同じコースの学生は皆さんやりきった感があり、満足されておられ、私一人うかない顔をしていました。

ずっと晴れない気分でしたが、柏木さんと話していたら、
私やっぱり学ぶの好きだなぁと思い、少し道が見えてきたから、
ゆっくりだけど進んでいきたいと思います。
行き詰まった時に柏木さんの顔が浮かぶんです。
頼りっぱなしで、申し訳ない。私が柏木さんに差し上げるものが無いのが悲しい。

本当にいつもありがとう‼️

実はKさん、私が養護教諭時代に働いていた時、

なんと同じ地域の中学校で養護教諭をしていた「仲間」だったんです。

当時は、よくKさんのところに遊びに行ったりしてお話をしていました。

 

そして私が先に大学院に進学するという理由で退職してしまい。

YOUKYOUカフェを立ち上げたことはほとんど知り合いに言わなかったので、

Kさんにもお伝えしていませんでした。

それがある日突然Kさんからメッセージが来て「再会」することになり…!

(発見してくださったようです。感謝!)

今では一緒に「想い」を共有できる新しい「関係」を築くまでになりました。

以前、対面のYOUKYOUカフェでお会いした時に、

「私も大学院に通うことにしたの^^」

とお話してくださったときは驚きと嬉しさで胸がいっぱいになったのを覚えています。

 

先日、以下の「幸せ」を記事にしましたが↓

 

今回のKさんとの「再会」もまさにタイムラグの「幸せ」。

Kさんは、養護教諭でありながらも「養護教諭」をテーマの中心にしていないご研究をされていて。

だからこそ、葛藤していました。

「養護教諭なんだから養護教諭のための研究をした方が良い」

「もっと養護教諭を前面に出した研究の方が良いよ」

などと言われて悩んでいたKさん。

(いつかどこかの記事で書こうと思いますが、

現役時代に実践研究のレポートを書いた際に上記のようなことを言われ、

私自身その時の「不完全燃焼」から大学院に進学したのも理由の一つです。)

 

Kさんの論文を最後まで読んだときに感じたのが、

「Kさん、迷っているな」

ということでした。

「自分の「スタンス」の置き所に迷いながら書いているんだな」

と思ったんですよね(私もいまだに迷うからKさんのお気持ち分かるんです)。

 

でも。
Kさんの「視点」は「養護教諭」だけのものではないからこそ、

そこに「素晴らしさ」を感じたし、

だからといってそれは「養護教諭」だったKさんだから生まれた「視点」でもありました。

自分の「養護教諭」としてのご経験を「開放/解放」されようとする「姿勢」そのものがKさんの「スタンス」だと思いました。

だってそれは「肩書」を超えた「可能性」との「出会い」でもあると思うから。

 

そして最後に。

頼りっぱなしで、申し訳ない。私が柏木さんに差し上げるものが無いのが悲しい。

とKさんは書いてくださっていますが、決してそんなことはなくて。

私たちはいつだって、「〇〇っぱなし」なことってなくて、

私とKさんの〈あいだ〉には、

たくさんの「交換/交感/交歓」が在ると思っています^^

私もKさんから(そしてYOUKYOUカフェの皆さんから)沢山いただいていて、

むしろ私の方がもらってばかりなくらいです。

きっと「養護教諭と子ども」との〈あいだ〉にあるものも同じだと思います。

 

数年前とはKさんとの「関係」は変化したけれど、

そういうタイムラグの「幸せ」を感じられる「今」も昔と同じくらい幸せ。

改めてYOUKYOUカフェを作って良かったな…と思う今日この頃です。

Kさん、いつもありがとうございます♡

 

(めちゃくちゃイキイキと話していらっしゃったKさんのお話に思わず真剣に聴き入る私。)

 

 

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☆養護教諭シリーズ

「憧れの養護教諭」になる方法。

養護教諭としての優先順位。

“養護教諭”という肩書きへの付加価値。

自分の「楽しい」へのアンテナの張り方。

養護教諭だって嫌われることがあって当然。

仕事を辞めたい、異動したい、と思った時。

養護教諭としての「観」を超えて。

養護教諭の存在価値に対する「枠」。

「養護教諭」という肩書きにとらわれすぎなくて良い。

「前例」との付き合い方。

“養護教諭”として「あなた」が伝えたいこと。

受かっても落ちても「価値」は変わらない。

「不在の存在」としての養護教諭。

「補う」のではなく「引き出す」養護教諭になるために。

もっともっと自由に“養護教諭”になる。

「養護教諭=保健室の先生」を考える。

「男性」養護教諭についてのあれやこれ。

「養護教諭」にとらわれてしまう前に。

養護教諭を「俯瞰」する。

養護教諭の「肩書き」を超えた関係性。

「私」を明け渡さない養護教諭は無敵^^

続・養護教諭も「欠けたリンゴ」のままで完璧。

あなたは「戦わない」養護教諭にもなれる^^

子どもたちを「待つ」ということ。