皆さんこんにちは。
腎臓の事を勉強していると、どうやらお手洗いが近くなってしまいます。
腎臓に思いを馳せているからでしょうか?
それだけ腎臓の事を考えられているんでしょう!きっと
さ、今日はそんな問題に挑戦です
31 腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 赤血球は、糸球体基底膜を通過する。
⑵ 1 日当たりの糸球体濾過量は、約1.5L である。
⑶ eGFR の算出には、24時間蓄尿が必要である。
⑷ 尿のpHの変動は、血液のpHの変動より大きい。
⑸ レニンの分泌は、循環血漿量が減少すると抑制される。
特別特殊な文言は出てきていないようにも感じますが、
アルファベットの並びを見るとおびえてしまうのは私だけでしょうか?
解答は(4)です。
以下、解説
⑴ 赤血球は、糸球体基底膜を通過する。
→糸球体には細かい穴が開いており、分子量の小さいものは通り抜けられます。
例えば、グルコースやアミノ酸、尿素などです。
赤血球はたんぱく質であり、分子量が大きいため通り抜けられません。
⑵ 1 日当たりの糸球体濾過量は、約1.5L である。
→健常者の糸球体濾過量は100mL/分程度です。
つまり、1日→24時間→1440分から、約150Lくらいです。
⑶ eGFR の算出には、24時間蓄尿が必要である。
→eGFRとは推算糸球体濾過値の事です。
これは、年齢・性別・血清クレアチニン値より計算にて求められます。
蓄尿を使って糸球体のろ過機能を検査するのは、クリアランス検査と呼ばれます。
とても分かりやすくまとまっているHP様がありましたので、載せておきます。
⑸ レニンの分泌は、循環血漿量が減少すると抑制される。
→レニンは腎臓での水の再吸収を促進するホルモンです。
循環血漿量が減少したとき、このホルモンの分泌は促進されます。
~解説終わり~
今日もお疲れ様でした。
急に冬の陽気になってきたので、私は衣替えを急いでしています
皆様も風邪ひかないようにお過ごしください
ではでは