皆様こんにちは
本日は呼吸器系の問題に挑戦していきますが、
ちょうど今週2年生の実験が肺の実験です
こういう機械を使って「努力肺活量」の測定ができるという事で
学生さんたちも張り切って挑戦していますよ
そんな肺についての問題!
見ていきましょう
35 呼吸器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
⑴ 右肺は、2葉からなる。
⑵ 気管支平滑筋は、副交感神経の興奮で弛緩する。
⑶ 横隔膜は、呼気時に収縮する。
⑷ 肺活量は、1回換気量と予備吸気量と予備呼気量の和である。
⑸ 外呼吸は、末梢組織における酸素と二酸化炭素のガス交換である。
肺の構造や、呼吸についての問題でした!
解答は(4)です
以下、解説
⑴ 右肺は、2葉からなる。
→肺は、右が3葉、左が2葉に分かれます。
心臓がある関係もあり、左の方が少し小さいです。
⑵ 気管支平滑筋は、副交感神経の興奮で弛緩する。
→気管支は交感神経により弛緩します。
極度の緊張状態や興奮状態の時にぜーぜーするのはこのためですね。
⑶ 横隔膜は、呼気時に収縮する。
→横隔膜は息を吐き出すとき、弛緩することによって外に空気を捨てます。
⑸ 外呼吸は、末梢組織における酸素と二酸化炭素のガス交換である。
→外呼吸は肺胞内で行われる、肺と血液のガス交換を言います。
記述の文章は内呼吸の事です。
ちなみに正解の(4)ですが、
このようなグラフがよく用いられます。
ここでの予備吸気量・1回換気量・予備呼気量を
すべてまとめて「肺活量」と呼びます。
~解説終わり~
栄養士実力認定試験にもよく呼吸器系の範囲は狙われて出てきます
問題を解く際には是非とも深呼吸をしながら
解いてみるといいかもしれませんね★
ではでは