小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
娘は、母の学ぶ姿をよく見ています。
彼女の学習時間、同じテーブルでPCを開いて学びの時間に充てていることが多いせいか、PCで開いている内容をチラ見しては、その内容についてよく質問をしてきます。
この日飛んできた質問は…。
「ママ、実行機能（エグゼクティブファンクション）って何？」
モンテッソーリの教師養成講座ではこの「実行機能」と呼ばれる“Executive Function（エグゼクティブファンクション）”という言葉がよく出てきます。
神経心理学の立場から形成されたと言われるこの概念。
ある目標を達成するために計画的に段取りをつけて効果的に行う能力。
社会の一員として自立して生きていくためにはマストな能力と言えるでしょう。
モンテッソーリ教育の「おしごと」と呼ばれる活動は、年齢が上がれば上がるほど、どこかアカデミックスキルに焦点が当てられているような印象を持ちますが、目指すところは、認知能力だけではなく非認知能力を含めた人格形成。
特に、エレメンタリーにおけるプロジェクトでは、何を学んでいるかよりも、どう学んでいるか。
小学生向けプロジェクトマネジメントとも言える要素がふんだんに盛り込まれています。
外出も制限されているこの時期。
今日は、娘に「おつかいの想像」をしてもらいました。
彼女の得意料理「焼きそば」をお昼に作るとしたら（笑）、何をどう準備する？
さぁ、エグゼクティブファンクションが試される機会です。
買うものリストを準備し、お金を用意し、エコバッグも準備。
持っていくお金を計算するために、合計を出し、消費税を加え、少し余裕を持った金額を準備。
冷凍庫を見ると、普段天ぷらを揚げた後に冷凍保存されている「天かす」がないことに気付いた娘。
「ストックがないから、天かすも買わないと。いくらだろう。」
お野菜やお肉の値段は見当がついても、天かすの値段は見当がつかなかった彼女。
次回、スーパーへ行く際の目的がまた一つ増えました＾＾
◇◇
こんな親子のちょっとした会話から、新たな学びはたくさん。
大人にとっても、こんな何気ない会話が、おしごと準備の際のデータ収集の機会となります。
スーパーは最高の学び場！！
…と10歳になっても思う母ですが、娘が3歳の頃、こんな記事を書いていました（笑）。
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