そろそろ学年末テストを迎える娘。
やっと4年生になったと思ったら、あっという間に1年が終了してしまいそうです。
当たり前だった生活が当たり前ではなかったということを経験したこの1年。
学校に行けば、当たり前に教えてもらえることも、実はなんと幸せなことだったのだろうと、娘自身が肌で感じているようです。
この1年ほど、「学校とモンテ」の相乗効果を感じた1年はなかったかもしれません。
学校では図形の特徴を学び、今まで何となく感覚として身に付けていたものが、整理され始めた様子。
けれども、学校で知識として情報を得ると、もう一度ホームモンテッソーリでは教具を出して確認したくなるようです。
この日、娘が取り出してきたのは『Geometric Stick』と呼ばれる幾何のスティック。
10色のスティックは一番短い黒が2センチ、次に短い紫が4センチ、オレンジが6センチとなっていきます。
長さによって色が違い、図形を作った時に辺の色分けがされているため、一目で図形が分かります。
必要なスティックを取り出し、留め具で留めるだけのため、非常に簡単。
少しずらすと平行四辺形になります。
禰津子カラーと言えば、最近のお買い物。
重度の花粉症の娘がちょっとでも楽しく付き合えるようにと、禰津子柄メガネケースを調達。
「THE・長方形」のこのメガネケース。
こうして見てみると、日常には沢山の幾何が隠されていることに気付きます。
知らなければ、何も気付かないことが、1つ知識を得ることで、急に見えてくることがある。
「モンテッソーリのおしごととは、日常に還元するためにある。」
初めてモンテッソーリアンの恩師からそう告げられた時は衝撃的でした。
モンテッソーリ教育とは知育ではなく、人生をさらに生きやすくするためのもの。
手を使って心を使う時間は、子どもが自分を創り上げている時間。
得た知識を頭に留めておくだけではなく、クリエイティブにイマジナティブに！！
それがモンテッソーリのおしごとだと感じます。
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